2019年11月18日

【ひとひの和菓子】11/18〜11/22:小雪のお菓子「ふきよせ」

色づいた葉が北風に吹かれ舞い落ちて足もとに集まってくる、そんな初冬の風情を映した薯蕷(じょうよ)練切をおつくりしました。

練切なら中は通常こしあんですが、今回は踏むとカサカサと音を立てる落ち葉に見立ててあえて豆の皮を残した小倉あんを包み、山の芋を使った外の練切生地にも混ぜこんでいます。


  191118汐音屋>吹き寄せ

宇治のお煎茶、じょうみょうとご一緒に
小雪のお菓子ふきよせ

今年も終盤にさしかかり、一年のあれこれをふりかえって残して来年へとつなげるものと締めくくって手放すものに仕分けるのにもよい時期です。慌ただしい師走を前にお茶を飲みながらひとときどうぞごゆっくりお過ごしください。
色を変え葉を落とす落葉樹。春に芽吹き、夏は太陽をたっぷりと浴びて瑞々しくあざやかな緑で栄養をつくっていた葉も、秋になるとその役目を終えます。

冬に葉を落とすのは、気温が下がると栄養をつくるはたらきが衰え消費する方が多くなるので省エネのため、また一緒に吸い上げて溜まった不要物を排出するデトックスのため。その準備として、葉の緑色のもと、葉緑素が分解されることで細胞の中にあった赤や黄の色素が出てくる、それが紅葉のしくみなのだそうです。
葉に残っていた栄養分は落葉する前に幹に回収され、落ち葉もゆくゆくは堆肥に。

hitohi at 11:31│Comments(0)一日の和菓子 

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