この食材!からだにどう効く?

食べ物は自然のクスリ、漢方の力も借りて調べた! 「一つの食材や食の主義」にこだわって健康というものではなく、「食生活の全体」を考えることが大事! 自然治癒力を高める食生活とは?

ひとつ一つの食べ物を大切に!

「梅干し」は、胃がんの元凶を退治する?

 

 最近は、ひとくちに梅干しといっても、さまざまなタイプのものが売られている。塩気が気になる人向けにつくられた減塩タイプや、酸味が苦手な人用のはちみつ漬けの梅干し、値段も安価なものから、1粒300円ほどする高級品まで、バラエティーに富んでいる。
 そんな梅干しには、胃を健康にする働きがある。近年、注目されているのは、ピロリ菌を退治する効果だ。
 ピロリ菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリ菌と呼ばれ、50歳以上の日本人の約8割が保菌しているとみられる悪玉菌。「胃がん促進物質」のひとつで、その活動をどのように抑えるかが、胃がんを予防するカギとなっている。梅干しには、そのピロリ菌の活動を抑制する効果があるという。
 ただし、心配なのは、梅干しにたっぷり含まれている塩分である。梅干しづくりには多くの塩を使うので、梅干しを食べ、過剰に塩分を摂取すると、胃の細胞を傷つける危険性がある。
 そこでオススメなのが、梅干しを食べる前に塩抜きをすること。梅干しを半日ほど水につけ、その間に、2〜3回水を替えれば、余分な塩分が抜けていく。梅に含まれるピロリ菌を抑える成分は、水に溶けにくいので、塩抜きしても効果が失われることはないのだ。

 

 

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刺身、焼き魚、煮魚・・・栄養が一番とれるのは?

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 肉食よりも魚食のほうが、生活習慣病の予防には適している。魚に含まれるイコサペンタエン酸(IPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)などの不飽和脂肪酸には、コルステローを抑える働きがあるからだ。
 また、魚は比較的低カロリーで、良質のタンパク質を含んでいる。”良質”というのは、必須アミノ酸をバランスよく含んでいるという意味で、とくに植物性食品だけでは不足しがちなリジンを豊富に含んでいる。しかも、肉のタンパク質よりも消化・吸収されやすいという長所もある。
 魚の食べ方には、刺身、焼き魚、煮魚などがあるが、熱を加えて調理すると肉汁や脂肪が流れ出してしまい、そのなかには、アミノ酸やビタミン、さらに重要なIPAやDHAも含まれている。つまり、栄養素の流出がもっとも少ないのは、刺身ということになる。
 とはいっても、加熱によって損なわれる栄養素はせいぜい2割程度。あまり、気にする必要もないという見方もある
 また、焼き魚にはレモンやポン酢、煮魚には少量の酢を加えて食べるのがおすすめ。さっぱりとして食べやすくなるうえ、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルの吸収率がよくなるので、栄養的にもおすすめだ。

 

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ほうれん草は健康野菜だが、食べ過ぎは結石の原因

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ほうれん草は、緑黄色野菜の最上級に入れられる。鉄分・ビタミンを豊富に含む「健康野菜」。しかし、食べ過ぎると結石の原因に・・。これは、腎結石の原因となるシュウ酸を多量に含んでいるため。毎日40〜50グラムのほうれん草を食べてもどうということもないが、多量に食べると結石ができるといわれている。

緑黄色野菜とは、β-カロテンを多く含む野菜を指す。ほうれん草は100グラムでほぼ1日量を満たすことになる。ビタミンBも、Cも非常に豊富である。ただし、ビタミンCは夏栽りと冬栽りで含有量が大きく違う。

『本草綱目』には、「長いあいだの病気で便秘したり、痔ろうを患っている人は、つねにほうれん草を食べるとよい。自然に便通がつく」とある。ただし、「微毒があり、多食すると脚が弱り腰痛になる」とある。また漢方医学では、「通腸・補血・活血・煩渇を止め、中気を調え、消化を助ける」としている。

以上からして、ほうれん草を常食すると、貧血・腎疾患・消化不良・便秘、さらに皮膚の過敏症・にきび・痛風・リウマチ・関節炎などによいとされる。

ほうれん草を料理する場合に工夫をこらす必要がある。ほうれん草は塩ゆでするとよいといわれるが、ゆで過ぎると、ビタミンが壊れ、ミネラルが溶け出してしまう。ほどほどにすること。また、なるべく”アク”は捨てないほうがいい。アクの中にこそよいものが含まれている(ごぼうも同じ)。ただし、最近の野菜は多くの農薬が使われているので、できれば無農薬野菜がよい。

 

 

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赤みそと白みそ、どこがどうちがう?

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みそは産地や銘柄によって、さまざまな種類のみそが売られているし、赤みそ白みそでは、色も違えば風味も違う。しかし、赤みそも白みそも、主原料は大豆、こうじ、食塩だ。

では、同じ原料を使う赤みそと白みその色の違いはどこで生じるのだろう?。

まず、製法の違いがある。赤みそは大豆を蒸してつくるが白みそは大豆をゆでてつくる。大豆は蒸したときにはアミノ酸が残るが、ゆでたときはアミノ酸はゆで汁に流出する。このアミノ酸は、熱を加えると、糖分と結びついて褐色に変わる性質をもっているから、蒸した大豆でつくるみそは赤くなり、ゆでたほうは白くなる

また、みその色は、大豆の量やこうじの量にも左右される。大豆の量が多ければ色が濃くなり、こうじの量が多ければ反対に白くなる。

味の面では、赤みそは辛口みそ、白みそは甘口みそともいわれるが、これは塩分濃度の違いによるもの。赤みそは塩分が10〜13%と濃く、熟成には半年〜3年ほどかかるが、保存性は高い。一方、白みその塩分濃度は5〜6%ほどで、熟成期間は短く、保存性が低いという違いがある。

 

おいしい味噌汁!のつくりかた

おいしいみそ汁をつくるには、みそは鍋を火からおろす直前に溶きいれ、グラっときたらすぐ火を止める。これで風味豊かなみそ汁ができる。くれぐれもグラグラ煮立たせないこと。

みその分量は、汁椀1杯に対し、「大さじ1」。ただし、火が通りにくい根菜類を使うときは、煮ている間にとんしまう水分を見越して、水の量をちょっと多めに。

 

 

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食材/健康効果
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