April 24, 2010

ピアノ協奏曲第1番第1楽章・・・ショパン

フランスの価値観・・・教育現場

最近の日本の政治・マスコミの迷走を見ていると本当に将来が心配になりますが・・・

子供の頃の教育の在り方をつくづく考えさせられます。
フランス現場からのレポート。

*日本人は「知る」事に懸命になる。
 フランス人は「分かる」事を最も大切にする。
 「分かる」すなわち自己判断が出来る。

*そのベースになるのが国語(フランス語)。
 国語で考え、思考を整理し、表現して意思を伝える。

*国語と並行して最も重要視されるのが哲学。

日本では行われませんが、高校で文系、理系を問わず国語と並行して「哲学」が入ります。

ここがキーの様な気がします。

IMG_1172日本の高校で哲学を教える所はあまりありません。

左の写真は、日比谷高校です。

(私は在籍していないので知りませんが、昔の都立進学校なら哲学を生徒が自主的に論じていた様な雰囲気がありました。)



具体的に哲学では何を学ぶのかと言うと、
人間、神、空間、時間、世界、国家、正義、自由、感情、・・・・真理、本質・・・抽象的な概念を言葉で表現して行きます。


ここで議論の在り方、反論の仕方、結論の導き方等のスキルが身につきます。
また哲学を学んでいると、複雑な物事の中から大枠を導き出す思考能力も身につきます。

連日TVで繰り広げられる相手の意見を聞かない感情的な議論、何について議論しているのか分からない議事進行を見ていると、まずは議論の仕方、スキルを教える必要性を感じてしまいます。

若い人たちを海外へ留学させて精神的、肉体的にタフな日本人を育成するのが急務の様な気がします。
韓国、中国はその点は凄いですね。

世界は広いですが、その中でフランスはイタリア・スペインのラテン、ドイツのゲルマン、イギリスのアングロサクソン、アフリカ、アラブの血も入り他の国よりはバランスがいいですね。(自己主張が強いので嫌われるケースも多々あるようですが・・・)

学ぶ所は多いと思います。


少し音楽のテーマとは離れてしまいました。
先日観た映画「のだめカンタービレ」パリ編最終楽章で演奏された曲です。
ショパンが故郷ワルシャワを去る時に演奏した曲で、映画の中では主人公「のだめ」のデヴュー曲になりました。

ショパンがパリで活躍するベースになっている曲、力強さを感じます。

Youtubeにこの楽曲をアップして頂いた方有難うございました。
Many thanks for sharing this song with you!



hkamiya1104 at 22:19│Comments(4)TrackBack(1) Classical | フランス

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この記事へのトラックバック

1. ピアノ好きでーす  [ なろママぶろぐ ]   May 28, 2010 05:56
今さら習いたて

この記事へのコメント

1. Posted by タヌ子   April 25, 2010 02:28
タイムリーなコメントが残せて良かったです(笑)
同感です。
これからの若者はどんどん海外に出て学ぶべきだと思います。
フランス人は本当に議論好き。
家族での食事の間も、政治、哲学、色々なことについて議論が始まります。
そんな中に突然入ってしまうと、ポツンと取り残されてしまう感じ。
如何に論争相手を納得させるかというArgumentationの授業を受けた人達だけあって、理路整然と語る姿にただ『フムフム』とうなずくだけ。
高校生も大人に負けず、雄弁をふるってます。
自分の意見がはっきり言えるというのは大事なことですね。
高校では哲学の授業はありませんでしたが、哲学かぶれの友人の影響で何冊か読みましたが、殆ど忘れてしまいました(汗)
2. Posted by Kamiya   April 25, 2010 22:33
タヌ子さん

つい最近の新聞でも若い人たちが、ますます内向きになって海外に出なくなって来ていると報じられていました。
おまけに学校では、議論、争いを避けみんな仲良く・・・社会人として通用するのかな?もう少し厳しく躾けて欲しいなと思います。
欧米人との議論は、一段高い所からの視点で説得させられる事が多いので負けても気持ち良く納得してしまいますね。日本人とはしこりが残るケースが多く、残念に思う事も多いです。まだまだ勉強ですね。
最近昔の本を読み返してみるのですが新しい発見があって面白いです。
タヌ子さんからの刺激もありますね。有難うございます。
Kamiya
3. Posted by Eica   April 27, 2010 05:03
kamiyaさん、スタバでのメール、ブログチェックのため、毎日お邪魔できなくてすみません。

聞いた話ではフランスには哲学を論じ合う事ができるカフェがあるんだとか。面白しろそうですね。
わたしのいるアメリカでもご存知のように自己主張が強い国ですが、今ひとつインテリジェンスに富んだ自己主張とはかけ離れたもののように感じます。(苦笑)

ヨーロッパの友人をみると、彼らの主張の基盤には昔からの智慧や文化があり、なかなか感心させられたりしますね。
日本人の若者。。温室育ちですよね。心身ともに軟弱な気がします。もっと外に出て大きな視野で世界をみる事は大切ですが、その前に自分の国の文化や言葉を大切に学ぶ事は、それ以前に大切だと思いますね。

4. Posted by Kamiya   April 27, 2010 14:03
Eicaさん

いえいえ、私の拙いブログ(オチが無いやん!・・・といつも関西人には突っ込まれています(涙))に遊びに来て頂くだけでも嬉しく、またコメントまで残して頂いて本当に有難うございます♪
どうかお気遣いなく、お時間のある時に遊びにいらしてくださいね♪
私の方もEicaさんのブログにコメントが無い時は忙しくしているんだなと思っていて下さい。
Eicaさんの意見に同感です。
自国の言葉、文化の基盤が無いと海外での議論に参加出来ないですよね。
最近パソコンに頼り過ぎ弊害が出て、漢字忘れ、ボキャブラリー不足に泣かされています。(反省)(涙)
Kamiya

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