中長距離パート4年の有川紘樹です。
明日、静岡県焼津市で開催される、関東インカレ2部ハーフマラソンに出場します。
関東インカレというハイレベルで緊張感のあるレース、そして、初めて走るコースということで、非常にワクワクしています。
しかし、レース前日にこうした話をするのは若干ためらわれますが、現在、決して自信を持ってレースに出場できる状態にはありません。
2月の丸亀ハーフの前後から、長期離脱するほどではないこまごまとした故障を複数回繰り返しており、なかなか練習が軌道に乗らないことにもどかしさを感じています。
それでも走ろうと決めたのは、ハーフマラソンの経験値を積み、来るシーズンに向けた1つのきっかけにしたいという思いと、そして何より、自分にとって、チームにとって重要な関東インカレの機会を簡単に無駄にしたくはないという思いからです。
何分かかってもいい、何位になってもいい、DNFになったっていい。
応援に来てくださるチームメイトやスタッフをはじめ、私に注目してくださる多くの方々にとって、今年も有川はやってくれそうだなと思っていただけるような、そんな力強い走りや生き様をお届けできればと思っています。
「焼津から箱根へ」。
結果にはあまりこだわらず、贅沢なシーズンインにします。
ここからは、標準突破やインカレの舞台を複数回経験してきた上級生として、僭越ながらエールを送らせていただきます。
私はいつもいつも、紙一重のところで標準記録と戦ってきました。
初めて関東インカレに出場したときの1500mは標準記録から0.31秒、100mに換算すると0.021秒。
2年時に1500mで日本インカレを目指したときは標準記録まであと0.23秒、100mに換算すると0.015秒。
昨年出場した日本インカレ1500mはターゲットナンバーのボーダーから0.03秒、100mに換算すると0.002秒。
そのあたりのコンマ数秒の世界って、もはや実力ではなく、運の問題だと思うんです。
標準突破に匹敵する実力があったとしても、その運を自分で引き寄せて、試合で数字として結果を残さなければ、標準突破や出場は叶わないんだと、身をもって経験してきました。
標準突破を懸けた最後の試合。
わずかに標準記録に届かなかった。
雨が降っていた、風が吹いていた、組が悪かった、セットから号砲までが長かった。
あれがなければ標準突破できていた。
出場した選手達に劣らない力はあった。
そんなしょうもないことを言い訳にして夢を諦めるのって、めちゃめちゃ悔しいじゃないですか。
そういう思いをしないように、最後の最後、ギリギリのところで標準突破の後押しとなるのは、他の誰でもない、自分自身の執念だと思います。
日々の練習を振り返ってみてください。
30秒で走るべきところを30.5秒かけていたり、3分で走るべきところを3分1秒2秒かけていたりしないですか?
25kmジョグすべき日に、20kmで妥協していないですか?
10分レストのところを、その一瞬の甘さで15分に延ばしていないですか?
今日のトレーニング、3セットやるはずだったのに疲れたから2セットで終わりにしていないですか?
毎日毎日きっちりこなしてきたことは、勝負所になって必ず表れます。
もし何か成し遂げたいことがあるのならば、「疲れた」「忙しい」「あの人は○○だ」なんて言っていないで、自分にとって必要なこと、やると決めたことは、自分の力できちんとやらなければならない。
それに対して「克己」などというたいそうな表現を用いるのではなく、当然のように毎日継続していかなければならない。
私は長距離界しか詳しくないですが、強い選手ほど練習の設定には徹底的な意識を持ってやっているし、最後の最後の執念や絞り出しも傑出したものがあります。
これまで3年間、いろいろな場所で多くのことを見たり聞いたり経験したりさせていただきましたが、一橋大学・津田塾大学は、この部分が集団全体でまだまだ伸びしろとして残っていると感じます。
とはいえ、やはり部内でも結果を出している選手は、そのあたりをしっかりとやっている印象があります。
なんとなくや気分任せで取り組んで、満足のいく結果が出るほど、この競技は甘くない。
だからこそ、何かを成し遂げたときの喜びや感動は格別で、陸上競技は楽しい。
「頑張ったよね」とか、「みんなで団結できたよね」とか、そういう綺麗事で認めてもらえるほど生ぬるい世界ではない。
自分が自分の力で何かを成し遂げるという瞬間を1つでも多く見届けたいし、まだまだ私もお見せしたいと思っています。
私は部内ではクレバーに練習や試合を消化し続けてきた選手と思われがちです。
しかし、私が大事だと考えるのは、スマートに格好良く取り組むことではなく、自分自身だけが制御できる精神力の強さを基盤にして、地味で泥臭いことを丁寧に根気強く積み重ねていくことです。
それがきっと、大一番での執念深さにつながっていくのだろうと信じています。
まずは5月の関東インカレ本大会。
標準突破期限まではあと1か月。
「今日はいいや」が許される日はもうありません。
私も、引退の日まで、日々の練習でも試合でも、常に部の先頭に立ち続ける所存です。
一緒に、厳しく、妥協なく、取り組んでいきましょう。
それではまた明日、焼津でお会いしましょう。
現地にお越しくださる方は、よろしくお願いします。
関東インカレハーフマラソン。
いくぞ。
明日、静岡県焼津市で開催される、関東インカレ2部ハーフマラソンに出場します。
関東インカレというハイレベルで緊張感のあるレース、そして、初めて走るコースということで、非常にワクワクしています。
しかし、レース前日にこうした話をするのは若干ためらわれますが、現在、決して自信を持ってレースに出場できる状態にはありません。
2月の丸亀ハーフの前後から、長期離脱するほどではないこまごまとした故障を複数回繰り返しており、なかなか練習が軌道に乗らないことにもどかしさを感じています。
それでも走ろうと決めたのは、ハーフマラソンの経験値を積み、来るシーズンに向けた1つのきっかけにしたいという思いと、そして何より、自分にとって、チームにとって重要な関東インカレの機会を簡単に無駄にしたくはないという思いからです。
何分かかってもいい、何位になってもいい、DNFになったっていい。
応援に来てくださるチームメイトやスタッフをはじめ、私に注目してくださる多くの方々にとって、今年も有川はやってくれそうだなと思っていただけるような、そんな力強い走りや生き様をお届けできればと思っています。
「焼津から箱根へ」。
結果にはあまりこだわらず、贅沢なシーズンインにします。
ここからは、標準突破やインカレの舞台を複数回経験してきた上級生として、僭越ながらエールを送らせていただきます。
私はいつもいつも、紙一重のところで標準記録と戦ってきました。
初めて関東インカレに出場したときの1500mは標準記録から0.31秒、100mに換算すると0.021秒。
2年時に1500mで日本インカレを目指したときは標準記録まであと0.23秒、100mに換算すると0.015秒。
昨年出場した日本インカレ1500mはターゲットナンバーのボーダーから0.03秒、100mに換算すると0.002秒。
そのあたりのコンマ数秒の世界って、もはや実力ではなく、運の問題だと思うんです。
標準突破に匹敵する実力があったとしても、その運を自分で引き寄せて、試合で数字として結果を残さなければ、標準突破や出場は叶わないんだと、身をもって経験してきました。
標準突破を懸けた最後の試合。
わずかに標準記録に届かなかった。
雨が降っていた、風が吹いていた、組が悪かった、セットから号砲までが長かった。
あれがなければ標準突破できていた。
出場した選手達に劣らない力はあった。
そんなしょうもないことを言い訳にして夢を諦めるのって、めちゃめちゃ悔しいじゃないですか。
そういう思いをしないように、最後の最後、ギリギリのところで標準突破の後押しとなるのは、他の誰でもない、自分自身の執念だと思います。
日々の練習を振り返ってみてください。
30秒で走るべきところを30.5秒かけていたり、3分で走るべきところを3分1秒2秒かけていたりしないですか?
25kmジョグすべき日に、20kmで妥協していないですか?
10分レストのところを、その一瞬の甘さで15分に延ばしていないですか?
今日のトレーニング、3セットやるはずだったのに疲れたから2セットで終わりにしていないですか?
毎日毎日きっちりこなしてきたことは、勝負所になって必ず表れます。
もし何か成し遂げたいことがあるのならば、「疲れた」「忙しい」「あの人は○○だ」なんて言っていないで、自分にとって必要なこと、やると決めたことは、自分の力できちんとやらなければならない。
それに対して「克己」などというたいそうな表現を用いるのではなく、当然のように毎日継続していかなければならない。
私は長距離界しか詳しくないですが、強い選手ほど練習の設定には徹底的な意識を持ってやっているし、最後の最後の執念や絞り出しも傑出したものがあります。
これまで3年間、いろいろな場所で多くのことを見たり聞いたり経験したりさせていただきましたが、一橋大学・津田塾大学は、この部分が集団全体でまだまだ伸びしろとして残っていると感じます。
とはいえ、やはり部内でも結果を出している選手は、そのあたりをしっかりとやっている印象があります。
なんとなくや気分任せで取り組んで、満足のいく結果が出るほど、この競技は甘くない。
だからこそ、何かを成し遂げたときの喜びや感動は格別で、陸上競技は楽しい。
「頑張ったよね」とか、「みんなで団結できたよね」とか、そういう綺麗事で認めてもらえるほど生ぬるい世界ではない。
自分が自分の力で何かを成し遂げるという瞬間を1つでも多く見届けたいし、まだまだ私もお見せしたいと思っています。
私は部内ではクレバーに練習や試合を消化し続けてきた選手と思われがちです。
しかし、私が大事だと考えるのは、スマートに格好良く取り組むことではなく、自分自身だけが制御できる精神力の強さを基盤にして、地味で泥臭いことを丁寧に根気強く積み重ねていくことです。
それがきっと、大一番での執念深さにつながっていくのだろうと信じています。
まずは5月の関東インカレ本大会。
標準突破期限まではあと1か月。
「今日はいいや」が許される日はもうありません。
私も、引退の日まで、日々の練習でも試合でも、常に部の先頭に立ち続ける所存です。
一緒に、厳しく、妥協なく、取り組んでいきましょう。
それではまた明日、焼津でお会いしましょう。
現地にお越しくださる方は、よろしくお願いします。
関東インカレハーフマラソン。
いくぞ。
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