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_┃☆ ソフトエンジニアリングのメルマガ ☆ vol.02 2012年9月24日配信 ┃_
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\_\_\_\_ 発信元◇ソフトエンジニアリング _/_/_/_/
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①解析、設計の動向………………… 設計者のための解析入門
②読み物……………………………… 熱応力の恐ろしさ
③解析事例…………………………… 熱応力解析
④自作ソフト紹介…………………… 非定常二次元熱移動問題
⑤知識からの言葉…………………… 熱応力への対策
編集後記……………………………… 朝晩は涼しくなりました
①解析、設計の動向 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『なぜ設計上流で設計者が解析すべきなのか』
○剛性,強度,疲労破壊,熱膨張,熱応力などの機械的特性を机上で評価して,早期に設計品質を高めることができる。
○設計に手を加えて改善しようとするなら,設計の上流側であればあるほど変更の余地が大きい。また,設計変更コストは小さくて済み,製品開発コストも抑えられる。
○初期段階で設計案を評価できれば,設計変更の自由度は飛躍的に増大し,それに要する時間やコストも低減できる。
↓
製品開発の初期段階にCAEを取り入れるメリットはそこにある。
<Tech On設計者のための解析入門 第1回:基本を知れば恐くない>より
詳細⇒http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20051227/111983/?ref=RL3
②読み物 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『熱応力の恐ろしさ』
物体を加熱あるいは冷却すると膨張あるいは収縮する。物体を加熱あるいは冷却したとき、物体が自由に膨張・収縮しようとすることを抑えようとするためには、物体に力を作用させる必要がある。熱による膨張・収縮を抑制しようとして作用する力に応じて生ずる応力を熱応力と呼ぶ。熱応力は、状況によっては大きな値となり、意外と思うような場面で部材を破壊に至らしめることがある。
配管の場合、曲げや緩衝装置を入れ、管が膨張時に自由に伸びやすくなる構造とし、熱応力を生じ難くする方法などがとられる。
< 熱応力の恐ろしさ 萩原芳彦著 >より
詳細⇒http://softengineering-n.com/file/yomoNo4.pdf
③解析事例 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『熱応力解析』
熱応力解析の簡単な例を作成しました。解析手順は以下のとおりです。
【解析手順】
①解析対象をモデル化する
②温度変化(温度条件)を考える
③部材に加わる熱応力を解析する
詳細は、以下のサイトを参照してください。
詳細⇒http://livedoor.blogcms.jp/blog/hk4627/article/edit?id=11081079
④自作ソフト紹介 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『非定常二次元熱移動問題』
非定常熱移動問題を、自作ソフトを作成して解析してみました。
自作ソフトの解析方法は、『Simpler法』と呼ばれる方法を用いて、解析を行ないました。
問題は、容器(鉄:50℃)の中に水(20℃)が入っており、そこに流れ(x方向に2m/s、y方向に1m/s)がある時、温度変化がなくなったときの温度分布を調べたものです。
詳細は、以下のサイトを参照してください。
詳細⇒http://softengineering-n.com/file/jisaku.htm
⑤知識からの言葉 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
『疲労損傷への対策』
○スライドさせる等の緩衝装置をつける →熱応力が発生しないようにする。
○熱伸びを考慮した隙間をつくる →熱応力が発生しないようにする
○熱伸びが小さい材料に変更する →熱応力を小さくする。
○冷却装置や断熱材をつける。 →熱応力を小さくする。
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
朝晩は涼しくなりました。
私は昨日衣替えを行いました。
季節の変わり目で、温度変化も大きくなりましたので、風邪などには気をつけられてください・・・
2回目のメルマガを作成しましたが、いかがでしたか?
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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