2022年06月06日
【ひとひの和菓子】芒種『あづさい』6/19まで
少しずつ色濃くなってきた紫陽花を薯蕷きんとんで映しました。内は小豆のこし餡、錦玉で雨粒をあしらっています。

芒種のお菓子『 あづさい 』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 小豆こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【宇 治/煎茶/かわら】
※ご提供期間:6月6日(月)から 6月19日(日)
【解 説】
紫陽花の語源は「あづ・さあい(集・真藍)」藍色が集まったものの意という説が有力です。その色は土壌の酸性アルカリ性に左右されるといわれますが、日本は雨が多く土壌が酸性に傾きやすいため藍の印象が強かったのでしょう。
一方、近世に紫陽花が伝わった欧州では「東洋のバラ」とも呼ばれたのは、アルカリ性の土壌が多く、ピンク色になることが多かったためではないかと想像します。
今では種類も豊富な梅雨時のお楽しみの一つですね。
◎季節の一句
『 入梅や今に降る刻草木の香 』
【解 説】 ⇒

芒種のお菓子『 あづさい 』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 小豆こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【宇 治/煎茶/かわら】
※ご提供期間:6月6日(月)から 6月19日(日)
【解 説】
紫陽花の語源は「あづ・さあい(集・真藍)」藍色が集まったものの意という説が有力です。その色は土壌の酸性アルカリ性に左右されるといわれますが、日本は雨が多く土壌が酸性に傾きやすいため藍の印象が強かったのでしょう。
一方、近世に紫陽花が伝わった欧州では「東洋のバラ」とも呼ばれたのは、アルカリ性の土壌が多く、ピンク色になることが多かったためではないかと想像します。
今では種類も豊富な梅雨時のお楽しみの一つですね。
◎季節の一句
『 入梅や今に降る刻草木の香 』
【解 説】 ⇒
入梅とは立春から百三十五日目の六月十二日前後、暦の上で梅雨が始まる日である。梅が熟す頃の雨という意味の梅雨。雨が降り出す前、湿度の関係で木々は香気を放つという。梅雨時、草木の香りをいっそう強く感じるのは私だけか。
作: 志田 円
福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
作: 志田 円
福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
hitohi at 08:57│Comments(0)│一日の和菓子