2012年10月

2012年10月31日

天津で最も高いビル、現代城

 天津で最も高いビルは津塔の336.9mですが現在建設中の現代城(二期)が完成すると339mのオフィスビルが最高となります。


 ここで聞きなれない現代城が出てきました、調べてみると南京路、濱江道周辺の商業地域で既に一部の現代城は完成していることが分かりました。


 現代城はA、B、C、D、E、Fの六区からなり、ホテル、デパート、アパート、オフィスビル一体の総合商業プロジェクトで総建築面積85万m2です。

 一期工事のC区伊勢丹は2006年完成し開業、E区楽賓百貨は2007年完成し開業してます。


 現在、二期工事中(A、B、D、F)です。


 現代城(二期)B区は南京路の北側、赤嶺道の西側、陝西路の南側、伊勢丹、濱江道の隣です。
 (伊勢丹の裏、駐車場として使われていた場所です。)


 B区は2棟の建物からなりオフィスビルは地下5階、地上62階、高さ339m、ホテルは地下5階、地上42階、高さ209.65m、建築面積25万m2になります。

 このオフィスビルが完成すると天津一の高さになる訳です。

 2014年5月竣工予定です。


 一方、津塔の方ですが昨年の7月に開業してから展望台に上がろうと2度ほど行きましたが入れませんでした。

 開業してから1年以上たつのに一般の人は中に入ることも出来ません。

 何とも感じの悪いビルです。

                       以上(7月13日記)


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2012年10月30日

天津市の常住人口10年で約300万人増加

 このほど天津市第六次国勢調査結果が発表されました。


 2010年11月1日零時の調査で登録した天津市人口は1644.43万人で、その内、天津市の登録常住人口は1293.87万人でした。

 前回の2000年調査人口より292.97万人増えてます。

 年平均増加率は2.6%になります。

 その内、外来常住人口は299.17万人で、前回調査の外来常住人口より211.87万人増加してますから年平均21.2万人の増加です。


 地域別にみると濱海新区の外来常住人口は124.42万人で全市外来常住人口の41.59%を占めます。市内六区は62.36万人、20.84%を占め、新四区は74.87万人、25.0%を占め、武清、宝抵両区は24.31万人、8.13%を占め、三県は13.21万人、4.4%を占めます。


 天津市の人口増加の主原因は外来者の増加です。

 ここ10年間で増加した常住人口の292.97万人の内で外来人口の増加は211.87万人ですから72.32%を占めます。

 外来人口の常住人口に占める率は23.12%で2000年の調査結果8.72%より14.4%増えました。

 現在は4人に一人は外来者ですが10年前は10人に1人以下でした。


 濱海新区の常住人口は248.21万人で全市の19.1%を占めます。

 市内六区は434.33万人で33.58%を占めます。

 濱海新区が全市で最も人口が多い区県で、人口が最少の区県は和平区で常住人口は27.35万人しかいません。


 全市の人口密度は1100人/km2です。

 その内最も人口密度が高いのは和平区での27347人/km2です。


 未就学人口の比率は6才以上の人口の5.47%から2.52%に減少しました。

 平均教育年数は10年前の9.85年から10.45年に増加しました。

 また文盲率は5.96%から2.33%に減少してます。


 年齢構成について65才以上の人口は10年前より26.4万人増えて110.24万人で常住人口の8.52%です。

 80才以上は10年前より9.88万人増えて20.41万人です。

 60才以上の高齢者の健康人口は85.77%、健康ではないが自分で生活可能者は10.6%、要介護者は3.63%です。


 香港マカオ台湾および外国籍の定住者は2.38万人です。

 定住目的は学習が最も多く32,21%、次が就職27.44%、商用が12.6%です。

 居住年数は2年ー5年が29.19%、1年ー2年が24.23%、0.5年ー1年が17.67%です。

 外国籍の最も多いのは南開区で49.22%の外国籍の人が住んでます。


 そして天津のここ10年間の人口増加は北京、上海に次いで3番目に多い都市となりました。

                      以上(7月12日記)


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2012年10月29日

航空券の払い戻し

 十一黄金週が終わると旅行の閑散期(淡季danjiと云います。)になりますから旅行好きは早速、切符を買って旅行を計画しますが事情があって航空券の払い戻しをすると法外な手数料取られます。


 例えば裴さんは10月8日の天津発深セン行きの航空券を買いました。

 値段は55%引きで829元(約1万円)でした。
 (燃料サーチャージ含まず)

 しかし急用ができて予定を変更しなければならなくなり、払い戻しをしようとすると手数料が70%必要と云われました。

 600元(約7500円)近い手数料になります。

 こんなに高額の手数料になるとは知らず憤慨しましたが
 「どの航空会社の同じ規定です。」
 と言われました。


 記者が払い戻し手数料を調べてみると航空会社によって異なりますが格安航空券ほど手数料の比率は高いことが分かりました。


 例えば20%割引き以上の航空券では南方航空の5%から中国国際航空の20%(出発2時間前)の手数料がかかります。

 南方航空の45%−55%割引き航空券では出発前後で50%、中国国際航空、春秋航空の30%−55%割引き航空券で2時間前20%、出発後40%の手数料になります。

 酷いのは60−70%割引き航空券では変更、払い戻し不可です。


 民航局に聞いてみると「払い戻し手数料は航空会社の自主規定に依っている。

 乗客が払い戻しすれば航空会社は座席が無駄になるので時期に応じて手数料を取るのは合理的であるが特に基準はない。」とのこと。


 弁護士に聞くと「航空券は一種の契約形式であり、一方の理由で契約解除する時は例え違約であっても違約金は30%を越えてはならない。

 よって訴えれば勝てる。でも航空会社の規則は長い間の習慣で決められているので一人の訴えで変更するのは困難である。

 多くの人が訴えることで規定を変更できる。」と言ってます。


 中国では変更、取り消しはほとんど不可能と思っていた方がいいです。

                     以上(10月16日記)


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2012年10月26日

文化中心、博物館(写真付)

 天津自然博物館(旧称天津博物館)の西隣の建物です。

 平江道に面してますが美術館、図書館と同様に館入口は北側にあります。


 入口は正面に向かって右側にあり出口は左側にあります。

 入場券受け取り窓口は出口より更に左の奥にあります。

 案内矢印に従って行き、身分証(パスポート)を見せて入場券を貰います。

 パスポートは表紙を見るだけで入場券を渡してくれます。


 中に入るのに荷物を預ける必要はありませんが入口のX線検査機を通します。


 中に入ると大きな中央階段とその端にエスカレータがあり、階段の踊り場の左右に展示室が配置されてます。


 展示室は5階まであります。


 各階の展示内容は次の通りです。
1階
 みやげもの店、天津文化由来;
 古代土器展示から天津城、鼓楼の鐘まで約100m展示です。

2階
 所蔵文化財
 約30m四方、あまり広くないです。
 ガラスケースに玉、碧、青銅器、書画など博物館らしい展示室です。
 後述しますが博物館展示はここだけでした。

3階
 中華百年看天津
 天津の百年の歴史展示です。
 幅2−3mの通路の片側または両側に租界時代から解放まで展示が延々200mは続きます。
 外国は常に悪くて中国は正義のよくある歴史認識にうんざりですが1本道で途中で抜け出せず歩かされます。

4階
 臨時展示室
 今回は経済発展成就展でした。
 スローガンとプロパガンダがいっぱいで素通りしました。
 博物館に不要な展示です。

5階
 古代玉器、明清書画、民間芸術、明清青磁器など2階を見た後途中を飛ばして5階に上がろうとしましたが止められました。
 まだ開放してないと云うのです。十一連休から開放と聞きましたがまだ確認してません。
 隣の自然博物館からの引っ越しが終わってないまま開館したため、結局ここで博物館と云える展示があるのは2階だけです。


 開館時間
 博物館は月曜日休み、開館時間は9時から16時半までです。
 入場は16時までです。
 館内禁煙、飲食禁止、服装の乱れた人は入場禁止、ビデオ、三脚使用の撮影禁止、フラッシュ撮影禁止です。

                      以上(6月28日記)


 ●お待ちかね?写真のコーナーです!●
(写真をクリックすると大きくなります)
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博物館の写真と説明です。

1.博物館入口側
 博物館の正面です。
 右が昔の天津博物館、現在は天津自然博物館となりました。
1.博物館入口側
2.展示案内板
 この案内板を見て最も重要な展示は5階と分かりました。
 2階を見た後、5階に行ったのですがまだ開放してませんでした。
2.展示案内板
3.2階、文化財展示
 青銅器、書画などまともな展示はここだけです。
3.2階、文化財展示
4.4階、臨時展示室
 5階が見れないので止む無く入ったのが4階、経済発展成就展でした。
 博物館には関係ない内容なので素通りしました。
4.4階、臨時展示室
5.3階、中華百年看天津1
 どこかの戦争の画の様です。
5.3階、中華百年看天津1
6.3階、中華百年看天津2
 参考になったのは租界地図のみです。
 中央を流れる海河の両側に9ケ国の租界がありました。
6.3階、中華百年看天津2
7.エスカレータ
 設備は立派です。
7.エスカレータ
8.展示案内
 最も多くの重要な文化財展示がある5階ですが入れません。
 未開放なら表示してくれればいいのにいざ入ろうとしたら止められました。
8.展示案内
9.5階展示フロア図
 未開放、完成してないなら必要ないフロア図です。
9.5階展示フロア図

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hitokoto_news at 16:28|Permalinkclip!写真 

2012年10月25日

2012年半年の旅行消費まとめ

 淘宝旅行(taobaolvyouネット旅行社の一つです。)が今年半年の旅行消費をまとめました。

 最も人気がある旅行先は買い物天国の香港で次は北京、三亜(海南島)、上海、厦門などでした。

 各都市で旅行の目的や方法が異なり天津人は「海を見る」のと「登山」が好きです。


 天津から三亜に海を見に行った天津人の比率は2.24%で、天津市は「海を見る」のが好きな都市の9番目です。

 最近は戸外活動として登山やキャンプが新しい流行になっていてここ半年で登山用品を買った天津市世帯数は全国都市の8番目になってます。


 その他の都市の特徴を見ると屋外散歩を好むのは北京人が最多です。

 麗江(雲南省)、陽朔(桂林です。)などの景勝地が好きなのは成都人と重慶人です。


 入場者数が多い四大仏教名山、霊隠寺(linyinsi杭州の禅寺です。)、ポタラ宮、霊山大仏(江蘇省無錫にあります。)など十カ所の内の5ヶ所は江蘇省にあります。


 淘宝旅行ではここ半年で20万人以上が香港旅行を予約しました。

 これは全体の14%を占めます。

 二番目は北京旅行で8.4%、三番目は6.1%の三亜の日光浴でした。

 四番目以降、十番目までは上海、厦門、杭州、広州、深セン、南京、成都です。


 突然思い立って旅行に行くのは浙江人が最多です。

 ここ半年で2.88万人、14%の浙江人が当日に航空券を買って旅行をしてます。

 次に突然旅行が好きな人は広東人で2.8万人、13.8%です。


 5星ホテルが好きなのは上海人でその比率は18.2%です。

 これはその他の都市を遥かに引き離していて第2位は北京人の7.25%です。

 経済的な旅行を選ぶのは広東人が最多で14.7%です。

                     以上(8月15日記)


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