April 27, 2009

ジェン快投デビュー!桜井連続適時打&狩野幻同点打。アッチソン使えん。鳥谷今季初盗塁!福原登録抹消。

bsb0904270503011-p1★桜井、連続適時打&狩野“幻同点打”
★ジェンが快投デビュー!虎、連勝ストップ
★虎将の勝利方程式ピンチ!アッチソン使えん
★光った!鳥谷、今季初盗塁
★福原、登録抹消5月7日復帰予定
★狩野、肉体強化成果を恩師に見せた
★岩田、フリー打撃に登板41球
★好投の江草、早くも11戦登板
★赤星、痛ッ“大迷惑”の死球式
★新井、2試合連続安打
★金本、4タコ11打席無安打
★ローテは6人から5人に
★メンチ、練習再開5発!5・2実戦へ
★ジェン、初登板好投「満足できる内容」
★痛い逆転負け ジェンの好投生かせず
★岩田、新ブルペンで45球
★平野、赤星の“代役”果たす
★関本、つなぎ役に徹し先制点演出!
★久保田、打者への投球5月末まで禁止
★3Aスクラントン・井川、4回8失点


■今日のmode-id@管理者のつぶやき
あれはマズイなぁ…ユニコーンの死球式。
よりによって腰が痛い赤星の腰に、しかも前日安んでいる状態なのにぶつけてヘラヘラしていて、おまけに「ベンチの指示だった」とか笑えないボケかまして…
ユニコーンは大好きなバンドですが、あれはマズイなぁ…映像見ると、ぶつけられて赤星はしばらく腰を手で押さえたままだったし…。
ユニコーンらしいウィットのあるグダグダ感は面白いのですが、それとこれとは別って感じで笑えんなぁ…よりによって痛めている腰にそこそこ思い切り投げたボールでぶつけたんじゃ…
当てたEBIちゃんも即謝っていたようですが、その後の「対応」が良ければまだしも…ヘラヘラ笑って握手とは…。ちとマズイ…。
赤星に支障は無かったんでしょうが、逃げる時に腰を捻って背中を向けるように逃げてますからねぇ…当った事よりもとっさに捻った事の方が怖いかも…
ユニコーン、危険球で退場ものやな…。(^^;


bsb0904270503011-p2★桜井、連続適時打&狩野“幻同点打”

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)阪神・狩野恵輔捕手(26)が1−2の九回二死一、二塁で右前打。二走が本塁憤死し、追いつくことはできなかったが、粘りを見せた。また、桜井広大外野手(25)も六回二死二塁から先制左前打を放ち、3試合連続タイムリー。真弓監督が切望していた若虎たちが独り立ちの気配だ。

 追いつける−。右前で弾む打球を見ながら、夢中で走った。九回、守護神・永川の直球を右前に弾き返した。視線をホームに移すと、二走・新井は石原のブロックに阻まれて本塁憤死。杉永球審の試合終了のコールが無情に響いた。届かなかったが、あきらめない狩野の執念は、敵地の鯉党をヒヤリとさせた。
 「テンポがよかった。ランナーが出てもすぐ崩れないというか、小気味いいというか」
 常々「守りのことしか考えていない」と話す背番号99は試合後、好投した先発ジェンについてコメントした。だが、打線の中で日に日にその存在感が増しているのは間違いない。勝利にはつながらなかったが、出場10試合連続安打で打率.365は、金本(.382)に次ぐチーム2位(リーグ4位)だ。
 オフに金本、新井らとトレーニングを行う広島市内のジム・アスリートの平岡洋二代表(54)をスタンドに招待した。新球場初観戦の恩師に、雄姿を見せることができた。矢野が不在の今、レギュラー捕手として試合に出続けている。もちろんリードも大切だが、バットマンレースの上位に食らいつくことは平岡代表への恩返しになる。
 もう1人の若虎も躍動した。桜井は0−0の六回二死二塁、先発・篠田から左前適時打を放った。3試合連続タイムリー。五回にも左前打を放ち、今季2度目のマルチ安打をマークした。
 「ジェンが頑張っていたので、何とか先制したかった。いいところに転がってくれました。いいところで打てるように、これを続けていきたい」
 一時は虎に流れを引き寄せた一打だった。1点差及ばず敗れたが、ここ数年の課題であり、次代の核となる扇の要と右翼で若い力が光ったのは大きな収穫。開花の時近し。芽を出しつつある狩野と桜井が、真弓阪神の希望となる。


bsb0904270503013-p1★ジェンが快投デビュー!虎、連勝ストップ

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)鮮烈デビューだ! 台湾からきた新外国人のジェン・カイワン投手(20)が来日初先発した広島戦で6回5安打無失点の快投を見せた。先発ローテ入りに一発合格した。

 輝ける未来を予兆しているようだった。背番号64がマウンドに立つと、球場の空を覆っていたぶ厚い雨雲が消えていった。お天道様に照らし出されたマウンドで、ジェンが仁王立ちだ。右腕をしならせるたびにスタンドがわく。圧巻のデビューを飾った。
 「初回のピンチを乗り越えて、その後はうまく投げることができた。白星がつかなかった? 勝ち負けはもちろんですが、次は勝利につながるように、頑張ります」
 一回一死から赤松に右中間二塁打、天谷に遊撃内野安打を許したが、シーボルを外角スライダーで三ゴロ併殺打。初回の窮地を乗り切るとジェン・ワールドに突入した。直球の最速は142キロだったが、スライダー、シュート、チェンジアップなど多彩な変化球を自在に操った。
 手首とひじをうまく使って「エモやんカーブ」を多投した江本孟紀氏(現サンケイスポーツ評論家、東映→南海→阪神、通算113勝126敗19S)の現役時代を彷彿させるスタイルだ。94球のうち変化球が70球という変幻ぶりで6回5安打無失点。五回の第2打席では「勝利に貢献したかった。思いきり振りました」と中前に来日初ヒットも刻んだ。
 女房役の狩野が「全部の球が動いてましたョ。さすが、国際舞台を経験しているだけあります」と目を丸くした。台湾代表として昨夏の北京五輪や今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。ハートは鍛えられている。日本語どころか英語も話せず、試合後も通訳を介して報道陣の質問に答えたが、親孝行の一心で海外挑戦は早くから決めていた。最初は大リーグを目指したが「1メートル85以上の身長がないと入団テストは厳しい」と聞いた。自力で阪神・林光中渉外担当の連絡先を入手し、自分で売り込みの電話をかけた。育成を視野に春季キャンプでのテスト採用を決めた真弓監督も驚くスピード出世だ。
 入寮時には日本のポン酢に慣れず、食堂ではそれがかかったステーキを鼻をつまんで食べた。環境の変化に気持ちがなえそうになったが、台湾の知人が出国の前にくれたミサンガを左手首につけて、心を奮い立たせた。
 真弓監督は「次も先発でいって球数を増やしてくれたら。大きな戦力? そやね」と話し、前日25日に今季初勝利をつかんだ福原をいったん外し、安藤、下柳、久保、能見、そしてジェンの5人で先発を再編。9連戦を含むゴールデンウイークに挑むことを決断した。逆転負けで連勝は3で止まり、借金1に転落したが、単なる勝ち星以上の価値がある新星が誕生した。さぁ、反攻や!


bsb0904270503014-p1★虎将の勝利方程式ピンチ!アッチソン使えん

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)今季初の4連勝はスルリと逃げた。孝行息子の誕生を右のセットアッパーが台無しにした。4月は勝ち星なしという“ブラックサンデー”。再び借金1を背負った真弓監督が表情を曇らせた。
 「もちろん、うまく継投が出来たらというところはあるけれど…」
 痛い敗戦だ。プロ初先発で6回無失点のジェンを、100数をメド(94球)に交代。七回にアッチソンを送った。八回はウィリアムス、九回は藤川のJAFリレーで逃げ切る予定だったが…。
 頼みの右腕は、一死から7、8番に連続四球。ボークで二、三塁とすると、代打・喜田には、右翼線へ痛恨の逆転2点打を浴びた。真弓監督は「ボークはいらんかったね。ちょっと、いい時と悪い時が、ハッキリしているかな」と突き放すように話した。
 絶対的なセットアッパーのはずが、今季は好投と崩壊の繰り返し。9試合で防御率6.75という数字が、安定感の欠如を物語る。試合後「今日は話しかけないでくれ」とだけ話し、バスの荷物入れへバッグを叩き込んだ。久保投手コーチは「ちょっと(悪い)どころじゃない。厳しいです。悪かったら、早い段階で見切らないと。出してみないとわからないこと自体まずい」と厳しい言葉を投げかけた。まさに背水。このままでは、JAF解体も余儀なくされる。
 試合前のメンバー交換の際には、場内アナウンスで「タイガース、岡田監督」と紹介され、スタンドがどよめいた。勝って新球場のスタッフに「真弓明信」の4文字を覚え込ませて帰るつもりが、痛恨の逆転●。前政権から引き継いだ豊富な中継ぎ陣は虎の屋台骨だけに、ここからが、新指揮官の腕の見せ所だ。


bsb0904270503008-p1★光った!阪神・鳥谷、今季初盗塁

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)敗戦のなかで、鳥谷の“走攻”がキラリと光った。
 「サインです。勝てたらよかったんですけど…」
 2打数無安打に悔しさをにじませたが、足で先制点をもたらした。両チーム無得点で迎えた六回無死、打ちあぐねていた広島先発・篠田から四球を選んだ。金本、新井が凡退した二死後、桜井の初球にスタートを切った。昨季の9月6日広島戦(広島)以来の盗塁。桜井の左前打で一気にホームへ。足で好機を広げ、先取点をお膳立てした。
 昨季はわずか4盗塁に終わった。プロ通算5年で23個という数字以上の脚力があるのは間違いないだけに、真弓監督から奮起を促されてきた。秋季キャンプでは指揮官から「20個くらいは走ってもらわんと」と厳命された。変身の一歩目となるか。新3番が価値ある1個目を記録した。


★福原、登録抹消5月7日復帰予定

 前日25日8回1失点で今季初勝利を挙げた阪神・福原忍投手(32)が26日、出場選手登録を抹消された。先発としての登板機会がないための措置で、再登録可能は5月6日以降。同7日のヤクルト戦(神宮)で復帰する見込みだ。今広島戦が行われたマツダスタジアムで通常通り、練習を行った後「(故障か、との問いに)何もないですよ」と話した。


bsb0904270503010-p1★狩野、肉体強化成果を恩師に見せた

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)阪神の狩野は、オフに金本、新井らとトレーニングを行う広島市内のジム・アスリートの平岡洋二代表(54)をスタンドに招待した。新球場初観戦の恩師に、雄姿を見せることができた。
 平岡代表は「急きょ思い立って」と狩野ににチケットを頼んで、新球場に駆けつけた。狩野は、一昨年から金本に弟子入りし、アスリートで肉体強化に励んできた。オフに週に1度、2日間のスケジュールで関西から通ってきた成果が現れてきた。
 平岡代表の誇りは教え子たちの活躍。打率10傑の中に“アスリート門下生”は2位・東出(広島、.386)、3位・金本(.382)、4位・狩野(.365)、8位・福地(.313、ヤクルト)。リーグを席巻している。


★岩田、フリー打撃に登板41球

 左肩故障で2軍調整中の阪神・岩田が26日、鳴尾浜で負傷後初めてフリー打撃に登板。高浜、橋本相手に変化球も交えて41球を投げた。安打性は1本だけだったが「納得のいくところへは全然、行っていない」と渋い表情。遠山育成コーチは「投げられたことが収穫」と及第点を与えた。次回は30日に打撃投手で登板し、順調なら5月5日のウエスタン・広島戦(甲子園)で実戦復帰する見通しだ。

★好投の阪神・江草、早くも11戦登板

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)江草は1点ビハインドの七回一死一塁で、乱調アッチソンに代わり3番手で登板。1回2/3を無安打3三振と好投した。
 「でも、僕、走られてしまったんでね…」と反省。マウンドに上った直後に一走・東出に二盗されたことに唇をかんだ。しかしながら、開幕20試合目で早くも出場11試合というタフネスぶりで、防御率0.75と抜群の安定感。「抑えられたので、よかったといえばよかったですが、チームが負けたんでね。残念です」と話した。


bsb0904270502006-p1★赤星、痛ッ“大迷惑”の死球式

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)2試合ぶりに先発出場した赤星が始球式でドスン!! ヒット曲「大迷惑」などで知られる広島県出身の人気グループ・ユニコーンのメンバー、堀内一史さん(43)からお尻に死球を受けた。
 「運がつくと思ったけれど。(運がつくかつかないか)どっちかと思っていた。でも、安打性の当たりも捕られたし、チームも負けたんで。ジェンががんばっていたんで、勝ちたかったです」
 ボーカルの奥田民生さん(43)らと始球式を終えた堀内さんは「(死球の)サインが(広島)ベンチから出ていたので…」と話したが、もちろんジョーク。赤星は五回に中前打を放ち、6試合連続安打と元気いっぱいだった。


bsb0904270501001-p1★新井、2試合連続安打

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)阪神・新井は1−2の九回一死でクローザーの永川から中前打を放ち2試合連続安打。しかし、二走となった二死一、二塁から狩野の右前打で激走するもホームタッチアウト。試合後は「特に(話すことは)何もないよ」といいバスに乗り込んだ。山脇守備走塁コーチは最後の場面を「回すよ。(外野が)中間守備だったし。でも(送球が)ドンピシャだった」と振り返った。


★金本、4タコ11打席無安打

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)阪神・金本は4タコで11打席無安打となった。四回一死と六回無死一塁では先発・篠田の前に右飛に倒れた。いずれも打ち上げた際には、首をかしげ悔しそうな表情を見せた。和田打撃コーチは「ずっと打っていてくれたからね。(復調を)急がせてどうするの」。主砲は試合後、広島市内のジム・アスリートにてウエートトレーニングを行い、コンディショニングに努めた。


bsb0904270503013-p2★ローテは6人から5人に

 (試合後、三塁側ミラールームで)
 −−最後に1本出ましたが…
 真弓監督 「そやねぇ。最高のボールが返ってきたね。ちょっとでもそれていたらね」
 −−粘る形は出来た
 「そやね」
 −−ジェンが出てきたのは大きい
 「そやね」
 −−入れ替わりで福原を落としましたが
 「ちょっと(登板機会が)開くんでね」
 −−ローテを変える
 「結局、6人から5人に絞られたということです」
 −−岩田がフリー打撃に登板したが、その復帰も見越して
 「それは全然、関係ないです」
 (バスへ歩きながら)
 −−なかなか連勝が伸ばせないですね
 「ハハッ(ニガ笑い)」
 −−メンチが練習を再開したが、万全になるまで2軍で調整させる
 「当然です」


bsb0904270501003-p1★メンチ、練習再開5発!5・2実戦へ

 体調不良により2軍落ちした阪神のケビン・メンチ外野手(31)が26日、鳴尾浜球場で練習を再開した。フリー打撃では52スイングでサク越え5本など、実戦復帰に向けて汗を流した。
 「3日間の休みがもらえてよかった。頭を空っぽにできたし、体も楽になったよ」とリフレッシュした表情。平田勝男2軍監督(49)は「あす(27日)話をして、今後の予定を決めていく」と語った。
 28日からのウエスタン・広島戦(由宇)は、参戦しない予定。早くても5月2日のウエスタン・オリックス戦(北神戸)で復帰する見通しだ。


★ジェン、初登板好投「満足できる内容」

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)この日初めて出場選手登録されたばかりの阪神のジェンが上々のデビュー。6回を0点に抑え「初めてにしては満足できる内容でした」と振り返った。
 直球は130キロ台後半から140キロ台前半だが、変化球を巧みに操り、制球がよかった。一回一死一、二塁のピンチを併殺で切り抜けると、この後は3安打に抑えた。「ピンチをうまく乗り越えたので、その調子でずっといけた」
 しかし、救援投手が打たれ、初登板勝利はならず。久保投手コーチは「勝ち星をつけてあげたかった」と残念がった。


bsb0904261824015-p1★痛い逆転負け ジェンの好投生かせず

 (セ・リーグ、広島2−1阪神、6回戦、阪神4勝2敗、26日、マツダ)痛い敗戦だった。阪神は1−0の七回から登板したアッチソンが不調で、あっさりと逆転を許した。真弓監督は「いい時と悪い時がはっきりしている」と振り返った。
 初登板のジェンが六回までスコアボードに0を並べた。この好投を生かしたいところだったが、2番手のアッチソンが一死から2連続四球。さらにボークで二、三塁とピンチを広げ、代打の喜田に逆転の2点右前打を浴びた。「もちろん、うまく継投できたらというところはあるけどね」。どこか淡々とした口ぶりの真弓監督に対し、久保投手コーチは「状態が悪い時は早く降ろさないと」と厳しくコメントした。
 九回には二死一、二塁から狩野が右前打を放ったが、好返球で新井が本塁憤死でゲームセット。指揮官は「最高のボールが返ってきた。ちょっとでもそれたらね」。攻守で勝負どころを逃し、今季初の同一カード3連勝はならなかった。


★岩田、新ブルペンで45球

 岩田は、大雨で室内練習になったことから、予定していたフリー打撃を26日に延期。甲子園の改装された新ブルペンに初めて入り、45球を投げて翌日に備えた。
 「(改装で)雰囲気が、メッチャ変わりましたね。投げやすいです」
 2月からWBC代表合宿へ参加し、開幕前に左肩痛で2軍落ちと1軍に縁がなかったが、本拠地のブルペンには好感触。「もちろん変化球も投げます」と、実戦感覚を取り戻すため本気で打者にぶつかる。

★平野、赤星の“代役”果たす

 (セ・リーグ、広島1−12阪神、5回戦、阪神4勝1敗、25日、マツダ)背後に転がるボールを見ると、一塁へ駆けだした。平野が今季初1番で4度出塁。欠場した赤星の代役を務めた。
 「チームが勝ってよかったです」。一言だけ言い残すと、少し笑顔を見せた。一回先頭では振り逃げ。一挙4得点の起点になった。15日の中日戦(甲子園)の三回無死二塁では、捕手が後逸してるにもかかわらず走らなかった。これには星野SDも「ルールを勉強しろ」と苦言。そんな反省もいかされた。
 「1番・赤星」が本来のスタイル。しかし、24日の移動→ナイター→この日のデーゲーム。そのスケジュールが体にさらなる負担を強いる。腰痛も抱えコンディショニングはよくない。試合前も別メニュー調整が続く。この先もあり得る事態に、平野の存在は心強い。試合前も、二塁に加えて外野での守備練習を欠かさない。そのユーティリティーぶりが最大の強みだ。
 4点リードの三回二死一、三塁、中前へ適時打。出場18試合目で今季初打点もマーク。もう1人のリードオフマンが、打線の勢いを加速させた。

★関本、つなぎ役に徹し先制点演出!

 (セ・リーグ、広島1−12阪神、5回戦、阪神4勝1敗、25日、マツダ)関本が2番打者としてつなぎ役に徹した。一回は先頭の平野が出塁すると、きっちりと投前犠打。先制点を演出した。
 二回には左前へ、五回には2番手・青木高から右前へと広角に打ち分け、マルチ安打を記録。これで4試合連続安打となった。3連勝の原動力となっている。

★久保田、打者への投球5月末まで禁止

 右肩関節炎で2軍調整中の阪神・久保田が25日、打者への投球を5月末まで禁止されていることが明らかになった。甲子園室内での居残り組練習で、遠山育成コーチが明かした。
 「3週間投げているけど、ノースローが長かったから筋肉ができていない。5月いっぱいはこんな感じと伝えてある」
 2月の宜野座キャンプで戦列を離れ、4月4日にブルペン投球を再開。定期的に投げているが、実戦復帰へのステップになるフリー打撃登板は、早くても6月上旬だ。
 「焦ってもいいことはないので」と久保田も納得済みだが、“JFK”の一角を担ってきた右腕の1軍復帰メドは全く立たない。 

★3Aスクラントン・井川、4回8失点

 米大リーグ、ヤンキース傘下のマイナー、3Aスクラントンの井川慶投手は25日、ロチェスター戦に先発し、4回を9安打8失点だった。4本塁打されたが、負けはつかなかった。

hmnk_31 at 08:37│Comments(2)TrackBack(3) 阪神タイガース 

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ジェン・カイウンが1軍初登板。 これまで、あまり大きく報道されてなかったので、どんなピッチングをするのか楽しみでした。
2. ジェン好投もアッチソンが打たれ初勝利ならず  [ パイプの部屋 ]   April 27, 2009 15:37
ジェン・カイウンが1軍初登板。これまで、あまり大きく報道されてなかったので、どんなピッチングをするのか楽しみでした。まだ若い選手なので、力で抑えるタイプかと思いきや、以外にも打たせて取るピッチングスタイル。ランナーを背負ってもまったく動じた様子も無く、...
3. 【阪神】アッチソン、大誤算  [ FUKUHIROのブログ・其の弐 ]   April 27, 2009 17:16
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この記事へのコメント

1. Posted by S.O   April 27, 2009 15:47
濱ちゃんが二軍落ちしました。
2. Posted by mode-id@管理者   April 27, 2009 17:19
■ S.Oさん

ですねぇ…残念で仕方有りません…。
阪神に戻って来られないものか…無理だと分かっていてもそう思ってしまいます…。

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