こんにちは、いよいよ前日です。

 

今シーズン最後の対校戦となりました。

まずは、事前準備等ご協力いただきありがとうございました。一橋開催とはいえど、現役部員は経験したことがないので手さぐりになりながらの運営となってしまいますが、多くの人の力があってこそ開催できると痛感しております。

 

特に大会総務の二人は本当にありがとう。開催場所の選定から、実際の運営までたくさん苦労があったことでしょう。勝手がわからず苦難することも多々あったかと思います。ここまでお疲れ様。そして明日もお願いします。二人のためにもみんなで最高の対校戦にして、胴上げしてあげましょう。

 

補助員やサポートしてくださる皆さんもありがとうございます。様々な思いを抱えての作業となる方もいらっしゃると思います。そんな皆さんも巻き込んで最高の対校戦にしてみせます。

 

そして、いつも応援に駆けつけてくださるOBOGの皆様、ありがとうございます。どこのグラウンドで対校戦が行われたとしても我々のホームに変えてくださるような熱い声援のおかげで部員一同は思う存分暴れまわることができています。今回は、国立での開催ということで多くの皆様が駆けつけて下さり、さらにパワーアップした声援を送ってくださると思っております。応援してよかった、応援しにきてよかったと心の底から感じていただけるよう、部員一同取り組んでまいりますのでお力添えください。

 

 

 

 

 

さて、先述した通り、今季最後の対校戦ということでここまでを軽く振り返っていきたいと思います。尺の関係上、基本的に少数対校戦に限定させていただくことをご容赦ください。

もちろん、少数対校戦を除いた場面でもセンセーショナルな場面は多々あり、そのたびに心が揺れ動くような経験をしましたが、また今度のブログで書きます。

 

 

四大戦。安堵の勝利でした。この調子で戦っていければ目標である対校戦全勝も達成できるかもしれないと期待させてくれるような試合でした。

 

 

三商戦。激烈な勝利でした。昨年、大敗を喫した神戸大学に対して強さを見せつけることができました。チームの爆発力と一体感を見せつけることができた試合でした。

 

 

東大戦。総合力の勝利でした。各パートの主力選手が本調子でないという状況もありながらでしたが、特に非専門選手(跳躍・投擲における)の活躍が印象に強いです。

 

 

そして、名大戦。今回はどのような勝利になるでしょうか。

圧巻・圧倒的な勝利にしましょう。もちろん、対校戦全勝というメモリアルがかかった試合にはなります。リーチがかかる緊張感や、今回もきっと勝てるだろうという信頼が混ざり合っているという心情です。

そんな中でも圧倒的で、圧巻のパフォーマンスを見せつけて勝利を勝ち取りたいと考えています。きっとこのチームなら勝利に留まらず、圧倒的な勝利を勝ち取ることができると過信しています。

 

今のチームは四大の時のチームと比べても大きく成長したと日々感じています。正直、シーズン最初の対校戦は、現在と比較するとこのチームは個人の集合体に過ぎなかったと思います。自分自身うまくチームを統率できなかったり、幹部としてチームで目標を達成したいと主張していたものの真にチームにそのパッションを波及することは出来ていませんでしたし、実質も伴っていなかったかもしれません。

 

その当時と比較すると、各選手のギラギラした目線、内に秘めた熱い気持ち、チームとしての一体感が増していることは間違いないでしょう。対校戦で闘志を燃やす楽しさや尊さ、出場することができない悔しさや焦り、自分が背負っている役割や使命にかかる重圧などひとそれぞれ必ず抱いている感情は異なるはずです。しかし、それぞれがどんな状況であろうと、チームとして勝ちたい・喜びを共有したいという共通の思いは統一されています。

組織全体で共通認識を取ることは口で言えば簡単なことのように思えますが、その実質が伴っているか、真に共通認識を取ることができているかと突き詰めて考えると決して容易ではないことが分かると思います。

 

この一体感や共通認識が目に見える形として現れた一つの例として、集団応援もあげることができるのではないでしょうか。あの瞬間は、チーム全体が一体となり、共通の目標に向かって声を張り上げることができる瞬間です。あの興奮の渦に巻き込まれながら、チームの勝利に傾倒していく。なんて最高な時間なんだと強く感じます。明日もホーム国立で応援の渦で大学を飲み込んでやりましょう。どうしても一人一人の力が必要です。遠慮せず、出し惜しみせず、すべてをグラウンドに置いて来る気概で一日応援お願いします。

 

このように、チームとして統一した共通の目標に向かっている「今のチームは強い」と胸を張って言うことができます。間違いなく強い。戦力分析がぎりぎりであろうと負けるビジョンなんて一切見えない。

これまでの対校戦でも戦力分析上のビハインドを幾度となくひっくり返してきましたし、今のチームであれば圧倒的な勝利を飾ることも可能だと確信しています。

今シーズンの成果を、苦しみを、葛藤を、楽しさを。すべてを集約した試合にしましょう。

 

また、4年生とともに過ごすことができる最後の試合でもあります。妹尾のブログでも語ってくれていたのと、私自身のそれぞれに対する思いは明日の引退宣言の際にお話ししたいのでここでは簡単に。

 

今の4年生は我々に、高みを。興奮を。情熱を見せてくれた存在であると同時に寄り添ってくれるような存在でした。特に秋シーズン以降の4年生の好記録連発には部員一同興奮しっぱなしでした。

競技力が高い選手だったり、モチベーションが高い選手が多い中で、先頭を独走して走り続けるのではなく、我々を引き上げながらも、一歩か二歩前を常に走り続けてきてくれた存在でした。目標を下方修正したくなったり、うまくいかず諦めたくなったりしたくなった時も競技面でもマインド面でも刺激を与えてくださりました。

 

そんな4年生に我々は何を見せることができるか。

 

それは強さだと思います。競技面での「強さ」・チームとしての「強さ」・そして部を受け継いでいくものたちとしての「強さ」。これらを証明できるよう全力で闘志を燃やしましょう。

最強の4年生とともに過ごせる時間を大切にしながら、全力を尽くしましょう。

 

反対に4年生には「楽しさ」を見せつけてほしいです。

ここまで4-5年間、楽なことばかりではきっとなかったと思います。怪我に苦しんだり、過去の自分との戦いに苦しんだり、周りと比較して苦しんだり。ここでは表現しきれないほどの苦労や悩みがあったことかと思います。しかし、その中でも先輩方は「強さ」だったり、陸上の「尊さ」を私たちに示してくれました。

だからこそ、無理にチームに何かを残そうだったり、プレッシャーを感じたりせずに、ありのままに陸上を、そしてこのチームでの最後の対校戦を楽しんできてもらいたいです。

部としての試合の最後に、今回の引退戦が「一番楽しむことができた」と心の底から思ってもらえるような試合になればいいと願っています。

 

 

 

 

さいごに。

 

今シーズン最後の対校戦、絶対に勝ちましょう。

 

今のチームは過去最高です。

 

今のチームが大好きです。

 

選手もマネージャーも全員が対校戦の勝利という目標に向かって突き進んでいます。

 

グラウンド開催で心配事だったり、練習の消化率や疲労的に懸念もあるかもしれません。

 

でもここまできたらあとはパッションで相手を圧倒して、自分たちを鼓舞するのみです。すべてを自信に変えてぶつかっていきましょう。

 

チーム全員で戦って、チーム全員で最高の一日にしましょう。

 

 

 

 

 

名大戦、いくぞ。

 

 

主将 白石雄大