2024年01月23日
【ひとひの和菓子】 大寒のお菓子『雪中花 -せっちゅうか-』2/3まで
雪の中でも背筋伸ばして凜と咲く水仙
別名 雪中花(せっちゅうか) を 山の芋を使った薯蕷練切 (じょうよねりきり)で映しました。
内は 小豆のこし餡です。
【解 説】
葱や白菜など寒さで甘味が増す冬野菜のように、水仙がきれいに咲くには十分に土の温度が下がる必要があるそう。自然界にはそういうものが多いですね。
私たち人間も寒いと行動力が鈍りますが、今は芽吹きの春、はじまりの春の原動力を蓄えるとき。十八日からは季節の変わり目、冬の土用に入っています。
暖冬で動きやすい分、ついそわそわと予定を詰めてしまいやすいですが、今年一年のプランをじっくりと練りながら体調第一で過ごしたいと思います。
【季節の一句】
<解 説> ⇒
別名 雪中花(せっちゅうか) を 山の芋を使った薯蕷練切 (じょうよねりきり)で映しました。
内は 小豆のこし餡です。
【解 説】
葱や白菜など寒さで甘味が増す冬野菜のように、水仙がきれいに咲くには十分に土の温度が下がる必要があるそう。自然界にはそういうものが多いですね。
私たち人間も寒いと行動力が鈍りますが、今は芽吹きの春、はじまりの春の原動力を蓄えるとき。十八日からは季節の変わり目、冬の土用に入っています。
暖冬で動きやすい分、ついそわそわと予定を詰めてしまいやすいですが、今年一年のプランをじっくりと練りながら体調第一で過ごしたいと思います。
【季節の一句】
葛湯とく今日の燈にして生き延びゆ
<解 説> ⇒
葛湯は葛粉をだまができないよう少量の水でといて熱湯を注ぎ、
攪拌して糊状になったところを食べるもの。
滋養があり、寒い夜や風邪のときなど体が温まる。
こうして冬の一日のともしびにして生きながらえる心地がする。
作: 志田 円/福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
攪拌して糊状になったところを食べるもの。
滋養があり、寒い夜や風邪のときなど体が温まる。
こうして冬の一日のともしびにして生きながらえる心地がする。
作: 志田 円/福岡・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
hitohi at 10:29│Comments(0)│一日の和菓子