
いっちゃんエロいポスターを採用してみました。
『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(67年ジョン・ブアマン)
ガーーーーンッ!アルカトラズ刑務所に銃声が鳴り響いた。倒れながらウォーカー(リー・マーヴィン)は回想する・・・偶然再会したマル(ジョン・ヴァーノン)に誘われて組織の金を強奪したまではよかったが、マルは妻リン(シャロン・エーカー)と密かに通じており、ウォーカーを銃撃して逃げ去ったのだ。
重傷を負いながらなんとかアルカトラズを脱出したウォーカーは、ヨスト(キーナン・ウィン)という男の手引きで裏切ったリンの元を訪れる。しかし、彼女は罪の意識からウォーカーの前で自殺してしまった。
その後、ウォーカーは義妹クリス(アンジー・ディキンソン)の情報でマルが暮らすビルを突き止め、追い詰める。「た、頼む、殺さないでくれ!」「ていうか、分け前寄越せよ!」ベランダに逃げたマルは過って足を踏み外し、転落死してしまう。
こうなったら仕方がない、分け前は組織からいただくか・・・って、そもそも組織は被害者なのだが。
ヤクでラリッて、バイクぶっ飛ばして、学園紛争で思いっきりどつかれて、全裸の美女がバイクに跨って、ガンマンが打たれて、血に染まるのを超スローで執拗に追いまくる映画をニューシネマという。by GH字幕。では本作は違う?
そもそもニューシネマという呼称のはじまりは、『タイム』誌67年12月8日号の特集記事「ザ・ニューシネマ:暴力・・・セックス・・・芸術・・・」だった。そこで取り上げられた作品群の中に、極めてジャンル映画然とした本作も入っているのだが、では、この映画のどこがニューなのか?
とにかく回想に次ぐ回想。フラッシュバックが洪水のように多用されるが、よく見るとそれはフラッシュフォワードだったりして時間軸が異常だ。だからまるで不思議な夢のようなのだが、この手の映画にそのようなアート映画の技法を持ち込んだことが本作のニューなのだろう。
ところで、瀕死の男の回想でしかも夢のような映画となれば、うちのブログの十八番を持ち出さねばならない。アルカトラズで死に掛けた男が、どうやって本土に戻れるというのか?それにヨストって、気が付けば後ろにいるのだが、何者?そんなわけでウォーカーは、死んでいるのではないか?
それを裏付けるように、マルを倒した後、リンはウォーカーに言う。
「あなたはまるで亡霊のようね」
映画は、暗闇にウォーカーが消えて終わる。
なお、原作(62年)はリチャード・スタークの『悪党パーカー』シリーズの一編だが、主人公の名前がパーカーでないのは、マーヴィンが続編というものに出ないというポリシーの持ち主だったからという。
※下記書籍を参考にしています。

アンジー・ディキンソンが悶えてるぞ!
やっぱりR-18ブログには叶わん(爆)
フラッシュバックの多用?
それじゃ絶対ヤクやらないと撮れないよな〜
HKさんの鼻に白い粉が・・・・(危)
俺も口元についてるよ!さっき大福三つ喰ったからなぁ〜♪