2012年01月06日

湯けむりスナイパーお正月スペシャル2012

今夜0:12〜テレビ東京系にて「湯けむりスナイパー」一夜限りの復活です。
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2009年、40代になって一番最初に作ったドラマが「湯けむりスナイパー」でした。
かの名作アルバム「空洞です」(ゆらゆら帝国)のテーマは「ダメージを受けた中年に向けて」だったと坂本さんが何かのインタビューで話していた記憶がありますが
オレもまた中年の加齢臭漂うおっさんになり、「あー、仕事終わって夜中に家に帰って缶ビール飲んで柿ピー食いながら何も考えずに観られるドラマ作りてえなあ・・・でも観終えたあとに余韻は欲しいなあ・・・」なんて気持ちで作ったのが「湯けむりスナイパー」でした。
連ドラ全話の脚本演出をしたのも「湯けむりスナイパー」が初めてでした。
間違いなくその後のドラマ・映画「モテキ」に繋がる、中年以降の指針にもなったドラマでした。
そんなこともあって、やはり「湯けむりスナイパー」には特別な思い入れがあります。
勝手にライフワークだと決め込んでいます。
一昨年末に映画「モテキ」の企画をテレビ東京・井澤取締役からいただいた時に
生意気にも自分から付けさせていただいた条件は
「東宝で全国公開にすること」と「湯けむりスナイパースペシャルを作らせてください」でした。
男らしい井澤さんはその約束をきっちりと守ってくれました。
テレビ東京のそんなところが大好きです。

というわけで、今夜の「湯けむりスナイパーお正月スペシャル2012」、
今夜は新作を3本お送りします。
「夜間飛行」ゲスト:大竹まこと、余貴美子
「殺し屋に戻った夜」ゲスト:深沢敦。石橋けい
「椿屋を去る日」
主演はもちろん源さんこと遠藤憲一。
レギュラー出演者の番頭さん:でんでん、女将:伊藤裕子 由美ちゃん:大野未来
ももちろん健在。
よろしくお願いします。
ウィッス!!


ドラマDVDも絶賛発売中。
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おっと、今回のスペシャルの記者発表映像もありました。



そういえば「湯けむりスナイパー」と「モテキ」を繋ぐちょっと良い話として・・・
ドラマ「モテキ」の最終話でイースタンユースの楽曲とライブシーンを入れたいと
決めてとりあえずコンタクトを取ろうと、知り合いからイースタン二宮さんの
連絡先を聞いて電話をしたんですね。
面識が無かったので「これこれこういう話で最後はイースタンユースの曲とライブシーンが欲しいんです。ライブを撮らせてください」と説明したのですが
二宮さんは「ウチらはライブを基本にやってるバンドなのでドラマの為に演奏するとかはちょっと・・・」と、やや後ろ向きな返事でした。
その場はそれで終わったのですが、どうしても諦めきれずもう一度電話しました。
でも「メンバーとも話し合ったんですがやはり・・・」という返事。
そりゃそうです。見ず知らずのテレビ屋がまだ始まってもいないドラマの
劇中に大切な楽曲とライブシーンを撮りたいって言ってきてもそりゃ断りますよ。
ましてやあのイースタンユースですから。
でもそれでもドラマ「モテキ」の最終話には現役日本最強のライブバンドの
曲とライブシーンが絶対必要と諦めきれずさらに
「うーん、でもやっぱり・・・」と、食い下がり色々話しているうちに
「あれ?大根さんってもしかしたら湯けむりスナイパーの?」
「あ、はい、そうです」
「あのドラマ、ウチのメンバー全員大好きなんですよ!」
「!!!」
「そうですか、じゃあちょっともう一回メンバーと話してみます」
「!!!!」
と、いう流れでドラマ「モテキ」最終話にはイースタンユース「男子畢生危機一髪」
と、そのライブシーンを使わせていただいたのでした。

そういや今、ユーチューブにはこの曲はこの映像しかないんだけど
↑の頃に、どこかの一般の人が作った自前の「男子畢生危機一髪」PVがあった。
それはおそらくその作者であろう男性が自転車で街中を疾走しまくり
そこにグラビアアイドルの映像や画像が細かくインサートされるというものだった。
それはとにかくエモーショナルで、観た方はわかると思うが
ドラマ「モテキ」のラストシーンはその知らないどなたかが作ったその映像に
インスパイアされたというか「あ、これでいけばいいんだ」と気づかせてくれた。
今はもうその映像は削除されてしまって観られないんだが
その人にちゃんと御礼を伝えたいと思っている。  
Posted by hitoshione at 13:01Comments(10)脳天日記

2011年12月30日

2011年

今年最後のブログです。ちょっと今年のことを振り返ってみようかと。
最近はろくすっぽブログを書いていないので最後もなにもないのですが
今年のことを書こうと思えば、到底140文字で収まるわけもないのでブログで。

個人的にはやはり「311震災」と「モテキ」な2011年でした。
細かい出来事はもちろんたくさんありましたが今思えばそのすべてが
「311震災(とそれ以降)と「モテキ」に組み込まれてしまいます。
去年の12月に映画「モテキ」の企画が立ち上がり、年末〜年始にかけて
脚本を書きはじめ、稿を重ね、煮詰まり、上手く書けず、どうしようもなく
「うわ、こりゃ初監督映画が駄作になりかねない・・・」と落ち込んでいる頃に
震災がありました。
開き直りました。
誰に何を言われようが、半年後の9月に劇場に足を運んで
お金を払って観てくれる全国の人たちに「恋愛エンタテイメントロックンロール青春映画」を届けるんだ、笑わせて、ドキドキさせて、切なくさせて、
愛おしい気持ちにさせて、映画観たあとに色々話したくなるように、
前向きな気持ちにさせて、それでも映画館を出れば温い地獄なんだけど、
2時間だけはたっぷり楽しませてやる!!
そんな気持ちになりました。
斜に構えて観る人や、評論家や映画通の評判や感想なんかどーでもいい。
全国の映画館に来る普通の一般観客の人たちにだけ向けて作りました。

おかげさまで映画「モテキ」は大ヒットしました。
知らない人からも知り合いからもツイッターやメール、または直接、たくさんの感想をいただきそのほとんどがモテキを楽しんでもらえた内容で本当に嬉しかった。
そりゃもちろん、否定の声もあったけど
それでも映画「モテキ」に関しては観ればみんな何かを言いたくなるようで
それはそれで目的を達成できたような気もしますし嬉しかったです、何を言われても。

「遠くの誰かに何かを伝えたいと思えば、近くの誰かに嫌われる」
は、狩撫麻礼氏の名言ですが、実際そうなりました。
ヒットするということはそういうことみたいです。

でも、「モテキ」はやはり2011年という今年でしか
成立しえなかった映画だと、一応作品の中心にいた身としては思うのです。

某映画監督が「あの映画は来年には忘れられる」と言っていたそうです。
上等です。
最初からそのつもりで作りました。
震災があって、原発事故があって、誰もがもう今まで通り生きていけない時代の
入り口で、オレみたいなのが作る、作るべき映画は
そういうお祭り映画しかありえないんだから。

映画「モテキ」を観てくれて、楽しんでくれた皆さん、ありがとうございました。
そして、震災にあわれ被災され、まだ多くの悲しみを抱えている方々、
原発事故の影響でこれまでの生活が奪われ、やはり多くの絶望を抱えている方々に
お見舞い申し上げます。
また直接被害にあわれていなくとも心に大きな傷を抱えたままの方々にも。

これからも遠くの誰かに楽しんでもらうためにドラマと映画を作りつづけていきます。

本年はありがとうございました。
また来年!!

  
Posted by hitoshione at 20:43Comments(4)脳天日記

2011年12月14日

大根仁が選ぶ、2011MAN OF THE YEAR。

先日、ラジオでも発表しましたが
大根仁が選ぶ2011MAN OF THE YEARは、劔樹人さんに決定しました!!

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劔さんは神聖かまってちゃんのマネージャーであり
所属事務所PERFECTMUSICの社員ですが
同時にバンド・あらかじめ決められた恋人たちへのベーシストでもあります。
今年は、大ブレイクした神聖かまってちゃんのマネージメントをしつつ
映画「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」で
ほぼ主役クラスで出演し、その素人離れ、いや、むしろ素人だからできる
ギリギリの芝居で観客を冷や冷やさせつつ俳優として鮮烈な印象を残しました。
さらに自身のバンド・あら恋は大傑作アルバム「CALLING」をリリース。夏のフジロックフェスティバルに出演、ホワイトステージにてこれまた鮮烈かつ度肝を抜くパフォーマンスを披露、個人的にはバトルズと並んで今年のベストアクトとなりました。
また、今年大注目のバンド「撃鉄」を発掘&CDリリース。
さらにさらにネットで話題になった鬼束ちひろさんのニコ生放送「包丁の上でUTATANETS」ではMCとして暴走する鬼束さんを自由に泳がせながら絶妙なコントロール。
そして10月に行われた杉作J太郎さん主催の「エアセックス世界大会」で優勝し、
エアセックス世界チャンピオンとして君臨しました。

マネージャー、俳優、ミュージシャン、司会業、世界王者・・・
まさに八面六臂の活躍をした劔樹人以外に2011MAN OF THE YEAR
は考えられず、満場一致で決定しました。
おめでとうございます!!



8月32日へ
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CALLING
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鉄

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劇場版 神聖かまってちゃん  ロックンロールは鳴り止まないっ [DVD]
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なお同時発表となる、大根仁が選ぶ2011BEST MUSIC VIDEOも
あらかじめ決められた恋人たちへ「Back」に決定しました。


劔さん、重ね重ねおめでとうございます!!
2012年の益々のご活躍を期待します!!!!

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Posted by hitoshione at 14:20Comments(2)脳天日記

2011年12月07日

サ道

サ道
サ道
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昨日、アマゾンから届いて早速電車の中で読み始めて、早速声を出して笑ってしまい、周囲から白い目で見られました。
子供の頃からそのポピュラリティと気持ち良さがまったく不可解だった【サウナ】
が、ある日突然【わかってしまった】作者・タナカカツキさんのサウナ求道書。
文章と画のバランスが素晴らしく、なぜだか中毒性もあり、一項ごとに数回読み返してしまう。ので、まだ最後まで読んでません。

タナカカツキさんの盟友・天久聖一さんがアマゾンで
これまた素晴らしいレビューを書いているのでコピペしておきます。
【バカドリルやトン子ちゃんでお馴染みのタナカカツキ氏が愛して止まないサウナに捧げた「作品」です。
このオリジナルはネット連載なんですが、こちらの書籍では全体の流れに合わせて文章やイラストを見事に再構成しています。
しかも大量の描き下ろしマンガまで!これがまた斬新です。
しかし不思議な本です。マンガとも言えずエッセイとも言えず、じゃあよくあるコミックエッセイかというと、つくりが全然違う。
ただまっとうなクリエイターが自分の興味があることを素直に、丁寧に作り込むとこういうモノができると、そんな感じです。
サウナの本と言っても、サウナを啓蒙しようとか、雑学を披露しようという本ではありません。
サウナに魅せられた作者の気分を追体験するためのペーパーアイテムだと感じました。
この調子でいま作者がハマっている水草水槽についての本も楽しみにしてます。】


サウナ行きたいー。  
Posted by hitoshione at 13:24Comments(0)脳天日記

2011年11月18日

幻とのつきあい方

幻とのつきあい方(初回限定盤)
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今日は坂本慎太郎1stソロアルバム「幻とのつきあい方」のリリース日です。
どう考えても2011年のベストアルバムです、オレにとって。
ありがたくもずいぶん前にサンプルでいただいていたのですがもう100回以上は聴いてます。
PVもあるので貼ろうかと思いましたが、たぶんこのアルバムは先入観無しで
まずは音だけを聴いた方が良いと思います。
サンプルだけもらってってわけにはいかないのでアマゾンに予約注文しておいたのですがまだ来ねえ!

とにかくとんでもないアルバムで、とんでもないアーティストのデビューです。

解散以降も死ぬほど聴いていた、ゆらゆら帝国もこのアルバム聴いてから
一切聴かなくなりました。
まあ、また聴きたくなるとは思いますが、坂本さんのこのアルバムに賭けた気持ちが
ゆらゆら帝国を今のところ拒否させているのかもしれません。

個人的には、大好きなバンド解散後にボーカルが出したソロアルバムが
バンドを超えていったのは初めてのことです。

音楽が好きな人は全員に聴いて欲しいです。

  
Posted by hitoshione at 20:32Comments(4)脳天日記