こんにちは。主将の澁谷です。
まずは東大戦、おつかれさまでした。
対校選手はもちろん、暑い中で運営を支えてくれた部員、声を枯らして応援してくれた仲間、そしてOBOGの皆さま。皆の力が合わさって掴んだ勝利だったと思います。この場を借りて、心から感謝申し上げます。
さて、東大戦が終わったばかりですが、明日は四大戦です。4月開催の予定でしたが、諸々の事情により明日開催することとなりました。
戦力に関しては、ここまで戦力分析ブログでも触れてきた通り、実力を出せれば勝てる大会だと思います。2位とは20点近く差をつけて優勝する予想であり、1・2位を独占して勝つ種目も多くありそうです。
惨敗予想の三商戦、4年を出して本気で勝ちにくる東大戦、それらと比べれば厳しくない大会になるでしょう。「優勝できるか」という1点だけを目標にすれば、どうしても気持ちが入らないかもしれません。
しかし、ぬるい気持ちのまま大会を迎えるのも面白くないですよね。
そこで、僕から共有したい考え方があります。
それは、対校戦や組織づくりにおいても"点的な目標"ではなく"連続的な目標"を持とう、ということです。
対校戦をただの一回勝負と捉えるのではなく、「ここから何を積み上げていくか」という視点を持つ。
そう考えれば、明日の四大戦も東大戦の続きとして、新しい挑戦の場になります。
では、組織としてどんな"連続的目標"を持つのか。
その答えはシンプルです。
『昨年より良いチームを、昨日より強い組織を作ること。』
『四大戦に勝ったその先に、さらに成長の可能性を見出すこと。』
そして、これらは目標であると同時に、今ここに所属する現役部員の義務でもあります。
この部は100年以上続く歴史ある組織です。我々が競技に没頭し、恵まれた環境で、素晴らしい仲間と切磋琢磨できるのも、先輩方が脈々と紡いできた部の歴史あってのものです。
しかしながら、この部をさらに良くしていけるのは、今この瞬間に活動している現役部員しかいません。
先輩たちが築いてきた歴史に応えるために、そして未来の後輩に誇れる部を渡すために、僕たち全員が、「さらにこの部を良くしていく」責任を担っていると考えます。四大戦に勝てそうだからって、そこで満足してしまっては、受け継いできた歴史にも、未来にも応えられません。
陸上競技を振り返っても、僕たちは常に連続的目標で前に進んできたと思います。
100mで12秒を切ったら次は11.5、その次は11.0。
高跳びなら150cmを跳んだら、次は160cm、170cmへ。
そうやって次の目標を設定するからこそ、記録を伸ばし続けてこられました。
同じように、組織としても「昨日より良いチーム」を目指すことを続けていかなければなりません。
その積み重ねの先に、必ず"最強の一橋大学陸上競技部"があります。
では、「良いチーム」が指し示す先は何か、「最強の陸上競技部」って何か。
僕が描く理想の姿はこうです。
対校戦に勝つのは当たり前。
専門選手だけでは足りない種目は、皆で補いながら勝つ。応援もどの大学よりも大きく、一体感がある。
そうして余裕で対校戦に勝てる環境をつくり、その余裕でさらに一人ひとりが専門種目に集中できるようにする。
個人が強くなれば、またチームの勝利も揺るぎないものになる。
この循環を回していければ、個人としても組織としてもさらに強くなっていけます。
そして四大戦は、その循環を示す最初の舞台です。
勝つことは前提です。ただ、それだけを目標にするのはやめましょう。
大事なのは、勝った上で東大戦よりもさらに良いチームで戦えるか、一人ひとりが自己ベストや新しい成果を出せるかです。
東大戦で掴んだ圧勝を「ここで終わり」にせず、四大戦で次の成長を必ず示しましょう。
それぞれが自分の種目や役割で全力を尽くすこと。
競技で記録を伸ばす人もいれば、今後を見据えて着実に結果を出す人もいる。
全力で応援し、仲間を押し上げることも大きな力になります。
どんな場面でも「昨日より良い自分」を示すことが、このチームを前に進めます。
一人ひとりがそれをやり切れば、東大戦の圧勝は単発ではなく、この部がさらに強くなるための確かな流れになります。
四大戦は、その続きを刻む試合です。決して油断せず、決して慢心せず、より良い組織・チームを目指して全員でやり切りましょう。そして勝って、必ずこの先の成長に繋げましょう。
僕の描く理想は、そう遠くないところにあると思います。
東大戦以上の善勝を。
四大戦、いくぞ。
主将 澁谷隆成
まずは東大戦、おつかれさまでした。
対校選手はもちろん、暑い中で運営を支えてくれた部員、声を枯らして応援してくれた仲間、そしてOBOGの皆さま。皆の力が合わさって掴んだ勝利だったと思います。この場を借りて、心から感謝申し上げます。
さて、東大戦が終わったばかりですが、明日は四大戦です。4月開催の予定でしたが、諸々の事情により明日開催することとなりました。
戦力に関しては、ここまで戦力分析ブログでも触れてきた通り、実力を出せれば勝てる大会だと思います。2位とは20点近く差をつけて優勝する予想であり、1・2位を独占して勝つ種目も多くありそうです。
惨敗予想の三商戦、4年を出して本気で勝ちにくる東大戦、それらと比べれば厳しくない大会になるでしょう。「優勝できるか」という1点だけを目標にすれば、どうしても気持ちが入らないかもしれません。
しかし、ぬるい気持ちのまま大会を迎えるのも面白くないですよね。
そこで、僕から共有したい考え方があります。
それは、対校戦や組織づくりにおいても"点的な目標"ではなく"連続的な目標"を持とう、ということです。
対校戦をただの一回勝負と捉えるのではなく、「ここから何を積み上げていくか」という視点を持つ。
そう考えれば、明日の四大戦も東大戦の続きとして、新しい挑戦の場になります。
では、組織としてどんな"連続的目標"を持つのか。
その答えはシンプルです。
『昨年より良いチームを、昨日より強い組織を作ること。』
『四大戦に勝ったその先に、さらに成長の可能性を見出すこと。』
そして、これらは目標であると同時に、今ここに所属する現役部員の義務でもあります。
この部は100年以上続く歴史ある組織です。我々が競技に没頭し、恵まれた環境で、素晴らしい仲間と切磋琢磨できるのも、先輩方が脈々と紡いできた部の歴史あってのものです。
しかしながら、この部をさらに良くしていけるのは、今この瞬間に活動している現役部員しかいません。
先輩たちが築いてきた歴史に応えるために、そして未来の後輩に誇れる部を渡すために、僕たち全員が、「さらにこの部を良くしていく」責任を担っていると考えます。四大戦に勝てそうだからって、そこで満足してしまっては、受け継いできた歴史にも、未来にも応えられません。
陸上競技を振り返っても、僕たちは常に連続的目標で前に進んできたと思います。
100mで12秒を切ったら次は11.5、その次は11.0。
高跳びなら150cmを跳んだら、次は160cm、170cmへ。
そうやって次の目標を設定するからこそ、記録を伸ばし続けてこられました。
同じように、組織としても「昨日より良いチーム」を目指すことを続けていかなければなりません。
その積み重ねの先に、必ず"最強の一橋大学陸上競技部"があります。
では、「良いチーム」が指し示す先は何か、「最強の陸上競技部」って何か。
僕が描く理想の姿はこうです。
対校戦に勝つのは当たり前。
専門選手だけでは足りない種目は、皆で補いながら勝つ。応援もどの大学よりも大きく、一体感がある。
そうして余裕で対校戦に勝てる環境をつくり、その余裕でさらに一人ひとりが専門種目に集中できるようにする。
個人が強くなれば、またチームの勝利も揺るぎないものになる。
この循環を回していければ、個人としても組織としてもさらに強くなっていけます。
そして四大戦は、その循環を示す最初の舞台です。
勝つことは前提です。ただ、それだけを目標にするのはやめましょう。
大事なのは、勝った上で東大戦よりもさらに良いチームで戦えるか、一人ひとりが自己ベストや新しい成果を出せるかです。
東大戦で掴んだ圧勝を「ここで終わり」にせず、四大戦で次の成長を必ず示しましょう。
それぞれが自分の種目や役割で全力を尽くすこと。
競技で記録を伸ばす人もいれば、今後を見据えて着実に結果を出す人もいる。
全力で応援し、仲間を押し上げることも大きな力になります。
どんな場面でも「昨日より良い自分」を示すことが、このチームを前に進めます。
一人ひとりがそれをやり切れば、東大戦の圧勝は単発ではなく、この部がさらに強くなるための確かな流れになります。
四大戦は、その続きを刻む試合です。決して油断せず、決して慢心せず、より良い組織・チームを目指して全員でやり切りましょう。そして勝って、必ずこの先の成長に繋げましょう。
僕の描く理想は、そう遠くないところにあると思います。
東大戦以上の善勝を。
四大戦、いくぞ。
主将 澁谷隆成
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