2010年05月25日

ただ、そこにある自然…齋藤靖行写真展〜大浦湾の記憶〜

31be8335.jpg齋藤靖行さんは昨年秋から毎日のように那覇から名護市に通いつめて大浦湾の写真を撮っています
初めて彼の手作りのアルバムを見せて貰ったとき『物語のようだ』と思いました
それはただ美しい写真が貼られているだけのアルバムではありませんでした
ヤンバルの山深く豊かな水源から流れ出た水が川となり様々な命を抱き、森を育て、朽ちた落ち葉でさえ栄養分として、やがて海に流れ着く
そしてそれはそのまま豊穣の海の命を生み出す
大自然の物語でした
海は単体ではなく、山があり川があり海だと教えてくれました
様々な命の育みも、その連鎖の鎖の一つにすぎないこと

初めて見る大浦湾の海の中の美しさ
川の少ない沖縄本島にあって、湾内に大浦川と汀間川という二つの大きな川が流れ込むことで大浦湾は極めて豊かで多様な自然を育んでいます
ほんとうに美しい大浦湾の源はヤンバルの山から始まったのです

数年前に発見された大浦湾の巨大なアオサンゴの群生はその大きさになるまで少なくとも3000年、或いはそれ以上の年月を経たと言います
アオサンゴの群生の前には人間は小さな生き物のひとつにすぎません
まるで大きなイソギンチャクに共生するクマノミのように見えます

齋藤靖行写真展「大浦湾の記憶」は一人でも多くの人に見てほしい

今、見ないといけない
なんで今まで見なかったんだろう
大浦湾に今起きている現実を声高に叫ぶことはひかえたい
齋藤靖行さんもまた寡黙な人だし…
彼は「ただそこにある美しく豊か自然を見てほしい」と言います
後は私たちがこの目に焼き付け胸に刻むだけです


齋藤靖行写真展「大浦湾の記憶」開催中〜6月6日(日)
場所:Bar&Gallery土(つち)   那覇市牧志1-3-17
   070-5481-1213 URLhttp://bar-tsuchi.com/
   国際通りJALCITY裏/パラダイス通り「琉球茶館」奥


写真展ブログ
http://ohurawan.exblog.jp/


hito_no_aida2004 at 10:37コメント(0)トラックバック(0) 

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