大変ご無沙汰しております。突如として消えた4年の横木です。

 

 

 

正直何を書けばいいのかわからないのだけれど、ただただ陸上生活の終わり方が最悪だったと心の底から思う。思わない日などない。

 

一年前に「引退していった同期たちの分も自分が最後に予選会に出走して、予選会学内新記録を更新する」なんて息巻いていた。本気でそのつもりだった。

「予選会出場」以上の目標はなく入部した自分にとって、大学2年で予選会を走ってからは明確な目標も掲げてこなかったけれど、「学内新更新」は久々に見つけた、心を燃やせる目標だった。

同期たちも、「沿道から横木を応援するのを楽しみにしてるよ」と言ってくれていた。

 

自分は、そんな仲間たちを裏切った。心から申し訳ない。

何よりも、過去の自分自身からの怨嗟の声がずっと聞こえてくる。

どれだけ誤っても、自分を許せる日など来ないと思うのだけれど、自己肯定などできるわけもないのだけれど、せめてもの責任としてなぜ途中でやめるに至ったかは書き残そうと思う。

過去の自分への言い訳として。

 

 

 

3/10に冬学期の成績が発表された。

一度留年をしている身だからか、「まあさすがに余裕をもって卒業できるだろ」「当期集中科目もしっかりとったし、就活が終われば部活に集中できるようになるかな」とかなり余裕をこいて成績を確認した。

 

想像以上に単位を落としていた。

落とした科目はどれも、「精一杯やったけど取れなかった科目」ではなく、「そもそも真面目に向き合う気すら見せてない科目」ばかりであった。

どこまで私は自分に甘く自堕落なのだろう。自分自身の弱さに愕然とした。

来年卒業するためには、少しの落単も許されない状況になっていた。

丁度就職活動の最中にあり、自分自身の将来というどこまでも現実的な自分の問題に向き合う過程で、予選会ラストだとか、学内新記録だとか、そんな美しい物語を追いかけ続ける余裕が自分にあるのかわからなくなっていた。

当然就職面接をしていれば「本当に卒業できるの?」と詰められるわけで、そこに関して少しずつ焦りと危機感を憶え、いつしか競技者として陸上に真摯に打ち込む心の余裕がなくなっていた。

 

そんな中でも、部活に行くこと、ジョギングをすること自体はとても楽しかった。

私は前々から言ってきたように、「ランニングは好きでないし、長距離走なんて辛くてとても続けられたもんじゃない」という世間の皆様の声に心の底から同情できる人間なのだが、一番現実に押しつぶされそうなタイミングで走って気を紛らわせるのは楽しかった。

部活で後輩たちや院に進んだ同期たちと話すことに癒されていた。

 

後輩たちには、不愛想で気難しい、一番厄介な先輩がいつまでも居座ることに薄ら嫌気がさしていたかもしれないが、不愛想な先輩はその後輩たちと一緒に走り、何気ない話をする時間に救われていた。感謝こそすれ、居心地の悪さなど感じる由もなかった。本当にありがとうございました。

 

 

とはいえ、そうして陸上に逃げ、かといって競技に打ち込んでいるわけでもない中途半端な現状が、自分にとっては最も好ましくない状況にあると感じていた。

「一か月、新学期の授業を真面目にこなしながらスケジュール感を確認してみよう」

そう思って大学生活5度目の4月を、過去5回で唯一といっていいほど真面目に過ごした。

真面目に勉学に打ち込んだ。

はじめて他の人の「あたりまえ」に挑戦してみた。

 

 

 

この「一か月」の期限は丁度自分に最初の内定を頂けたタイミングと重なってしまった。

「今辞めるのは、部活を就職活動に利用したみたいじゃないか?」とここで部活を離れることを自分自身が許そうとしない思いが一段と強くなった。

 

それでも、もうケジメをつけなきゃいけないと感じた。

最後一年間はちゃんと人並みに勉強するために、4年間心のどこかで言い訳にし続けていた「自分は部活やってるから」を外さないといけないと感じた。

過去の自分から一生恨み節をつぶやかれ続けるのを覚悟し、その十字架を背負って勉強に打ち込まねければいけないと感じた。

もちろん周りの部員はこの程度の勉強を軽々とこなして部活に精を出しているのだろう。

私も、やってやれないことはないのかもしれない。

とはいえ、私には自分が自堕落な人間であることを裏付ける証拠があまりにも多すぎた。

 

 

 

そうして、私は部活を辞めた。

 

未練は多分にあるし、「お疲れ様」などと言われていい筋合いがあるはずないから、「引退」ではなく「退部」を選ぶべきかかなり考えた。

が、部則によるところの引退の要件に合致してしまっているので、形式として「引退」させてもらった。

だから今もこうして「引退ブログ」として長々と文章をここに書き散らかしているのだが、個人的には私はあの日をもって「退部」したと思っている。

陸上競技部を全うされた方々と肩を並べる資格がないと思っている。

 

私に関わってくださった全ての皆様、なにより過去の私に対して。

期待を裏切ってしまい、大変申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

引退ブログでもなんでもない、暗く言い訳がましい文章になってしまい大変申し訳ありません。上述の通り、私は自分が引退ブログを書く資格があるとは自分ではとても思えず、期限ぎりぎりになって慌てて書き始めたらこのような文章になってしまいました。

とはいえ、陸上部生活の振り返り的なことはさすがにした方がいいかなあとは思わなくもないので、勝手に中長ブログに引退ブログとして書こうと思います。

徒然なるままに書いた文章、お付き合いいただきましてありがとうございました。