2023年01月03日
【ひとひの和菓子】 新春のお菓子『花びら餅 -はなびらもち-』1/15まで
お正月のお菓子、花びら餅をおつくりしました。
ういろう製の歯切れのよい白い「丸餅」に
紅の「菱餅」を重ね、
内に「味噌餡」と「牛蒡の蜜煮」をはさんでいます
・冬至のお菓子『花びら餅 -はなびらもち-』
ういろう製 / 白味噌餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間: 1月15日(日)まで
ういろう製の歯切れのよい白い「丸餅」に
紅の「菱餅」を重ね、
内に「味噌餡」と「牛蒡の蜜煮」をはさんでいます
・冬至のお菓子『花びら餅 -はなびらもち-』
ういろう製 / 白味噌餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間: 1月15日(日)まで
【解 説】
元は宮中のおせち料理の一つとしてつくられている菱葩(ひしはなびら)で、お菓子として一般に広まったのは 明治時代に茶道の裏千家十一代玄々斎が 新年の初釜に使うことを許されてからのこと。
その菱葩は長寿を願う「歯固め」の儀式、平安時代からの祝い行事に由来します。
猪、鹿、大根、瓜、押鮎などを食べる習わしで、花びら餅の牛蒡は「押鮎」、味噌は「雑煮」を表しているそうです。
高齢化が進み、健康寿命への意識が高まる一方ですが、歯やお口の健康はまさしくすこやか長寿の秘訣。食欲や栄養摂取を支えるだけでなく、口腔機能の衰えや歯の不具合は胃腸不良や生活習慣病、認知症や転倒など要介護リスクを左右するなど、生涯の健康に関わっています。
年齢問わず今年もおいしく食べて元気に過ごせるように、一年の始まりにお口の健康チェック、いかがですか?
◎季節の一句
『 手のひらにくれないこぼる寒椿 』
【解 説】 ⇒
早咲きの椿は寒中に咲くところから寒椿という。
その花に手をあててみると、たなごころにくれないが落ちてきた。
寒中の、その色、重さの生命よ。
作: 志田 円(福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人)
その花に手をあててみると、たなごころにくれないが落ちてきた。
寒中の、その色、重さの生命よ。
作: 志田 円(福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人)
hitohi at 01:56│Comments(0)│一日の和菓子