今年の集大成、最終戦AAGPに参戦してきました。
<結果>
COMP-A 4位/40台
COMP総合 22位/175台
今回はしっかり事前に準備した事もあり、今季ベストリザルトを出して締めくくる事が出来ました!
マシンはエントリー直前まで20 YZ250FXで出るつもりだったのですが、ここ最近天候も悪く乗り込む事が出来ませんでした。
当たりがまだ出ていない感じで特にガレ場での不安感があったので、乗り慣れたハスクバーナTE300iで出場しました。
タイヤはFが日野のガレージセールで買った中古のゲコタ、Rがジャンケン大会でゲットしたiX09ゲコタ。
ガレージの在庫整理も兼ねての選定で、前後ともチューブです。
今回の目標は5位以内、あわよくば3位以内を狙っていました。
実は、戸狩、朴木でマシントラブルのためノーポイントだったのでランキング的にも来期シングルが非常に危うい状況だったのもあり、上位フィニッシュは必達でした。
スタート整列前にちょっとバタバタしていて、リヤタイヤのエアだけチェックして整列。
整列して歓談していると、なんとゼッケン番号が違う事を指摘されました。
そう言えば、G-RIDEの時に木に激突してゼッケンプレートが壊れたのでKTM用の#06のゼッケンを付けていた事を思い出しました。
メガネ君のGO-Proを固定するビニテを少し分けて貰って#06を#05に修正。
その後、しばらくしてタイヤを触ったらなんとリヤがパンクしてる!!!
速攻でピットに戻りました。
おそらく、エアチェックした時にエアバルブにゴミでも噛んでエアが抜けてしまったんだと思います。
時間もないし、空気入れてまた抜けてもマズいので、スペアホイールと交換しました。
運が良かったのは、スペアに組んでいたのがマディ用ではなく、VE33Sゲコタだった事です。
スペアホイールは自分オリジナルのトリプルチューブ仕様にしていたので、二度と外したくないのでVE33Sを組みっ放しにしていたんです。
ちなみにトリプルチューブ仕様はパンク耐性に優れ、エア調整も出来るのですが、組むのがとてつもなく難しいのでお勧めはしません。
メガネ君とフレアライン店長がスタート位置を取っていてくれたので、同じ位置でスタート出来ました。
今回、スタートは周りに埋もれた感じでした。
それでも1コーナーは7、8位くらいだったと思うのですが、続く上りのギャップで弾かれて失速し、多分15位くらい。
転倒しなかっただけマシだと思い、気を取り直して走ります。
序盤でRRRが組まれていたコース設定にも恵まれ、RRRで大きく順位を上げれました。
1周目は思ったよりも順位を回復して6位で通過。
2周目もトラブルなく、おそらく加藤君を抜いて5位にポジションアップ。
3周目は更に順位を上げて4位。
ただ、今回はスタート出遅れて、トップグループに離されてしまったので、前方には誰も見えず単独走行になっていました。
前を走るのは鈴木リョータ、ツバッチ、内嶋さんだったようなので見えなくなるのも当然でしょう。
ここから中盤までノントラブルで順調に周回を重ねました。
途中、、塾長を発見。
RRR下流で奥のラインを周遅れの後ろについて走っていたので、内側からパッシング。
「お〜い、塾長!!!」って大声で叫んだけど聞こえてなかったらしい。
久々に塾長をレース中に抜いたのは嬉しい。
今回、2回ほど遭遇しましたが、ウッズのスピードが全然違って全く付いていけなかったですね。
私はゲレンデで極力スピードを上げて、RRRやガレ場で頑張る代わりに、ウッズは体力回復の消化区間みたいになってしまいました。
フロントゲコタが湿ったウッズ区間では不安感があったせいかもしれません。
5周目にツバッチを発見。
ガレた上り全開でパッシング出来たのですが、本来のツバッチの走りではなかったような気はしました。
身体が攣って厳しい時間帯だったみたいです。
6周目はこれで3位。
まさかの3位で期待をしてしまいます。
が、そろそろRRRの渋滞が厳しくなってきました。
渋滞で失速するとそこからの回復が難しい。
バランスを崩して何度かマシンを倒してしまいました。
それ以降は、RRRを集中して走り、RRRを通過してからしばらくは体力回復に努める感じで走るようにしたのでタイムは1分くらい落ちてしまいました。
RG3さんピットで給油して頂き、後半に向けて頑張ります。
ガレクライム手前で小林マサ君にラップされ、しばらく付いていってガレクライムで全開にしたらぶっ飛んでしまいました。
いいとこ見せようと頑張り過ぎた事をやや後悔(笑)。
途中、2回Joshに抜かれた際には、Joshがスクールで教えていた事をレース中にもきっちり実践している事を知って感心し。
後半、あと2周くらいかな?と思った時にL1表示が出て、思ったより早いなと安心。
ただ、その直前から加藤君が猛烈にプッシュしてきていました。
ゲレンデ区間でアクセル全開で抜きに来られて、こっちも疲労のピークなので辛かったのですが、ここで安易に抜かれると絶対引き離されると思い、むっちゃ頑張りました。
前をキープしてRRRに進入。
ここで少し引き離せたようです。
RRR下流でフレアライン店長が前に見えました。
奥のあんぱいなラインに行ったのですが、まさか失敗する事はないと思って同じラインに行ったら、何と丘を越えたところで転倒している模様。
私の位置からは状況が見えないのですが、店長の後ろの選手も全く進めずに一本ラインを塞いで止まってしまっています。
その間にかなりの台数に抜かれてしまい、絶望的な気持ちになってしまいました。
止む終えず、マシンをバックさせてヤバいかもしれないガレ場の谷に降りるルートを行ったのですが、幸いスタックする事はなくレースに復帰できました。
そこからゴールまでは数分だったのですが後からリザルト見たら店長は7分くらい遅れていたので、怪我とか何かあったのでしょうか。
間違いなく加藤君に抜かれたなと思いながらゴールすると順位は4位で変わってないようです。
加藤君は実は同一周回ではなくパンク修理のため、ラップ遅れだったらしい。
そんな〜、最終ラップであんなにプッシュしないでよ〜(笑)。
あれは辛かった。
結果的に今季ベストリザルトとなる4位でフィニッシュできました。
入賞者の顔触れを見ると、ベストな結果だったのではないかと思います。
また、後からランキングを見て驚いた事があります。
朴木がリタイヤだったので、ランキングが6位から9位に落ちていたのですが、今回のリザルトを加味するとランキング4位に上がったようです。
上位3名はAA昇格条件を満たしているはずなので、と言うことは来年のゼッケンは#01を獲得できたようです。
私はAA昇格目標を公言していますが、実際にはAAに上がってもそれ以上の成長は厳しいので、半分引退のようになってしまうと思います。
それも踏まえて考えると、実際問題として心地良い理想は#01を獲得する事だったんですね。
ランキング3位以内に入るが、昇格条件を満たさず#01残留というのが一番心地よいのかもしれないです(笑)。
P.S. 今回の爺ヶ岳では前日土曜日にJosh Strangのスクールがあり、お手伝いをしたのですが、その話しはまた次の機会に。