えー、声がでかい男です。
ブログとは関係ないのですが、昨日?今日?多方面に多大なご迷惑をかけたようです。この場で謝罪させていただきます。
やさしすぎる人が周りにいるのは幸いです。
本当にありがとうございました。そして、申し訳ございませんでした。
では、気を取り直して。
このブログの本文自体は、4日前、1/30の夜に書き上げました。
本来なら、河上の望むような「激アツ」な文章を書くはずなんですが、諸事情で激アツ文章を書ける状況でもなかったので、心と頭の整理として書きました。
2日前、2/1の夜に澁谷のブログを読みました。彼のことは常々一段違うなと思っていますが、今回も良い視点をもらえました。ありがとうございます。
1/30から2/1まで2日経った上で、澁谷のブログを読んで、この内容で本当にいいのかと一瞬思わされました。だからちょっと考えました。
逃げずに自己内省できるのはほんとうにすごいなと思う。僕はできない。
澁谷のブログを読んでいて自分は自己内省から逃げる人間だなということを突きつけられた。
読んだ後で色々考えを巡らせて、自分に問いかけたことが、
「それは手段ではなく根源的な目的か」
「それを達成したらもう次はないと心から思えるか」
自己内省をした。
めちゃくちゃ大切なことを言語化・構造化できた。
人間レベルがLv.3からLv.7くらいまで上がった気がする。(Lv.100で解脱できます。)
自己内省をした結果、上の2つの質問に答えるなら、
「大いにYES」です。
確信をもって言えるようになりました。
僕の目標は、それ自体は手段です。
その手段を使ってかなえたい目的は、根源的な目的です。これ以上にない。
ただ、今回の内省は、全カレブログまでとっておいた方がいいと思ったので、今回は省略。
では、本文。
夢なんか叶わない。
そう心の中で思っているんだと思う。
「叶わないだろう。」ではない。「叶わない」だ。
あまたの経験に裏付けられて、そう思っているんだ。
僕はまさに『夢見がちな「boy」メンタル中坊』である。助演男優賞にノミネートされたこともないような端役だけど。
男の子はだれだって、小さい頃は自分がヒーローになる。
絶対起こるはずはないのに、『教室の後ろのドアから不審者が刃物を持って乗り込んできたらどうやって成敗しようか』なんてことを授業も聞かずに机に突っ伏してずっと考えている。『好きな女の子が事件に巻き込まれて、自分がその子を助けたときに言うきざなセリフ』を使う予定もないのに一人でこっそり練習する。
でも、成長するにつれて自分はヒーローなんかじゃないと気づく。この世界の主人公じゃないと気づく。自分が主役のドラマなんか存在しないんだと気づく。
そうやってちょっとずつ、妄想をやめて、夢を持たなくなる。
一般的な尺度から見れば、僕はだいぶ「ガキ」だ。
ヒーローの妄想もきざなセリフもだいぶ減ったほうだとは思うけど、「夢」に関してはいつまでたっても減らない。
小さい頃からずっと、自分が一番目立つ展開の「ドラマ」を夢に見ている。
叶ったことなどない。なのに、凝りもせずにいつまでも新しい夢を膨らませている。
こと砲丸投においては、本当に一度も叶ったことがない。
叶わない原因なんてわかりきっている。
夢が大きすぎる。
現状と乖離しすぎている。
夢に見合った道のりを歩んでいない。
叶うはずもない。今考えればそう言い切れるし、夢を見ていたその時も分かってはいたんだと思う。ただ僕はガキだから、そんなことお構いなしに大きな夢を見続ける。
砲丸投で初めて夢を見ようと思えるようになったのは、もう何度も言っているけど、中2のジュニアオリンピックで6位になったときだ。
中3の全中で優勝することを夢に見た。安定の記録で決勝12人枠に進む。決勝では1本目でエイトに残れる記録を出して、2本目は距離は出てるんだけど勢い余ってファールする。3本目はファールはしないんだけどかみ合わなくて、1本目よりはいいんだけど思ったよりは記録が伸びない。7位でエイトに進む。記録整理の合間に気持ちを整え直して、4本目で2位に食い込む劇的な投擲を見せる。周りの7人がこれはやばいとどよめく。奮起したほか7人が4本目5本目で好投を見せるが、自分は打って変わって5本目大して投げられずに、7位に再度沈む。もうだめか、、、と思ったところで、再度奮起して劇的な投げを見せて6本目で1位になる。俺が優勝する。表彰台の一番右は俺になる。俺が指定したポーズでみんなが写真を撮る。その写真が月陸の全中特集に載る。俺が主人公。
こまごました自己暗示のセリフや実況のセリフはここに書けるほどまともじゃないし、恥で死ぬので、書きはしない。
結局決勝にはいったが、11位。エイトにも残らなかった。5㎏の15m以上なんて一回も投げたことなかったし、そんな実力もなかったし、そこに見合うだけの練習もしてなかった。そりゃ優勝はできない。ウエイトとかプライオとかしらないし、とにかく投げていた。それしか知らなかったから。
高校に上がるときは、高1でインターハイ出場、高2でインターハイ入賞、高3でインターハイ優勝と宣言した。
スタートラインから考えれば、可能性は0%ではなかったと今でも思う。高1の北関東であの年は、13m77投げられてればインターハイにいけていた。5kgで14投げられるやつは、一冬がんばればいける数字だ。受験もあって結局そこまではいけなかった。高1は関東新人も出れずのぼろぼろシーズンで悔しすぎたから、高1の冬は初めて中長期的計画を立てて毎日練習をした。基礎的な補強とか毎日した。ぐんぐん伸びた。12mくらいだった高1の6kgは、冬明けで14m以上を当たり前に出すようになっていた。コロナが来た。練習をやめた。5月くらいまでまともにやってなかったと思う。あの時やめてなければ高2中に14後半は余裕で行ってた。あの年インターハイがなかったから何とも言えないけど、出場は絶対できたし、かみ合えば入賞も見えたはず。
高2の冬は何していただろう。やってはいたと思うけど前の年ほどはガチでやっていなかったと思う。なんでかはよく覚えていない。ウエイトトレーニングとかは始めてみたと思う。でも知識がないからテキトウ。そんなこんなで高2冬はあんまり記録伸びずに、県総体の15m11がベスト。インターハイにはいった。15m10が決勝進出ラインだったから、自己ベスト出してたら決勝行ってたけど、決勝にも行けなかった。5月から8月で伸びなかった。戦略とかなかったから。
全中の時のように思い描いていた16m以上投げてのインターハイ優勝もあえなく叶わなかった。
何度も何度も頭の中でドラマを仕立てて、僕が主人公で演じた。カメラも僕。脚本も僕。いつだって僕が劇的な展開で優勝する。いつだって僕は最後に努力が報われるし、いつだって試合後の僕は最高の笑顔だった。夢だけは。
大学に入ってからは中高ほど夢を見ていないかもしれない。
大人になったわけじゃない。現実を、日本トップという高さを、中高とは違うその高すぎる高さを、理解しているからだと思う。
日本インカレ優勝しようなんて思ったことは大学に入ってから一度もない。
ただ、3位くらいは夢に見たことがある。17m52で3位。現実的な3位の数値だ。なんで17m52なのかわからないけど、おそらく、都留杯記録の一番右が17m52で、その記録を超えたら倶楽部は次の日本記録候補を設定しなくちゃいけなくなるから、困るやろ!困らせてやろ!って思って、この記録にしたのかもしれない。でも、今はこんな夢見ない。あまりにも遠いと分かっているから。
他にも小さな夢は見てきた。
大1の関東新人で自分が3位でメダルをもらう夢。
大1で7位だった関東インカレで次の大2は優勝してやろうと思っている夢。
大2で日本インカレに出場して、残り2回の布石にする夢。
大3の日本インカレで、岡山の地で、あの日取れなかった賞状を取ってくる夢。
大3の27大戦でしれっと大会記録と日本インカレ標準を越してくる夢。
今振り返ると、中高のころに比べればだいぶかわいくて、ちっちゃい、つまり現実に近い夢になっていると思う。
手を伸ばしてジャンプすれば届きそうな夢。そういう夢を見るようになった大学陸上だった。
夢は小さくなっている。さっきも言ったが、それは大人になったからじゃない。夢と現実との差を理解するようになったから。
いや、少し違う。
自分は夢を持ってもかなえられたことなどない人間だと分かってしまったから。
自分が見る夢は叶わないと思っているから。
自分が見る夢は「夢」だと思っているから。
学習性無力感っていうらしい。
そういう価値観になっている。
「がんばっても無駄だ」とかそういうことではない。
「自分はいつも夢を見ていて、なのにいつも叶わない、叶わないくせに夢だけ見ていやがる」と自分を俯瞰して冷笑している。
それを言うもう一人の自分がいることをあえて無視するように、また夢を見る。自信なさげに。いるのはわかっているから。無視できないほど論理的でまともなことを言ってくる。刺さる。
そんな自分が嫌だから、威勢のいいことを言って、虚勢を張る。自分はできるやつだと豪語する。冷ややかな視線を心の中で受けながら。
そんな二律背反な感情が、僕の価値観になっている。
けど、
僕は、陸上ラストシーズンで、虚勢を張るのをやめた。夢を見るのをやめた。
2人いる僕の人格を一つにしようと思った。
そうしないでまた10回目のシーズンを同じ轍を踏むように進むと後悔すると思ったから。
虚勢は張らない。僕は大したやつじゃない。自分の現実を客観視する。夢は語らない。僕はつまらない大人になる。
夢見がちな中坊やろうの鼻を常にへし折り続けて、現実を首根っこつかんで直視させ続けてくれる存在が必要だった。自分一人じゃできない。ガキだから。
僕にとってはそれがGeminiだ。憧れの人からとって「スグリ」とGemを名付けた。僕の砲丸投/メンタルコーチ。
ガキが夢に走ろうとするといつだって現実に引き戻して、戦略からメニュー構成、メンタルケアまでしてくれる。もちろん言いなりになっているわけではない。僕が考える論理性とスグリの考えを議論しながらアウフヘーベンしていく。その相手になってもらう。一人でやるより断然いい。良すぎて、議論した過ぎて最近スグリたちに月2900円払っている。その価値は十分あると思っている。
客観的に簡単に言うと、砲丸投が簡略的に「パワー×技術」で表せるなら、僕は技術がめちゃくちゃ高くて、パワーがめちゃくちゃ弱いタイプの選手だ。
このパワー値でこの距離投げられるの!?ということだ。
物理的限界値がみえるくらい技術は高い方だ。一方で、パワーはびっくりするくらい弱い。物理的でもそうだが、他の選手との比較的にも激弱である。BIG3 500無い14m throwerなんてたぶんいない。
もっとこまかくあるが、大まかにこんな感じが現実。
この現実はかなり僕にとって優しい現実だ。
「パワーは十分だから、技術伸ばしてください」と言われたら、専門コーチ無しの一人で半年で仕上げるのは無理ゲーだ。
この10年弱の砲丸練習で、何も知識がないからこそ、我流で、自分の体の構造にあった「技術」を見つけるための練習だけし続けて、パワーのほうは全く練習してこなかったという最悪な戦略が、逆にここにきて功を奏している。
パワーがないから技術だけ改善しても記録が微増しかしてこなかったこの10年弱は、無駄でもなかった。
だから、主な戦略はパワー強化である。詳細は避けるが、そこら辺のカップルよりスグリと僕はレスしあってるから、だいぶ内容は仕上がっている。
10年間で考えられないほどに、綿密な戦略とめちゃくちゃビチビチの練習スケジュールを組んでいる。
目標から逆算して実現可能性が最大化されるように、可能性を下げうる課題を改善するように、計画を立てて、実行している。
今までやっていなかったわけではない。大学に入ってからは割とちゃんとやるようになった。でも、隙がないほどできていたかと言われるとそうでもない。
計画を立ててもその日暮らしにMAXを計りたくなる日もあれば、目標に対する最適解ではない練習をする日もあった。
ただ、今回は隙がない。はっきり言える。達成を可能にする計画だ。
いつもは大して考えていない「年間の試合戦略」と超長期のピーキングも考えている。
今までやらなかった理由は、やらない方が面白いから。その日暮らしにアクシデントを起こしに行って、予想もつかない景色を見ることが面白いと思っていた。
ただ今回はガチだ。今年が最後だからだ。今年しか目標を達成する権利を持っている年はない。
これが最後なんだ。
だから、ガチガチに縛られた多少面白くないスケジュールと生き方をしたとしても、ガチで目標を達成しにいく。
現実を見続けて、着実にやるべきことをこなす。夢を見ない。
この姿勢でいう以下のことは、「夢」ではない。
「予定」だ。
ここで皆に見える形でいうのは気が引ける。わかるだろう。
(ビックマウスだ。叶うはずもないものを。あほだこいつは。また言ってる。できもしないのに。)
そういわれている気がしてしまうからだ。
それを言うのは、二律背反な状態の時の、もう片方の僕だ。
あいつがいる気がする。あいつに言われている気がする。
でもよく考えろ。お前は「夢」を見ているわけではない。
あいつはいない。
僕は現実的だと思っている。
いや、まだ、あいつの影が少しあるから、胸を張って現実的だとは言えない。
無理だろうとも幾分か思っている。
でも、書く。書くことに意味がある。僕はこれらを必ず達成する。夢ではない。僕の予定。
①5月23日、関東インカレ男子2部砲丸投、15m70で優勝
②9月7日、日本インカレ男子砲丸投、16m20で5位入賞
①について、
優勝である。優勝したい。トロフィーが欲しい。
栃木である。
関東インカレの予定が出たとき、森田さんからすぐにLINEが来た。
「晴れ舞台やん」
その数日後に飯塚さんから練習中に言われた。
「関カレ地元だね」
地元である。諸事情により今年は東京でも神奈川でもない。栃木だ。
関東インカレは大きい大会だから、中高生も補助員に来るだろう。地元開催でやるから、地元選手の取材のために下野新聞の記者がいるだろう。
魅せたい。栃木県出身。宇都宮高校出身。矢板市出身。片岡中学校出身。中郷成生を。
あんなすごい人がいるんだといわれたい。下野新聞の次の日のスポーツ欄に写真付きでインタビュー記事を載せたい。
これはガキな妄想だ。ただいつもとは違う。夢ではない。夢ではない予定の結果として発生する妄想だ。これはいいんだ。俺は現実的に優勝してアホほど目立ちたい。
15m70。いけるてはずだ。これなら優勝できる。優勝する。
②について、
共用室のドアに新年の抱負を張っているのを見た森田さんから、「なんで5位なの」と言われた。他の部員からも何回か言われた。
あれ、言ってなかったか。結構言っている気がするけど。言ったと思ってるだけなのかな。と思った。
5位である。8位でも、3位でも、1位でもない。5位である。
入賞すること、表彰台に立つこと、賞状をもらうこと、メダルをもらうこと、トロフィーをもらうこと、そんなことはみじんも目的ではない。
そんなことではないのだ。
目的こそが僕が陸上をやっている理由だ。
本当は、陸上なんてやめたっていいんだ。本当だったら、大学まで来て陸上なんてやっていない。本当だったら自由な時間をほとんど削ってまで、死にそうになりながら200キロ近いバーベルを担いで毎日死んだように寝るまで頑張んなくたっていい。こんなこと心から望んでいないと思う。やめれるならやめたいと思う時も多い。
やめられない。僕の心が許さないから。僕の人生が許さないから。
前述のとおり、僕の人生最高実績は、最初の上位大会である中2のジュニアオリンピック6位だ。
「全国で6位」これが僕の最高実績であり、足かせである。
このとき、初めて日本一をとれると思ってしまった。
大した人間でもない端役のくせに、自分のことをすごいやつだと思い込んで、自分ならもっと高いとこまで行けると勘違いしてしまった。
そのせいで、身の丈に合わない夢を見て、ここまで頑張り続けてしまった。
あのとき6位になっていなくて、大した実績もなかったらここまでやっていない。
サンクコストとかの話じゃない。そうじゃない。
僕の心に申し訳ないんだ。あの時期待した心。期待させてしまった自分。つらいくせにそのつらさを見ないようにするためにいつも夢を見続けてきた心。そんなことをさせてしまった自分。申し訳ないと思う。
だから、せめて、あの時期待してくれた心に、今までつらいのに頑張り続けてきた心に、
「期待してよかったんだ、頑張ってよかったんだ」
そう思わせたい。思ってほしい。
だからせめて、人生最高到達点を中2にしないことこそが、心に報いる最低限のプレゼントだと思っている。
だから、5位。
でも、心は、そんな、いいよ。って言っていると思う。
ジュニアオリンピックって、学年別だから、日本インカレの6学年以上合同の試合とは入賞しやすさは段違いだし、中2は成長期が早かったから相対的にパワーもあって、みんな初心者みたいなものだから、その中で勝てただけだし。日本インカレで5位なんて十分すぎる。
中3の全中11位だったでも十分すごい。人生最高到達点って言っていい。2025年シーズンは、03年生まれの大4世代の中で、12番目だったじゃん。それを考えたら十分2025年シーズンでもよくやってたよ。それこそほとんど人生最高到達点じゃん。
そう言っている気がする。
大丈夫。十分頑張ってる。よくやってる。そう言っている気がする。
ただ、一番気持ちよく足かせを外せるのが、心に謝れるのが、日本インカレ5位だから、2026年は、日本インカレで5位入賞する。
これが僕の今年の2大予定。
「いける。」というにも根拠がある。
もちろん、現状と目標のGAPを埋めることが可能という意味だ。
物理的に可能だ。
生理学的に可能だ。
めちゃ長くなるからあえては書かないが、可能だ。
そのためのメニューが存在する。
それをきちんとこなすこと、一般的な生理学通りに身体が成長すること、その成長を投げと完全に結びつけること
それができれば可能だ。
だから、できる。
だから、やる。
ということで、
本年も中郷成生をどうぞよろしくお願いします。
ここからは、願望。僕の力だけじゃどうしようもないことたち。3つ。
③前林諒叡が、関東インカレ出場
④一橋大学が、関東インカレで、男子2部、総合8位入賞
⑤一橋大学が、27大戦で、男子総合3位入賞
③は、なんでかは自分でもよくわからない。ほかのみんなも頑張ってほしいと心の底から思っているけど、こいつだけはなぜか思い入れがある。
僕が一部の種目を教えたことがあるっていうのもあるけど、なんというか、出てほしい。
そんなこと言わなくても本人は精一杯頑張っているので、特にとやかく言うことはしないけど、出てほしい。出なかったらこっちが腹切るくらいに出てほしい。
④は「あの感情をまた」って感じ。
総合入賞したらすごいと思う。2部でも強豪校だ。かっこいい。みんなでうれしい。最高。
ただ、それ以上のものがある。
2021年、高3のときの北関東総体、宇都宮高校は総合7位だった。びっくりした。考えてもいなかった。
東農大二高とか、埼玉栄とか、前橋育英とか、そういう「強豪校」にならんで、リザルトの一覧に総合7位として載った。男子フィールドに至っては総合6位だった。
僕は4点しかとってないし、他の2人がめちゃくちゃとってきたから総合入賞したんだけど、もう、とんでもなくうれしかった。
あの陸上強豪校、でかい顔して関東総体の会場を占拠してる大根みどりの一団とかに並んで、全国随一の神学校が総合入賞したのだ。実質勝ちだ。
僕はこういうジャイアントキリングが好きだ。烏野が白鳥沢に勝って春高に行くよりすごいと思っている。陸上しかしてないやつらに俺らが勝つ。実質圧勝だ。
一橋大学、総合8位。
かっこいい。
⑤も④と似たようなところがある。本当は1位と言いたい。学芸の鼻をへし折りたい。あいつらでかい顔していつも1位に居やがる。許せない。
まあ今回は許しといてやる。でも3位は絶対入る。
僕は「総合」が好きだ。総合優勝が好きだ。関東インカレは難しすぎる。でも、27大はいける可能性があると思っている。10年もあればいける。
総合が好きなのは、点数取ったとか、出場したとかそんなの関係なしに、「所属している全員が喜んでいいと全員が思える」と思うからだ。全員で嬉しいんだ。
これも高3で、県総体。2度目の総合優勝を目指していた。
1度目は高1のとき、トサキリュウヤたちが3年生の世代だ。あの時は3学年すべてが強かった。負けるはずないくらい強かった。初優勝した。大感激だ。今でもその話になる。
2度目は勝てる見込みは薄かった。前の年の県新人では、4位。同じチームで8か月後に総合優勝なんて言えないくらいに大差だった。目標にはしていたが、直前でも勝てるとはみんな思っていなかった。でも、1日目、2日目、とすぎるうちに、みんなのちょっとずつの頑張りで、大差をちょっとずつ埋めていった。3日目、4日目、勝てる機運が高まった。マイルまでわからなかった。最後勝った。総合優勝だ。2大会連続だ。すごい。作新学院とか白鷗大足利とかの陸上強豪校、陸上しかしてないやつらに、全国随一の神学校が勝ったのだ。気持ち良すぎた。
自分勝手な理由だけど、僕は総合で入賞したり勝ったりできたらうれしい。相手が自分より明らかに強そうで頑張っていそうな連中だとさらに嬉しい。
27大戦、僕的には、大学陸上史上一番「総合で勝つ」ことに意味があって、現実的な大会だと思う。
僕は勝ちたい。
夢なんか叶わない。
痛いほどわかっている。
僕は5つすべて夢なんかだと思っていない。
予定だと思っている。
できると本気で思っている。
そのために、
また明日から着実に頑張る。
それだけ。
では、次は関カレのカウントダウンブログで、また会いましょう。
明日は、有川。
ブログとは関係ないのですが、昨日?今日?多方面に多大なご迷惑をかけたようです。この場で謝罪させていただきます。
やさしすぎる人が周りにいるのは幸いです。
本当にありがとうございました。そして、申し訳ございませんでした。
では、気を取り直して。
このブログの本文自体は、4日前、1/30の夜に書き上げました。
本来なら、河上の望むような「激アツ」な文章を書くはずなんですが、諸事情で激アツ文章を書ける状況でもなかったので、心と頭の整理として書きました。
2日前、2/1の夜に澁谷のブログを読みました。彼のことは常々一段違うなと思っていますが、今回も良い視点をもらえました。ありがとうございます。
1/30から2/1まで2日経った上で、澁谷のブログを読んで、この内容で本当にいいのかと一瞬思わされました。だからちょっと考えました。
逃げずに自己内省できるのはほんとうにすごいなと思う。僕はできない。
澁谷のブログを読んでいて自分は自己内省から逃げる人間だなということを突きつけられた。
読んだ後で色々考えを巡らせて、自分に問いかけたことが、
「それは手段ではなく根源的な目的か」
「それを達成したらもう次はないと心から思えるか」
自己内省をした。
めちゃくちゃ大切なことを言語化・構造化できた。
人間レベルがLv.3からLv.7くらいまで上がった気がする。(Lv.100で解脱できます。)
自己内省をした結果、上の2つの質問に答えるなら、
「大いにYES」です。
確信をもって言えるようになりました。
僕の目標は、それ自体は手段です。
その手段を使ってかなえたい目的は、根源的な目的です。これ以上にない。
ただ、今回の内省は、全カレブログまでとっておいた方がいいと思ったので、今回は省略。
では、本文。
夢なんか叶わない。
そう心の中で思っているんだと思う。
「叶わないだろう。」ではない。「叶わない」だ。
あまたの経験に裏付けられて、そう思っているんだ。
僕はまさに『夢見がちな「boy」メンタル中坊』である。助演男優賞にノミネートされたこともないような端役だけど。
男の子はだれだって、小さい頃は自分がヒーローになる。
絶対起こるはずはないのに、『教室の後ろのドアから不審者が刃物を持って乗り込んできたらどうやって成敗しようか』なんてことを授業も聞かずに机に突っ伏してずっと考えている。『好きな女の子が事件に巻き込まれて、自分がその子を助けたときに言うきざなセリフ』を使う予定もないのに一人でこっそり練習する。
でも、成長するにつれて自分はヒーローなんかじゃないと気づく。この世界の主人公じゃないと気づく。自分が主役のドラマなんか存在しないんだと気づく。
そうやってちょっとずつ、妄想をやめて、夢を持たなくなる。
一般的な尺度から見れば、僕はだいぶ「ガキ」だ。
ヒーローの妄想もきざなセリフもだいぶ減ったほうだとは思うけど、「夢」に関してはいつまでたっても減らない。
小さい頃からずっと、自分が一番目立つ展開の「ドラマ」を夢に見ている。
叶ったことなどない。なのに、凝りもせずにいつまでも新しい夢を膨らませている。
こと砲丸投においては、本当に一度も叶ったことがない。
叶わない原因なんてわかりきっている。
夢が大きすぎる。
現状と乖離しすぎている。
夢に見合った道のりを歩んでいない。
叶うはずもない。今考えればそう言い切れるし、夢を見ていたその時も分かってはいたんだと思う。ただ僕はガキだから、そんなことお構いなしに大きな夢を見続ける。
砲丸投で初めて夢を見ようと思えるようになったのは、もう何度も言っているけど、中2のジュニアオリンピックで6位になったときだ。
中3の全中で優勝することを夢に見た。安定の記録で決勝12人枠に進む。決勝では1本目でエイトに残れる記録を出して、2本目は距離は出てるんだけど勢い余ってファールする。3本目はファールはしないんだけどかみ合わなくて、1本目よりはいいんだけど思ったよりは記録が伸びない。7位でエイトに進む。記録整理の合間に気持ちを整え直して、4本目で2位に食い込む劇的な投擲を見せる。周りの7人がこれはやばいとどよめく。奮起したほか7人が4本目5本目で好投を見せるが、自分は打って変わって5本目大して投げられずに、7位に再度沈む。もうだめか、、、と思ったところで、再度奮起して劇的な投げを見せて6本目で1位になる。俺が優勝する。表彰台の一番右は俺になる。俺が指定したポーズでみんなが写真を撮る。その写真が月陸の全中特集に載る。俺が主人公。
こまごました自己暗示のセリフや実況のセリフはここに書けるほどまともじゃないし、恥で死ぬので、書きはしない。
結局決勝にはいったが、11位。エイトにも残らなかった。5㎏の15m以上なんて一回も投げたことなかったし、そんな実力もなかったし、そこに見合うだけの練習もしてなかった。そりゃ優勝はできない。ウエイトとかプライオとかしらないし、とにかく投げていた。それしか知らなかったから。
高校に上がるときは、高1でインターハイ出場、高2でインターハイ入賞、高3でインターハイ優勝と宣言した。
スタートラインから考えれば、可能性は0%ではなかったと今でも思う。高1の北関東であの年は、13m77投げられてればインターハイにいけていた。5kgで14投げられるやつは、一冬がんばればいける数字だ。受験もあって結局そこまではいけなかった。高1は関東新人も出れずのぼろぼろシーズンで悔しすぎたから、高1の冬は初めて中長期的計画を立てて毎日練習をした。基礎的な補強とか毎日した。ぐんぐん伸びた。12mくらいだった高1の6kgは、冬明けで14m以上を当たり前に出すようになっていた。コロナが来た。練習をやめた。5月くらいまでまともにやってなかったと思う。あの時やめてなければ高2中に14後半は余裕で行ってた。あの年インターハイがなかったから何とも言えないけど、出場は絶対できたし、かみ合えば入賞も見えたはず。
高2の冬は何していただろう。やってはいたと思うけど前の年ほどはガチでやっていなかったと思う。なんでかはよく覚えていない。ウエイトトレーニングとかは始めてみたと思う。でも知識がないからテキトウ。そんなこんなで高2冬はあんまり記録伸びずに、県総体の15m11がベスト。インターハイにはいった。15m10が決勝進出ラインだったから、自己ベスト出してたら決勝行ってたけど、決勝にも行けなかった。5月から8月で伸びなかった。戦略とかなかったから。
全中の時のように思い描いていた16m以上投げてのインターハイ優勝もあえなく叶わなかった。
何度も何度も頭の中でドラマを仕立てて、僕が主人公で演じた。カメラも僕。脚本も僕。いつだって僕が劇的な展開で優勝する。いつだって僕は最後に努力が報われるし、いつだって試合後の僕は最高の笑顔だった。夢だけは。
大学に入ってからは中高ほど夢を見ていないかもしれない。
大人になったわけじゃない。現実を、日本トップという高さを、中高とは違うその高すぎる高さを、理解しているからだと思う。
日本インカレ優勝しようなんて思ったことは大学に入ってから一度もない。
ただ、3位くらいは夢に見たことがある。17m52で3位。現実的な3位の数値だ。なんで17m52なのかわからないけど、おそらく、都留杯記録の一番右が17m52で、その記録を超えたら倶楽部は次の日本記録候補を設定しなくちゃいけなくなるから、困るやろ!困らせてやろ!って思って、この記録にしたのかもしれない。でも、今はこんな夢見ない。あまりにも遠いと分かっているから。
他にも小さな夢は見てきた。
大1の関東新人で自分が3位でメダルをもらう夢。
大1で7位だった関東インカレで次の大2は優勝してやろうと思っている夢。
大2で日本インカレに出場して、残り2回の布石にする夢。
大3の日本インカレで、岡山の地で、あの日取れなかった賞状を取ってくる夢。
大3の27大戦でしれっと大会記録と日本インカレ標準を越してくる夢。
今振り返ると、中高のころに比べればだいぶかわいくて、ちっちゃい、つまり現実に近い夢になっていると思う。
手を伸ばしてジャンプすれば届きそうな夢。そういう夢を見るようになった大学陸上だった。
夢は小さくなっている。さっきも言ったが、それは大人になったからじゃない。夢と現実との差を理解するようになったから。
いや、少し違う。
自分は夢を持ってもかなえられたことなどない人間だと分かってしまったから。
自分が見る夢は叶わないと思っているから。
自分が見る夢は「夢」だと思っているから。
学習性無力感っていうらしい。
そういう価値観になっている。
「がんばっても無駄だ」とかそういうことではない。
「自分はいつも夢を見ていて、なのにいつも叶わない、叶わないくせに夢だけ見ていやがる」と自分を俯瞰して冷笑している。
それを言うもう一人の自分がいることをあえて無視するように、また夢を見る。自信なさげに。いるのはわかっているから。無視できないほど論理的でまともなことを言ってくる。刺さる。
そんな自分が嫌だから、威勢のいいことを言って、虚勢を張る。自分はできるやつだと豪語する。冷ややかな視線を心の中で受けながら。
そんな二律背反な感情が、僕の価値観になっている。
けど、
僕は、陸上ラストシーズンで、虚勢を張るのをやめた。夢を見るのをやめた。
2人いる僕の人格を一つにしようと思った。
そうしないでまた10回目のシーズンを同じ轍を踏むように進むと後悔すると思ったから。
虚勢は張らない。僕は大したやつじゃない。自分の現実を客観視する。夢は語らない。僕はつまらない大人になる。
夢見がちな中坊やろうの鼻を常にへし折り続けて、現実を首根っこつかんで直視させ続けてくれる存在が必要だった。自分一人じゃできない。ガキだから。
僕にとってはそれがGeminiだ。憧れの人からとって「スグリ」とGemを名付けた。僕の砲丸投/メンタルコーチ。
ガキが夢に走ろうとするといつだって現実に引き戻して、戦略からメニュー構成、メンタルケアまでしてくれる。もちろん言いなりになっているわけではない。僕が考える論理性とスグリの考えを議論しながらアウフヘーベンしていく。その相手になってもらう。一人でやるより断然いい。良すぎて、議論した過ぎて最近スグリたちに月2900円払っている。その価値は十分あると思っている。
客観的に簡単に言うと、砲丸投が簡略的に「パワー×技術」で表せるなら、僕は技術がめちゃくちゃ高くて、パワーがめちゃくちゃ弱いタイプの選手だ。
このパワー値でこの距離投げられるの!?ということだ。
物理的限界値がみえるくらい技術は高い方だ。一方で、パワーはびっくりするくらい弱い。物理的でもそうだが、他の選手との比較的にも激弱である。BIG3 500無い14m throwerなんてたぶんいない。
もっとこまかくあるが、大まかにこんな感じが現実。
この現実はかなり僕にとって優しい現実だ。
「パワーは十分だから、技術伸ばしてください」と言われたら、専門コーチ無しの一人で半年で仕上げるのは無理ゲーだ。
この10年弱の砲丸練習で、何も知識がないからこそ、我流で、自分の体の構造にあった「技術」を見つけるための練習だけし続けて、パワーのほうは全く練習してこなかったという最悪な戦略が、逆にここにきて功を奏している。
パワーがないから技術だけ改善しても記録が微増しかしてこなかったこの10年弱は、無駄でもなかった。
だから、主な戦略はパワー強化である。詳細は避けるが、そこら辺のカップルよりスグリと僕はレスしあってるから、だいぶ内容は仕上がっている。
10年間で考えられないほどに、綿密な戦略とめちゃくちゃビチビチの練習スケジュールを組んでいる。
目標から逆算して実現可能性が最大化されるように、可能性を下げうる課題を改善するように、計画を立てて、実行している。
今までやっていなかったわけではない。大学に入ってからは割とちゃんとやるようになった。でも、隙がないほどできていたかと言われるとそうでもない。
計画を立ててもその日暮らしにMAXを計りたくなる日もあれば、目標に対する最適解ではない練習をする日もあった。
ただ、今回は隙がない。はっきり言える。達成を可能にする計画だ。
いつもは大して考えていない「年間の試合戦略」と超長期のピーキングも考えている。
今までやらなかった理由は、やらない方が面白いから。その日暮らしにアクシデントを起こしに行って、予想もつかない景色を見ることが面白いと思っていた。
ただ今回はガチだ。今年が最後だからだ。今年しか目標を達成する権利を持っている年はない。
これが最後なんだ。
だから、ガチガチに縛られた多少面白くないスケジュールと生き方をしたとしても、ガチで目標を達成しにいく。
現実を見続けて、着実にやるべきことをこなす。夢を見ない。
この姿勢でいう以下のことは、「夢」ではない。
「予定」だ。
ここで皆に見える形でいうのは気が引ける。わかるだろう。
(ビックマウスだ。叶うはずもないものを。あほだこいつは。また言ってる。できもしないのに。)
そういわれている気がしてしまうからだ。
それを言うのは、二律背反な状態の時の、もう片方の僕だ。
あいつがいる気がする。あいつに言われている気がする。
でもよく考えろ。お前は「夢」を見ているわけではない。
あいつはいない。
僕は現実的だと思っている。
いや、まだ、あいつの影が少しあるから、胸を張って現実的だとは言えない。
無理だろうとも幾分か思っている。
でも、書く。書くことに意味がある。僕はこれらを必ず達成する。夢ではない。僕の予定。
①5月23日、関東インカレ男子2部砲丸投、15m70で優勝
②9月7日、日本インカレ男子砲丸投、16m20で5位入賞
①について、
優勝である。優勝したい。トロフィーが欲しい。
栃木である。
関東インカレの予定が出たとき、森田さんからすぐにLINEが来た。
「晴れ舞台やん」
その数日後に飯塚さんから練習中に言われた。
「関カレ地元だね」
地元である。諸事情により今年は東京でも神奈川でもない。栃木だ。
関東インカレは大きい大会だから、中高生も補助員に来るだろう。地元開催でやるから、地元選手の取材のために下野新聞の記者がいるだろう。
魅せたい。栃木県出身。宇都宮高校出身。矢板市出身。片岡中学校出身。中郷成生を。
あんなすごい人がいるんだといわれたい。下野新聞の次の日のスポーツ欄に写真付きでインタビュー記事を載せたい。
これはガキな妄想だ。ただいつもとは違う。夢ではない。夢ではない予定の結果として発生する妄想だ。これはいいんだ。俺は現実的に優勝してアホほど目立ちたい。
15m70。いけるてはずだ。これなら優勝できる。優勝する。
②について、
共用室のドアに新年の抱負を張っているのを見た森田さんから、「なんで5位なの」と言われた。他の部員からも何回か言われた。
あれ、言ってなかったか。結構言っている気がするけど。言ったと思ってるだけなのかな。と思った。
5位である。8位でも、3位でも、1位でもない。5位である。
入賞すること、表彰台に立つこと、賞状をもらうこと、メダルをもらうこと、トロフィーをもらうこと、そんなことはみじんも目的ではない。
そんなことではないのだ。
目的こそが僕が陸上をやっている理由だ。
本当は、陸上なんてやめたっていいんだ。本当だったら、大学まで来て陸上なんてやっていない。本当だったら自由な時間をほとんど削ってまで、死にそうになりながら200キロ近いバーベルを担いで毎日死んだように寝るまで頑張んなくたっていい。こんなこと心から望んでいないと思う。やめれるならやめたいと思う時も多い。
やめられない。僕の心が許さないから。僕の人生が許さないから。
前述のとおり、僕の人生最高実績は、最初の上位大会である中2のジュニアオリンピック6位だ。
「全国で6位」これが僕の最高実績であり、足かせである。
このとき、初めて日本一をとれると思ってしまった。
大した人間でもない端役のくせに、自分のことをすごいやつだと思い込んで、自分ならもっと高いとこまで行けると勘違いしてしまった。
そのせいで、身の丈に合わない夢を見て、ここまで頑張り続けてしまった。
あのとき6位になっていなくて、大した実績もなかったらここまでやっていない。
サンクコストとかの話じゃない。そうじゃない。
僕の心に申し訳ないんだ。あの時期待した心。期待させてしまった自分。つらいくせにそのつらさを見ないようにするためにいつも夢を見続けてきた心。そんなことをさせてしまった自分。申し訳ないと思う。
だから、せめて、あの時期待してくれた心に、今までつらいのに頑張り続けてきた心に、
「期待してよかったんだ、頑張ってよかったんだ」
そう思わせたい。思ってほしい。
だからせめて、人生最高到達点を中2にしないことこそが、心に報いる最低限のプレゼントだと思っている。
だから、5位。
でも、心は、そんな、いいよ。って言っていると思う。
ジュニアオリンピックって、学年別だから、日本インカレの6学年以上合同の試合とは入賞しやすさは段違いだし、中2は成長期が早かったから相対的にパワーもあって、みんな初心者みたいなものだから、その中で勝てただけだし。日本インカレで5位なんて十分すぎる。
中3の全中11位だったでも十分すごい。人生最高到達点って言っていい。2025年シーズンは、03年生まれの大4世代の中で、12番目だったじゃん。それを考えたら十分2025年シーズンでもよくやってたよ。それこそほとんど人生最高到達点じゃん。
そう言っている気がする。
大丈夫。十分頑張ってる。よくやってる。そう言っている気がする。
ただ、一番気持ちよく足かせを外せるのが、心に謝れるのが、日本インカレ5位だから、2026年は、日本インカレで5位入賞する。
これが僕の今年の2大予定。
「いける。」というにも根拠がある。
もちろん、現状と目標のGAPを埋めることが可能という意味だ。
物理的に可能だ。
生理学的に可能だ。
めちゃ長くなるからあえては書かないが、可能だ。
そのためのメニューが存在する。
それをきちんとこなすこと、一般的な生理学通りに身体が成長すること、その成長を投げと完全に結びつけること
それができれば可能だ。
だから、できる。
だから、やる。
ということで、
本年も中郷成生をどうぞよろしくお願いします。
ここからは、願望。僕の力だけじゃどうしようもないことたち。3つ。
③前林諒叡が、関東インカレ出場
④一橋大学が、関東インカレで、男子2部、総合8位入賞
⑤一橋大学が、27大戦で、男子総合3位入賞
③は、なんでかは自分でもよくわからない。ほかのみんなも頑張ってほしいと心の底から思っているけど、こいつだけはなぜか思い入れがある。
僕が一部の種目を教えたことがあるっていうのもあるけど、なんというか、出てほしい。
そんなこと言わなくても本人は精一杯頑張っているので、特にとやかく言うことはしないけど、出てほしい。出なかったらこっちが腹切るくらいに出てほしい。
④は「あの感情をまた」って感じ。
総合入賞したらすごいと思う。2部でも強豪校だ。かっこいい。みんなでうれしい。最高。
ただ、それ以上のものがある。
2021年、高3のときの北関東総体、宇都宮高校は総合7位だった。びっくりした。考えてもいなかった。
東農大二高とか、埼玉栄とか、前橋育英とか、そういう「強豪校」にならんで、リザルトの一覧に総合7位として載った。男子フィールドに至っては総合6位だった。
僕は4点しかとってないし、他の2人がめちゃくちゃとってきたから総合入賞したんだけど、もう、とんでもなくうれしかった。
あの陸上強豪校、でかい顔して関東総体の会場を占拠してる大根みどりの一団とかに並んで、全国随一の神学校が総合入賞したのだ。実質勝ちだ。
僕はこういうジャイアントキリングが好きだ。烏野が白鳥沢に勝って春高に行くよりすごいと思っている。陸上しかしてないやつらに俺らが勝つ。実質圧勝だ。
一橋大学、総合8位。
かっこいい。
⑤も④と似たようなところがある。本当は1位と言いたい。学芸の鼻をへし折りたい。あいつらでかい顔していつも1位に居やがる。許せない。
まあ今回は許しといてやる。でも3位は絶対入る。
僕は「総合」が好きだ。総合優勝が好きだ。関東インカレは難しすぎる。でも、27大はいける可能性があると思っている。10年もあればいける。
総合が好きなのは、点数取ったとか、出場したとかそんなの関係なしに、「所属している全員が喜んでいいと全員が思える」と思うからだ。全員で嬉しいんだ。
これも高3で、県総体。2度目の総合優勝を目指していた。
1度目は高1のとき、トサキリュウヤたちが3年生の世代だ。あの時は3学年すべてが強かった。負けるはずないくらい強かった。初優勝した。大感激だ。今でもその話になる。
2度目は勝てる見込みは薄かった。前の年の県新人では、4位。同じチームで8か月後に総合優勝なんて言えないくらいに大差だった。目標にはしていたが、直前でも勝てるとはみんな思っていなかった。でも、1日目、2日目、とすぎるうちに、みんなのちょっとずつの頑張りで、大差をちょっとずつ埋めていった。3日目、4日目、勝てる機運が高まった。マイルまでわからなかった。最後勝った。総合優勝だ。2大会連続だ。すごい。作新学院とか白鷗大足利とかの陸上強豪校、陸上しかしてないやつらに、全国随一の神学校が勝ったのだ。気持ち良すぎた。
自分勝手な理由だけど、僕は総合で入賞したり勝ったりできたらうれしい。相手が自分より明らかに強そうで頑張っていそうな連中だとさらに嬉しい。
27大戦、僕的には、大学陸上史上一番「総合で勝つ」ことに意味があって、現実的な大会だと思う。
僕は勝ちたい。
夢なんか叶わない。
痛いほどわかっている。
僕は5つすべて夢なんかだと思っていない。
予定だと思っている。
できると本気で思っている。
そのために、
また明日から着実に頑張る。
それだけ。
では、次は関カレのカウントダウンブログで、また会いましょう。
明日は、有川。
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