2019年08月12日

富岡製糸場跡へ

久しぶりに遠出した先は、教科書で見た古い工場。
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泊りがけのドライブに行った帰りに寄った。寄った観光地はここだけ。ここは様々な建物からなり、全て見て回れたわけではないが、いくつかの写真で振り返る。

入って右側、東置繭所の北側。とても横長のレンガ建築で手持ちのカメラでは全景が入らなかった。
この建物の中では富岡製糸場の歴史を説明する映像や資料があったが、とても混雑していて写真が撮れなかった。
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旧社宅群。詳しくは忘れたが所長など偉い人の家だったはず。
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東置繭所伝いに歩いている途中で見かけたミスト散布機。これ、熊谷駅付近でも見かけたが、かなり直接的に水がかかってくる。これがあっても汗だくになるし暑いことに変わりはない。
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東置繭所の南側にあるこの建物が繰糸所。繭から糸を引き出す機械がたくさん入っている。
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繰糸機にニッサンの名が入っていたので日産自動車を意識してしまったが、帰宅してから調べると日産も関わっているという資料を見て驚いた。よく考えたらトヨタも織機メーカーがルーツだというし、これも必然だったのか。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/silk/27/0/27_139/_pdf/-char/en
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繰糸機は建物の奥まで続いているようだが、立ち入れるのは建物の中ほどまで。
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屋根の下は柱がない。独特の組み方をすることで強度を確保したと説明に書いてあった。
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順路を通って繰糸所を出る。横にある送風機は冷房か。
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繰糸所から首長館への渡り廊下は工事中だった。
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診療所を過ぎて広場の中に出る。奥の建物は寄宿舎。
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広場の端からは鏑川が見える。
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首長館。内部は休憩所兼カフェとして使われていた。
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舞台。袖に見えるスポンサーの名前っぽい幕が渋い。
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首長館横の寄宿舎は中が覗けるようになっている。宿舎に入ったことはないが、プライベートが無さそうなのは大変だと思った(小並感)
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首長館の軒下。隣にいた家族が「まっくろくろすけが出そうだ」と言っていたので、フラッシュを焚いて撮影。意外ときれいだった。
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一通り見れたので満足したので出る。

駐車場に戻る前に昼飯を頂いておこうと思って店を探していたところ、すぐ近くにおぎのやが店を出していたので反射的に入ってしまった。
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釜飯の味はいい意味で変わらない。
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戦火に巻き込まれなかった貴重な建築物なので、時間があったときにもう少し時間を作って見てみたいと思った。できればオフシーズンの空いている時に。

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