夜の私は、昼間の私を少しだけ斜めから見てしまう。

昼間の私は、それなりにうまくやれていると思っている。
ぺらぺら話すし、けらけら笑う。うんうんと相槌も打つし、てきぱきとやるときはやる。

でも、ひとたび一人暮らしの家に帰った瞬間急に静かになる。一人暮らしは独り言が増えがちと耳にしたことがあるが、私はほとんど独り言は言わない。一人っ子も独り言が多いと聞いたことがあるが、あるあるではないと思っている。
幸い隣人も静かで、聞こえるのは私の生活音だけ。エアコンの室外機の音がやけに響く。

そんな静かな部屋で、寝ようと目を閉じると、いろいろなことが頭に浮かぶ。

たとえば、今日送ったあのLINEの文章。少し冷たく捉えられてしまったかもしれない。

あの子とのご飯。私ばかり話していなかっただろうか。

あの場での沈黙。気を遣ったつもりだったけれど、逆効果だったかもしれない。

私の一言。誰かを困らせていなかっただろうか。

そして、どうでもいいことまで浮かぶ。
もっと日焼け止めを塗っておけばよかった、とか。

夜は音が少ない。
だからこそ昼間は聞こえなかったはずの内側の声まで聞こえてしまう。

私はいつからか、少し考えすぎる人間になっていた。
言葉の裏の裏の裏まで読もうとしたり、沈黙の長さで相手の考えを読もうとしたり。

きっと心配性な私の特徴である。
でも、それはたぶんちゃんと向き合いたいという気持ちの裏返しだ。

次はこうしようと解決策まで出す日だってある。家を出る前に日焼け止め塗るぞ!とか。

こんな私も朝になったら結構けろっとしている。

だからこそ夜の神宮ってちょっと厄介じゃんって思うかもしれないけど、私は夜の私を嫌いにはなれない。昼と夜の揺れ幅ごと自分を大事にしてあげたいな〜なんて思ってもいる。

でも先日、nonowa 国立の本屋さんのポップでこんな言葉を見つけた。


「『考えない』ことは技術です。」


自分を大事にする上で考えないという選択肢もありなのかもしれない。その点私はまだまだ技術不足の半人前。



乃蒼(海苔巻きありがと💗)から始まった1週間のテーマ自由のマネブログ祭り、いかがでしたか?
ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました!みなさん、体調には気をつけてくださいね
明日は大島さんの引退ブログです!
神宮慶子でした〜