富士山麓の自然

富士山麓には、古くから「御厨(みくりや)」と呼ばれてきた地域があり、御殿場市、裾野市、小山町の一帯におよんでいます。そこには、日本の各地で絶滅危惧種に指定されている希少種が多数生息する貴重な自然が残されています。その一方で、気候変動の影響や開発、外来種の侵入などにより、年々変わりつつある「みくりや」の自然の現状も目にしています。この豊かな自然が長く保たれることを願いつつ、富士山麓の自然の生物多様性の一端をこのブログを通して記録していきます。

晩秋に発生するトビケラとして知られるホタルトビケラの交尾を確認しました。専門家の方のご教示によると、下がオスで上がメスだそうです。
ホタルトビケラを見ると、いよいよ冬が近づいてきたと感じます。

ホタルトビケラDSCN2612

今日は快晴の一日となり、御殿場市では多数のアキアカネが確認されました。
アキアカネDSCN2600

アキアカネだと見分けるポイントの一つは白丸の部分にあります。ここが尖っていればアキアカネです。
DSCN2601

ただし、この部分には個体変異があります。次の画像は11月11日に確認された個体ですが、白丸の部分が前の個体に比べ尖っていません。しかしこれもアキアカネであることが専門家の方の同定によってわかりました。
DSCN2572


ヒメヤママユが灯火に飛来しました。10月~11月に現れる晩秋の蛾です。

4枚の翅すべてに眼状紋があります。この特徴は同じヤママユガ科のクスサンも持っていますが、両者は系統的にもヤママユガ科の中で最も近い関係とされています。

ヒメヤママユ


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