一日

2024年04月05日 13:18

桜色に霞む春の景色をきんとんにしました。
内は丹波大納言小豆の粒餡です。「桜」の琥珀糖と寒氷と一緒にどうぞ。/span>

2024.04.05清明>花霞はながすみ

清明の和菓子「花 霞 -はながすみ-」
薯蕷きんとん(山の芋使用)/丹波大納言小豆 粒餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【静岡/煎茶/天 竜

※ご提供期間: 4月7日(日)まで
※4月より 和菓子の提供は週末のみ売切次第終了とさせていただきます


解 説
 桜色に霞む春の景色をきんとんにしました。中は丹波大納言小豆の粒餡です。桜の琥珀糖と寒氷と一緒にどうぞ。

 春は意外とお天気がぐずつきやすい季節ですが、今年はとりわけ雨模様が続いています。お花見の予定と天気予報をかわりばんこに眺めている方もたくさんいらっしゃるでしょうね。

水分をたっぷり含んだ大気に包まれて桜色が辺り一面ににじみ出すのもまたこの季節ならではの風景です。

春の雨に洗われ、暖かい陽光に照らされて、あらゆるいのちが息を吹き返す季節。花や木の芽の鮮やかな色が目に飛び込んでくるとそれだけでリフレッシュするような気がします。


季節の一句
春愁(しゅんしゅう)を抱きたるほど花を摘む

解 説> ⇒続きを読む

2024年03月20日 13:28

お花見につきものの「お団子」三種類を、上生菓子仕立てでおつくりしました。
・桜の花を表すピンクは薯蕷(山の芋)の練切
・葉の緑はよもぎ入りのういろう
・幹を表す茶は小豆の練切 


和菓子>汐音屋>花見団子>2024.03.20

立春の和菓子『 花見団子
ういろう・薯蕷練切(山の芋使用)

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月31日(日)まで


解 説
 花見団子が生まれるきっかけをつくったのは一説によると豊臣秀吉だそうです。
一五九八年、京都の醍醐寺で催された花見の宴(闘の花見)の折に、全国の銘酒や銘菓をあつめて供したことから、花見でお菓子を楽しむ風習がはじまったのだとか。

のちに花見団子が生まれ、「花より団子」という言葉が生まれるほど庶民にも広く親しまれるようになりました。

 ほんのり桜が香る琥珀糖を咲かせました。お花見気分でひとときのお茶の時間をどうぞお楽しみください。


季節の一句
揚げ雲雀 (ひばり) 紺碧の空溶けゆごと

解 説> ⇒続きを読む

2024年03月14日 12:41

ひと雨ごとに桜色がにじみ出してくる頃の霞につつまれる春の山を 金 団 (きんとん) にしました。

和菓子>汐音屋>啓蟄2>さほひめ>2024.03.13


啓蟄の和菓子『佐 保 姫 さほひめ 』
薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 備中白小豆粒餡

・お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月19日(火)まで


解 説
 佐保姫は奈良時代、平城京の東にあったといわれる佐保山に住まう春を司るうら若き女神。
佐保川沿いは桜の名所、染めや織りが得意な姫が野山をやわらかな春色に染めていくとされ、たなびく霞は姫の薄衣の裾だそうです。

 季節によって豊かに表情を変える山々に女神の姿を見た古(いにしえ)の人々。微笑むような春の六甲山を眺めているとその気持ちがなんだかわかるような気がします。


季節の一句
老媼(ろうおう)が童(わらべ)に返る土筆(つくし)摘み

解 説> ⇒続きを読む

2024年03月05日 12:36

春の雨やあたたかな陽光で柔らかくなった土から
早春の山菜、わらびが顔をのぞかせようとする様子を
黄身時雨(きみしぐれ)でおつくりしました。

「よもぎ餡」と「丹波大納言の粒餡」を重ねて包んでいます。


和菓子>汐音屋>啓蟄1>さわらび>2024.03.05

啓蟄の和菓子『さわらび
黄味時雨 / よもぎ餡・丹波大納言小豆粒餡

お好きなお茶とセット 1300円
お勧めのお茶
【滋賀/煎茶/朝宮茶


※ご提供期間: 3月12日(火)まで
*ご提供は1週間の予定です。


解 説
 啓蟄は冬籠りしていた土中の虫が外へと這い出てくること。実際、鉢植えから出てきた虫たちに遭遇しやすい時期です。

 枝枝には新芽が覗き、花の蕾は日に日に膨らんで、鳥や獣たちも繁殖期や出産期を迎えて新たな命が次々と生まれてゆく頃。
あらゆるものの内に秘めていた生命力が外へとひらかれます。そんなフレッシュな春の気配に誘われて、私たち人間も外へと出掛けたくなりますね。


季節の一句
人影の跳ねて駆けゆく木の芽道

解 説> ⇒続きを読む

2024年02月04日 10:54

東風とともに春の訪れを告げる梅の花を
薯蕷練切 (じょうよねりきり)でお作りしました。
内は丹波の白小豆の粒餡です。


和菓子>汐音屋>立春>東風>2024.02.04

立春の和菓子『東 風 -こ ち- 』

お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶
【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 2月18日()まで


解 説
 冬の寒さがゆるむとき東寄りの風が吹く早春の空模様。地上で温められた空気が昇るのに変わって上空の冷たい換気が降りてくるので寒暖差が大きくなる時期です。

 朝は暖かくてもお帰りの頃には北風吹きすさび雪が混じる日も。寒暖のゆらぎは梅のつぼみだけでなく花粉もほころばせます。

いのちを結びつなごうとする春の営みですが、からだを冷やすと花粉症が悪化する一因に。穏やかな日も油断なさらず、しばらくは防寒具を持ってお出かけください。



季節の一句
春淡し匂袋の香を変える

解 説> ⇒続きを読む

2024年01月23日 10:29

雪の中でも背筋伸ばして凜と咲く水仙
別名 雪中花(せっちゅうか) を 山の芋を使った薯蕷練切 (じょうよねりきり)で映しました。
内は 小豆のこし餡です。


和菓子>汐音屋>雪中花>2024.01.23


雪 中 花 -せっちゅうか-
薯蕷練切(山の芋使用) / 小豆こし餡


お好きなお茶とセット 1300円

お勧めのお茶
【佐賀/蒸し製釜炒り茶/うれしの茶


※ご提供期間: 2月3日(土)まで


解 説
 葱や白菜など寒さで甘味が増す冬野菜のように、水仙がきれいに咲くには十分に土の温度が下がる必要があるそう。自然界にはそういうものが多いですね。

 私たち人間も寒いと行動力が鈍りますが、今は芽吹きの春、はじまりの春の原動力を蓄えるとき。十八日からは季節の変わり目、冬の土用に入っています。

暖冬で動きやすい分、ついそわそわと予定を詰めてしまいやすいですが、今年一年のプランをじっくりと練りながら体調第一で過ごしたいと思います。



季節の一句
葛湯とく今日の燈にして生き延びゆ

解 説> ⇒続きを読む

2023年12月22日 17:52

生垣に明かりをともすように咲く山茶花(さざんか)、別名「姫椿」を もっちとした外郎(ういろう)で作りました。内は柚子餡です。

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姫 椿 -ひめつばき-
外郎(ういろう) / 柚子餡


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり


※ご提供期間: 12月30日(土曜日)まで


解 説
 一見 椿と見分けがつきませんが、地面を彩るように花びらを一枚ずつはらりと散らしていくのは山茶花(さざんか)。
日が短い季節の陰る空のもと、鮮やかなピンクや白の混じる優しい桃色が内向きになる心を和らげてくれる冬の花です。

 今年は咲き始めが遅かったなと思う一方、まだ年も改まっていないのにミモザや木蓮の花芽がふくらんできていてびっくり。
急かされて咲くべき時を待つことができないと未熟ゆえ早々と散ってしまいそうで心配になります。

 今年やり残したことが脳裏にちらつく年の瀬ですが、時を待つのも一計です。どうぞ良い年をお迎えください。



季節の一句
一 口 を 命 の 糧 に 冬 至 粥

解 説> ⇒続きを読む

2023年11月22日 10:52

山の紅葉も街中の銀杏もたけなわ。
冬の柔らかな陽光が差し込めば思わず感嘆が漏れる錦繍の彩りを山の芋を使ったきんとんで映しました。
中は丹波大納言小豆の粒餡です。

小雪のお菓子 「装 い −よそおい−

薯蕷きんとん(山の芋使用)/ 丹波大納言粒餡


和菓子>汐音屋>小雪>装い>2023.11.22新

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 12月6日(水曜日)まで


【解 説】
 紅葉は植物の冬支度。落葉を前に緑の色素が変化したり消えたりしていくことで現れるのが紅や黄の色なのだとか。もう少しすると錦は舞い降りて絨毯に早変わり。

 秋分を過ぎてもなお暑い日が混じっていたので着物でのお出かけはようやく心地良くなりました。

 コートに身を包む季節はモノトーンの装いが増えますが、人混みの中にちょっと彩りを添える気分で和装や明るい色を身につけるのも楽しいですね。


季節の一句
冬めくや書店の棚の絵本棚

 <解 説> ⇒  続きを読む

2023年11月08日 10:10

千年以上にわたって冬の訪れを告げてきた、
猪の子=うり坊を模したお菓子、「亥の子餅」をおつくりしました。

立冬のお菓子 「亥の子餅 いのこもち

求肥製(黒胡麻入り)/赤こし餡(干柿・栗の甘露煮入り)

201107和菓子>汐音屋>亥の子餅

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 11月21日(火曜日)まで


【解 説】
 亥の月(陰暦十月)、亥の日、亥の刻(午後九〜十一時)にこの餅を食べると無病息災を望めるという古代中国から伝わった行事食で「源氏物語」にも登場します。

のちに猪の多産にあやかって子孫繁栄の願いや豊かな収穫を祝う行事と結びついて広まりました

 東洋の五行思想では亥は水に属すこと、また猪は火伏せの霊験あらたかとされる京都の愛宕神社の神使であることから、この日にこたつや火鉢を使いはじめると 火難除けになるともいわれています。

茶道では炉開きを行い、その席でも亥の子餅が好まれます。

 鎌倉時代の記録には七種の材料を用いたという記載があるそうですが、今年は乾燥を和らげる白胡麻生柿、老化緩和の黒胡麻を使いました。どうぞごゆっくりお楽しみください。


季節の一句
立冬や早起きの子赤き頬

 <解 説> ⇒  続きを読む

2023年10月26日 13:14

お茶とも縁の深い秋のみのり、「柿の実」を山の芋をつなぎにした練切で おつくりしました。内は小豆のこし餡です。

霜降のお菓子「里づと−さとづと-」
薯蕷練切(山の芋使用) / 小豆こし餡


和菓子>汐音屋>霜降>里づと>拡大>2023.10.24

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶

※ご提供期間: 11月 7日 (火曜日)まで


【解 説】
 陰暦十月、今では11月に入ると茶道では炉を開き、その年摘まれたお茶を初めて抹茶に挽いていただきます。

江戸時代、将軍の命によって朝廷や江戸幕府へ献上されたお茶は宇治で茶壺に詰められ、甲州の山中で夏を越してから江戸へと運ばれていました。

柿や栗は一緒に届けられた土産(苞 つと)で今でも開炉の折の水菓子になります。

 御茶壺道中(おちゅつぼどうちゅう)は大名より格式が高く 時に千人を超える行列となり、庶民はひれ伏し戸を閉めて通りすぎるのを待ったそう。

コミカルなわらべ歌「ずいずいずっころばし」にはそんな様子が唄われていると言われています。


季節の一句
天澄みて地はのどかなり菊日和

 解 説 ⇒  続きを読む

2023年10月14日 11:05

旧暦九月は「菊見月」、不老長寿をもたらす花とされる菊がこれから見頃を迎えます。大輪の菊の花をきんとんでおつくりしました。内は重陽の節句にちなんで栗餡です。

  寒露のお菓子:其の三 「菊の露−きくのつゆ-」
薯蕷きんとん(山の芋使用)/栗餡

2023.10.14寒露のお菓子>菊の露きくのつゆ


お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶

※ご提供期間: 10月23日(月)まで

【解 説】
 中国では古代から菊の露や芳香は邪気を払い長寿を授けるとされ、旧暦九月の「重陽の節句」に菊酒を飲み、菊に宿った夜露や香りを真綿にしみ込ませて身を払う「着せ綿」という風習があります。

 今では他の節句に比べて影が薄いですが「枕草子」などにも登場し、ご節句を重んじた江戸時代は庶民の間でも親しまれていました。

 今年の重陽は十月二三日にあたります。健康藤樹を願って 菊の花を愛でながら一献いかがでしょうか


季節の一句
ホットココアで話し込む夜寒かな

 解 説 ⇒  続きを読む

2022年12月22日 17:58

・冬至のお菓子『寒牡丹 -かんぼたん-』
薯蕷練切(山の芋使用) / 柚子餡

2022.12.22和菓子>汐音屋>冬至>寒牡丹

冬枯れの中ひっそりと咲く寒牡丹を
薯蕷練切(じょうよねりきり)でおつくりしました。
内は柚子餡(ゆずあん)です。


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 12月30日(金)まで


【解 説】
 花の王と呼ばれる牡丹の中には晩春と冬の二度咲くものがあり、寒牡丹は葉をほとんど落として小ぶりな花を咲かせます。
雪囲いされ葉も茂らせて立派な花をつけているのは人の手で春と錯覚させて咲かせている冬牡丹なのだそう。

 冬将軍が雪雲を連れてやってくる年末年始はゆるりと暖かく冬籠もりがおすすめの時期。
大切な方に一言今年の御礼を認めたり、新しい手帳へ 来年に叶えたい楽しいプランを書き込んだり。

身も心も温かく、どうぞ良い年をお迎えください
 


◎季節の一句
海を見て耳に棲みたる冬怒濤

【解 説】 ⇒ 続きを読む

2022年12月07日 08:02

・大雪のお菓子『松の雪 -まつのゆき-』
薯蕷きんとん(山の芋使用) / 丹波大納言小豆小倉餡

221207和菓子>汐音屋>大雪>松の雪


街にも雪が舞い始める頃。

常緑の松 にかかる 純白の雪
清冽で身が引き締まるこの季節の風情を
薯蕷きんとん」で おつくりしました。

内は 丹波大納言小豆の 「小倉餡」です。


お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり

※ご提供期間: 12月21日(水)まで


【解 説】
 冬でも凛と美しい緑のまま不変である「松葉」は不老長寿の象徴。
吉祥のモチーフ松竹梅の筆頭であり「常盤」「千歳」「千代」など永続性を寿ぐ縁起の良い銘を冠することもあります。

 師走もあっという間に日が過ぎてゆきます。
指折るまでもなく迫る年の瀬に目の前のことで精一杯になりますが、今このひとときは長い時の流れをふり返り、この一年のご自身をねぎらう時間にしませんか。
どうぞごゆるりと。


◎季節の一句
さざ波の枯れ葉の流れに身をまかす

【解 説】 ⇒ 続きを読む

2022年11月22日 23:07

小雪のお菓子 「落ち葉焚き おちばたき
きんとん(小豆・山の芋 / 焼き芋餡)


和菓子>汐音屋>落ち葉焚き>>

紅葉シーズンもたけなわ。
昨今なかなか目にすることがなくなった「落ち葉焚き」
小豆」と「山の芋」を使ったきんとんで映しました。
内は 焼き芋餡 です。

・お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり


※ご提供期間: 12月6日(火)まで


【余 話】
かきね(垣根)の かきねの まがりかど
  たきびだ たきびだ おちばたき
 

 ( 唱歌「たきび」 )

 ちょっとした空き地が身近だった頃は掃いて集めた落ち葉を焚いて暖を取ったり、焼き芋をしたりする光景がありました。

今では環境への影響や延焼への恐れから禁止されていることも多く、町中で焚き火が見られるのはどんと焼き(左義長)の時くらいでしょうか。

 時代の流れで薄れていく暮らしの風景を、覚えているうちに 子どもたちに話してみるのもいいかもしれませんね。

◎季節の一句

『  散る紅葉褥としたる山の神 』

【解 説】 続きを読む⇒続きを読む

2022年11月09日 12:35

 千年以上にわたって冬の訪れを告げてきた、
猪の子=うり坊を模したお菓子、「亥の子餅」をおつくりしました。

立冬のお菓子 「亥の子餅 いのこもち

求肥製(黒胡麻入り)/赤こし餡(干柿・栗の甘露煮入り)

201107和菓子>汐音屋>亥の子餅

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/かなやみどり


※ご提供期間: 11月21日(月)まで


【解 説】
 亥の月(陰暦十月)、亥の日、亥の刻(午後九〜十一時)にこの餅を食べると無病息災を望めるという古代中国から伝わった行事食で「源氏物語」にも登場します。

のちに猪の多産にあやかって子孫繁栄の願いや豊かな収穫を祝う行事と結びついて広まりました

 東洋の五行思想では亥は水に属すこと、また猪は火伏せの霊験あらたかとされる京都の愛宕神社の神使であることから、この日にこたつや火鉢を使いはじめると 火難除けになるともいわれています。

茶道では炉開きを行い、その席でもこのお菓子が供されることがあります。

 鎌倉時代の記録には七種の材料を用いたという記載があるそうですが、歴史が古いだけあって作り方は店によってさまざま。

 こちらでは毎年その年の労を和らげるお菓子になるようにと材料を選んでおつくりしております。

 今年は秋も半ばまで汗ばむ日が続いたことを考慮して、栗・栗・黒胡麻を用いておなかを調えからだの潤いを補うお菓子に仕上げました。どうぞごゆっくりお楽しみください。


季節の一句
冬耕や一握の土いのち秘め

 <解 説> ⇒  続きを読む

2021年12月26日 10:28

 昼の時間が一番短くなる冬至を迎えました。
おつくりしたのは薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)

 手で割ると長い夜のような小豆のこし餡、その上に真新しい一筋の光に見立てた香り良い柚子の皮を一片。少しぬくめてお出しします。


一陽来復 -いちようらいふく- 』
薯蕷饅頭(山の芋使用)・赤こし餡


211222和菓子>汐音屋>冬至>一陽来福

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【 埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供は、本日12月26日までです。
※年内の和菓子のご提供は本日で終了します。
※年明けは、和菓子「花びら餅」をお出しする予定です。

 東洋の陰陽思想では陰の力がもっとも極まり次の瞬間かすかに 陽が回復しはじめる境目にあたり、古代ではここを年始としていました。
その様を表した「一陽来復」は 困難が続いた後わずかに光が見えてくることも指す言葉です。

 今年一年、重ねた努力や経験、思いなど今年一年蓄えたものが、来たる年、ご自身の行く先を照らす光、進む力となることを願っております。どうぞあたたかく良い年をお迎えください。


季節の一句
文綴る文字温もりし冬日向

 解説 ⇒  続きを読む

2021年12月22日 10:01

 昼の時間が一番短くなる冬至を迎えました。
おつくりしたのは薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)

 手で割ると長い夜のような小豆のこし餡、その上に真新しい一筋の光に見立てた香り良い柚子の皮を一片。少しぬくめてお出しします。


一陽来復 -いちようらいふく- 』
薯蕷饅頭(山の芋使用)・赤こし餡


211222和菓子>汐音屋>冬至>一陽来福

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【 埼玉/深蒸し煎茶/さやま茶


※ご提供期間: 12月26日(日曜日)まで


 東洋の陰陽思想では陰の力がもっとも極まり次の瞬間かすかに 陽が回復しはじめる境目にあたり、古代ではここを年始としていました。
その様を表した「一陽来復」は 困難が続いた後わずかに光が見えてくることも指す言葉です。

 今年一年、重ねた努力や経験、思いなど今年一年蓄えたものが、来たる年、ご自身の行く先を照らす光、進む力となることを願っております。どうぞあたたかく良い年をお迎えください。


季節の一句
文綴る文字温もりし冬日向

 解説 ⇒  続きを読む

2021年12月07日 00:21

山の頂に被っている雪が少しずつ町へ降りてくる頃。
その雪片をやさしく受けとめる山茶花の花を薯蕷練切(じょうよねりきり)で おつくりしました。
内は やさしい玉子風味の黄味餡(きみあん)です。


大雪のお菓子『山茶花 さざんか
薯蕷練切じょうよねりきり(山の芋使用)/黄味餡

211207>和菓子>汐音屋>大雪>山茶花

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【福岡/煎茶/八女茶やめちゃ


※ご提供期間: 12月21日(火曜日)まで


 椿とよく似ていますが、椿は本来早春から春の花であるのに対し、山茶花は冬の花。この日が短い季節の曇天のもとでも鮮やかなピンクや白の混じる優しい桃色がふと心許なくなる気分を和らげてくれます。

 庭木や生け垣としてあちこちで見かける山茶花。皆様のまわりではどちらで見られるでしょうか。ぱっと思いつかなければ歳末のせわしなさで頭がいっぱい、まわりを眺めるゆとりを持てずにいるかもしれません。急がば回れの季節です。どうぞ今ひととき、ごゆるりとお過ごしください。


季節の一句
歳月を身籠もるひとの息白し

 解説 ⇒  続きを読む

2021年11月23日 08:25

 やわらかさを増す冬の陽光に照らされながら色づいた木の葉が散ってゆく頃。

遠くの山から雪片をも吹き寄せてきたかと思うほど冷たい木枯らしの風を「小豆」と「さつまいものきんとん」で映しました。中は「春日大納言小豆の粒餡」です。


小雪のお菓子『木枯らし』
きんとん(小豆・薩摩芋/山の芋使用)大納言粒餡

21.11.22和菓子>汐音屋>小雪>木枯らし

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/天 竜


※ご提供期間: 12月6日(月)まで


 冬の分厚いコートの出番も間近。大気が冷え込むにつれ、体温を逃がさないように皮膚の血管はきゅっと収縮して血行が鈍くなっていきます。すると栄養たっぷりの血液が十分に行き渡らずお肌がカサカサと乾燥しやすくなります。

 からだの表面を寒風にさらさないように防寒具やコートを早めに身につけはじめると冷えや乾燥が幾分マシになることも。足元はブーツやレッグウォーマーで温かく、手袋やマフラーは玄関を出る前につけてお出掛けくださいね。


季節の一句
地に降りる山茶花の赤薫きしめて(たきしめて)

 解説 ⇒  続きを読む

2021年11月06日 07:25

街路樹の銀杏の葉がわずかに色づき始めました。足下を見ればぎんなんの実。深まる秋の風情をういろうで表しました。さつまいも餡の中には栗の甘露煮を包んでいます。

霜降のお菓子「銀 杏 いちょう
ういろう | さつまいも餡(栗の甘露煮入り)

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お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 11月6日(土)まで


 霜が降りる条件は気温5℃に対し地面の温度が0℃になる時。こちらで霜が降りるのはまだまだ先ですが、足元はすでに上半身で感じる以上に冷え込んでいます。また、紅葉が先端からはじまるように手先や手首も相当冷えやすい状態になっています。

外ではもちろん、おうちや職場、学校など部屋の中でも三つの首を温めるアイテムを使っていると断然動きやすくなります。心も温まるお洒落なものを探してみませんか?


季節の一句
綾糸で織りたき路や神の旅

 解説 ⇒  続きを読む

2021年10月26日 13:50

街路樹の銀杏の葉がわずかに色づき始めました。足下を見ればぎんなんの実。深まる秋の風情をういろうで表しました。さつまいも餡の中には栗の甘露煮を包んでいます。

霜降のお菓子「銀 杏 いちょう
ういろう | さつまいも餡(栗の甘露煮入り)

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お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 11月6日(土)まで


 霜が降りる条件は気温5℃に対し地面の温度が0℃になる時。こちらで霜が降りるのはまだまだ先ですが、足元はすでに上半身で感じる以上に冷え込んでいます。また、紅葉が先端からはじまるように手先や手首も相当冷えやすい状態になっています。

外ではもちろん、おうちや職場、学校など部屋の中でも三つの首を温めるアイテムを使っていると断然動きやすくなります。心も温まるお洒落なものを探してみませんか?


季節の一句
綾糸で織りたき路や神の旅

 解説 ⇒  続きを読む

2021年10月15日 13:00

秋を彩る日本の国花のひとつ、菊を薯蕷練切(じょうよねりきり)に映しました。
中には栗とお砂糖だけで炊いた栗餡を包んでいます。


  寒露のお菓子:其の二 「千代見草 ちよみぐさ
薯蕷練切じょうよねりきり(山の芋使用)/栗餡

和菓子>汐音屋>寒露2>千代見草>2021.10.15


お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 10月22日(金)まで

 この時期さまざまな意匠の菊の和菓子が咲き乱れます。菓銘の千代見草は菊の異名。古来中国では百花が散った後も霜に耐えて咲く花として生命力や不老長寿の象徴、日本で仏花として供えられるのは邪気や悪疫を祓う呪力や故人の魂の神聖さや永遠を願ってのことだそうです。

 丹精込めて育てられる大輪の菊は見応えたっぷりですが、今から見頃を迎える兵庫県の県花、野路菊も愛らしく魅力的。清々しい秋晴れのもと、姫路の群生地に出掛けて一面の野路菊の中を歩いてみたくなります。


季節の一句
渡り鳥天地のうたに道をきく
 解説 ⇒  続きを読む

2021年10月08日 08:37

陰暦九月九日の「重陽の節句」にちなみ平安時代からの風習「着せ綿」を映した薯蕷練切をおつくりしました。
中には重陽のお供えにも用いられる栗の餡を包んでいます

和菓子>汐音屋>寒露>着せ綿>2021.10.08


  寒露のお菓子:其の一 「着せ綿
薯蕷練切じょうよねりきり(山の芋使用/栗餡

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 10月14日(木)まで

重陽とは東洋の陰陽思想において奇数は陽の数、その最大の数である「九」が重なる日であることを意味し、エネルギーが極まる吉日とも、それを境に運気が変調するため邪を祓い無病息災を願う日とも考えられています。

生命力の象徴とされる菊を用いて長寿を願うので別名「菊の節句」とも呼ばれます。
着せ綿は重陽前日に菊花に綿をかぶせて花弁に宿る露と芳香を含ませて翌朝その綿で顔やからだを拭って長寿や美容を願う風習です。

新暦では今年は十月十四日にあたります。おひたしやお吸い物に、黄や紫の食用菊をつかうと秋の食卓が華やぎますよ


季節の一句
十三夜菩薩の裳裾を濡らしめる
 解説 ⇒  続きを読む

2021年09月23日 08:34

今年も栗の季節を迎えました

和菓子>汐音屋>みのり>2021.09.03

  秋分のお菓子「みのり栗きんとん/小倉餡

お好きなお茶とセット 1250円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間: 10月7日(木)まで

 今回は世界農業遺産のひとつ宮崎・高千穂郷から「ひのかげ栗」を取り寄せました。糖度が高くなるのに必要な寒暖差の大きい山間部、傾斜のついた水はけの良い土地で育った大ぶりの栗を蒸してなめらかなきんとんにしました。中は丹波大納言小豆の小倉あんです。

 縄文時代にはすでに栽培種があったといわれる栗。冬を迎える前の貴重で美味しい栄養源だったのでしょうね。消化吸収を助け、寒くなると気になる腰膝の弱りやお悩み、抗酸化作用のあるタンニンが含まれる渋皮付きなら血行の改善に良いとされ、長寿につながる食材と言われます。

 今年は花も果実も早い傾向、寒くなるのも早いかもしれません。秋の実りで美味しい寒さ対策、おすすめいたします。


季節の一句
追憶の湖(うみ)に船出す夜長かな
 解説 ⇒  続きを読む

2021年09月21日 00:16

二十一日の中秋の名月にちなんでうさぎを模した薯蕷饅頭をおつくりしました。

和菓子>汐音屋>玉うさぎ>2021.09.20


  中秋のお菓子「玉うさぎ
薯蕷饅頭(山の芋使用)| さつまいも餡

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/煎茶/さやまかおり

※ご提供期間:9月20日() と 9月22日(水)

十五夜の月は別名「芋名月」、この芋は里芋と言われますが、代わりに皮には山の芋(薯蕷)、手で割ると黄色いさつまいも餡が覗きます。お月見気分をお楽しみください。

月見団子も元は里芋の代わりで、関西では里芋形の団子に餡を巻いた姿で由来を残しています。和菓子屋さんには衣被(きぬかつぎ)などの銘で里芋そっくりの上生菓子も並びます。

芋類は胃腸に力をつけてくれる食材。中でも昔から滋養強壮に良いとされる山の芋は山薬(サンヤク)と呼ばれる生薬になり、加齢とともに衰えやすいからだのはたらきを支える優秀な食薬です。
胃腸の調子が悪いときや湿度の高い時は向きませんが、普段から少しずつ召し上がっていただきたい山の恵みです。炒め物や汁物に入れるとほっくり美味しいですよ。


季節の一句
草々に光はねあう名月や
 解説 ⇒  続きを読む

2021年09月07日 11:25

※夏季にお休みしていた「ひとひの和菓子」を 再開します。

秋の七草のひとつ、桔梗をもっちりとしたういろうでおつくりしました。中は白小豆の粒餡です。

和菓子>汐音屋> 白露>秋の星>2021.09.07


白露のお菓子『秋の星 あきのほし
・ういろう・白小豆粒餡

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【宇治/煎茶/かわら


※ご提供期間:9月07日(火) 〜 9月19日(日)

菓銘をご覧になって不思議に思われた方もいらっしゃるでしょうか。湿度が低くなる秋は空が澄みわたるものの、天体の配置として華やかに光り輝く星はほとんど見られない季節です。だからこそ月が美しく見えるわけですが、足下をみると見事な星形の花、桔梗がしっとりと咲いています。

その根は生薬としてのどの荒れや痛み、かすれ声、カゼで痰が多いときに効果を発揮します。乾燥しやすい季節、キキョウ配合ののど飴や漢方薬に助けられることも多いかも。のどをいたわってカゼ予防、地上のお星様もぜひお役立てください。


季節の一句
天倫(てんりん)の星に住まいて夕月夜
 解説 ⇒  続きを読む

2021年07月07日 10:56

梅雨の間から盛夏にかけて茶席でも飾られる「木槿」の花を薯蕷練切でおつくりしました。
中は小豆のこし餡です。

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小暑のお菓子『木 槿 むくげ
薯蕷練切(山の芋使用) | 赤こし餡

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/茎茶/ミルメ茎茶


※ご提供期間:7月07日(水) 〜 7月21日(水)
 7月12日(月)&19日(月)は営業を休みます

 さまざまな色合いのものがありますが、底紅系といわれる一重の白い花に中心が濃い赤の花は千利休の孫であり茶道三千家の祖である千宗旦が好んだとされ、「宗旦木槿」という品種があります。また、「祇園守」という八重咲きの系統は京都の八坂神社の御神紋を思わせる花で、ちょうど祇園祭の頃に咲きます。

 ハイビスカスや芙蓉にもよく似ている夏らしいお花です。町中でも今あちこちで見かけます。探してみてくださいね。
 


季節の一句
目交い(まなかい)に降り降り続く凌霄花(のうぜんか)
 解説 ⇒  続きを読む

2021年07月01日 10:53

滝のように勢いよく流れる川を、山の芋をつなぎにしたきんとんで映しました。
中は小倉餡、水しぶきは錦玉羹です。


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夏至のお菓子:その2『滝つ瀬 たきつせ
・薯蕷きんとん(山の芋使用)・小倉餡.

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/茎茶/ミルメ茎茶


※ご提供期間:7月01日(木) 〜 7月06日(火)
 7月05日(月)は営業を休みます

 一口に梅雨と言っても雨の降り方はその間ずっと同じではなく、はじめはしとしと、梅雨明けが近づくにつれて雨脚が強く雨量も多くなりやすいといわれます。
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 ここ数年、毎年どこかで集中豪雨による大きな災害が起きていますが、山と海が近く川も多い神戸も歴史を少し遡ると水害に涙した記録が出てきます。ゲリラ豪雨が年々増えていますし、水害対策を今一度確認しておきたいところです。
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 今年はどちらの川もおそろしい濁流ではなく、山野の緑に染まる美しい姿でありますように。


季節の一句
即興の雨に身震る花菖蒲
 解説 ⇒  続きを読む

2021年06月22日 10:27

一般的なういろうではなく 吉野本葛と寒天を合わせた「吉野羹(よしのかん)」に、丹波大納言(たんばだいなごん)の蜜漬(みつづけ)を 散らしました。

和菓子>汐音屋>水無月>2021.06.22


夏至のお菓子『水無月 みなつき
・吉野羹(吉野本葛・寒天使用)
・丹波大納言の蜜漬け


お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【静岡/茎茶/ミルメ茎茶


※ご提供期間:6月22日(火) 〜 6月30日(水) 6月28日(月)は営業を休みます

今年も一年の折り返し。日がもっとも長い夏至、そして夏越しの祓を迎えます。古くより陰暦六月水無月には半年の穢れを払い、無病息災や厄除け、家内安全を願う禊ぎとして茅の輪をくぐる風習がありますが、京都では三十日にういろうに小豆を乗せたお菓子を食べる習わしがあります。
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三角の形はかつて宮中で氷の節会、あるいは江戸時代の氷室の節句として暑気払いとして食された、氷室から切り出された氷を模しており、小豆の赤は邪を祓う生命の色と言われています。
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ういろうにするのは小麦の収穫を祝う意味もあるとか。お店によって特徴があり、好みを探して食べ比べするのもこの時期の楽しみのひとつですが、中にはういろうではなく上等な本葛のみでおつくりになるお店もあり、そちらも口福の二文字が浮かぶ味わいです。
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今年の水無月はいずれでもなく、練った本葛と寒天を合わせた吉野羹でおつくりしました。寒天はお通じとともに、赤小豆はお小水とともにからだにこもった熱を出してくれるもの。本葛はお肌の熱を冷ましからだに潤いを与えて口の渇きを和らげるもの。空梅雨で早くも降り注ぐ太陽の熱をひとときゆるりとしのいでいただければ幸いです。



季節の一句
ぶかぶかのシャツに泳いで夏の月
 解説 ⇒  続きを読む

2021年06月20日 08:07

節句は元々男女問わずその時期に旺盛になる邪気を祓い無病息災を願うもの。菖蒲とは別物ですが、早乙女の紺絣を思って花菖蒲をおつくりしました。
どうぞご賞味ください。


和菓子>汐音屋>芒種>花しょうぶ>2021.06.05


芒種のお菓子花しょうぶ
薯蕷練切(山の芋使用)・ 赤こし餡

お好きなお茶とセット 1200円
お勧めのお茶【宇治/煎茶/かわら

※ご提供期間:6月20日()まで

 田植えの時期を表す芒種(ぼうしゅ)の頃。機械や品種改良で今では五月に行うところが多くなりましたが、かつては気温が上がって苗が育ち、梅雨の豊かな雨を待って行われていたそう。

 かつて田植えの主役は早乙女と呼ばれる若い女性、豊作をもたらす田の神を迎える神聖な役割と見られていました。旧暦五月五日端午の節句には田に入る前に菖蒲(しょうぶ)を葺いた家で過ごし身を清めていたのだそう。


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