Piano Collection HN

ピアノソロ楽譜集
私家版・一般発売なし、ライブ会場販売のみ(300部限定)

収録曲:
SAKIRA、A.J.Crossing、Just By Thinking Of You、Aprilis、You Are Not Alone、Pictures、Monochrome Flowers、Tack、Unfolding Universe(Cメロ譜) 全9曲


ライブにお越しのピアノファンの方々からのリクエストで、ライブ販売用として制作したもので、基本的にライブ会場のみの取扱いとなります。
ライブ会場で入手ご希望の方は、事前にオフィシャルサイトからご一報下さい。
市販はいたしませんが、 遠方の方や入手機会の無い方向けに、窓口をApollo Soundsに設けましたので、詳細はApollo Soundsサイトをご覧下さい。



【解説】 (★難易度)

1.SAKIRA ★ テーマのみ 2ページ

1カッコまでがワンコーラスで、このサイズでアドリブも行います。
テーマのメロディは、一番最初に曲を作った時に書いた譜割りなので、現在弾いているメロディと楽譜では、メロディーのリズムが若干違うと思います。
フロント楽器にメロディーを弾いてもらう場合は、冒頭から17小節目頭のC音までがフロント楽器、その後17-25小節目はピアノ、26-29小節目頭までフロント楽器とユニゾン、その後はフロント楽器、と、分けて弾いています。
それぞれのヴォイシングは、CDで弾いたものを参考にせずに、よくライブで弾いているヴォイシングで書いています。
全体的にはスイングのジャズワルツですが、スイングで弾いたり、イーブンで弾いたり、リズム隊がスイングしてもピアノはイーブンで弾いたり、おおらかに「ワルツ」として、楽しんで弾いています。

コードに誤植がありました、30小節目は Fm/Ebです。申し訳ありません。


2.A.J.Crossing ★★★ テーマ、CDどおりのアドリブソロ譜 4ページ

冒頭から20小節目までがワンコーラスですが、テーマ時とソロ時と2カ所のコード進行を変えています。

1カ所目は、12-13小節目。
・テーマ時
C/E   AbMaj7  F/A  |  BbMaj7   A7/C#  Dm
・ソロ時
C/E   F/A   |  BbMaj7   A7/C#

2カ所目、15小節目のAm7は、ソロ時はA7になります。

基本的に、ソロ部分はCDの演奏を起こしたものを、少し弾きやすくしています。
MCでいつもお話ししていますが、Apple Jumpでリハの時間に10分ぐらいで作った曲なので、同じような進行をぐるぐるまわるだけの曲です。
誤植:6小節目4拍目裏のDb音は、正しくはDです。



3.Just By Thinking Of You ★★ テーマのみ 2ページ

1-16小節目までがテーマで、アドリブが入る時は、ここを繰り返してアドリブした後、17-24小節のバンプに入ります。
最後のソリストは、バンプもアドリブして下さい。
フロント楽器と演奏の際は、ピアノが先にソロをした方が上手く収まると思います。
ライブでは、井上淑彦さん(サックス)を始め、牧山純子さん(ヴァイオリン)、田中光栄さん(ハーモニカ)、など、色んな楽器の方に演奏してもらっています。
CD「Travels」では歌で収録していますが、歌用楽譜は、調を変えてあります。
こちらの譜面は、オフィシャルサイトのExtraのページに置いてありますので、ぜひご覧下さい。


4.Aprilis ★★★★ テーマ、オリジナルアドリブソロ譜 7ページ

Parallax、I'm Missing Youに入っているヴァージョンと全く同じサイズで、ピアノソロ用にアレンジしました。演奏時間は6分ほどありますが、強弱記号、表現記号を入れていませんので、自由に表情を付けて下さい。38小節目までがテーマです。

アドリブ部分はレッテルA、A'の16小節のコード進行が、
Solo1 key= Eb(CDではベース)
Solo2 key= C
Solo3 key= A
Solo4 key= Gb
と転調していきます。

ライブで長くソロをする時は、Solo1-4を2周します。

ライブの時は、ラストテーマ、エンディングの前のレッテルC(31-38小節目)は2小節ループで繰り返し、もう一盛り上がりのアドリブします。

誤植:
54小節目3拍目コード (誤)Fm7/Ab (正)Fm7/Bb
59小節目3拍目コード E7/G#が抜けています。
申し訳ありません。

わりとピアノを弾ける方からのリクエストが多かったので、発表会などでも映える程度にアレンジしています。柔らかい16ビートですが、シンコペーションが多いので、メトロノームを鳴らして練習してみて下さい。


5.You Are Not Alone ★★ テーマ、CDどおりのアドリブソロ譜 5ページ

テーマ部分は普段弾いている感じで、ソロ部分は『Cubium』収録からのメロディになっています。
曲集の中では、比較的弾きやすいかと思います。

いつも、1コーラステーマをルバートで弾いて、テンポを出してもう1コーラス分テーマを弾いています。ベースがいる場合は、ベース先行ソロです。

Aメロの1段目
| Am  |   | Dm  |   |  の部分は、ソロ時は
|Am  | A7  | A7/D (Bb/D) |Dm  |  でアドリブしています。

ダカーポ後は、23、24小節目でブレーキをかけて、レッテルCからラストまで、ルバートで弾きます。

こちらの曲は、『Cubium』『In Stockholm』に収録しています。また、『Sympathy』の初回限定特典CD-Rにも収録していますが、どのテイクも非常に思い出深いテイクです。
『Cubium』は、ハンスやアンダーシュとこのテイクの時に色々お話ししましたが、自然にジャズをすることを教えてくれました。
『In Stockholm』は、ストックホルムジャズフェスティバルでのテイクで、こちらもハンスとアンダーシュとのテイク。会場がこの時良い空気になったのが忘れられません。
『Sympathy』特典音源は、2012年の仙川アヴェニューホールで、ハチさん池長さんとのトリオで演奏した時のアンコールのもの。ジャズの専門店ミムラの三村さんへの感謝のお話しをした後での演奏でした。
私にとって大事な一曲です。


6.Pictures ★★ テーマのみ 2ページ

これは、ハーモニーについて聞かれることが多かったので、ハーモニーの積み方をメインに書いています。
コードネームは、普段ライブで使用しているCメロ譜と同じコードを書いていますので、このままでアドリブをして下さい。
24-26小節目のコードネームは、テーマ部分は内声に合わせて一拍ずつ付けてありますが、ソロ時は上段のコードを使用して下さい。
個人的に、作曲としても、アドリブをする課題としても気に入っている曲です。


7.Monochrome Floweres ★★ テーマのみ(CDどおり) 2ページ

サイレント映画「伊豆の踊り子」とコラボレーションコンサートをした時に書いた曲で、クラリネット、ピアノ、パーカッションという編成で演奏していました。特にアドリブなどはしません。
CD収録のものは、実はあの後に「伊豆の踊り子」のために書いていた他の曲と繋げて演奏していたので、途中で終わっています。ですので、楽譜の方にはエンディングをつけています。


8.Tack ★★ テーマ、CDどおりのアドリブソロ譜(1コーラスのみ) 3ページ

普段演奏する時は、1コーラスルバートでテーマ、バンドが入ってもう一度テーマ、その後アドリブをします。
『Sympathy』収録のソロ部分が1コーラスだけ書いています。
アドリブするのはそんなに難しくない曲なので、ぜひ弾いてみて下さい。
この曲は、2007年のコンサートのために書いた曲で、大阪の堺東文化会館と代々木上原のムジカーザで、アンコールで演奏したものです。Tackはスウェーデン語でありがとうという意味です。


9.Unfolding Universe Cメロ譜 3ページ

浄書していますが、基本的にバンドで使っているのと同じ譜面です。
テーマの最初は6/8で書いていますが、全体を通して3/4(3拍子)と6/8(2拍子)を行ったりきたりする感じで、バンドメンバーがそれぞれ別に感じていても面白いと思います。

レッテルAは6/8気味、
レッテルBは徐々に3/4が顔を出してきて、
レッテルCで2拍子に聴こえるように書いています。
レッテルEからのソロ部分は、基本は3/4で演奏します。

Eからのソロは、ベース先行で後でピアノ、徐々に盛り上げてFのドラムソロに繋ぎます。
曲のピークは78小節目の頭で、ここに向けて音楽を作っていく感じです。
ピークの後は、あとがき的にCを転調したメロディーをもう一度出して、さらっと終わります。

実は作曲当初は、レッテルG演奏後、ダカーポしてレッテルAに戻って、レッテルAの最後にエンディングをつけるか、レコーディングではレッテルAをループしてフェイドアウトさせようと思っていました。
しかし、くどくメロディーを繰り返すとUnfoldingを説明しているような気がして、あえてドミナントで解決せずに放って、弾かない方がUnfoldingを想像してもらえるかな、と思って、途中でぶちっと切って、このエンディングにしてしまいました。