中長距離パート3年の有川紘樹です。





スーパールーキーなんて言われていた日がついこの間のように感じますが、まもなく4年生になります。ただ幸いにも部内の先輩方の数に恵まれているので、このまま後輩キャラを押し通していく予定です。どうぞよろしくお願いします。





部はオフ期間中ですが、先日丸亀で開催された日本学生ハーフマラソン選手権に出場してきました。目標としていた1時間2分台をなんとか達成することができました。私の中でレースの感触は、成功・失敗・許容範囲内の3つに分類されますが、振り返ると成功レースは1500mで日本インカレB標準を突破した昨年4月以来だったなと思います。この10か月間は、良い準備ができていてもなかなか結果に恵まれず、私にとっては厳しい時間でした。久々に納得のいく結果を出すことができて、この間の努力が報われたような感じがしたし、もっと頑張ろうというモチベーションも生まれました。やはり競技において一番の薬は結果を出すことなんだと思います。




陸上長距離に取り組む理由はただ楽しいから、そして「速くなりたい、強くなりたい、勝ちたい」という思いを持っていることは、以前ブログにも書いたしよく話していることかと思います。私にとって陸上長距離とはそれ自体が目的であって、もっと根源的な感情があったり、競技を通じて何か別のことを成し遂げたりしたいものではありません。確かに自分が走ることによって、学生生活の中での思い出ができたり、新たなコミュニティが生まれたり、誰かが喜んでくれたりすることは事実です。結果的にそれらが大きな価値となることも否定しません。でも、それらは単なる副産物であって、副産物を得ることが目的化すると、取り組みの方向性を見失うのではないかと思うのです。それなら陸上じゃなくても良くない?長距離じゃなくても良くない?というように。陸上長距離は代替不可能なものです。楽しいから走る。速くなるために走る。強くなるために走る。勝つために走る。そうして思考をシンプルに研ぎ澄ませていくことで、競技における成長を阻害する邪念を排除できると思っています。





大学4年になると、いろいろと「最後の」という枕詞がつくようになります。でもそうした思考や感情も、競技を突き詰めていく過程では邪念でしかないと思います。最後がうまく飾れるかなんて終わってみないと分からないことで、うまく飾るために何か小細工をしたり余計な感情を抱いたりすることも、私の競技に対する思いに反するものです。終わって振り返ってみて、良かったなと思えればそれで良いのです。本気で徹底的に結果にこだわって、冷酷なほどシンプルに競技に向き合って、その結果として素敵な副産物が得られたら良いなと思います。





ただ唯一、今年がラストイヤーであることを意識せざるを得ない問題があります。それは部にどんな財産を遺せるかということです。この3年間、多くのサポートを受けて、誰もができるわけではない素晴らしい経験をさせていただきました。その過程で学んだこと、感じたこと、考えたことはたくさんあって、自分自身にとって大きな糧となっています。この財産を自分だけのもので終わらせてしまうのはあまりにもったいない。技術、経験、思考、メンタリティなど、あらゆるものを部に遺して去りたいと思っています。もちろんこれからの1年で、私自身が不滅の記録と実績を作ろうとしています。それと同時にNext有川を生むのも大事なことです。後輩達の取り組みと結果を見ると、今のままでは正直物足りないです。「有川みたいな走りをしたい、そのためにはどうしたら良いんだろう」と主体的に考えてもらえるようになるくらいには頑張りたいと思います。





今回のテーマは今年の抱負でした。最後にこれからの1年間の具体的な目標を5つ書いて締めとします。





・関東インカレ1500m入賞
・日本インカレ5000m入賞
・全日本大学駅伝出場
・箱根駅伝往路平地区間出場
・都道府県対抗男子駅伝出場





いくつ達成できるでしょうか。乞うご期待。





明日のブログは松嶋さんです。