一日の和菓子
2022年05月21日
【ひとひの和菓子】小満『清流』6/5まで
夏の味覚、鮎がおよぐ清らかな川を求肥でおつくりしました。青葉が映る川面を青のりで映し、中は手亡豆の白こし餡です。
【解 説】
夏の味覚、鮎がおよぐ清らかな川を求肥でおつくりしました。青葉が映る川面を青のりで映し、中は手亡豆の白こし餡です。
6月に入る頃、各地の川で続々と鮎釣りが解禁とされます。鵜飼が盛んな岐阜や京都を中心に和菓子屋さんでは鮎をかたどった焼き菓子が並び、遠くの清流の涼やかさと青々しい香りを脳裏に届けます。
鮎は岩肌の藻類を食み独特な青い香りを持つため「香魚」の異名を持ちます。今回は青のりを混ぜ込んだ求肥で香る魚の泳ぐ川に寄せてみました。どうぞご賞味ください。
◎季節の一句
『 君が瞳(め)の遥か見通す青葉風 』
【解 説】 ⇒続きを読む
【解 説】
夏の味覚、鮎がおよぐ清らかな川を求肥でおつくりしました。青葉が映る川面を青のりで映し、中は手亡豆の白こし餡です。
6月に入る頃、各地の川で続々と鮎釣りが解禁とされます。鵜飼が盛んな岐阜や京都を中心に和菓子屋さんでは鮎をかたどった焼き菓子が並び、遠くの清流の涼やかさと青々しい香りを脳裏に届けます。
鮎は岩肌の藻類を食み独特な青い香りを持つため「香魚」の異名を持ちます。今回は青のりを混ぜ込んだ求肥で香る魚の泳ぐ川に寄せてみました。どうぞご賞味ください。
◎季節の一句
『 君が瞳(め)の遥か見通す青葉風 』
【解 説】 ⇒続きを読む
hitohi at 10:03|この記事のURL│Comments(0)
2022年05月12日
【ひとひの和菓子】創作菓子『雨あがる』5/20まで
空に虹がかかるのは雨があがり太陽が戻ってきたとき。虹を描く大気中の水分と陽光をかすかに散らした金銀の箔で表し、青と紫の二色の虹を架けて「雨あがる」と銘をつけました。
5月12日は難病のME/CFSと併発しやすい線維筋痛症の啓発デー。それぞれのシンボルカラーを用いて病への理解と治療法の早期発見を願います。
【解 説】
新型コロナウイルス感染症の後遺症が長引く中で罹患が疑われることがあるME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)。健康な人がある日突然全身の激しい倦怠感に襲われ、休んでも抜けない極度の疲労感とともにさまざまな肉体的・精神的な症状が続いて普通の生活が送れなくなる病です。
脳の神経に炎症が起きていることがわかっていますが、見た目でわからず周囲には怠けていると責められたり、ご本人も休養より日常を取り戻そうと無理を重ねて悪化することも。
毎回お菓子と一緒に紹介している俳句の作者、志田円さんも十年以上この病を患い、ほぼ寝たきりの生活の中で創作を続けています。
『 運命のふたつ無き身や虹の立つ 』
ふたつと無い運命としてこの身に難病が降り掛かってきたけれども、理解しようとして下さる方、支えて下さる方々のおかげで、世の虹の一色になり人生をおくれている喜び。
・作: 志田 円 / 福岡
・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
.
一日も早く確かな治療法が見つかり患者さんの苦しみの涙が止んで晴れやかな笑顔がのぞきますように。あなたが何より心身を大事に、この先もつつがない日々を送れますように心から願いを込めて。
5月12日は難病のME/CFSと併発しやすい線維筋痛症の啓発デー。それぞれのシンボルカラーを用いて病への理解と治療法の早期発見を願います。
【解 説】
新型コロナウイルス感染症の後遺症が長引く中で罹患が疑われることがあるME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)。健康な人がある日突然全身の激しい倦怠感に襲われ、休んでも抜けない極度の疲労感とともにさまざまな肉体的・精神的な症状が続いて普通の生活が送れなくなる病です。
脳の神経に炎症が起きていることがわかっていますが、見た目でわからず周囲には怠けていると責められたり、ご本人も休養より日常を取り戻そうと無理を重ねて悪化することも。
毎回お菓子と一緒に紹介している俳句の作者、志田円さんも十年以上この病を患い、ほぼ寝たきりの生活の中で創作を続けています。
『 運命のふたつ無き身や虹の立つ 』
ふたつと無い運命としてこの身に難病が降り掛かってきたけれども、理解しようとして下さる方、支えて下さる方々のおかげで、世の虹の一色になり人生をおくれている喜び。
・作: 志田 円 / 福岡
・北九州の俳句結社「自鳴鐘」同人
.
一日も早く確かな治療法が見つかり患者さんの苦しみの涙が止んで晴れやかな笑顔がのぞきますように。あなたが何より心身を大事に、この先もつつがない日々を送れますように心から願いを込めて。
hitohi at 10:26|この記事のURL│Comments(0)
2022年05月05日
【ひとひの和菓子】立夏のお菓子『唐衣 -からころも』5/8まで
陸地に咲く菖蒲(あやめ)に次いで水辺に咲く杜若(かきつばた)をもっちりとした「ういろう」でおつくりしました。 内は玉子の風味がやさしい「黄味餡」です。

立夏のお菓子『 唐 衣 -からころも- 』
ういろう/黄味餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【静 岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間:5月5日(木)から 5月8日(日) まで
【解 説】
「唐衣 からころも 」という銘は平安時代の歌人、
在原業平が詠んだ和歌に由来します。
唐衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
旅をしぞ思う
旅路で都に残してきた妻を思って詠んだこの歌は、その頭文字をとれば旅先の名花「かきつばた」が織り込まれ一層の旅情を感じさせます。
唐衣は十二単の一番外側に着る上着のこと。確かに着物の袖のようにも杜若のようにも見える意匠の妙に感服します。
【季節の一句】
『 空も地も味方だった日こどもの日 』
<解 説> ⇒ 続きを読む

立夏のお菓子『 唐 衣 -からころも- 』
ういろう/黄味餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【静 岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間:5月5日(木)から 5月8日(日) まで
【解 説】
「唐衣 からころも 」という銘は平安時代の歌人、
在原業平が詠んだ和歌に由来します。
唐衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
旅をしぞ思う
旅路で都に残してきた妻を思って詠んだこの歌は、その頭文字をとれば旅先の名花「かきつばた」が織り込まれ一層の旅情を感じさせます。
唐衣は十二単の一番外側に着る上着のこと。確かに着物の袖のようにも杜若のようにも見える意匠の妙に感服します。
【季節の一句】
『 空も地も味方だった日こどもの日 』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 15:46|この記事のURL│Comments(0)
2022年04月20日
【ひとひの和菓子】穀雨のお菓子『藤波 -ふじなみ-』 5/4まで
晩春の風にゆれる藤の花を薯蕷きんとんで映しました。中は丹波大納言小豆の小倉餡です。

穀雨のお菓子『 藤 波 -ふじなみ- 』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/小倉餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【静 岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間:4月20日(水)から 5月4日(火) まで
【解 説】
藤は生命力が強く、樹齢千年を超える木もあるのだとか。蔓を伸ばして繁殖していく様から長寿や子孫繁栄、連なる花房を稲穂に見立てて豊穣を表すなど縁起の良いものとして好まれ、家紋や衣服の文様などにも使われています。
春の雨をたっぷり吸い込んで瑞々しい青さを湛えはじめた山々。藤が好むのはそんな水はけが良く保水力もある山のような土壌だそうです。 しばらくすると山中ではたおやかな藤棚とは またひと味違う、野趣あふれる佇まいの自生の藤に出会えます。
【季節の一句】
『 春の宵柔らかき闇はべらせて 』
<解 説> ⇒ 続きを読む

穀雨のお菓子『 藤 波 -ふじなみ- 』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/小倉餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【静 岡/煎茶/さやまかおり】
※ご提供期間:4月20日(水)から 5月4日(火) まで
【解 説】
藤は生命力が強く、樹齢千年を超える木もあるのだとか。蔓を伸ばして繁殖していく様から長寿や子孫繁栄、連なる花房を稲穂に見立てて豊穣を表すなど縁起の良いものとして好まれ、家紋や衣服の文様などにも使われています。
春の雨をたっぷり吸い込んで瑞々しい青さを湛えはじめた山々。藤が好むのはそんな水はけが良く保水力もある山のような土壌だそうです。 しばらくすると山中ではたおやかな藤棚とは またひと味違う、野趣あふれる佇まいの自生の藤に出会えます。
【季節の一句】
『 春の宵柔らかき闇はべらせて 』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 00:02|この記事のURL│Comments(0)
2022年04月16日
【ひとひの和菓子】清明のお菓子『花筏 -はないかだ-』4/19まで
桜の盛りは一瞬。その去り際はうららかな水面を連なって流れゆく筏 いかだ のよう。
薯蕷きんとんを おだまきで絞り出して春の川を映しています。中は小豆のこし餡です。

清明のお菓子『花 筏 -はないかだ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:4月19日(火) まで
【解 説】
今年は四月三日が旧暦三月三日、上巳の節句でしたが、古くはこの日に青青とした草を踏み、川で禊ぎをして穢れを祓っていました。月の暦に基づくため、この日は必ず大潮。この節句につきもののはまぐりも、禊ぎのひとつでもあった汐干狩りがあってこそ生まれたものでしょう。
川へ、海へ、野山へ。穢れを祓うというと神妙な気持ちになりますが、春の息吹をいっぱい取り込んでリフレッシュするピクニックなんですよね。さあ今年はどちらへ出掛けましょうか。
【季節の一句】
『麗らかや素足くすぐる波の音』
<解 説> ⇒ 続きを読む
薯蕷きんとんを おだまきで絞り出して春の川を映しています。中は小豆のこし餡です。

清明のお菓子『花 筏 -はないかだ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:4月19日(火) まで
【解 説】
今年は四月三日が旧暦三月三日、上巳の節句でしたが、古くはこの日に青青とした草を踏み、川で禊ぎをして穢れを祓っていました。月の暦に基づくため、この日は必ず大潮。この節句につきもののはまぐりも、禊ぎのひとつでもあった汐干狩りがあってこそ生まれたものでしょう。
川へ、海へ、野山へ。穢れを祓うというと神妙な気持ちになりますが、春の息吹をいっぱい取り込んでリフレッシュするピクニックなんですよね。さあ今年はどちらへ出掛けましょうか。
【季節の一句】
『麗らかや素足くすぐる波の音』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 13:25|この記事のURL│Comments(0)
2022年04月05日
【ひとひの和菓子】清明のお菓子『花筏 -はないかだ-』4/19まで
桜の盛りは一瞬。その去り際はうららかな水面を連なって流れゆく筏 いかだ のよう。
薯蕷きんとんを おだまきで絞り出して春の川を映しています。中は小豆のこし餡です。

清明のお菓子『花 筏 -はないかだ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:4月5日(火)〜4月19日(火)
【解 説】
今年は四月三日が旧暦三月三日、上巳の節句でしたが、古くはこの日に青青とした草を踏み、川で禊ぎをして穢れを祓っていました。月の暦に基づくため、この日は必ず大潮。この節句につきもののはまぐりも、禊ぎのひとつでもあった汐干狩りがあってこそ生まれたものでしょう。
川へ、海へ、野山へ。穢れを祓うというと神妙な気持ちになりますが、春の息吹をいっぱい取り込んでリフレッシュするピクニックなんですよね。さあ今年はどちらへ出掛けましょうか。
【季節の一句】
『麗らかや素足くすぐる波の音』
<解 説> ⇒ 続きを読む
薯蕷きんとんを おだまきで絞り出して春の川を映しています。中は小豆のこし餡です。

清明のお菓子『花 筏 -はないかだ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:4月5日(火)〜4月19日(火)
【解 説】
今年は四月三日が旧暦三月三日、上巳の節句でしたが、古くはこの日に青青とした草を踏み、川で禊ぎをして穢れを祓っていました。月の暦に基づくため、この日は必ず大潮。この節句につきもののはまぐりも、禊ぎのひとつでもあった汐干狩りがあってこそ生まれたものでしょう。
川へ、海へ、野山へ。穢れを祓うというと神妙な気持ちになりますが、春の息吹をいっぱい取り込んでリフレッシュするピクニックなんですよね。さあ今年はどちらへ出掛けましょうか。
【季節の一句】
『麗らかや素足くすぐる波の音』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 10:01|この記事のURL│Comments(0)
2022年03月21日
【ひとひの和菓子】春分のお菓子『佐保姫 -さほひめ-』4/4まで
ひと雨ごとに桜色に染まっていく頃。霞につつまれる春の山をきんとんにしました。
中は丹波大納言小豆の小倉餡です。

春分のお菓子『佐保姫 -さほひめ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 小倉餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月21日(月)〜4月4日(月)
【解 説】
佐保姫は奈良時代、平城京の東にあったといわれる佐保山に住まう春を司るうら若き女神。佐保川沿いは桜の名所、染めや織りが得意な姫が野山をやわらかな春色に染めていくとされ、たなびく霞は姫の薄衣の裾だそう。
季節によって豊かに表情を変える山々に女神の姿を見た古の人。微笑むような春の六甲山を眺めているとその気持ちがなんだかわかるような気がします。
【季節の一句】
『菫摘みあたたかな陽も摘んでゆく』
<解 説> ⇒ 続きを読む
中は丹波大納言小豆の小倉餡です。

春分のお菓子『佐保姫 -さほひめ-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 小倉餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月21日(月)〜4月4日(月)
【解 説】
佐保姫は奈良時代、平城京の東にあったといわれる佐保山に住まう春を司るうら若き女神。佐保川沿いは桜の名所、染めや織りが得意な姫が野山をやわらかな春色に染めていくとされ、たなびく霞は姫の薄衣の裾だそう。
季節によって豊かに表情を変える山々に女神の姿を見た古の人。微笑むような春の六甲山を眺めているとその気持ちがなんだかわかるような気がします。
【季節の一句】
『菫摘みあたたかな陽も摘んでゆく』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 08:27|この記事のURL│Comments(0)
2022年03月17日
【ひとひの和菓子】啓蟄のお菓子その二:初桜 3/20まで
ほころびを待つ桜を 桜前線に先駆けて 薯蕷練切 (じょうよねりきり)で咲かせてみました。
中は小豆のこし餡です。
啓蟄のお菓子:その二
『初 桜 :はつざくら』
薯蕷練切(山の芋使用)/赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月17日(木)〜3月20日(日)
中は小豆のこし餡です。
啓蟄のお菓子:その二
『初 桜 :はつざくら』
薯蕷練切(山の芋使用)/赤こし餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月17日(木)〜3月20日(日)
【解 説】
桜の花芽は花が散った後、夏から秋にかけて生長し、葉を落とす頃に一旦眠りにつきます。その眠りを覚ますのは冬の厳しい冷え込み。2月入ると徐々に気温が上がりはじめ、2月1日からの最高気温の累積が600℃を超えると開花を迎えると言われています。
それぞれの季節に育まれた桜の晴れ姿。卒業や入学、就職や退職を迎える方も多い時期、さまざまな経験を経て至る人生の節目に重なって前途に幸多かれと心より願います。
※菜種きんとんは終了しました
【季節の一句】
『喜びが飛来する町つばくらめ』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 08:14|この記事のURL│Comments(0)
2022年03月05日
【ひとひの和菓子】啓蟄のお菓子『菜種きんとん』3/20まで
春のうららかな日差しを受けて咲く「菜の花」を、「きんとん」でお作りしました。
内は「丹波大納言小豆(たんばだいなごんあずき)」の小倉餡です。
啓蟄のお菓子『菜種きんとん :なたねきんとん』
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月5日(土)〜3月20日(金)
内は「丹波大納言小豆(たんばだいなごんあずき)」の小倉餡です。
啓蟄のお菓子『菜種きんとん :なたねきんとん』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/小倉餡
・お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶:
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶】
※ご提供期間:3月5日(土)〜3月20日(金)
【解 説】
啓蟄(けいちつ)は、土の中で冬ごもりしていた虫たちが 戸を開いて外に出てくることを意味します。
降った雨と 温かさを増した太陽が、土をやわらかくして 寝ぼけまなこの虫たちも徐々に寝床から這い出してきます。
さなぎで冬を越した蝶も舞いはじめ、青虫は菜の花をもりもり食べて育ちます。
その虫たちを遠くから狙っているのは 恋の季節を迎えた鳥たち。
それぞれが己の生を謳歌しようとしている 命あふれる季節の到来です。
【季節の一句】
『舞雲雀四肢解き放ち原駆ける』
<解 説> ⇒ 続きを読む
hitohi at 00:46|この記事のURL│Comments(0)