December 01, 2006
大幅増でジェフ契約更改！井川ヤンキース4年契約？赤星外野監督！
★井川景気や！ウィリアムス、年俸１億円増２年契約で残留決定★井川早くも“ゴジラ越え”！ヤンキースが異例の４年契約用意
★Ｖ奪回へ全権委任！赤星“外野監督”アニキも濱中も引っ張る
★井川さん見習って太ります！希望枠・小嶋、晴れて仮契約
★第５回タイガース杯ゴルフ大会開催…岡田監督は２４位
★井川景気や！ウィリアムス、年俸１億円増２年契約で残留決定
これも井川景気や！！ 阪神はジェフ・ウィリアムス投手（３４）、アンディー・シーツ内野手（３５）、ダーウィン・クビアン投手（３４）の３選手と契約更新したことを１１月３０日、発表した。難航していたウィリアムスには約１億円増の年俸２００万ドル（約２億３２００万円）の２年契約と大盤振る舞い。早くも３０億円入札の還元が始まった。
虎党に朗報だ。エース井川は抜けても、２度のリーグＶに貢献したもう１人の左腕は残留が決定した。契約が難航していたウィリアムスと、ようやく合意に達した。
「一部心配な声が上がっていましたが、自信はありました。バイアウトの条件付きの２年です」
兵庫県内で球団主催のゴルフコンペに参加した沼沢正二球団本部長が明かした。球団は当初、単年＆減俸を提示。年俸アップと複数年を要求するジェフ側と折り合いがつかず、退団のうわさも出ていた。金本や藤川も「何としても残ってほしい」と切実に訴えていた。
それが、１１月２７日に米アリゾナ州スコッツデールで最終合意。昨年の年俸１億３０００万円から１億円以上の大幅アップとなる２００万ドル（約２億３２００万円）で、２年契約。２年目は球団に選択権のあるバイアウト方式での決着となった。
「米大リーグの球団からいい条件でのオファーがあったが、（阪神）タイガースは家族も含めてよく面倒を見てくれた。また金本、下柳、矢野、藤川が『来年も一緒にやろう』と言ってくれた事がうれしかった。来年もみんなと一緒にプレー出来る事をうれしく思っている」。ジェフは球団を通じてコメントした。左ひざ手術で出遅れ、登板が７５試合から４７試合に激減した成績からすれば、２年で２億円増は大盤振る舞い。これも“井川景気”に他ならない。
米大リーグのヤンキースが井川の独占交渉権を２６００万１９４ドル（約３０億円）で落札した。この３０億円が球団に入る。２億円を差し引いてもまだ２８億円。球団ではポスト井川として、ヤクルト退団が決定しているガトームソンの争奪戦にも加わる方針。即戦力として、中南米市場からも新助っ人を獲得するが、メジャー級の選手を獲得できる余裕すらある。
一軍クラスの契約更改交渉への影響も少なくない。今季８０００万円の藤川なら、一気に２億円の大台すら見えてくる。来季、選手のモチベーション大幅アップも見込める状況だ。
とりあえず、ジェフの流出阻止に岡田監督は、「最初から心配してなかったけどな。力は分かっているし、当然やってくれる」とニンマリ。沼沢本部長も「ありがたい話。チームの中にとけ込んで、ブルペンでは中心的な存在。心配の声もあったけど、覇権奪回には必要な戦力」と強調した。
井川景気はまだ序章。選手がウハウハなら、球団も余力たっぷり。井川の３０億円が、来季Ｖ奪回の“切り札”になる。
◆阪神・赤星選手会長
「ずっと前から、彼（ウィリアムス）は残留するだろうって、僕は言っていたからね。よかったよ」
★シーツとダーウィンも大幅アップ
チームに大きく貢献したシーツとダーウィンも大幅アップ。リーグ２位となる自己最多１８０安打をマークしたシーツは、単年契約で５０万ドル増の年俸２５０万ドル（約２億９０００万円）。２年目のダーウィンは昨年の４試合から４９試合に登板数が激増し、ほぼ倍増の６５万ドル（約７５００万円）での１年契約となった。
米ジョージア州アトランタで契約を交わしたシーツは「来季もタイガースでプレーできることを誇りに思う。そしてもう一度優勝し、その時、自分の名前がそのメンバーにあるように全力を尽くしたい」とコメント。
ダーウィンは米フロリダ州マイアミ市でサインし「（契約を完了して）うれしい。うれしい。来年は先発でもなんでもやりますよ」と、球団を通じて喜びいっぱいに話していた。
★井川マネーでクラブハウスも
３０億円の使い道としては、来年２月完成予定のクラブハウスの設備投資も含まれている。
トレーナー陣が特に要望しているのは、米国製のリハビリ用流水プール「スイメックス」で、今後は球場内ですべての練習メニューがこなせるようになる。井川マネーは常勝軍団形成のために使われるのだ。
★井川早くも“ゴジラ越え”！ヤンキースが異例の４年契約用意
【ニューヨーク１１月２９日（日本時間同３０日）】ヤンキースが、独占交渉権を約３０億円で落札した阪神・井川慶投手（２７）に対して４年契約を提示する方針であることが分かった。ブライアン・キャッシュマンＧＭ（３９）はこの日、代理人のアーン・テレム氏（５２）と連絡。年数では３年だった松井秀喜外野手（３２）の入団時を上回りそうだ。
早くもゴジラ超えだ。ヤ軍が、井川に対して４年契約を用意していることが判明。４年前に巨人からＦＡ移籍した松井秀の３年を上回る長期契約になりそうだ。
ヤ軍の期待の大きさを表しているのは、予想を大きく上回った約３０億円の落札金額だけではなかった。ヤ軍で新人に対する４年契約は破格の扱い。あのゴジラでさえ、３年総額２１００万ドル（約２４億３６００万円）で入団。最近ではキューバ代表のエースだったホセ・コントレラス投手（３５）＝現ホワイトソックス＝の４年総額３２００万ドル（約３７億１２００万円）しか例はない。
総年俸は、年平均４５０万ドル（約５億２０００万円）の１８００万ドル（約２０億８０００万円）前後が提示される見込み。金額ではゴジラやコントレラスには及ばないものの、井川の投球回数が毎年２００イニング前後で、５年連続１３勝以上を挙げている安定性が高く評価された格好だ。
３０日付のニューズデー紙などによれば、ヤ軍には他にも井川入札の理由があったという。すでに来季のチーム総年俸が、大リーグ機構から“ぜいたく税”を徴収される１億４８００万ドル（約１７１億円）を突破。ＦＡ選手を獲得すれば年俸プラス４０％のぜいたく税を支払わなければならないのに対し、落札金は対象外。たとえ井川と４年契約を交わしても、ＦＡの一流投手を獲得するより、ぜいたく税の額を抑えられるという。
「獲得できたら先発ローテーションのうしろの方で使いたい。彼の投球はビデオで見たし、ここ数年はさまざまな角度から調査してきた」
独占交渉権落札から一夜明け、キャッシュマンＧＭは井川を先発４、５番手で起用する考えを明かした。ただ長身左腕のランディ・ジョンソン（４３）は腰の手術を受けており開幕は微妙。今後、ＦＡやトレードで大物の先発投手を補強しなければ、王建民（２６）、マイク・ムシーナ（３７）両投手に続く３番手に浮上する可能性さえある。
すでに同ＧＭはこの日、井川の代理人を務めるテレム氏と接触した。本格交渉は、４日からのウインターミーテイング（フロリダ州オーランド）で開始。ヤ軍・井川が誕生する日は近い。
★井川支持派が急増
米スポーツ専門局のＥＳＰＮは、「松坂と井川、どちらがメジャーで活躍するか」というアンケートを米国各都市で実施。現地２９日時点では７３％が松坂を支持し、井川は２７％にとどまった。ただし、ヤ軍の本拠地ニューヨークでは、井川が４１％と健闘。地元ファンの期待値は上昇中。
★ヤ軍先発補強は続行
井川の独占交渉権を得たヤ軍だが、まだ先発陣の補強を終えたわけではない。地元紙上では、かつて所属した左腕のアンディ・ペティット（３４）や通算３４８勝のロジャー・クレメンス（４４）＝ともにアストロズ＝の名前まで挙がっている。両投手とも今オフ引退の可能性がある上、ヤ軍は先発陣の高齢化と総年俸の上昇を避けたいチーム事情もある。むしろ前日のニューヨーク・ポスト紙が報じたマーリンズの左腕ダントレル・ウィリス（２４）を今季台頭したメルキー・カブレラ外野手（２２）らとトレードするプランの方が現実味がありそうだ。
★Ｖ奪回へ全権委任！赤星“外野監督”アニキも濱中も引っ張る
都内で行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に出席した阪神・赤星憲広外野手（３０）は、４年連続５回目の受賞に笑顔を見せた。来季は外野陣のポジションを指示する、リーダー役にも選ばれたことを明かし、Ｖ奪回へ向け、改めて気合を入れた。
濱ちゃんを引っ張る。そして、アニキも引っ張っていく。選手会長・赤星に、新たな役職が加わった。来季、外野陣の“指令塔”となり、Ｖ奪回へ向け、タクトを握る。
「外野の全権を託される？ やれといわれればやりますよ。統率性というものが求められていると思うしね」
１１月３０日、４年連続５回目のゴールデングラブ賞の表彰式に出席した赤星。今季、Ｖ逸のみならず、打率は．２６９に低迷。５年連続守っていた盗塁王の座もヤクルト・青木に奪われ、悔しい思いをした。それだけに自然と白い歯がこぼれた。
「５回目でも（今回が）一番うれしい。数字で出る分野じゃないし、光栄です。今季は打てなくて、盗塁王も逃した中で、守りだけは貢献しようと思っていたから」
打撃の低迷で、事実上“強制参加”で臨んだ倉敷秋季キャンプ。「赤星が指示を出せ！ それぐらいじゃないとだめだ」。吉竹チーフ野手コーチからゲキが飛んだ。フォーム改造に取り組む一方、守備のスペシャリストが“全権委任”を受けたというわけだ。
ナインを引っ張る野手といえば、元日本ハム・新庄のパフォーマンスが思い浮かぶが、「あれはハムのスタイル。僕は自分から右翼や左翼に寄っていって伝えるスタイルだから」と見向きもしない。投手の調子、打者データ、風向きなどを分析。ナインに直接指導する“赤星色”を、前面に出すのだ。
「今まではベンチの指示で動いていたけど、来季は、その順番が変わる。遠慮せずに今まで以上にやりたい」
井川が抜けた投手陣を少しでも「赤星軍団」がサポートする。攻守の核弾頭に進化すれば、Ｖ奪回は、もう鬼に金棒だ。
★福本豊氏に敬意
“世界の盗塁王に、お手上げ！？ 今回で、４年連続となった赤星。壇上で、元阪急・福本豊氏が１２年連続で受賞していることを知らされ、「あと８年！？ いや、そのときオレ、野球をやっていないと思いますよ」と苦笑い。会場を沸かせると同時に、改めて敬意を表した。
★井川さん見習って太ります！希望枠・小嶋、晴れて仮契約
阪神の大学・社会人ドラフト希望枠の小嶋達也投手（２１）＝大阪ガス＝が１１月３０日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金１億円、年俸１５００万円、出来高５０００万円で仮契約を結んだ。１メートル８０、７２キロの細身の左腕は、井川を見習い、体重アップを狙った“１日４食トレ”を続けていくと誓った。（金額は推定）
食べて、食べて、食べて、食べまくる！ 阪神と仮契約を結び、プロ入りの決意を新たにした小嶋は、改めて、プロ仕様の肉体作りに意欲を燃やした。
「今の体重は７２キロか７３キロくらい。目安として７５キロよりか増やしていきたい。（体重を）増やしても動けるようにしていきたいですね」
現在のサイズは１メートル８０、７２キロ。いくら食べても太らない体質で、１日４食を食べることをノルマにしている。
「寝る前に（大阪ガスの）寮の晩ご飯で余ったものを、自分でおにぎりとかにして…」
夜、冷蔵庫をガサゴソ…。これぞ隠れた努力（？）を、阪神の寮・虎風荘でも続けるつもりだ。
小嶋が目標に掲げる井川は、入団当初７９キロだった体重を、現在の９３キロまで増やした。虎風荘にいたころは、食堂に最後まで残っていたことが多かったという。５年連続２けた勝利、投球回数２００イニング達成（４度）など、大きな故障なく続けてきた記録は、“食”による体作りが功を奏したともいえる。
小嶋が見習いたいのは、まさにその“食”だ。
「食にはプロ入り後も気を使う？ そういうことも大事だと思う。１日４食は、今後も続けていきたい。（虎風荘に余り物が出るか）聞いてみないとですね」
正確に言えば、１日３食プラス余りもので“自炊”。井川の後を継ぐ「エース」になるために、まずは“鉄の体”作りから手を付ける。
■小嶋 達也（こじま・たつや）投手
１９８５年（昭和６０年）１０月７日、大阪・吹田市生まれ、２１歳。大隅東小２年から「大道ジャガーズ」で野球を始める。石川・遊学館高の野球部１期生として１年春から背番号１をつける。２年夏（８強＝３試合で４１奪三振）、３年春と甲子園に出場。０４年入社の大阪ガスでは、０５年阪神自由枠・能見と１年間だけ一緒にプレー。ＭＡＸ１４９キロ。１メートル８０、７２キロ。左投げ左打ち。
◆岡田監督
「合同自主トレを見てからだけど、社会人はずっと練習ができる。トレーニングメニューも渡すから」
★第５回タイガース杯ゴルフ大会開催…岡田監督は２４位
『第５回タイガース杯ゴルフ大会』が１１月３０日、兵庫県加東市のタイガースＧＣで行われ、フロント、首脳陣、選手や球団関係者ら総勢１２０人が参加した。
球団の部での優勝は、グロス７９、ネット６９．４で前二軍バッテリーコーチで編成部に移籍した中尾孝義氏。ベストグロスは久保康生チーフバッテリーコーチで７１だった。
ゴルフ大会に参加した岡田監督はグロス９１（アウト４９、イン４２）で、ネット１３．２で、球団の部で２４位に終わった。表彰式では「今シーズン、みなさんには、いろいろお世話になりました」と、関係者にねぎらいの言葉をかけるともに「２位に終わりましたが、感動は与えられたと思います。来年は、また新たな目標に向かってがんばっていきたい」と、改めてＶ奪回と日本一に意欲をみせていた。
★今岡ビデオ撮影
右手負傷からの完全復活を目指す今岡が、鳴尾浜で続ける三塁からの送球練習をビデオに撮影。「１２月からコーチのノックを受けられないからね。今の良い形を残しておくため」と説明した。
現状については「マイナスだったところから、やっとゼロに戻った感じ」と表現。「ここからは（スローイングの）強度とフィールディングの問題です」と話した。
これも井川景気や！！ 阪神はジェフ・ウィリアムス投手（３４）、アンディー・シーツ内野手（３５）、ダーウィン・クビアン投手（３４）の３選手と契約更新したことを１１月３０日、発表した。難航していたウィリアムスには約１億円増の年俸２００万ドル（約２億３２００万円）の２年契約と大盤振る舞い。早くも３０億円入札の還元が始まった。
虎党に朗報だ。エース井川は抜けても、２度のリーグＶに貢献したもう１人の左腕は残留が決定した。契約が難航していたウィリアムスと、ようやく合意に達した。
「一部心配な声が上がっていましたが、自信はありました。バイアウトの条件付きの２年です」
兵庫県内で球団主催のゴルフコンペに参加した沼沢正二球団本部長が明かした。球団は当初、単年＆減俸を提示。年俸アップと複数年を要求するジェフ側と折り合いがつかず、退団のうわさも出ていた。金本や藤川も「何としても残ってほしい」と切実に訴えていた。
それが、１１月２７日に米アリゾナ州スコッツデールで最終合意。昨年の年俸１億３０００万円から１億円以上の大幅アップとなる２００万ドル（約２億３２００万円）で、２年契約。２年目は球団に選択権のあるバイアウト方式での決着となった。
「米大リーグの球団からいい条件でのオファーがあったが、（阪神）タイガースは家族も含めてよく面倒を見てくれた。また金本、下柳、矢野、藤川が『来年も一緒にやろう』と言ってくれた事がうれしかった。来年もみんなと一緒にプレー出来る事をうれしく思っている」。ジェフは球団を通じてコメントした。左ひざ手術で出遅れ、登板が７５試合から４７試合に激減した成績からすれば、２年で２億円増は大盤振る舞い。これも“井川景気”に他ならない。
米大リーグのヤンキースが井川の独占交渉権を２６００万１９４ドル（約３０億円）で落札した。この３０億円が球団に入る。２億円を差し引いてもまだ２８億円。球団ではポスト井川として、ヤクルト退団が決定しているガトームソンの争奪戦にも加わる方針。即戦力として、中南米市場からも新助っ人を獲得するが、メジャー級の選手を獲得できる余裕すらある。
一軍クラスの契約更改交渉への影響も少なくない。今季８０００万円の藤川なら、一気に２億円の大台すら見えてくる。来季、選手のモチベーション大幅アップも見込める状況だ。
とりあえず、ジェフの流出阻止に岡田監督は、「最初から心配してなかったけどな。力は分かっているし、当然やってくれる」とニンマリ。沼沢本部長も「ありがたい話。チームの中にとけ込んで、ブルペンでは中心的な存在。心配の声もあったけど、覇権奪回には必要な戦力」と強調した。
井川景気はまだ序章。選手がウハウハなら、球団も余力たっぷり。井川の３０億円が、来季Ｖ奪回の“切り札”になる。
◆阪神・赤星選手会長
「ずっと前から、彼（ウィリアムス）は残留するだろうって、僕は言っていたからね。よかったよ」
★シーツとダーウィンも大幅アップ
チームに大きく貢献したシーツとダーウィンも大幅アップ。リーグ２位となる自己最多１８０安打をマークしたシーツは、単年契約で５０万ドル増の年俸２５０万ドル（約２億９０００万円）。２年目のダーウィンは昨年の４試合から４９試合に登板数が激増し、ほぼ倍増の６５万ドル（約７５００万円）での１年契約となった。
米ジョージア州アトランタで契約を交わしたシーツは「来季もタイガースでプレーできることを誇りに思う。そしてもう一度優勝し、その時、自分の名前がそのメンバーにあるように全力を尽くしたい」とコメント。
ダーウィンは米フロリダ州マイアミ市でサインし「（契約を完了して）うれしい。うれしい。来年は先発でもなんでもやりますよ」と、球団を通じて喜びいっぱいに話していた。
★井川マネーでクラブハウスも
３０億円の使い道としては、来年２月完成予定のクラブハウスの設備投資も含まれている。
トレーナー陣が特に要望しているのは、米国製のリハビリ用流水プール「スイメックス」で、今後は球場内ですべての練習メニューがこなせるようになる。井川マネーは常勝軍団形成のために使われるのだ。
★井川早くも“ゴジラ越え”！ヤンキースが異例の４年契約用意
【ニューヨーク１１月２９日（日本時間同３０日）】ヤンキースが、独占交渉権を約３０億円で落札した阪神・井川慶投手（２７）に対して４年契約を提示する方針であることが分かった。ブライアン・キャッシュマンＧＭ（３９）はこの日、代理人のアーン・テレム氏（５２）と連絡。年数では３年だった松井秀喜外野手（３２）の入団時を上回りそうだ。
早くもゴジラ超えだ。ヤ軍が、井川に対して４年契約を用意していることが判明。４年前に巨人からＦＡ移籍した松井秀の３年を上回る長期契約になりそうだ。
ヤ軍の期待の大きさを表しているのは、予想を大きく上回った約３０億円の落札金額だけではなかった。ヤ軍で新人に対する４年契約は破格の扱い。あのゴジラでさえ、３年総額２１００万ドル（約２４億３６００万円）で入団。最近ではキューバ代表のエースだったホセ・コントレラス投手（３５）＝現ホワイトソックス＝の４年総額３２００万ドル（約３７億１２００万円）しか例はない。
総年俸は、年平均４５０万ドル（約５億２０００万円）の１８００万ドル（約２０億８０００万円）前後が提示される見込み。金額ではゴジラやコントレラスには及ばないものの、井川の投球回数が毎年２００イニング前後で、５年連続１３勝以上を挙げている安定性が高く評価された格好だ。
３０日付のニューズデー紙などによれば、ヤ軍には他にも井川入札の理由があったという。すでに来季のチーム総年俸が、大リーグ機構から“ぜいたく税”を徴収される１億４８００万ドル（約１７１億円）を突破。ＦＡ選手を獲得すれば年俸プラス４０％のぜいたく税を支払わなければならないのに対し、落札金は対象外。たとえ井川と４年契約を交わしても、ＦＡの一流投手を獲得するより、ぜいたく税の額を抑えられるという。
「獲得できたら先発ローテーションのうしろの方で使いたい。彼の投球はビデオで見たし、ここ数年はさまざまな角度から調査してきた」
独占交渉権落札から一夜明け、キャッシュマンＧＭは井川を先発４、５番手で起用する考えを明かした。ただ長身左腕のランディ・ジョンソン（４３）は腰の手術を受けており開幕は微妙。今後、ＦＡやトレードで大物の先発投手を補強しなければ、王建民（２６）、マイク・ムシーナ（３７）両投手に続く３番手に浮上する可能性さえある。
すでに同ＧＭはこの日、井川の代理人を務めるテレム氏と接触した。本格交渉は、４日からのウインターミーテイング（フロリダ州オーランド）で開始。ヤ軍・井川が誕生する日は近い。
★井川支持派が急増
米スポーツ専門局のＥＳＰＮは、「松坂と井川、どちらがメジャーで活躍するか」というアンケートを米国各都市で実施。現地２９日時点では７３％が松坂を支持し、井川は２７％にとどまった。ただし、ヤ軍の本拠地ニューヨークでは、井川が４１％と健闘。地元ファンの期待値は上昇中。
★ヤ軍先発補強は続行
井川の独占交渉権を得たヤ軍だが、まだ先発陣の補強を終えたわけではない。地元紙上では、かつて所属した左腕のアンディ・ペティット（３４）や通算３４８勝のロジャー・クレメンス（４４）＝ともにアストロズ＝の名前まで挙がっている。両投手とも今オフ引退の可能性がある上、ヤ軍は先発陣の高齢化と総年俸の上昇を避けたいチーム事情もある。むしろ前日のニューヨーク・ポスト紙が報じたマーリンズの左腕ダントレル・ウィリス（２４）を今季台頭したメルキー・カブレラ外野手（２２）らとトレードするプランの方が現実味がありそうだ。
★Ｖ奪回へ全権委任！赤星“外野監督”アニキも濱中も引っ張る都内で行われた「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式に出席した阪神・赤星憲広外野手（３０）は、４年連続５回目の受賞に笑顔を見せた。来季は外野陣のポジションを指示する、リーダー役にも選ばれたことを明かし、Ｖ奪回へ向け、改めて気合を入れた。
濱ちゃんを引っ張る。そして、アニキも引っ張っていく。選手会長・赤星に、新たな役職が加わった。来季、外野陣の“指令塔”となり、Ｖ奪回へ向け、タクトを握る。
「外野の全権を託される？ やれといわれればやりますよ。統率性というものが求められていると思うしね」
１１月３０日、４年連続５回目のゴールデングラブ賞の表彰式に出席した赤星。今季、Ｖ逸のみならず、打率は．２６９に低迷。５年連続守っていた盗塁王の座もヤクルト・青木に奪われ、悔しい思いをした。それだけに自然と白い歯がこぼれた。「５回目でも（今回が）一番うれしい。数字で出る分野じゃないし、光栄です。今季は打てなくて、盗塁王も逃した中で、守りだけは貢献しようと思っていたから」
打撃の低迷で、事実上“強制参加”で臨んだ倉敷秋季キャンプ。「赤星が指示を出せ！ それぐらいじゃないとだめだ」。吉竹チーフ野手コーチからゲキが飛んだ。フォーム改造に取り組む一方、守備のスペシャリストが“全権委任”を受けたというわけだ。
ナインを引っ張る野手といえば、元日本ハム・新庄のパフォーマンスが思い浮かぶが、「あれはハムのスタイル。僕は自分から右翼や左翼に寄っていって伝えるスタイルだから」と見向きもしない。投手の調子、打者データ、風向きなどを分析。ナインに直接指導する“赤星色”を、前面に出すのだ。
「今まではベンチの指示で動いていたけど、来季は、その順番が変わる。遠慮せずに今まで以上にやりたい」
井川が抜けた投手陣を少しでも「赤星軍団」がサポートする。攻守の核弾頭に進化すれば、Ｖ奪回は、もう鬼に金棒だ。
★福本豊氏に敬意
“世界の盗塁王に、お手上げ！？ 今回で、４年連続となった赤星。壇上で、元阪急・福本豊氏が１２年連続で受賞していることを知らされ、「あと８年！？ いや、そのときオレ、野球をやっていないと思いますよ」と苦笑い。会場を沸かせると同時に、改めて敬意を表した。
★井川さん見習って太ります！希望枠・小嶋、晴れて仮契約阪神の大学・社会人ドラフト希望枠の小嶋達也投手（２１）＝大阪ガス＝が１１月３０日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金１億円、年俸１５００万円、出来高５０００万円で仮契約を結んだ。１メートル８０、７２キロの細身の左腕は、井川を見習い、体重アップを狙った“１日４食トレ”を続けていくと誓った。（金額は推定）
食べて、食べて、食べて、食べまくる！ 阪神と仮契約を結び、プロ入りの決意を新たにした小嶋は、改めて、プロ仕様の肉体作りに意欲を燃やした。
「今の体重は７２キロか７３キロくらい。目安として７５キロよりか増やしていきたい。（体重を）増やしても動けるようにしていきたいですね」
現在のサイズは１メートル８０、７２キロ。いくら食べても太らない体質で、１日４食を食べることをノルマにしている。
「寝る前に（大阪ガスの）寮の晩ご飯で余ったものを、自分でおにぎりとかにして…」
夜、冷蔵庫をガサゴソ…。これぞ隠れた努力（？）を、阪神の寮・虎風荘でも続けるつもりだ。
小嶋が目標に掲げる井川は、入団当初７９キロだった体重を、現在の９３キロまで増やした。虎風荘にいたころは、食堂に最後まで残っていたことが多かったという。５年連続２けた勝利、投球回数２００イニング達成（４度）など、大きな故障なく続けてきた記録は、“食”による体作りが功を奏したともいえる。
小嶋が見習いたいのは、まさにその“食”だ。
「食にはプロ入り後も気を使う？ そういうことも大事だと思う。１日４食は、今後も続けていきたい。（虎風荘に余り物が出るか）聞いてみないとですね」
正確に言えば、１日３食プラス余りもので“自炊”。井川の後を継ぐ「エース」になるために、まずは“鉄の体”作りから手を付ける。
■小嶋 達也（こじま・たつや）投手
１９８５年（昭和６０年）１０月７日、大阪・吹田市生まれ、２１歳。大隅東小２年から「大道ジャガーズ」で野球を始める。石川・遊学館高の野球部１期生として１年春から背番号１をつける。２年夏（８強＝３試合で４１奪三振）、３年春と甲子園に出場。０４年入社の大阪ガスでは、０５年阪神自由枠・能見と１年間だけ一緒にプレー。ＭＡＸ１４９キロ。１メートル８０、７２キロ。左投げ左打ち。
◆岡田監督
「合同自主トレを見てからだけど、社会人はずっと練習ができる。トレーニングメニューも渡すから」
★第５回タイガース杯ゴルフ大会開催…岡田監督は２４位『第５回タイガース杯ゴルフ大会』が１１月３０日、兵庫県加東市のタイガースＧＣで行われ、フロント、首脳陣、選手や球団関係者ら総勢１２０人が参加した。
球団の部での優勝は、グロス７９、ネット６９．４で前二軍バッテリーコーチで編成部に移籍した中尾孝義氏。ベストグロスは久保康生チーフバッテリーコーチで７１だった。
ゴルフ大会に参加した岡田監督はグロス９１（アウト４９、イン４２）で、ネット１３．２で、球団の部で２４位に終わった。表彰式では「今シーズン、みなさんには、いろいろお世話になりました」と、関係者にねぎらいの言葉をかけるともに「２位に終わりましたが、感動は与えられたと思います。来年は、また新たな目標に向かってがんばっていきたい」と、改めてＶ奪回と日本一に意欲をみせていた。
★今岡ビデオ撮影
右手負傷からの完全復活を目指す今岡が、鳴尾浜で続ける三塁からの送球練習をビデオに撮影。「１２月からコーチのノックを受けられないからね。今の良い形を残しておくため」と説明した。
現状については「マイナスだったところから、やっとゼロに戻った感じ」と表現。「ここからは（スローイングの）強度とフィールディングの問題です」と話した。
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2. 北京五輪は星野監督 [ CherryBomb's blog ] December 01, 2006 21:13
北京五輪は星の監督誕生{/！！/} まだ正式な話ではないみたいですけれど、、、 どー考えても野村監督では暗すぎるしね。 いよいよ全日本の監督も虎の時代がやってきた。 岡田は無理だと思いますが、、、
3. 北京五輪は星野監督 [ CherryBomb 我らがタイガース ] December 01, 2006 21:17
北京五輪は星の監督誕生{/ee_2/}
まだ正式な話ではないみたいですけれど、、、
どー考えても野村監督では暗すぎるしね。
いよいよ全日本の監督も虎の時代がやってきた。
岡田は無理だと思いますが、、、
4. ジェフ・ダーウィン・アンディの残留決定。 [ まっくのまっくりスポーツ日記 ] December 01, 2006 21:34
阪神球団はジェフ・ウィリアムス、ダーウィン・クビアン、アンディ・シーツの外国人3選手と来季の契約を結んだことを発表しました。
ジェフは水面下でメジャーよりオファーがあったようですが、タイガースで一緒に戦う事を選んでくれました。
左サイドで150kmなんて、これ...
5. 誰だ？嘘つきは（????；） [ さかな５の阪神日記 ] December 01, 2006 22:09
ウィリアムス投手の残留が決定しました！
阪神は３０日、ジェフ・ウィリアムス投手（３４）との来季契約を２８日（現地時間２７日）に完了したことを発表した。年俸２００万ドル（約２億３０００万円）の条件付き２年契約。一時は交渉が暗礁に乗り上げ、さらにはメジ...
