富士山麓の自然

富士山麓には、古くから「御厨(みくりや)」と呼ばれてきた地域があり、御殿場市、裾野市、小山町の一帯におよんでいます。そこには、日本の各地で絶滅危惧種に指定されている希少種が多数生息する貴重な自然が残されています。その一方で、気候変動の影響や開発、外来種の侵入などにより、年々変わりつつある「みくりや」の自然の現状も目にしています。この豊かな自然が長く保たれることを願いつつ、富士山麓の自然の生物多様性の一端をこのブログを通して記録していきます。

5月5日に御殿場市新橋でキスジトラカミキリを確認しました。独特の鮮やかな斑紋によってハチに擬態しているものと思われます。

2022.05.05キスジトラカミキリ

5月はさまざまなハムシと出会える季節でもあります。
5月8日には、クロボシツツハムシを確認しました。幼虫の時は糞を身にまとって糞に化け、成虫になるとテントウムシに擬態するハムシです。
2022.05.09クロボシツツハムシ

5月3日には、ニリンソウの葉の上にいるアトボシハムシを見つけました。
2022.05.03アトボシハムシ

御殿場市鮎沢にある池で初見の昆虫が相次いでいます。5月14日には、ヨコヅナサシガメを初めて見ました。かつて東名高速沿いに分布を広げていると言われた時期もありましたが、今では富士山南麓でもよく見られるようになりました。この池では初めて見ました。
2022.05.14ヨコヅナサシガメ

オオヤマカワゲラも初めて見ました。日本に生息するカワゲラの中でも最大級の大きさです。
2022.05.14オオヤマカワゲラ

一つの池があることで生物の多様性は徐々に高まっていくことを実感します。

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