皆様、こんにちは。 European Bizarre Cinemaの世界へようこそ!
 10年もの長きに渡り運営していた「六畳一間のJustine」、「Obscene Mirror ジェス・フランコの奇妙な世界」という欧州の奇妙な映画を紹介するHPが、プロバイダの都合により2010年10月31日をもって終了となってしまいました。
 そんな訳で、本blogで再開と言いますか、再構築する次第です。過去の記事を再アップすると共に、近況や独り言も交えながら、ゆっくりやっていきます。

Labios Rojos DVD for sale!

レッド・リップスの処女作「Labios Rojos」(1960)が、スペインでDVDリリースされました。
長編監督セカンド作品ということで、古めかしいクラッシクな凡作。毒もない、かなりまともな作品ですが、フランコマニアにとっては、マストアイテムになることでしょう。


labios_lojos_01
labios_lojos_02

ジェス・フランコ 凌辱エロスコレクションが11月発売!!

Maxam様から「ジェス・フランコ 凌辱エロスコレクション」が11月に発売されます。
只今、私も参画させて頂き、封入ライナーやジャケ作成等を手掛けさせてもらってます。
今回発売されるタイトルは以下の3本で、中でもソレダッド・ミランダのベストロールであるEugenieが遂に本邦初リリースとなります。
日本のユーロトラッシュファンの皆さま、お待たせいたしました!!

■ジェス・フランコ 凌辱エロスコレクション

・悲惨物語 Eugenie de Sade(1970)
 ソレダッド・ミランダの「哀愁のユージェニー」

・危険な火遊び Cecilia(1983)
 Aberraciones sexuales de una mujer casadaのユーロシネ版
 日本公開タイトルは「レディスタリオン 淫蕩の森」

・魔性の誘惑 Tendre et perverse Emanuelle(1973)
 VHSリリース時は「エマニュエル魔性の誘惑」

eugenie
ソレダッド・ミランダ主演の「悲惨物語」。勿論、サド・オマージュ
いやあ、遂に日本でも発売・・・もっと早く出して欲しかった!!


muriel
「危険な火遊び」で主演のミュリエル・モントーセは
後にフランスのセクシーなお茶の間アイドルになりました



Karzan contro le donne dal seno nudo DVD on CULT70

 アマゾンの色欲桃源郷Maciste contre la reine des Amazones (1973)がイタリアでDVD発売されてました。パッケージタイトルはKarzan contro le donne dal seno nudo。 パッケージのフォトからすると、リマスターされていなくてVHSマスターをまんまDVDに起こしているものと思われます。CULT70なるレーベルからの発売。
 本作はCFFP時代に遊び半分で撮ったようなお気楽作品なので、万人にお薦めできるものではありませんが、初々しいリナ・ロメイに、アリス・アルノ、カリ・ハンサ、モンセラ・プルー等のフランコ・アクトレス達が素っ裸で競演しているので、興味がある方はどうぞ!

Karzan_01


Karzan_02
右上:カリ・ハンサがマチステ役のW・デイビスに突かれてる!
左下の上段がリナさん、下段はW・デイビスがアルノと相撲を取ってる!

The Hot Nights Of Linda DVD and more !

 ジェス・フランコが初めてハードコアを用いて自らの退廃美を描いた「誰がリンダをレイプしたのか?」Les Nuits Brulantes de Linda / Brutal Nights of Linda(1973年) が遂にBlue-Ray/DVDリリース。本作は「吸血処女イレーナ」Les avaleusesと共にEurocine(仏パリ)で製作されたもので、イレーナと同じくリナ・ロメイLina Romayとアリス・アルノAlice Arnoが共演してます。リナがイレーナの主演で、アルノがリンダの主演ってわけ。
 この時期のジェス・フランコはCFFP、Eurocineの2社にバックアップしてもらいながら、同じキャスト、同じロケーションで作品を撮りまくっていたのだけれども、製作クルーが若干違うので作品の雰囲気もかなり違っていて面白いのです。昨年はCFFP作品のDVD復刻ラッシュでしたが、ミッドナイト・パーティLady Pornoを皮切りに今年はEurocineラッシュ到来か?!どんな作風って?ユルユルの嵐に決まっているでしょうがあっ!

The Hot Nights Of Linda


 なお、CFFPの「戦慄の淫乱万華鏡」Al otro lado del espejoが遂にDVD化される臭い。ネット上にリマスター画像が出回り始めているから、どうやら確実らしい。しかも、そのバージョンはランタイムが95:24というロングバージョンらしい!!最強のジェス・マニアであるティム・ルーカスTim Lucusが、そのバージョンを観ているからガセネタではありませんよっ。
 なお、ジェス爺が存命だったら、是非インタビューを決行してDVD特典すべき処でしょうね。正に追悼リリースであります。

Al otro lado del espejo_02
エマ・コーエンは本作が一番良いのです!

Al otro lado del espejo_03
今は亡き名優ハワード・ヴェルノン

Al otro lado del espejo_01
勿論Jazzyなラウンジシーンが満載

風立ちぬ

KAZE



 子供と「風立ちぬ」を観てきました。
宮崎アニメは好きではないので(結構観てますが、自分に何かフィットしないのです)、
最初は主人公の無感情なというか棒読みセリフに違和感を覚えながら
(まあ、宮崎アニメにありがちな予め設定されたものですけど)観始めるけど、
結局最後まで引っ張ってくれるのは流石です。
気が付いたら、劇中何度も熱い気持ちがこみ上げてきて涙してました。
うん、いい作品だと思いますよ。

 それでも何が良かったのでしょうかねえ・・・。
子供も面白かったと言ってました。
非常に良かったのですが、何かモヤモヤしてるんですよね。
子供には、こう云っておきました。
「時間を大切にして精一杯生きろって言ってたよね。、今やらねばならぬこと、仕事も、恋も、そして勉強も!」
なんてネ(笑)。
でも、僕が涙したのはそんな事じゃない。


 本作の欠点でもあり、評価を分ける演出は、「二郎の大空にかける夢、使命」と「菜穂子とのロマンス」が見事な位に二分化しているというか、コラボできていないところですかね。
それは、昭和世代のシンボル(よい意味、悪い意味で)である「ゼロ戦」をアイテムとして用いているから、
妙な化学反応を起こしてしまったのかもしれません。
宮崎先生の作家性で最後まで引っ張ることができ、涙することはできても、
観終わった後の違和感は拭えないのですよ・・・。
でも、まあ貴重な経験をさせて頂いたということで、金を盗られたという感覚は全くありません。
いやむしろ、皆さんに薦めたい映画ではあります。
そして、感想を語り合いたい映画ですよね。


 そう、「ゼロ戦」。
私は所謂「戦争を知らない子供たち」の世代ですが、「ゼロ戦」と聞いて潜在意識というかDNAに響くものが確かにあるんですよね。
戦争の象徴でもあるゼロ戦ですが、根底は何か日本人の夢・ロマン(決して戦争ではないですよ)を託している気がするんです。でも時代は戦時中だった。
宮崎先生もそれらしいコメントをしていますが、僕が涙したのもその部分に共感したからだと思います。

 しかし、時代故に夢を具現化するのが、戦闘機だなんて・・・。
そこの説明が丁寧じゃなかったですね。一応説明はありますが、薄っぺらい。
だから色々誤解されると思いますよ。ゼロ戦(=戦争)を美化してるってネ。
いちいち書かないけど、ゼロ戦って背負っているものが大き過ぎるんですよ。
そこから日本人のロマンだけ切り取って描ききったのでしょうが、
宮崎先生の作家性だけで押し通すのは今回は無理があったかなあと・・・。

アベノミクスに、日増しに中韓との摩擦が激しくなっている現在、この作品は生まれたわけだけど、
ある意味にくい演出ですねえ。興行成績はさぞ良いものになるでしょうや。
まあ、再度言いますが、観た人と語り合いたくなる作品でした。
そんなわけで既に興行者の意図どおりってことで(笑)。

Search
Jess Franco Cinema
Amazon recommend
Bernard Heuvelmans
Profile
Amazon Jess Franco LINK
Killer Barbies
Piero Piccioni
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ