富士山麓の自然

富士山麓には、古くから「御厨(みくりや)」と呼ばれてきた地域があり、御殿場市、裾野市、小山町の一帯におよんでいます。そこには、日本の各地で絶滅危惧種に指定されている希少種が多数生息する貴重な自然が残されています。その一方で、気候変動の影響や開発、外来種の侵入などにより、年々変わりつつある「みくりや」の自然の現状も目にしています。この豊かな自然が長く保たれることを願いつつ、富士山麓の自然の生物多様性の一端をこのブログを通して記録していきます。

5月24日の早朝、カクモンヒトリの写真を撮りました。翅の色が淡黄色であることからオスであることがわかります。カクモンヒトリの黒い斑紋については個体変異の幅が大きく、翅の大部分が黒で覆われる個体もあると聞きます。富士山麓のカクモンヒトリの斑紋にはどのような傾向があるのか興味深いです。
カクモンヒトリDSCN2277
カクモンヒトリDSCN2266

箱根の外輪山の上に輝く、夏の大三角形(ベガ・デネブ・アルタイル)の写真を撮りました。太陽系はわずかずつベガの方向に向かって移動しています。ベガが静止していれば、52万5千年後には地球はベガ(織女)とすれ違う計算になります。
接近するに従ってベガは明るさを増し、やがてシリウスよりも明るい星になることが予想されます。
DSCN2125 - コピー

昨日、発見したアシナガバチの女王蜂は斑紋からコアシナガバチであることがわかりました。
成功率3割と言われる巣作りに今日も女王蜂は励んでいました。巣の部屋の中に産卵した卵も確認できました。
DSCN2148
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ニホンヤモリを御殿場市東田中で確認しました。この個体は昨年の秋にも見かけていますので、御殿場の厳しい冬を乗り越えた個体ということになります。
ニホンヤモリは群馬県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されるなど全国各地で希少種に指定され、静岡県では要注目種ということになっています。
ヤモリ

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