西山瞳 Hitomi Nishiyama Information

オフィシャルサイトはこちら http://hitominishiyama.net

カテゴリ: レッスンのご案内

<橋爪亮督 ジャズ・アンサンブルレッスン>
http://blog.livedoor.jp/hitomipf79/archives/52561979.html
受講希望の方がいらっしゃったら、ご連絡下さい。(私でも橋爪でも)


◆次回ジャムセッション----------------------------------------------------------

2025年1月13日祝日 MERCY MERCYにて13:30-16:30
サックス橋爪亮督、ピアノ西山瞳、ベース吉田豊
ピアノは多いので、ピアノ以外の楽器でしたら、お友達を連れて来て頂いて構いません。

終了後、簡単な新年会予定です。
お酒かおつまみの持ち寄りorその場で500-1,000円ぐらいカンパという感じでできたらと思います。(買い出しに行きます)基本、お正月で頂いて余ったものがあったりしたら、それで十分ですので、あまり気を使わない程度で大丈夫です。
生物、包丁の必要なもの、手作りは無しでお願いします。

紙皿、紙コップ、箸はこちらで用意します。


◆橋爪教室・西山教室 発表会のご案内 ----------------------------------------------------------

[日時] 2025年3月2日(日曜)
12:00 集合   ※参加人数によって、開始時間が変わる可能性あり
12:30-16:30 発表会
17:00-19:00 懇親会
[参加費用] ¥5,000円 (懇親会の食事費用も含みます)
[場所] 池袋 Apple Jump アップル・ジャンプ
東京都豊島区西池袋 3-33-17 東武西池袋サンライトマンション B1  tel 03-5950-0689 applejump.net/

ジャズライブハウスでの発表会です。人前で演奏する発表の場だけでなく、皆さんの交流の機会に なればと思いますので、ぜひご参加下さい。
・ 出演時間の目安は、一人10分以内。
・ サポート編成は、自由に組み合わせて下さい。(ベース小美濃悠太、ピアノ西山瞳、サックス橋爪亮督)
・ レッスン生同士の参加も可。オリジナル曲での参加も可。譜面は人数分用意して下さい。
・ ご家族、お友達の見学は、事前に人数をお知らせ下さい。人数が多い場合ご来場をお断りする場合があります。

※ご参加の方は、1月末までに下記Googleフォームに入力の上、担当講師に参加費を納入して下さい。メールでお送り頂いても構いません。
参加費の納入をもって、正式に参加申し込みとさせて頂きます。一度納入頂いた参加費の返金はできませんので、ご了承下さい。曲目は後日入力でも構いません。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSccD8nSvXGbrPGpPkzThAmbtmCsaC4JEixhGKrGWwOvy7LB_Q/viewform?usp=sharing


◆レッスン予定---------------------------------------------------------------------------

・レッスン日時希望のご連絡は、スタジオが空いていない可能性もありますので、できれば第二希望までお知らせ下さい。
・スタジオの予定はこちらでも確認できます。https://mercymercy-music.com/
 
1月
6月曜 14:00-17:00
13月曜祝日 セッション
14火曜 16:00-17:00大塚
15水曜 16:00-17:00、18:00-21:00大塚
20月曜 12:00-13:00西日暮里、15:00-大塚
23木曜 大阪レッスン
27月曜 12:00-14:00、16:00-19:00大塚
29水曜 16:00-大塚

2月
3月曜 14:00-大塚
5水曜 
10月曜 大阪レッスン
17月曜
19水曜
26水曜
28金曜


3月
18火曜か19水曜 大阪レッスン

<町田>
1/9,16,30
2/6,20,27
3/6,13,27

<南行徳>
1/5,12,19
2/2,16,23
3/9,16,30

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レッスンをご検討の方に向けてのご案内については、オフィシャルサイトのLessonのページをご覧下さい。
こちら http://hitominishiyama.net/lesson.html


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※レッスン生徒さん向け


Lesson CD list-1
Lesson CD list-2


【CD】
書きかけにつき、スペルミス、年代、まだチェックしていません。

Art Tatum "The Art Of Tatum"

Duke Ellington 「Money Jungle」 (1962)

Count Basie 「Basie Straight Ahead」 (1968)

Bud Powell
「The Amaging Bud Powell 1〜5」 (1958)
「バド・パウエルの芸術」 (1947, 53)

Red Garland 「Groovy」 (1957)  ★C jam blues

Erroll Garner 「Concert by the sea」 (1955)

Carl Perkins 「Introducing Carl Perkins」 (1955, 56)

Sonny Clark
 「Sonny Clark Trio (Blue Note盤)」 (1957)  ★Softly,〜
 「Sonny Clark Trio (Time盤)」 (1959)

Winton Kelly "枯葉"  ★枯葉
 「Full View」 (1967)

Horace Silver "Blowin Blues Away"

Tommy Flanagan 「Over seas」 (1957)
Thelonious Monk "Thelonious Monk Trio"

Ray Bryant
 「Ray Bryant plays」  ★Blues ★Take the A Train
 「Ray Bryant Trio」 (1957)

Ahmad Jamal
 「But Not For Me」 (1958)
 「Ahmad's Blues」

Roland Hanna 「Easy To Love」 (1959)

Duke Pearson 「Tender Feelin's」 (1959)

Kenny Drew
 「Kenny Drew Trio」 (1956)
 「Dark Beauty」 (1974)

Mal Waldron
 「Left Alone」
 「Mal-4」 (1958)

Bobby Timmons 「This here」 (1960)

Walter Bishop Jr. 「Speak Low」 (1961)

Phineas Newborn Jr. 「Wolrd of piano」 (1961)

McCoy Tyner
「Reaching fourth」
「Nights of Ballads and Blues」 (1963)
「Today and tomorrow」

Hampton Hawes
 「Green Leaves Of Summer」 (1964)
 「Hamp's Piano」 (1967)

Denny Zeitlin 「Live at the Trident」 (1965)
Earl Hines 「Here Comes」 (1966)
Tete Montoliu 「Piano for Nuria」 (1968)

Oscar Peterson
 「We get requests」 (1964)  ★酒とバラの日々
 「The Way I Really Play」 (1968)

Bill Evans "Portrait in jazz" "Waltz for Debby"

Chick Corea
 「Now he sings, now he sobs」 (1968)
 「Return to forever」

Freddie Redd 「Under Paris Skies」 (1971)

Duke Jordan 「Flight to Denmark」 (1973)

Monty Alexander 「Montreux Alexander Live!」 (1976)

Hank Jones 「The Great Jazz Trio」 (1977)

Richie Beirach 「Elm」 (1979)

Michel Petrucciani
 「Michel Petrucciani Trio」 (1981)
 「Power of Three」  ★Beautiful love

Herbie Hancock "Maiden voyage" "Takin' off" "The Piano"
 「Herbie Hancock Trio '81」 (1981)

Keith Jarrett "Standards vol.1, vol.2" "Still Live"
Marcus Roberts "Gershwin for lovers"
Michel Camilo "Thru my eyes"
Benny Green
Joe Zawinul
Lyle Mays

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レッスンでは、「楽器力」「音楽力」「ジャズ力」の3つに分けて、今自分は何を学びたいのか、一緒に考えるようにしています。

普段のレッスンでは、決まったテキストを使用していませんが、それぞれの必要に応じてお勧めする本を、下記に列挙します。
内容については、レッスン内でお尋ね下さい。

【ジャズ理論】

ジャズの理論書を一冊持っておきたいのなら、「ジャズ・セオリー」をお薦めします。一度に読まなくても、辞典のように参照してもらうと良いかと思います。
マークレヴィン ザ・ジャズ・セオリー
Mark Levine
エー・ティ・エヌ
2005-01-14



「ジャズピアノブック」は、ピアニストとしてより実践的な内容になっています。「ジャズ・セオリー」と迷っている方には「ジャズ・セオリー」をお薦めしています。
マークレヴィン ザジャズピアノブック
Mark Levine
エー・ティ・エヌ
2006-03-07



ジャズを学習するアティテュードについての、定番の2冊、「ハウ・トゥ・インプロヴァイズ」、「"ハウ・トゥ・コンプ」は、ピアニストに限らず、世界のジャズ学習者の定番になっています。



ハウ・トゥ・コンプ (CD付)
Hal Crook
エー・ティー・エヌ
2002-11-20





【基礎的な楽典】

音楽大学受験レベルの基礎楽典の定番本。
楽典―理論と実習
石桁 真礼生
音楽之友社
1998-12-10



個人的には、大阪音楽大学編の下記楽典本の方が見やすいと思っています。





【ピアノ演奏法】











シャンドール ピアノ教本―身体・音・表現
ジョルジ シャンドール
春秋社
2005-02-01






【読み物】

ジャズ史の新しい定番本になっていくと思います。読みましょう。
あなたの聴き方を変えるジャズ史
村井 康司
シンコーミュージック
2017-09-16



素晴らしいジャズピアニストの解説する、ジャズ・ジャイアンツの演奏の何が凄いのかを解析した本。ミュージシャンは必読です。



音楽の基礎 (岩波新書)
芥川 也寸志
岩波書店
1971-08-31



ミニマル・ミュージックから商業音楽へ、音楽を発信することについて、芸術とエンタメのバランスのとれた良書。



西洋音楽の前提を疑え、という本。下記2冊は音楽を愛する皆さんにお薦めしたい。
親のための新しい音楽の教科書
若尾 裕
サボテン書房
2014-07-31






ポピュラー音楽をしている人は、一度読んだら良いと思います。録音技術の発展が音楽にもたらした影響など。



敬愛するジャズピアニスト、ケニー・ワーナーの良書。どうして自分は力が発揮できないのか、自己暗示を見つめ直す一冊。
エフォートレス・マスタリー ~あなたの内なる音楽を解放する~
ケニー・ワーナー
ヤマハミュージックメディア
2019-11-17



【映像】
すばらしき映画音楽たち [Blu-ray]
ハンス・ジマー
キングレコード
2017-11-22



ジャズピアノ、何から聴いたらいいかわからない、という方には、タワーレコード限定で販売している『Beautiful Jazz Piano』をお勧めします。
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ブギウギ

Pete Johnson - Rocket Boogie


Pete Johnson - Let 'Em Jump


ブルース

Dr John Plays the Blues for You!


Dr. John, "When the Saints Go Marching In"


ロック

Fats Domino - Blueberry Hill


ハーレムスタイル、ラグタイム

James P. Johnson -Charleston



Fats Waller Plays "Handful of Keys."


Jelly Roll Morton - King Porter Stomp


からのジャズ

Art Tatum


Teddy Wilson


Erroll Garner


映画『海の上のピアニスト』の対決シーン

主人公と対決している役は、ジェリーロールモートンという設定です。
弦で火はつきません(笑)
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橋爪亮督 Ryosuke Hashizume
ジャズ・サクソフォン/ジャズ・アンサンブルレッスン


国内外での演奏・創作・講師活動を通じて積み重ねた経験を基に、ジャズ・サクソフォン、ジャズ・アンサンブルのレッスンを行います。

<ジャズ・アンサンブル>
アンサンブル方式の実践型レッスン。一緒にセッションすることを通して、アンサンブルの中でどのような意識をもって演奏すればいいか、実際に音を出しながら学びます。個人のプレイに留まらない、響きや共鳴を大切にしたアンサンブルを目指します。ジャズ演奏において使用する楽器であれば、どんな楽器の方も受講可能です。複数人で受講も可能。


西山より:
現在、西山のレッスンに通って頂いている方で、一歩進んだアンサンブルのレッスンの受講をご希望の方は、ぜひこちらの受講をお勧めします。バッキングの練習、アンサンブルのために何が必要か、他楽器の見地で教えてもらうことは、演奏時間の大半がバッキングに回るピアニストにとってとても有効です。そちらで学んだことを、西山のレッスンにフィードバックして頂ければと思います。できれば、2人か3人で一緒に受講して頂くと、他の方の演奏や指摘も一緒に学べるので良いと思います。


<ジャズ・サクソフォン奏法>
単にスタイルとしてのジャズを習得するだけではなく、将来的に自分自身のサウンド・音楽を確立するために必要な要素・アイデアを学びます。楽器の構え方、呼吸法や身体の使い方などの基礎から、表現するための道具としての楽器の捉え方及び身体とのマッチング、より良い「サウンド」を考えていきます。初めて楽器を手にした方から、上級者、留学を考えている方までお越し下さい。上級者においては、インプロビゼーションの幅を広げるための様々なテクニックの習得、応用を学びます。
このレッスンが、皆さんの音楽生活を充実させるヒントになることを、願っています。


[料金] ジャズ・サクソフォン、ジャズ・アンサンブルレッスン共通(1コマ60分、片付けを含む)

1人受講の場合8,000円
2人で受講の場合10,000円
3人で受講の場合12,000円 (4人以上はお問い合わせ下さい)

※全てスタジオ代込みの料金。準備・片付け時間を含みます。
※複数人で受講の場合、120分の受講を推奨します。
※レッスンペースは、各自の希望に合わせて相談の上、決定します。



[講師:橋爪亮督 プロフィール]

岡山大学在学中にバークリー音楽大学から奨学金を受け渡米。1996年同大学Jazz作曲科卒業。アメリカ国内でリーダー作を2枚リリースし、1997年帰国。国内でも2006年『WORDLESS』から2017年の最新作『incomplete voices』まで、数々のリーダー作を発表する。現在は全曲オリジナルによる自身のグループを中心に、新宿ピットインをはじめ首都圏のライヴハウス、様々な公演に出演。また、ジャズ理論ワークショップ、学校公演、ビッグバンド指導を務めるなど、豊富な知識と経験を生かして後進の育成にも携わっている。

[レッスン会場] MERCY MERCY 
東京都 豊島区南大塚3-2-1 Kビル1F 新大塚駅徒歩2分、大塚駅徒歩7分
グランドピアノ、ドラムセット、ベースアンプ、ギターアンプ有
https://mercymercy-music.com/

[レッスン規約]
1. レッスン時間は1コマ1時間とします。前後の入れ替えなどがありますので、準備・片付けは時間内に行って下さい。
2. レッスン代金は毎レッスン終了時に現金またはキャッシュレスにてお支払い下さい。入会金、運営費などはありません。
3. 一度決めたレッスン予定の変更は、やむを得ない場合を除いてしないようにして下さい。前日、及び当日のレッスンキャンセルについては1レッスン分のレッスン代を頂きます。なお、自然災害など、講師がレッスンが困難と判断した場合はこの限りではありません。


[お申し込み・お問い合わせ先] 橋爪亮督オフィシャルサイトのコンタクトページより、お問い合わせ下さい。
http://www.ryohashizume.com/
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「自己評価について」「他者からの意見との向き合い方について」
以前メモしておいたことを、加筆してまとめて置いておきます。

というのは、最近わりとこの悩みを聞くことが多く、いつも話している内容で、1年ほど前にメモして置いていました。

「評価=良し悪し、できるできない」ではなく、「評価=現在地の把握」と、客観的かつクールに向き合うようにすると、気も楽になりますし、緊張も少し楽になるかなと思います。
お悩みの解消、今後の表現活動の助けになれば、幸いです。


演奏への評価は、

1.自分自身の評価
2.共演者や指導者、友人などロングスパンで自分を見てきた人の評価
3.演奏をその場で聞いただけのリスナーの評価

以上3つに分けて考えたらいいと、お伝えしています。
3つが一致しないことはよくあります。というか、一致しなくて当然です。


1.自分自身の主観的な評価
まず、自分で自分の現在地を正確かつ客観的に把握することは、楽器の練習と同様に、訓練が必要です。

そのために、いつもお話ししているのが、音楽の三要素にトピックを分けて、現状の良いところと悪いところを必ず両方挙げること。
リズムにおいてどうだったか、
メロディを弾くことにおいてどうだったか、
ハーモニーはこれで良かったのか、など、細分化します。
そして、「○○はできた、●●はできなかった」と、必ず両面を挙げていくことです。
放っておくと、ほとんどの人は、「●●はできなかった」に偏重してしまいます。
それが反省と思っている節もありますが、「○○はできた」と自己肯定することの大切さもあります。「止まらずに弾けた」それだけでいいんです、頑張った自分、できた自分も認めてあげましょう。

「全然できませんでした」「一つもできなかった」という自分自身のジャッジは、はっきり言って不要です。レッスンする方から言うと、とても邪魔なマインドです。それは、そこで思考停止になってしまうからです。
そもそも、〈向上したい自分=現在は練度の低い自分〉です。そんな自分が下すジャッジは、信用できないと思っておいた方がいいです。


ということで、下記が一番大事になります。

2.共演者や指導者、友人など、ロングスパンで自分を見てきた人の評価
ここは無条件に信用できるところです。
自分が全然ダメな演奏しちゃったと思っても、周りが良かった!と言ってくれること、ありませんか?
それは、「でも、、」と言わずに、素直に受け止めて下さい。実際には周りにはそう聞こえてるんですから、それが事実です。まずはその事実を受け入れることが大切です。自分の主観を入れて判断しないこと。何も言わずに受け止める、話はそこからです。

それから、他人の意見は、どんどん聞きに行ったらいいです。
「厚かましいかな?」「こんなこと聞いていいかな?」と思うことは不要。
先生でもいいし、音楽仲間でもいいし、セッションホストでもいいし、誰でもいいので、自分の演奏に対してどう思ったか、聞いてみたらいいです。

「私の演奏どうでした?」と聞いたら、大概、最初は「良かったよ」と言いつつ、何が良かったか、真っ先に思い出せる〈良かったところ=あなたの良かった顕著な部分〉を言ってくれると思います。
「リズムに気をつけていたけれど、どうでした?」「イントロは、あれでわかりましたか?」「音量どうでした?」「バッキングはどう感じましたか?」など、具体的な話を振ったら、もっと良いフィードバックがくると思います。

自分の得意な部分、不得手な部分は、最初は他者から思わぬ形で提示されます。自己認識できていません。なぜなら、自分が未熟だからです。この「思ってもみなかった指摘」の積み重ねが、自分の現在地を把握する練習となり、だから、長く自分を見てくれている人の意見を聞く、意見を受け止めることが、大切になってきます。

最近は、先輩が怒ってくれなくなりましたし、アドバイス魔みたいな人も減りました。時代の流れ的に当然ではありますが、言った方がいいと思っても、聞かれるまでは我慢していることも結構あると思います。そういう人は、聞かれたら喜んで答えてくれます。
というか、そういう人だらけなので、どしどし聞いて下さい。
皆が音楽でハッピーになるためだったら、先達は必ず答えてくれます。
基本的に、その人はあなたと楽しく演奏したいと思っています。



3.演奏をその場で聞いただけの、リスナーの評価
これは、ポジティブなものはガソリンにすればいいし、ネガティブなものについては、相手の信用度を測って判断したらいいと思います。
ネガティブなものについては、後述します。

パッと聞きの人の感想は、ボーナスみたいなものだと思っておくぐらいで、ちょうど良いと思います。
音楽の感想で「上手い」は、ある程度以上になると、褒め言葉にはなりません。プロミュージシャンなら上手くて当たり前なので、お客さんから「上手かった」と言われたら「それしか伝わらなかったのか」とガックリくる人も多いでしょう。本当に音楽に心動いたなら、技術のことなど言われることはまずないです。
これは私の個人的な意見ですが、「良かった(言葉が見つからなくてそれしか言えない)」が、一番ご褒美だと思っています。
「良かった」という意見を頂いたならば、「良かったのね」と、ありがたく素直に受け止めておいて下さい。だって、その人が良かったって言ってるんですもの。「良かった」の事実に、何の留保も必要ないです。



最後です。

ネガティブな意見への向き合い方について

誰でも作品や音楽を発表しやすくなった現在、作品を発表して、羨まれたり、知らない人から嫌なことを言われたり、ネガティブな風にさらされることも、増えていると思います。
昔と違って、表現者として軸ができないまま、耐性のないまま発表する人が増えているので、メンタルをやられる、こじれる、逆に攻撃的になる人が多くなっているように見受けられます。

表現活動を長くしていたら、良かったと言ってもらえる数が増える分、ネガティブな反応にぶち当たることは沢山ありまして、私もかなりの数経験してきました。
今はそれを乗り越えて、激強おばさんと化しており、笑顔で受け答えしながらバーカと思って受け流すこともできるのですが(相手と内容によりますよ)、勿論デビュー当時はそうではなかったです。
ネガティブな反応は、一々自分の心で受け止めていたら感情は持たないし、まずは自分が感情で受け止めることをやめるところからスタートです。

ネガティブ反応について、下記二つに大別しなさいと、伝えています。

1.事実の指摘

→ ネガティブ意見が、「事実の指摘」であり、自分もその事実を変えた方がいいと思うなら、改善の余地あり。
改善しなくていいことだと思ったら、気にしなくていいです。そのまま頑張りましょう。
事実の指摘に対しては、行動を変えれば、次に指摘されることはなくなります。
このネガティブは一回で潰せます。ポジティブに変えることも可能です。


2.意見を発した人の、主観的な感想

→ まず、言った人の普段の信用度を査定しましょう。
いつも文句ばかり言う人なのか、匿名なのか、何も知識のない素人なのか、狭量なジャズマニアなのかとか、マウントとる人なのかとか、発言した人が尊敬できるバックグラウンドがあるならば受け止めたらいいけれど、それ以外は「そういう属性の人が言う、一つの感想」と思いましょう。

そして、この1.2.に「悪意が入っているか」を査定して、悪意が入っているのなら、考えるだけ無駄です。廃棄しましょう。
この意見に相手をしないといけない状況でも、相手したら余計攻撃してくる可能性があるので、一人で対応せず、周りの人に相談しましょう。匿名も同じ扱いで、安全な隠蓑から好きなことを言う意見は、ゴミと一緒だと思って廃棄です。



長くなりましたが、いずれにせよ、自己評価、他者評価は「感情で受け止めない、事実を整理する」ことに尽きます。

私はもう20年他者の評価を受けることをしてきており、一々気にしてたら命がもたないので、上に書いたようなこと、評価や意見のフォルダ分けを、自然としています。先達を見たり、先輩に相談したりして学んだところも多いです。

健康な気持ちで、音楽に対する好奇心を持ち続けたまま、音楽に取り組んでいって頂きたいと思っています。この「健康な気持ちで」が持続できない方が多いのは、現代ならではだなと感じています。

SNSのフォロワー数、いいねの数やサブスクでの再生回数など、目に見える量や数字に振り回され、誰でも好きなことをSNSで発信し、それに傷付いたりすることもあると思います。自分の審美眼と観察眼を鍛えていくこと、他者の話の聞き上手になることで、より良い音楽ライフが送れると信じています。

一緒に楽しく向上していきましょう!

mixiチェック

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