2023年03月06日

【ひとひの和菓子】啓蟄のお菓子「てふてふ」3月20日まで

越冬の衣を脱ぎ捨ててかろやかに舞う春の蝶をういろうでおつくりしました。
内は備中白小豆の粒餡です。

啓蟄のお菓子てふてふ
ういろう
・備中白小豆粒餡(びっちゅうしろあずきつぶあん


和菓子>汐音屋>啓蟄>てふてふ>2023.03.06>


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【滋賀/煎茶/朝宮茶あさみやちゃ) 】

※ご提供期間: 3月20日(月)まで


【解 説】
 蝶にまつわる故事といえば「胡蝶の夢」。
中国戦国時代の思想家、荘子が蝶となって舞い遊ぶ夢から目覚めた後、
人間の自分が蝶になった夢を見ていたのか、自分は蝶でたった今人間になった夢を見ているのか判らなくなった> という逸話です。
「現実と夢の境の曖昧さ」や「現世の儚さ」を語っています。

 仏教では「」は霊魂を極楽浄土へと運ぶ神聖な生き物。
大胆に変化していく様から輪廻転生を表すとも言われます。

 東日本大震災から今年で十二年。
早一年になるウクライナ侵攻やトルコ・シリアの大地震など、いつ何時夢か現かと疑いたくなるようなことが起こるか誰にもわかりません。
安らかにと祈りつつ、生を慈しみ一日一日を大切にしたいと思います。


◎季節の一句

『 バス一台ゆく初蝶と戯れて 』

【解 説】 ⇒ 
 春になって最初に目にする蝶を「初蝶」という。野道をゆくバスに春の光を浴びて祝福されたようについてゆく。

作: 志田 円(福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人)

hitohi at 02:45│Comments(0)一日の和菓子 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
=== DATA ===
新しくて懐かしい
日本茶カフェ一日
日本茶カフェ一日ロゴ

神戸市東灘区本山北町3-6-10メープル岡本2階 〒658-0003
078−453−3637
HP : http://hitohi.jp
mail : info@hitohi.jp
twitter hitohi_cafe
face book hitohi

11:30−18:00
月曜休み

カウンター8席・テーブル9席・全席禁煙・現金支払いのみ・駐車場なし(コインP在)
 地図
===月別アーカイブ===