2016年11月13日に香港Science Park周辺で行われた
Pocari Sweat Carnival Runの10キロレースに参加した。

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明走会からの参加は、マッキーさん、シライワさん、イシイさん、カナコさんと私、としの5名。
今回も大塚製薬さんのご厚意で、明走会枠を頂き、私はその枠で参加できることになった。

レース当日、予定通りにMTRに乗って、大学駅に少し早く到着。
バス乗り場でバスを待っていると、カナコさんと会い、ゼッケンを受け取った。
カナコさんの表情は良く、寝不足でもなさそうで安心した。
明走会一と思える練習量の成果を発揮して、是非PBを狙ってほしいと思った。
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オフィスビルの片隅でストレッチをして、ゼッケンを取り付け、靴を履きかえて レースモードのスイッチに切り替える。荷物を預けて、スタートラインをチェックしに行くとマッキーさんとシライワさんがいた。
マッキーさんとコースの話をする。
ちなみに、マッキーさんは2週連続の10キロレース。
さすが、宴会とランニングとソフトボールと子守と仕事をそつなくこなすだけあり、タフだ。
コースは、おそらく、2周の周回コースになるだろうとのこと。
そうなると、陸橋を4回わたることになりそう。この陸橋の走り方が勝負を分けそうだ。
また、前週のレースでは、スタートラインの場所取りが激しく、後列からのスタートに甘んじたという話しを聞き、
今回のレースも同じ状況を想定して、20分前にはスタートラインに行くことにする。
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スタートライン付近にはポカリブルーの大きなゲートが設置してあった。
ウオーミングアップのため、海沿いの遊歩道で100メートルダッシュを3本する。
足が軽く感じる。調子がよい証拠だ。
予定の7時40分頃に スタートライン付近に行くと、マッキーさんと白岩さん以外に、人影はまばら。
このレース、10キロ40分を切るランナーのために、エリートスタートゾーンを作ってくれていた。
これは、ありがたい。どこかの国であれば、自主申告での区切りは全く意味をなさないのだが、さすがに、ここは香港。自分のレベルに応じて、自信のあるランナー以外は、エリートゾーンに入ってこない。
スタート10分前で人が集まりだし、第一線をキープしてスタートを待つ。
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大塚製薬の佐藤さんの挨拶のあとに、スタート。
消防士の二人が、すごい勢いで走っていく。
いつものことながら、これにつられて
飛ばしてしまう本能丸出しの自分がいた。
さらに、すごい勢いで走るランナーもいる。
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1.5キロ付近で陸橋が出てきた。
マッキーさんも後ろについている。
陸橋の登りはペースを落とさないようにして、下りを全力で駆け降りる作戦。
この作戦で、前を走っていた、2人を抜いた。
この辺りは、まだ、自分がどのくらいのスピードで走っているかを
意識できないまま、ちょっと苦しいくらいのペースで走った。
前を走っているのは3人くらいのようだった。
レース後に振り返ると、この時のペースは、キロ3分40〜45秒。明らかにオーバーペース。
5キロ付近までは順調に走ったが、ちょっと苦しくなってきた。
ポカリシャツを着た若手に抜かれる。
自分が明らかにペースダウンしている。

この辺りで初めて時計を確認すると、4分ペース。
このペースを落とさない事を意識して走る。
何度か折り返しがあり、余裕があれば、自分のカテゴリーの位置を確認するのだが、
そんな余裕すら残っていないくらい、レースの序盤で体力を使い果たしていた。
頭の中は陸橋の事で一杯。あの橋をあと、3回も上るのか。
しかし戻りは、高速道路の下を潜るコース。
助かったと思ったのも束の間、高速道路を潜り抜けて、すぐに、周回2週目に入ると、ここで、後続ランナーと合流となった。
走りずらい。2回目の陸橋の登りは我慢で、下りはダッシュ。
先ほど抜かれた人に接近し、暫く後ろを走る。どんどん、後続のランナーが増えて、まるで障害物競争のようになってきた。
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時折、車道に出ながら走る。
7キロ付近で、また、一人抜かれた。
4分のペースは落ちていないので、相手のペースが速いようだ。
かなり苦しくなってきて、ついていくのは止めて、マイペースで行くことに。
この辺りの心の弱さが今後の課題であるのだが。
2周目の陸橋の下を潜って、周回コースを外れると、後続ランナーと別れて、誰も走っていない路を走れる。
30メートルくらい後ろに、1名ランナーが確認できた。
カテゴリーは確認できないが、抜かれないように、最後の力を振り絞らなければいけない。
苦しい、すごく苦しい。
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この時、とっさに、喘ぎ声を出してスピードアップを図る作戦を思い出した。
猛走会の某コーチのマネになるが、以前、自分で試しにトレッドミルでビルドアップをやった時に、喘ぎ声を出してみたら3分30秒まで追い込む事が出来た実績があり、効果は確認済。
ちなみに、この声出し練習をジムでやる時は変人と思われるリスクがありますので、お気を付けください。

後ろのランナーは、まだ余力があるようであっという間に近づいてきた。
交わせるか、ゴール直前の3メートル前で交わされた。
最後のスピードを検証してみると、3分40までスピードが上がっているので、喘ぎ声の効果はあったようだ。
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ゴールで応援してくれたマッキーさんの奥さんと、愛娘さんの応援を聞いて、全力を出し切って、レースが終了した。
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スタートラインに戻ると、ちょうどマッキーさんがゴールするところだった。
マッキーさんも全力を出し切りゴール。
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レース後、冷えたポカリスエットを飲んで、喉を潤す。
ポカリが体にしみていく。うまい。
会場に戻ると、盛大にイベントをやっていた。
うちの子供たちが大好きなオロナミンCの試飲もある。
レース後のオロナミンCも格別。
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10キロレースはレース時間も短く、レースに参加しない家族を連れてきても、楽しめるイベントだ。
明走会メンバーが続々と戻ってきて、それぞれのタイムを聞くと、メンバー全員がPBだった。すばらしい。
みんな、それぞれ、目標を持って練習を積んできた結果がでて良かったと思う。

【事務局注:としさんカテゴリー優勝 (38分16秒 PB)】
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【事務局注:マッキーさんカテゴリー2位 (40分50秒)】
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シライワさん(47分08秒 PBを3分8秒更新)
イシイさん(47分46秒 PBを4分以上更新)
カナコさん(52分17秒 PBを6分58秒更新)
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自分自身も、今回、明走会枠で走らせて頂き、結果も残すことが出来て良かった。
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来年も、多数の明走会メンバーと一緒に参加したいと思う。

この場を借りて、香港大塚製薬の中村さん、明走枠のご提供ありがとうございました。