富士山麓の自然

富士山麓には、古くから「御厨(みくりや)」と呼ばれてきた地域があり、御殿場市、裾野市、小山町の一帯におよんでいます。そこには、日本の各地で絶滅危惧種に指定されている希少種が多数生息する貴重な自然が残されています。その一方で、気候変動の影響や開発、外来種の侵入などにより、年々変わりつつある「みくりや」の自然の現状も目にしています。この豊かな自然が長く保たれることを願いつつ、富士山麓の自然の生物多様性の一端をこのブログを通して記録していきます。

南西の空に月齢4の細い月と宵の明星(金星)が並んで見えています。
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今日は、12月としては比較的、気温が髙い一日だったせいか、テントウムシをたくさん見かけることができました。斑紋の数、色、形もさまざまで同じ種とは思えないバラエティに富んだ変異を観察できました。
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コエグリトビケラ属のトビケラを採集しました。この属は秋と早春に羽化するものが多く、時に真冬に見かけることもあります。
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専門家の方に腹端部分の画像を見ていただき、ヒラタコエグリトビケラApatania aberransであることがわかりました。ヒラタコエグリトビケラは大きな川から小さな川まで広く分布する種だということです。局所的に分布する種もいれば広域に分布する種もいます。季節によって見られる種類もいろいろです。トビケラだけを見つめ続けても生物の多様性に対する理解は格段に深まっていきそうです。

11月26日の早朝に北斗七星とアルクトゥールスの写真を撮りました。冬の星空ならではの美しい光景です。
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今日は御殿場市でツグミを確認しました。裾野市でも昨日、確認されており、富士山麓にある程度の個体数が既に渡ってきていることは間違いないようです。
ツグミの初見日は年によって違いがあり、2014年は2月17日でした。次の画像はその時のものです。
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