4月11日から18日まで、南相馬に行ってきました。
Twitterで@bambooyoudo blog さんのボランティアの呼びかけを見たのがキッカケで。
行きは東北道から福島市によって、@bambooyoudoさんと合流。飯舘村を通って南相馬市へ。
途中こんな道路があちこちで。
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南相馬市、原町の社会福祉協議会ボランティアセンターに夕方到着。youdoさんは積み込んでいた大量の野菜や支援金で購入した電化製品などをおろし、福島へ帰っていきました。
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自分は残ってここで1週間ボランティア活動です。ちなみにここは原発25km位のところ。ボランティアは毎日80〜100名程います。
このセンター付近の街は地震、津波の影響は感じられませんが、屋内退避であったため出歩いている人はあまり見えませんでした。車は普通に走ってます。(4月22日から現在はこのエリアの屋内退避は解除になりました。街の商店も少しづつ始まっているようです)

1週間分の食料、コンロ、水、寝袋など用意していきましたが、この頃はこのセンター内に数人は宿泊できたので畳部屋に雑魚寝させてもらいました。(現在はセンター内宿泊禁止になりました)

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朝8時のミーティング。
依頼された案件に人数を割り振っていきます。各項目のリーダーがいますが同じボランティア。
仕事内容は、
・おうち片付け隊(家の瓦礫撤去)
・思いでお返し隊(流されて見つかったアルバム等遺留品の洗浄、展示)
・避難所(小学校体育館)各所の炊き出し
・在宅避難の訪問
・全国から届く支援物資の仕分け、分配
・託児所のサポート
・小中学生を集めて寺子屋のサポート 
等々。日によって依頼もボランティアの人数も変わるので毎日人数配置を決めます。

僕は前半は寺子屋のメンバーに入りました。このときは学校が始められていなくて、屋内退避だったので子供達も遊ぶこともできなかったので、地元青年会議所の提案で近くのお寺の部屋をお借りして、文字通りの寺子屋を始めることに。
メンバーに参加して2日間はスタートするまでの段取りのミーティングの日々。そのチームボランティアメンバーの殆どの人が小中学校の先生の経験者でした。自分はプランを客観的に見て問題点を修正してみたり。一応サポート校に長年携わったのも少しは活かせたかな...。

参加3日目から”なんだべ寺子屋”スタート。地元の方の募集呼びかけにより、24名の小中学生が集まりました。自主学習、読書、映画鑑賞、みんなでゲームなどレクリエーション、が基本ですが、それに加えて紙芝居(これには即興アコギBGM、効果音?で参加)だったり、仙台から来ていただいた及川さんによる、タオルと輪ゴムを使っての動物作りレクチャーなど、それぞれができることで子供達に楽しんでもらいました。子供達も最初はそれぞれ違う学校の子であったりするので緊張していましたが、すぐにとけこんで楽しそうでした。
そして思った以上に勉強一生懸命やってました。遊びたいばかりかと思ったら、そうではないのは驚きました。どこか心の片隅にもしかして”自分たちが未来を”という思いが無意識にあるのでしょうか。
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左上より、布村さん、僕、タオルおじさんの及川さん、新潟の竹川さん、町田の大久保くん、地元青年会議所の高倉さん。
左下より、地元福島の保田さん、チームリーダー藤野さん、静岡より信國さん、地元の高倉さん、地元出身サーファー!金子さん。

(青年会議所の高倉さん、実は僕が行く前に南相馬のツイートを見ていて、たまたまフォローしていたんです。でも終わって帰ってくるまでそれが高倉さんと気がついていなかっという...現地ではあまりツイッター見てなかったのもありますが...)

及川さんの作品
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みんなで挑戦したハムスター...これが僕の作品
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木、金と2日間寺子屋に参加しました。

現地での生活ですが、ボランティアはテント泊や車中泊、また近くのホテル泊などさまざまです。
車で少し走れば「森の湯」という銭湯もあり、原ノ町の駅の方には「駒」という居酒屋もやっていました(焼き鳥美味しかったです!)。
コンビニはセブンイレブンが1件だけ営業、スーパーはやっていませんでした。(現在は徐々に始まっているようです)
電気、ガス、水道も復旧済。

土日は寺子屋はお休みなので、思いでお返し隊に参加。
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外での作業なので、30km圏外になる鹿島区のほうまで行っての作業です。
2枚目は洗浄した物を展示しているもよう。先人ボランティアさんの数々の工夫によって効率よく洗浄、展示まで行われています。ここに地元住民の方がいらして自分や知人の所有物を見つけて以て帰っていただきます。
アルバム等見つけて涙する方や、喜んで帰っていく方、様々です。
作業は泥まみれになって運ばれてきた様々な物を綺麗にしていきます。写真は歯ブラシや刷毛、タオルなど使いますがこすり過ぎると削れてしまうし、加減や方法はそれぞれのセンスで(笑)。
僕がやった2日間は風も強く、粉塵も凄かったので防塵マスクの必要を訴えました。(現在は防塵マスクは揃っているようです)

最後に、2枚の写真を

これは早朝に海側まで行ってみたときの写真。
これでも全然伝わらないほどの光景が広大な範囲に及んでいます。身震いが止まらなかった...。
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みんなで力を合わせて時間かかるけどきっと復興できる、でも放射能が収まらないとそのスタートすら切れない...と痛感。

そしてこちら
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南相馬の夜の森公園の桜。(ちなみに夜ノ森公園は双葉郡にもあります)
4月16日の土曜日の朝行ったんですが、このときちょうど満開。これだけの桜をこれだけ人がいない所で見たことがありません....。素晴らしい花見をさせてもらいました。

今は屋内退避が解除になっているので僕が行ったときと状況は違うかと思いますが、それでも現地の方は身動きが取れずにストレスを感じています。県外に避難すればいいのでは?と簡単にはいきません...。放射線量は福島市や郡山市の3分の1。郡山や福島市に避難するのもどうなのでしょう...。県外に行けばそれまでの近所付き合いが絶たれ、うまく出来る人もいると思いますが、それを不安に思う人も多いでしょう...。
もちろんこのまま放射能が続けば、もしくは原発にさらなる事故があったら...その時はそうも言ってられないのかも知れません。線引きは難しい。政府は退避を求めていくなら避難先のケアをもっと考えていかないと...。

帰りの日に、念のためスクリーニング受けてきました。全く問題なし。

またそのうち伺います!