一日の和菓子

2024年06月07日

【ひとひの和菓子】芒種のころ「早苗 -さなえ-」

 田植えの時期を表す <芒種 -ぼうしゅ-> の頃。
柔らかな早苗を植えつけたばかりの田んぼの風景を、
小豆のこし餡を山の芋でつないだ「きんとん」で表しました。内は丹波大納言小豆の粒餡です。


和菓子>汐音屋>芒種>早苗>2024.06.07

芒種のお菓子 早 苗  さなえ

小豆のきんとん(山の芋使用) / 丹波大納言小豆 粒餡

お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶【静岡/煎茶新茶さえみどり


解 説
 昔、完全に自然任せの農作業だった頃は梅雨を待って田植えをしていたのだそう。

蒔いた種籾が発芽する気温、田んぼ一面に張る水をもたらす梅雨、植えた苗がすくすくと育つ水温など、この季節にならなければ揃わない条件がありました。

 温暖な地域では同じ田んぼで二毛作をされるところもあります。

今頃からは稲を植え、秋の収穫を終えたら麦を植えてこの時期に収穫する。

農家さんにとってはまさしく猫の手も借りたい大忙しの時期ですね!

季節の一句

蛍火に汝の小さき命燃ゆ

 解説 ⇒
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hitohi at 10:52|この記事のURLComments(0)

2024年05月31日

【ひとひの和菓子】小満「青葉風 -あおばかぜ-」

 初夏の風にざわめく青楓を薯蕷練切で映しました。中は小豆のこし餡です。


和菓子>汐音屋>小満>青葉風>2024.05.31

小満のお菓子 青葉風  あおばかぜ

薯蕷練切じょうよねりきり(山の芋使用) / 小豆こし餡

お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶【静岡/煎茶新茶さえみどり


解 説
 若葉の頃を過ぎて葉の色はだんだんと色濃くなってきました。

晴れた日はさわやかな風に身を翻して光の色を放ち、雨の日は滴る水に匂い立つ色を湛えます。

同じ葉が見せる濃淡や 山のさざめきに、いのち満ちる季節の喜びを感じます。

 清流の幸、鮎釣りもいよいよ解禁に。夏の楽しみがまたひとつやってきます。

季節の一句

夏めくや新しき書の白きこと

 解説 ⇒
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hitohi at 10:23|この記事のURLComments(0)

2024年05月17日

【ひとひの和菓子】立夏その二「薫風-くんぷう-」

 新緑の薫りをたっぷり含んで渡っていく五月のさわやかな風を、山の芋の風味豊かなきんとんで映しました。
内は丹波大納言小豆の粒餡です。


和菓子>汐音屋>立夏>薫風くんぷう>2024.05.17

立夏のお菓子 その二薫 風 くんぷう

薯蕷きんとん(山の芋使用) / 丹波大納言小豆粒餡

お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶【滋賀/煎茶/朝 宮 あさみや


解 説
 滴るような翠に装いを変えた山々の美しさにはっと目が留まります。
出回り始めた新茶は摘んだばかりの青々しい風味で自然から受けた一滴を自らのからだに受けるようなすがすがしさがごちそうです。

 茶道ではこの時期に仕上げた碾茶を茶壺に詰めて半年ほど涼しいところで保管します。
封を切るのは十一月。冬の始まりに湯沸かしと暖房を兼ねた炉を開く際に初めてお抹茶に挽いていただく習わしがあります。
一年で最も晴れやかな席ゆえに「茶人の正月」とも呼ばれます。

季節の一句

髪に手に緑の風の五月来る

 解説 ⇒
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hitohi at 10:03|この記事のURLComments(0)

2024年05月10日

【ひとひの和菓子】立夏「いちりん」

 風薫る五月。
晴れた日の日差しや爽やかさは初夏のもの。
新緑の匂いに混じってひときわ芳しく咲く薔薇(ばら)を薯蕷練切(じょうよねりきり)で映しました。
内は小豆のこし餡です。

和菓子>汐音屋>立夏>いちりん>2024.05.10


立夏のお菓子 『 いちりん

薯蕷練切(山の芋使用)じょうよねりきり
/ 小豆こし餡


お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶【滋賀/煎茶/朝 宮 あさみや

※ご提供期間: 5月12日()まで
※四月より 「季節の和菓子」は、週末限定でご提供しています。

解 説
 薔薇の香りにはストレスを感じたときに分泌されるホルモンを減らす効果があるとされ、化粧品や日用品、お茶などに多用されます。生花から漂うみずみずしく柔らかい香りは格別。
一輪で主役になる存在感を放ちます。

 ここ岡本には色とりどりの薔薇が咲く公園や素敵なお花屋さんがあります。
たくさんの中から色も香りも好みの一輪をゆっくり探してみるのも良い気分転換になりそうですね。

季節の一句

風が襞(ひだ)彩ってゆき更衣(ころもがえ)

 解説 ⇒
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hitohi at 11:00|この記事のURLComments(0)

2024年04月19日

【ひとひの和菓子】穀雨「藤波 -ふじなみ-」

晩春の風に甘く揺れる「藤の花」を薯蕷きんとんで映しました。 内は丹波大納言小豆の粒餡です

2023.04.20汐音屋>藤波

穀雨のお菓子 『藤 波 -ふじなみ-』

薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 丹波大納言小豆粒餡


お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり

※ご提供期間: 4月21日()まで
※四月より季節の和菓子は週末限定でご提供しています。

解 説
 藤は生命力が強く、樹齢千年を超える木もあるのだとか。
蔓を伸ばして繁殖していく様から長寿や子孫繁栄、連なる花房を稲穂に見立てて豊穣を表すなど縁起の良いものとして好まれます。

家紋や衣服の文様などに用いられる他、たくさんの苗字にも含まれていますね。

 春の雨をたっぷり吸い込んで瑞々しい青さを湛えはじめた山々。藤が好むのはそんな水はけが良く保水力もある山のような土壌だそう。

 阪急岡本駅の側にも他の木に混じって野趣あふれる藤が咲いていますよ。


季節の一句

春の星甘き言の葉ぶら下げる

 解説 ⇒
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hitohi at 10:30|この記事のURLComments(0)

2024年04月12日

【ひとひの和菓子】清明のお菓子 その二:花筏 -はないかだ-

 名残の花をお菓子でどうぞ。
清らかな川に舞い散る桜の花びらが連なり流れてゆくさまを筏 いかだ にたとえた花筏。

 山の芋をつなぎにした「きんとん」を 小田巻で絞り出して川の流れを表し、なめらかな小豆のこし餡を包んでいます。

2023.04.05清明>花筏


清明のお菓子:その二花 筏 -はないかだ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/小豆こし餡


お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり

※ご提供期間: 4月14日()まで

※四月より季節の和菓子は週末限定でご提供しています。


 咲き初めから足早に去って行く桜ですが、堅いつぼみや幹からにじみ出る色、散ってゆく様、青い葉もそれぞれに美しく、案外長く楽しませてくれますね。

 先日の大嵐でまばらになったものの、今しばし花吹雪を楽しめそうです。六甲の山肌の桜はまだきれいに咲いているようです。新緑が徐々に瑞々しい青さを湛えていく山を飾る桜色。ぼんやり眺めるだけで満たされる思いです。



季節の一句
『群れさきぬチューリプらのハレルヤ』

 解説 ⇒続きを読む
hitohi at 11:57|この記事のURLComments(0)

2024年04月05日

【ひとひの和菓子】清明「花 霞 -はながすみ-」4/7まで

桜色に霞む春の景色をきんとんにしました。
内は丹波大納言小豆の粒餡です。「桜」の琥珀糖と寒氷と一緒にどうぞ。/span>

2024.04.05清明>花霞はながすみ

清明の和菓子「花 霞 -はながすみ-」
薯蕷きんとん(山の芋使用)/丹波大納言小豆 粒餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【静岡/煎茶/天 竜

※ご提供期間: 4月7日(日)まで
※4月より 和菓子の提供は週末のみ売切次第終了とさせていただきます


解 説
 桜色に霞む春の景色をきんとんにしました。中は丹波大納言小豆の粒餡です。桜の琥珀糖と寒氷と一緒にどうぞ。

 春は意外とお天気がぐずつきやすい季節ですが、今年はとりわけ雨模様が続いています。お花見の予定と天気予報をかわりばんこに眺めている方もたくさんいらっしゃるでしょうね。

水分をたっぷり含んだ大気に包まれて桜色が辺り一面ににじみ出すのもまたこの季節ならではの風景です。

春の雨に洗われ、暖かい陽光に照らされて、あらゆるいのちが息を吹き返す季節。花や木の芽の鮮やかな色が目に飛び込んでくるとそれだけでリフレッシュするような気がします。


季節の一句
春愁(しゅんしゅう)を抱きたるほど花を摘む

解 説> ⇒続きを読む
hitohi at 13:18|この記事のURLComments(0)

2024年03月20日

【ひとひの和菓子】春分 『花見団子』

お花見につきものの「お団子」三種類を、上生菓子仕立てでおつくりしました。
・桜の花を表すピンクは薯蕷(山の芋)の練切
・葉の緑はよもぎ入りのういろう
・幹を表す茶は小豆の練切 


和菓子>汐音屋>花見団子>2024.03.20

立春の和菓子『 花見団子
ういろう・薯蕷練切(山の芋使用)

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月31日(日)まで


解 説
 花見団子が生まれるきっかけをつくったのは一説によると豊臣秀吉だそうです。
一五九八年、京都の醍醐寺で催された花見の宴(闘の花見)の折に、全国の銘酒や銘菓をあつめて供したことから、花見でお菓子を楽しむ風習がはじまったのだとか。

のちに花見団子が生まれ、「花より団子」という言葉が生まれるほど庶民にも広く親しまれるようになりました。

 ほんのり桜が香る琥珀糖を咲かせました。お花見気分でひとときのお茶の時間をどうぞお楽しみください。


季節の一句
揚げ雲雀 (ひばり) 紺碧の空溶けゆごと

解 説> ⇒続きを読む
hitohi at 13:28|この記事のURLComments(0)

2024年03月14日

【ひとひの和菓子】 啓蟄のお菓子その2 『佐保姫 -さほひめ-』

ひと雨ごとに桜色がにじみ出してくる頃の霞につつまれる春の山を 金 団 (きんとん) にしました。

和菓子>汐音屋>啓蟄2>さほひめ>2024.03.13


啓蟄の和菓子『佐 保 姫 さほひめ 』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 備中白小豆粒餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月19日(火)まで


解 説
 佐保姫は奈良時代、平城京の東にあったといわれる佐保山に住まう春を司るうら若き女神。
佐保川沿いは桜の名所、染めや織りが得意な姫が野山をやわらかな春色に染めていくとされ、たなびく霞は姫の薄衣の裾だそうです。

 季節によって豊かに表情を変える山々に女神の姿を見た古(いにしえ)の人々。微笑むような春の六甲山を眺めているとその気持ちがなんだかわかるような気がします。


季節の一句
老媼(ろうおう)が童(わらべ)に返る土筆(つくし)摘み

解 説> ⇒続きを読む
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2024年03月05日

【ひとひの和菓子】啓蟄の和菓子 その1:さわらび

春の雨やあたたかな陽光で柔らかくなった土から
早春の山菜、わらびが顔をのぞかせようとする様子を
黄身時雨(きみしぐれ)でおつくりしました。

「よもぎ餡」と「丹波大納言の粒餡」を重ねて包んでいます。


和菓子>汐音屋>啓蟄1>さわらび>2024.03.05

啓蟄の和菓子『さわらび
黄味時雨 / よもぎ餡・丹波大納言小豆粒餡

お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月12日(火)まで
*ご提供は1週間の予定です。


解 説
 啓蟄は冬籠りしていた土中の虫が外へと這い出てくること。実際、鉢植えから出てきた虫たちに遭遇しやすい時期です。

 枝枝には新芽が覗き、花の蕾は日に日に膨らんで、鳥や獣たちも繁殖期や出産期を迎えて新たな命が次々と生まれてゆく頃。
あらゆるものの内に秘めていた生命力が外へとひらかれます。そんなフレッシュな春の気配に誘われて、私たち人間も外へと出掛けたくなりますね。


季節の一句
人影の跳ねて駆けゆく木の芽道

解 説> ⇒続きを読む
hitohi at 12:36|この記事のURLComments(0)

2024年02月04日

【ひとひの和菓子】立春:東風-こち-

東風とともに春の訪れを告げる梅の花を
薯蕷練切 (じょうよねりきり)でお作りしました。
内は丹波の白小豆の粒餡です。


和菓子>汐音屋>立春>東風>2024.02.04

立春の和菓子『東 風 -こ ち- 』

お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶
【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 2月18日()まで


解 説
 冬の寒さがゆるむとき東寄りの風が吹く早春の空模様。地上で温められた空気が昇るのに変わって上空の冷たい換気が降りてくるので寒暖差が大きくなる時期です。

 朝は暖かくてもお帰りの頃には北風吹きすさび雪が混じる日も。寒暖のゆらぎは梅のつぼみだけでなく花粉もほころばせます。

いのちを結びつなごうとする春の営みですが、からだを冷やすと花粉症が悪化する一因に。穏やかな日も油断なさらず、しばらくは防寒具を持ってお出かけください。



季節の一句
春淡し匂袋の香を変える

解 説> ⇒続きを読む
hitohi at 10:54|この記事のURLComments(0)

2024年01月23日

【ひとひの和菓子】 大寒のお菓子『雪中花 -せっちゅうか-』2/3まで

雪の中でも背筋伸ばして凜と咲く水仙
別名 雪中花(せっちゅうか) を 山の芋を使った薯蕷練切 (じょうよねりきり)で映しました。
内は 小豆のこし餡です。


和菓子>汐音屋>雪中花>2024.01.23


雪 中 花 -せっちゅうか-
薯蕷練切(山の芋使用) / 小豆こし餡


お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶


※ご提供期間: 2月3日(土)まで


解 説
 葱や白菜など寒さで甘味が増す冬野菜のように、水仙がきれいに咲くには十分に土の温度が下がる必要があるそう。自然界にはそういうものが多いですね。

 私たち人間も寒いと行動力が鈍りますが、今は芽吹きの春、はじまりの春の原動力を蓄えるとき。十八日からは季節の変わり目、冬の土用に入っています。

暖冬で動きやすい分、ついそわそわと予定を詰めてしまいやすいですが、今年一年のプランをじっくりと練りながら体調第一で過ごしたいと思います。



季節の一句
葛湯とく今日の燈にして生き延びゆ

解 説> ⇒続きを読む
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2024年01月15日

【ひとひの和菓子】本日まで「花びら餅」を店内でお召し上がりいただけます。

 毎正月に 店内ででお楽しみいただいております「花びら餅」。1月15日(月)までご提供します。

210104和菓子>汐音屋>花びら餅>2021.01.04



 ひとひでご提供の「花びら餅」は 内の紅色の菱餅が透けて見える外郎(ういろう)製、花びら餅用におもち感を増しています。

まろやかな塩気を感じる 白味噌餡(しろみそあん)に甘い香りの牛蒡(ごぼう)がよく合います。
今年は お干菓子をお付けします。


お好きなお茶とセット 1400円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり

hitohi at 11:24|この記事のURLComments(0)

2024年01月07日

【ひとひの和菓子】「花びら餅」を15日まで 店内でお召し上がりいただけます。


 毎正月に 店内ででお楽しみいただいております「花びら餅」。1月15日(月)までご提供します。

210104和菓子>汐音屋>花びら餅>2021.01.04



 ひとひでご提供の「花びら餅」は 内の紅色の菱餅が透けて見える外郎(ういろう)製、花びら餅用におもち感を増しています。

まろやかな塩気を感じる 白味噌餡(しろみそあん)に甘い香りの牛蒡(ごぼう)がよく合います。
今年は お干菓子をお付けします。


お好きなお茶とセット 1400円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり

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2024年01月02日

【ひとひの和菓子】1月2日「曙-あけぼの-」

2024.01.02正月和菓子>曙あけぼの>拡大

正月二日のお菓子
-あけぼの- 』

薯蕷きんとん(山の芋使用) / 丹波大納言小豆粒餡

・お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶
【福岡・深蒸し煎茶・八女茶

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2023年12月30日

【ひとひの和菓子】 新春のお菓子『花びら餅 -はなびらもち-』を店内でお召し上がりください。1/3〜1/15

新春のお菓子「花びら餅」 お正月のお菓子、花びら餅をおつくりします。白い丸餅に紅の菱餅を重ね、中には白味噌餡と牛蒡の蜜煮を挟んでいます。

和菓子>汐音屋>花びら餅>2021.01.04

新春のお菓子花びら餅 :はなびらもち
お好きなお茶とセット 干菓子付 1400円

お勧めのお茶
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶

※ご提供期間:1月3日(水)〜1月15日(月)


元は宮中のおせち料理のひとつとしてつくられている菱葩(ひしはなびら)で、お菓子として一般に広まったのは明治時代に茶道の裏千家十一代玄々斎が新年の初釜に使うことを許されてからのこと。

 その菱葩は長寿を願う「歯固め」の儀式、平安時代からの祝い行事に由来します。猪、鹿、大根、瓜、押鮎などを食べる習わしで、花びら餅の牛蒡は押鮎、味噌は雑煮を表しているそうです。

 高齢化が進み、健康寿命への意識が高まる一方ですが、歯やお口の健康はまさしくすこやか長寿の秘訣。食欲や栄養摂取を支えるだけでなく、歯周病と生活習慣病や腸の炎症、オーラルフレイルと認知症や転倒など要介護リスクなど、生涯の健康を左右することが指摘されています。

 年齢問わず今年もおいしく食べて元気に過ごせるように、一年の始まりにお口の中の健康チェック、いかがですか?
hitohi at 16:25|この記事のURLComments(0)

【ひとひの和菓子】1月2日にお出しする「曙-あけぼの-」

2024年1月2日 にお出しします
11:30〜17:00 営業します。
ご来店お待ちしています。

  日本茶カフェ一日 ひとひ 店主

2024.01.02正月和菓子>曙あけぼの>拡大

正月二日のお菓子

-あけぼの- 』

薯蕷きんとん(山の芋使用) / 丹波大納言小豆粒餡

・お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶
【福岡・深蒸し煎茶・八女茶

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2023年12月25日

【ひとひの和菓子】お持ち帰り用「花びら餅」のご予約お請けします

チラシ>花びら餅販売

 毎正月に 店内ででお楽しみいただいております
花びら餅」を、今回はお持ち帰り分をご予約で用意いたします。

 ひとひでご提供の「花びら餅」は内の紅色の菱餅が透けて見える外郎(ういろう)製、花びら餅用におもち感を増しています。まろやかな塩気を感じる 白味噌餡(しろみそあん)に甘い香りの牛蒡(ごぼう)がよく合います。

 親しい方とひとときゆっくり楽しんでいただけますよう、愛らしい干菓子も添えてお包みいたします。

お渡し日
2024年1月3日(水)〜1月7日()
11:30〜18:00 (3日のみ12:00〜17:00)

ご予約受付 12月28日 (木)まで

内容・価格
花びら餅・干菓子2,3種付き
・2個入:1,200円
・3個入:1,800円
(消費期限:お渡しの翌日まで)

予約方法
お名前・ご連絡先・ご希望日・ご入用の数をご連絡ください。
・お電話 078-453-3637
・ネットでご予約 ⇒ こちら

※数に限りがございます。こちらからの返信をもって受付完了とさせていただきます。

hitohi at 12:02|この記事のURLComments(0)

2023年12月22日

【ひとひの和菓子】冬至:姫椿-ひめつばき- ういろう/柚子餡

生垣に明かりをともすように咲く山茶花(さざんか)、別名「姫椿」を もっちとした外郎(ういろう)で作りました。内は柚子餡です。

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姫 椿 -ひめつばき-
外郎(ういろう) / 柚子餡


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり


※ご提供期間: 12月30日(土曜日)まで


解 説
 一見 椿と見分けがつきませんが、地面を彩るように花びらを一枚ずつはらりと散らしていくのは山茶花(さざんか)。
日が短い季節の陰る空のもと、鮮やかなピンクや白の混じる優しい桃色が内向きになる心を和らげてくれる冬の花です。

 今年は咲き始めが遅かったなと思う一方、まだ年も改まっていないのにミモザや木蓮の花芽がふくらんできていてびっくり。
急かされて咲くべき時を待つことができないと未熟ゆえ早々と散ってしまいそうで心配になります。

 今年やり残したことが脳裏にちらつく年の瀬ですが、時を待つのも一計です。どうぞ良い年をお迎えください。



季節の一句
一 口 を 命 の 糧 に 冬 至 粥

解 説> ⇒続きを読む
hitohi at 17:52|この記事のURLComments(0)

2023年11月22日

【ひとひの和菓子】 小雪のお菓子『粧い:よそおい』11/22~12/6

山の紅葉も街中の銀杏もたけなわ。
冬の柔らかな陽光が差し込めば思わず感嘆が漏れる錦繍の彩りを山の芋を使ったきんとんで映しました。
中は丹波大納言小豆の粒餡です。

小雪のお菓子 「装 い −よそおい−

薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 丹波大納言粒餡


和菓子>汐音屋>小雪>装い>2023.11.22新

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 12月6日(水曜日)まで


【解 説】
 紅葉は植物の冬支度。落葉を前に緑の色素が変化したり消えたりしていくことで現れるのが紅や黄の色なのだとか。もう少しすると錦は舞い降りて絨毯に早変わり。

 秋分を過ぎてもなお暑い日が混じっていたので着物でのお出かけはようやく心地良くなりました。

 コートに身を包む季節はモノトーンの装いが増えますが、人混みの中にちょっと彩りを添える気分で和装や明るい色を身につけるのも楽しいですね。


季節の一句
冬めくや書店の棚の絵本棚

 <解 説> ⇒  続きを読む
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2023年11月08日

【ひとひの和菓子】立冬のお菓子「亥の子餅 いのこもち」 11/8~11/21

千年以上にわたって冬の訪れを告げてきた、
猪の子=うり坊を模したお菓子、「亥の子餅」をおつくりしました。

立冬のお菓子 「亥の子餅 いのこもち

求肥製(黒胡麻入り)/赤こし餡(干柿・栗の甘露煮入り)

201107和菓子>汐音屋>亥の子餅

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 11月21日(火曜日)まで


【解 説】
 亥の月(陰暦十月)、亥の日、亥の刻(午後九〜十一時)にこの餅を食べると無病息災を望めるという古代中国から伝わった行事食で「源氏物語」にも登場します。

のちに猪の多産にあやかって子孫繁栄の願いや豊かな収穫を祝う行事と結びついて広まりました

 東洋の五行思想では亥は水に属すこと、また猪は火伏せの霊験あらたかとされる京都の愛宕神社の神使であることから、この日にこたつや火鉢を使いはじめると 火難除けになるともいわれています。

茶道では炉開きを行い、その席でも亥の子餅が好まれます。

 鎌倉時代の記録には七種の材料を用いたという記載があるそうですが、今年は乾燥を和らげる白胡麻生柿、老化緩和の黒胡麻を使いました。どうぞごゆっくりお楽しみください。


季節の一句
立冬や早起きの子赤き頬

 <解 説> ⇒  続きを読む
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2023年10月26日

【ひとひの和菓子】霜降のお菓子:「里づと -さとづと-」

お茶とも縁の深い秋のみのり、「柿の実」を山の芋をつなぎにした練切で おつくりしました。内は小豆のこし餡です。

霜降のお菓子「里づと−さとづと-」
薯蕷練切(山の芋使用) / 小豆こし餡


和菓子>汐音屋>霜降>里づと>拡大>2023.10.24

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶

※ご提供期間: 11月 7日 (火曜日)まで


【解 説】
 陰暦十月、今では11月に入ると茶道では炉を開き、その年摘まれたお茶を初めて抹茶に挽いていただきます。

江戸時代、将軍の命によって朝廷や江戸幕府へ献上されたお茶は宇治で茶壺に詰められ、甲州の山中で夏を越してから江戸へと運ばれていました。

柿や栗は一緒に届けられた土産(苞 つと)で今でも開炉の折の水菓子になります。

 御茶壺道中(おちゅつぼどうちゅう)は大名より格式が高く 時に千人を超える行列となり、庶民はひれ伏し戸を閉めて通りすぎるのを待ったそう。

コミカルなわらべ歌「ずいずいずっころばし」にはそんな様子が唄われていると言われています。


季節の一句
天澄みて地はのどかなり菊日和

 解 説 ⇒  続きを読む
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2023年10月14日

【ひとひの和菓子】寒露のお菓子:その三「菊の露-きくのつゆ-」

旧暦九月は「菊見月」、不老長寿をもたらす花とされる菊がこれから見頃を迎えます。大輪の菊の花をきんとんでおつくりしました。内は重陽の節句にちなんで栗餡です。

  寒露のお菓子:其の三 「菊の露−きくのつゆ-」
薯蕷きんとん(山の芋使用)/栗餡

2023.10.14寒露のお菓子>菊の露きくのつゆ


お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶

※ご提供期間: 10月23日(月)まで

【解 説】
 中国では古代から菊の露や芳香は邪気を払い長寿を授けるとされ、旧暦九月の「重陽の節句」に菊酒を飲み、菊に宿った夜露や香りを真綿にしみ込ませて身を払う「着せ綿」という風習があります。

 今では他の節句に比べて影が薄いですが「枕草子」などにも登場し、ご節句を重んじた江戸時代は庶民の間でも親しまれていました。

 今年の重陽は十月二三日にあたります。健康藤樹を願って 菊の花を愛でながら一献いかがでしょうか


季節の一句
ホットココアで話し込む夜寒かな

 解 説 ⇒  続きを読む
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2023年10月08日

【ひとひの和菓子】寒露のお菓子その一「いなすずめ」10/14まで

稲刈りが済んだ田んぼに群れるすずめの姿を
山の芋をつなぎにした
薯蕷練切(じょうよねりきり)に映しました。
内は栗餡です。

 
和菓子>汐音屋>管路>いなすずめ>2022.10.08

寒露のお菓子『稲 雀 -いなすずめ-』

薯蕷練切(山の芋・胡麻使用)/栗 餡 くりあん

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 10月8日(日) 〜 10月14日(土) まで


解 説
 「稲雀」とは本来は稲が実る頃に群れを成してついばみに来る雀たちのことだそうで、農家にとってはようやく収穫の時を迎えた実りを食い散らかす厄介者。それではどちらも気の毒で、ここではおこぼれをもらいに来る雀として稲刈りが終わったこの時期に登場してもらいました。

 一年かけて実った稲は厳しい冬を越す私たちの栄養になり、また、来年の実りをもたらす種籾にもなります。今年得た経験が次の年の福を育てる種となりますよう、今ひとときご自身をねぎらってお過ごしください。


◎季節の一句
『 お布団がふわりふわりと秋日和  』

解 説】 ⇒続きを読む
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2023年09月30日

【ひとひの和菓子】秋分の和菓子:みのり

 今年も栗の季節を迎え、世界農業遺産のひとつ宮崎・高千穂郷・日之影町から「ひのかげ栗」が届きました。

糖度が高くなるのに必要な寒暖差の大きい山間部、傾斜のついた水はけの良い土地で育った大粒の栗を蒸してなめらかなきんとんにしました。
 菓子の内は「丹波大納言の小倉餡」です。

和菓子>汐音屋>みのり>2021.09.03

秋分のお菓子「み の り
栗きんとん/小倉餡

お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 10月7日(土)まで


解 説
 縄文時代にはすでに栽培種があったといわれる栗。冬を迎える前の貴重で美味しい栄養源だったのでしょうね。

 消化吸収を助け、寒くなると気になる腰膝の弱りやお悩み、抗酸化作用のあるタンニンが含まれる渋皮付きなら血行の改善に良いとされ、長寿につながる食材と言われます。

ホクホクの味覚でほっとひといき。どうぞごゆっくり。

hitohi at 10:43|この記事のURLComments(0)

2023年09月23日

【ひとひの和菓子】秋分のお菓子「栗きんとん」

今年も栗の季節を迎え、世界農業遺産のひとつ
宮崎・高千穂郷」から「ひのかげ栗(日之影町)」が届きました。

寒暖差の大きい山間部で 傾斜のついた水はけの良い土地で育った大粒の栗です。

今回は栗の風味を引き立てるために、
蒸した栗に 砂糖だけを使って
茶きん絞りの「栗きんとん」にしました。

暑さは残りますが ずいぶんしのぎ易くなってきましたね。ゆるりと一服。きっと夏の疲れもほどけますよ。
 〜汐音屋


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秋分の菓子栗きんとん

お好きなお茶とセット 1300円
 お勧めのお茶:【静 岡/煎茶/さやまかおり

季節の一句
『 秋桜の群れ咲いており光あれ 』


 <解 説> ⇒続きを読む
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2023年06月21日

【ひとひの和菓子】夏越のお菓子 水無月 -みなづき-

 夏至を迎え、今年も一年の折り返しのタイミング。

古くより陰暦六月三十日には半年の穢れを払い、無病息災や厄除け、家内安全を願い、茅の輪をくぐって禊ぎをする夏越しの祓の風習があります。

京都では三角の形で氷を模したういろうを食べる習わしがあります。


2022.06.22和菓子>無月みなづき

夏越の菓子水無月 みなづき
吉野羹(吉野本葛・寒天使用) / 丹波大納言の蜜漬け

お好きなお茶とセット 1250円
 お勧めのお茶:【静 岡/煎茶/さやまかおり
※ご提供期間: 6月30日(金)まで  6/26(月)お休みです


<解 説>
 かつて宮中や江戸幕府では氷の節会または氷室の節句として、氷室から切り出された氷を暑気払いとして食されていたそう。小豆の赤は邪を祓う生命の色と言われています。

ういろうで作ることが多いのは小麦の収穫を祝う意味もあったためとか。お店ごとに特徴があり、中には上等な本葛のみでおつくりになるところも。好みを探して食べ比べするのもこの時期の楽しみのひとつです。

こちらでは暑気払いにぴったりな本葛と寒天を合わせた吉野羹でおつくりしました。どうぞご賞味ください。



季節の一句
『 天つ日のをちこち射せる夏祓(なつはらえ) 』

 <解 説> ⇒続きを読む
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2023年05月21日

【ひとひの和菓子】小満のお菓子『早苗田 -さなえだ-』

 まだ柔らかな早苗を植えつけたばかりの田んぼの風景を、小豆のこし餡を山の芋でつないだきんとんで映しました。 内は丹波大納言厚地の粒餡です。

2023.05.22和菓子>汐音屋>早苗田


小満のお菓子早 苗 田  -さなえだ- 』
小豆きんとん(山の芋使用)/丹波大納言小豆 粒餡

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 6月5日(月)まで


<解 説>
 昔、完全に自然任せの農耕だった頃は梅雨を待って田植えをしていたのだそう。

 蒔いた種籾が発芽する気温、田んぼ一面に張る水をもたらす梅雨、植えた苗がすくすくと育つ水温など、この季節にならなければ揃わない条件がありました。

 また、温暖な地域では二毛作としてこの時期、麦の収穫をしてから代掻きなど田植えの準備をしていたそうです。猫の手も借りたい時期だったでしょうね!



季節の一句
『 身透くほど翠滴る新茶汲む 』

 <解 説> ⇒続きを読む
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2023年05月06日

【ひとひに和菓子】立夏のお菓子『富貴草 -ふうきぐさ-』5/20まで

 晩春から初夏にかけて大ぶりの華やかな花を咲かせる 「牡丹 (ぼたん)」を ”山の芋”をつなぎにした ”薯蕷練切(じょうよねりきり)”で 映しました。
内は ”小豆のこし餡” です。

2023.05.06和菓子>汐音屋>ふうきそう


立夏のお菓子富 貴 草  -ふうきぐさ- 』
薯蕷練切(山の芋使用>/小豆こし餡


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 5月20日(土)まで


 牡丹は原産地の中国では国花として愛され、古くから文学や芸術の中に姿が描かれました。丸みの美しい蕾も、幾重にも重なった花びらが開いていく様も見事で、別名も「花王」「百花の王」「富貴草」「名取草」「二十日草」など豊富です。

牡丹に次いで咲く芍薬も見分けにくいほど似ていますが前者は樹木で葉がギザギザ、後者は草の花で甘い香りがするなど似て異なるもの。

とはいえ、どちらも根は漢方の生薬としてよく使われる才色兼備なありがたい植物です。



季節の一句
『黒眸(こくぼう)に緑うつして夏はじめ』

 解説 ⇒続きを読む
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2023年04月20日

【ひとひの和菓子】穀雨「藤波 -ふじなみ-」

 晩春の風に甘く揺れる藤の花を薯蕷きんとんで映しました。 内は丹波大納言小豆の粒餡です。

2023.04.20汐音屋>藤波


穀雨のお菓子 藤 波 -ふじなみ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 丹波大納言小豆粒餡


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 5月5日(金)まで

hitohi at 11:53|この記事のURLComments(0)
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