March 02, 2009

WBC守護神球児3人斬り!真弓阪神初勝利!3番鳥谷猛打賞!玉置3回パーフェクト!井川生き残り必死。

bsb0903020505003-p1★球児3人斬り!侍守護神が完璧仕上げ
★真弓阪神初勝利!新「3番」鳥谷、祝3安打
★先発争い激化!虎・玉置、3回パーフェク投
★平野&坂走った!これぞ真弓野球
★新球に手応え!上園1失点も自責0
★矢野、金本は安芸に残って調整
★坂井オーナーが視察 玉置ら好投に満足
★今年こそ3割!鳥谷、3安打1打点
★玉置、3回ピシャリ!先発に名乗り
★安藤、20球ノーワインドアップ試す
★福原、修正に必死「何球かはいい感じ」
★ヤ軍・井川、生き残りへ必死「何とか結果」
★井川、中継ぎ2度目も無失点「最後まで残りたい」


■今日のmode-id@管理者のつぶやき
真弓監督実戦初勝利。投手陣がキッチリ抑え、打線が機能する…これほど嬉しい事はないのですが…
濱ちゃん2連続三振で交代…なんともはや落ち込みます。(^^;
真弓監督初勝利を全面的に喜べないというか…スッキリしないというか。(^^;
もし今季二軍スタートになってしまったら、そりゃないぞ濱ちゃん…悔しいのは濱ちゃん自身だろうけど…私も悔しいです。(^^;
WBCの巨人戦もキャッチャーの後逸でサヨナラというなんともしまらない幕切れだったし、なんともチームに変な空気が漂っていて、一丸となってる緊張感とは違う不穏な緊張感だし…
どうもスッキリしない昨日なのでした。(^^;
なので、どこかモヤモヤした今日この頃。(^^;

bsr0903020504014-p1★球児3人斬り!侍守護神が完璧仕上げ

 WBC強化試合(日本2x−1巨人=延長十回、1日、東京ドーム)悠然と上がったマウンドで、球児は己と向き合っていた。大きく息を吸い込み、集中力を高めた。主力打者がベンチに下がった巨人打線。しかし、そんなことは気にしなかった。最終調整を締めくくった。
 「コントロールもそこそこできだした。やれること以上のことはせずに、自分の持っているものを出す。いつも通りにやるということです」
 1−1と同点で迎えた九回。まさに本大会の緊迫感に似た状況だった。1回を三者凡退、1三振。宮崎合宿での巨人との練習試合、25日の豪州代表戦(京セラD)を通じて、初めて3人パーフェクト。これで本番前3試合3回を無失点。投打に不安が露呈していく侍ジャパンの中で、右肩上がりの調整。頼れる姿が浮き彫りになる。MAXは145キロ。「とんでもない(悪い)ボールがあったわけでもないし、普通だと思いますよ」。直球は指にかかった。カーブ、シュート、フォーク。すべての球種を確認した。
 「完ぺきとはいかないけど、これで(本番前の)試合も終わった。これで仕上がったと思いたい。この13人全員でやっていく」
 山田投手コーチは投手陣を、そう総括した。藤川自身も「徐々に段階を踏んで上げていっていますから」。残りの3日間で、さらにベストに近い状態に持っていくつもりだ。26日に東京入りしてからは、練習後も多くを語ることなく集中した。この日の登板後も、特に高ぶる気持ちを語るわけでもなく淡々と冷静に自己分析をした。「本番になれば、自分がある程度どういう状態になるかわかっていますから」。プランニング通りに開幕戦を迎えられそうだ。
 「どのくらいの力が出るか。それと、あとは気持ちの部分。今ある状態のなかで、どうやっていけるかですね」
 心身ともにコンディションは整った。やはり守護神は球児。それを証明したマウンドでもあった。決戦を前にしたベンチ裏。力強く、静かにゆっくりと歩を進めた。


bsb0903020505003-p2★真弓阪神初勝利!新「3番」鳥谷、祝3安打

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)よかった、よかった、よう勝った! 阪神・真弓明信監督(55)が1日、オリックス戦(高知市営)で4−1で、就任後、初勝利を飾った。対外試合4戦目で、うれしい初勝利の美酒。「3番・遊撃」の鳥谷敬内野手(27)が3安打1打点。若きリーダーの活躍に、笑顔が弾けた。

 コーチ陣から祝福の握手を受けたあと、思わずホッとひと息ついた。周囲にうながされて、選手を迎えるためにベンチを出る仕草が初々しい。真弓監督が対外試合4戦目で初白星。オープン戦とはいえ、勝利の味は格別だった。
 「初勝利? 勝ててよかったです。(勝利は)全然違うよ。勝つか負けるかしかないんだから」
 三塁側スタンドからの『六甲おろし』が心地よい。目を真っ赤にしてベンチ裏に戻ってきたが、感動の涙ではなく「花粉症」。試合後、ひと息つくと、思う存分かきむしった。
 プレシーズン全勝を掲げた。勝つことを宿命づけられたチームを預かった以上、「こだわる」と明言してきた。しかし、ここまで練習試合を含めて3連敗。前日28日の敗戦後、「勝たなアカンなぁ」と思わず出た大声は、偽らざる本音。それだけに、安堵感が漂っていた。
 初勝利は真弓シフトでつかんだ。昨年の6番から、3番に抜てきした鳥谷が、勝利を呼び込んだ。
 「2打席目はボテボテでしたけど。でも、追い込まれてから、しっかり打てたのはよかった」
 鳥谷は反省の弁から入ったが、表情は明るい。
 まずは一回無死三塁。低めのスライダーを左前へ。2点目を呼び込んで勢いづけた。続いては真っ先に振り返った三回無死一、二塁。2−3からフルスイング。〝死んだ〟打球を激走で投前内野安打にして、無死満塁の好機を演出した。
 「1年を通して(調子が)いいわけじゃない。悪いときにどうしていくかを考えたい」
 五回二死走者なしでは中前打。好調時にスランプに陥ったときのことを考える。6年目の自覚があふれた。頼もしい若きリーダーを、「ずっといいね」と将も称賛だ。
 「打つ方はともかく、走塁面でもう1つ、前に行けるところはあった。消極的なところがね。(そのため)ヒットの数の割に点が少なかった」
 初勝利の余韻もそこそこに、指揮官は即座にチームの反省点をあげた。
 「3番・鳥谷」は軌道に乗ったが、目指す機動力野球は発展途上。まだ磨き上げる余地を残している。2日も紅白戦を行う。キャンプの最後の最後まで、真弓流の浸透に全力を注ぐ。お披露目は4・3開幕戦(ヤクルト戦=京セラD)。1勝は、まだほんの始まりにすぎない。


bsb0903020505002-p1★先発争い激化!虎・玉置、3回パーフェク投

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)ローテ第4の男に待った!! 5年目の阪神・玉置隆投手(22)が1日、オリックスとのオープン戦(高知市営)に先発。3回を完璧に抑え白星をあげた。続いて登板した上園啓史投手(24)は3回1失点も納得の内容。3番手・杉山直久投手(28)も3回を無失点。前日の石川俊介投手(23)に負けじと、先発枠を争う3人が結果を出した。

 暖かな陽気のなかで、ダイナミックなフォームが躍動した。玉置が圧巻のパーフェクトピッチ。真弓阪神に“初勝利”をもたらした。
 「カウントを整えられましたし、四球も出さなかったんで、自分でもいい点はつけられると思います。0点に抑えられたことが満足です」
 充実した表情で振り返った。一回をわずか9球で三者凡退に打ちとると、二回一死では真価を発揮。浜中にフルカウントから外角低めのチェンジアップで空を切らせた。四球の恐れのある場面でも、「実戦でやるには自信を持って投げないといけない」と、ボール球で勝負。予定の3回を30球の省エネ投球、一人の走者の出すことなく終えた。
 春特有の“見えない敵”とも戦っていたマウンドだった。花粉症−。「薬も飲もうかと思ったが、副作用が出て集中できなかったら後悔する」と“ノーガード”で挑んだ。試合前には鼻血が出るアクシデントに見舞われたが、「マウンドでは集中していた」と振り返った。
 前日2月28日のオリックス戦(安芸)で快投を披露し、4番手に大前進した石川に肉迫する内容。横浜・斉藤肇スコアラーは「このままいけば(先発)4、5番手争いに入ってきそう」と警戒心を強めれば、真弓監督も「常にストライクが先行して、安定感がある」と納得の表情を浮かべた。
 「僕は実績もないんで、監督に見てもらえる試合でアピールしないと。開幕一軍を目指して、今年こそ勝利に貢献したい。死ぬ気で、腕がちぎれてもいいぐらいでやっている」
 5年目を迎えるが、1軍ではいまだ勝ち星ゼロ。今季にかける思いは「例年より強い」と話す背番号『62』は、先発争いに勝ち抜く力をつけてきた。


bsb0903020503000-p1★平野&坂走った!これぞ真弓野球

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)真弓野球の神髄とも言える電光石火の“足攻”で先取点を奪った。だが、納得はできない。坂の口をついて出た反省の言葉に、求める理想の高さが表れた。
 「もっと(二塁ベースの方へ)大きく出ないといけかなかった。ホームへいいボール来ていたら、アウトになっていたかもしれない」
 一回だ。先頭・坂が四球で出塁、続く平野の放った打球がセンターの頭上を越えるのを二塁ベース手前で見届け、一気に加速、本塁へかえってきた。
 打った平野も送球間に三塁へ進塁(記録は二塁打)。機動力で高知の虎党を沸かし、オリックス先発・光原を揺さぶった。三回には坂と平野が連続で左前打し、リードを4点に広げる足がかりを作った。真弓阪神の掲げる「走る野球」を見せたが、指揮官も辛口に振り返った。
 「坂には本当はもう少し早くスタートを切ってほしかった。4点を取ってから、あと1点が欲しかった」。前日28日に、関本の走塁に苦言を呈したように、坂にも注文をつけた。
 「もっと余裕で(ホームに)かえれるようにしないと」と坂。六回にはセーフティーバントから代名詞のヘッドスライディングを決めた(記録は投手内野安打)平野は「けががなくてよかった」と4打数3安打1打点にも、『納得していない』といわんばかりに、笑顔はなかった。
 “真弓の走り”は、こんなもんじゃない−。真価を発揮するのはこれからだ。


bsb0903020505001-p1★新球に手応え!上園1失点も自責0

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)風が強く吹き付けた高知のマウンドで、上園が持ち前のテンポのいいピッチング。3回を2安打1失点ながらも自責は0。先発ローテ争いにしっかりと食い込んだ。
 「点をとられたけど、良かったと思う。テーマにしていた、左右の(打者の)インコースをしっかりつけた。ここまでいい感じできている」
 8勝(5敗)を挙げ、新人王に輝いた2007年をほうふつとさせる投球内容に、充実した表情を浮かべた。
 ボールが高く浮いた五回は2安打に狩野の悪送球が絡み1失点したが、すぐさま修正。六回は丁寧な投球で低めに集め、3人で片づけた。
 「1軍で勝っている投手だからね。そういうこと(マウンド上での修正)がしっかりとできている」も真弓監督は合格点を与えた。
 速い変化球が欲しいと、握りを変えた“新球”スライダーも試投。すっぽ抜ける場面もあったが、実戦で使える手応えはつかんだ。
 「ストレートがいい感じだったので、後は変化球ですね。配球のつながりとかを、自分で感じ取ってやっていきたい」
 雪辱のシーズンでもある。「悔しい思いをしているんでね」。昨季は、オープン戦で結果が出ずに出遅れて、4勝に終わった。だが、今年は違う。前日28日の同カードで、石川が先発第4の座を引き寄せたが、“独走”は許さない。これで今季9回を投げて自責点1。経験を生かした投球で、このまま結果を出し続ける。


★矢野、金本は安芸に残って調整

 阪神の金本、矢野らはオープン戦に同行せず、安芸に残って調整した。
 オフに右ひじを手術した矢野は二塁への送球練習を開始。「イメージと、投げる球の強さが合う感じにはまだなっていない」と慎重な口ぶりだった。
 金本は室内を中心に軽めのメニュー。権田トレーナーは「前のクールでしっかり走って、打ち込めた。メニューを落としていく」と説明した。

★坂井オーナーが視察 玉置ら好投に満足

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)阪神の坂井オーナーが視察に訪れ、真弓監督の初勝利に「オープン戦とはいえど、初勝利」と祝福した。
 玉置ら3投手がいずれも好投したことがうれしいようで「3人ともいいところを見せてくれた。玉置はいい投手。上園、杉山は実力がある」と満足そうに話した。

★今年こそ3割!阪神・鳥谷、3安打1打点

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)今季は3番に入る鳥谷が3安打1打点。2本目はぼてぼての当たりだったが、打球を捕った投手より先に一塁へ走り込んだ。
 例年目標に掲げる3割到達へ、ことしこそはと意欲を燃やしている。「1年間通していいわけじゃないので、悪いときにどうするか」という心構えで、新しいシーズンに備えるつもりだ。

★玉置、3回ピシャリ!先発に名乗り

 オープン戦(オリックス1−4阪神、1日、高知市営)阪神は安藤、下柳、岩田に続く先発が決まっていない。苦しいチーム状況で、5年目の玉置が抜群の投球を見せた。「きょうは自分にいい点をあげられる」と充実した表情を浮かべた。
 「花粉がきつかった」と言うが、マウンドでは関係なかった。三回までとはいえ、変化球を巧みに操り、1人の走者も許さない完ぺきな内容。マスクをかぶった狩野のミットを目がけて腕を振り続けた。「狩野さんが出してくれるサインを信じて必死で投げただけ」と謙虚に話した。
 二回一死で迎えた浜中に対しては、カウント2−3から臆(おく)することなくチェンジアップを投げて空振り三振に。「ここは強気に投げようと思った」と振り返った。真弓監督は「ストライクが先行して、安定感があった。攻めていく投球ができている」と評価した。
 市和歌山商高出身の22歳。「5年目なので、ことしにかける思いは例年以上に強い」。これまで1軍では通算6試合に登板しただけ。若手右腕の存在感がぐっと高まった。

★安藤、20球ノーワインドアップ試す

 今季は一貫してセットポジションから投げてきた安藤が、ブルペンで70球を投げ、最後の20球でノーワインドアップを試した。
 「いろんなパターンがもてれば。きょうも思ったより球がいっていた。(球威は)変わらない。臨機応変にできればいい」。山口投手コーチは「セットだと打者のタイミングが合いやすいから」と説明した。
 セットによってシンプルな投球を意識してきたが、状況に応じて使い分けていく意向だ。

★福原、修正に必死「何球かはいい感じ」

 福原は課題修正に必死。ブルペンで143球を投げた後で、久保投手コーチ指導の下、左足を踏み台に乗せて投げる練習を繰り返した。
 「しっかりと左足に体重が乗り切らないので。最後の何球かはいい感じで投げれた」と手応え。26日の紅白戦では3回で7安打、毎回の4失点と炎上した。
 開幕ローテ獲りへ急ピッチで弱点克服に取り組んでいる。久保コーチも「あれを続けていけばよくなる」と期待を寄せていた。

★ヤ軍・井川、生き残りへ必死「何とか結果」

 ヤンキース・井川慶投手(29)は28日(日本時間3月1日)、ツインズ戦の六回にオープン戦2度目の登板。2回を1安打無失点1三振に抑えた。走者を出しながらも併殺で切り抜けたり、低めのカーブで狙い通り空振り三振を奪うなどアピールもした。「何とか抑えられてよかった。何とか結果を出し続けて最後まで(メジャーに)残りたい」。現時点でメジャー昇格は難しく、今は無失点を続けるしかない。


mla0903011023014-p1★井川、中継ぎ2度目も無失点「最後まで残りたい」

 ヤンキース−ツインズ(28日・フロリダ州タンパ)ヤンキースの招待選手、井川慶投手は3−6の六回から5番手で登板、2回1安打無失点で1三振。勝敗はつかなかった。チームは3−7で敗れた。
 井川がオープン戦に2度目の登板。六回から2回を1安打無失点で、前回に続き得点を許さなかった。
 六回に先頭打者に安打を許すも後続を断つと、七回には低めにカーブを決めて空振り三振を奪った。厳しい立場は変わらないが、「何とか結果を出し続けて最後まで(メジャーに)残りたい」と話した。
Posted by hmnk7 at 07:21│Comments(0) 阪神タイガース | 今日の濱中治
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