2013年11月
2013年11月11日
スクーター終わりました
数日前の休日、あまりにも天気が良かったのでスクーターで大沼に行ってみた。
今シーズンラストランになりそうな予感。原付スクーターで大沼は初。原付で大沼に行くのは高校生以来、約30年ぶり。
作戦名は「函館新道から城岱を抜け大沼湖畔を周りだんごを買って帰ってくる作戦」。
雲の間から差す光。城岱の駐車場からの景色は幻想的だった。誰もいない貸切状態。乳牛さえもいない。
大沼湖畔の終わりかけの紅葉も綺麗だった。
で、
だんごを買い、大沼のトンネルを抜け長い下りが終わった某昆布屋の前で突然のエンスト。
いやぁ〜な予感。
「少しエンジンを冷やせばなんとかなるべ」
が、
二度とエンジンがかかることはなかった。全行程の8割はスロットル全開。そりゃエンジンも逝ってしまう。
時速2kmくらいのスピードで押して帰れば7時間くらいで帰宅できるはず。
が、その選択肢は捨てた。足がつるか心臓発作で死にそうだから。
実家の老人を呼び、なんとか軽ワゴン車に積み込み無事帰宅した。
家に帰りシリンダーヘッドを外すと何かアルミの溶けたカスのようなものが付着している。
ピストンは無惨に溶けている。
完全に終了。
シリンダーを外す気も失せるピストンの惨状。仮に、腰下にまで影響があって、クランクケース割りとかクランクの芯出しとかまで必要な場合は、整備士でもバイク屋でもなんでもない素人の俺の仕事ではない。やったこともないし。復活させるかどうかは未定。
一回復活させたからもう復活させなくてもいいかな。
「今シーズンのラストランになりそうな予感」は的中しました。
16歳の原付免許取り立ての高校生が、原付スクーターをイジってバイクや機械に対する知識や経験不足と、その若さ溢れるやる気からエンジンを焼き付かせるのなら理解はできる。
だが、45歳の中年が原付スクーターをカリカリにイジってエンジンを焼き付かせるのはどうなんだろう。少し反省すべきか。
反省などせずリベンジすべきか。
【キャブセッティングメモ】
MJ番数
#85:アフターファイアで全く吹けない(薄い)
#90:同上
#95:吹けるがなんとなく高回転域のパンチ力に欠ける(少し薄い)
#100:未知
以下ニードル上から3段目
#105:気持ち良く吹ける。ベスト。
#110:吹けるがなんとなく濃い感じ
#115:吹けるが気持ちボコついて濃い感じ
キャブセッティングに影響を与えたと思われるパーツ
・デイトナ68ccビッグボア(各部バリ取り面取り)
・デイトナCDI
・デイトナスーパーダッシュチャンバー
・キタコパワーフィルター(全天候型)
・キタコハイギアーキット
・ゼロハイスピードプーリー(ワッシャーレス)
・WR3.5g×6(たしか)
・強化Vベルト(たしかキタコ)
・キタコ軽量クラッチシュー、強化スプリング
・デイトナ10%アップ強化センタースプリング
・NGKプラチナプラグ(#9)
・空気圧F1.8,R2.0
・ハイオク
・カストロールPOWER1 Racing 2T 分離+100:1混合
・体重10kgアップ
・1時間くらい全開で走るとピストンが溶ける