撮影が池袋で昼に終わったのでカレー食って渋谷に移動して
「大日本人」と「監督・ばんざい」を続けて観た。
「大日本人」がQ−AXで13:40〜、観終わって歩いて5分のプライムで16:40〜という、「続けて観るべし!」な立地だったし、今日逃したらしばらくバタバタしそうだったので。
どっちも裸の王様映画でした。
王様本人が裸であることを自分でわかっている上で
観客はその裸を笑うのではなく、丸出しのチンポを笑うという映画でした。
ただ、どっちもそのチンポの形がとんでもなく異形なので
見世物にはなっていたが、さすがにチンポだけで2時間はもたんわ。
こちとらそれなりの大人なんだから。
ファンや信者にとってはありがたいのかな?2時間もチンポ見れて。
松ちゃんのチンポは途中ものすごく巨大化したり(比喩ではなく)
その巨大チンポが一瞬にしてこの世のものとは思えない形になったりするのだが
たけしは半勃ちチンポ丸出しのままウンコ漏らしちゃったりするもんだから
「あ〜あ〜しょうがねえなあ」である。
声出して笑ったのは「監督・ばんざい」の中の劇中映画「コールタールの力道山」。
たけしはあれやりゃいいんだよ、誰にも負けないんだから。
あと江守徹はすごかった。たけしより全然すごかった。
映画の悪魔はたけしじゃなくて江守徹に降りてやがった。
あと鈴木杏にも。
声といえば、「大日本人」は音処理に関して決定的なミスをしている。
というか、松ちゃんがそこまでテクニカルな部分に関して
理解しているとは思えないので誰かが音処理に関してさぼっている。
前半軸になっているドキュメンタリーのインタビュー箇所で
大佐藤(松ちゃん)にインタビューをするディレクターの声は
おそらく撮影後にアフレコしたのであろうが
その音質、レベルが大佐藤のそれに対して差がありすぎた。
軸になって進んでゆく大事なシーンのすべてに違和感が生じている。
インタビューに答える松ちゃんの芝居がとても良かったのでもったいない。
というか、成立すらしてないことになってしまっていた。
ああいったシーンの場合、音声マイクは被写体である大佐藤に向けられているので
聞き手の声はオフ気味になる。必然大佐藤の声の方がクリアでありレベルも高いはずなのだが、アフレコ&後処理が下手くそなのでレベルはほぼ同じなのだが聞き手の声の方がクリアになってしまっていた。簡単にいえば会話の中で現場の空気感とスタジオの空気感のズレが生じてしまっているのだ。
一応フェイクドキュメンタリーの体をとっているようにも観れるので
厳密にいえばそこは不自然ではないのかもしれないし
後にDVD化されてテレビモニターのスピーカーで聞く分には
まったく気にならないであろうがいかんせん映画館のスピーカーでは
目立ちすぎた。
「映画をナメる」「映画を壊す」つもりなら
逆にテクニカルな部分は徹底して欲しかった。
そのへんは廻りがちゃんとフォローしろよ。
映画としてどうか?
どっちもおもしろくないよ。