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また、魚は比較的低カロリーで、良質のタンパク質を含んでいる。”良質”というのは、必須アミノ酸をバランスよく含んでいるという意味で、とくに植物性食品だけでは不足しがちなリジンを豊富に含んでいる。しかも、肉のタンパク質よりも消化・吸収されやすいという長所もある。
魚の食べ方には、刺身、焼き魚、煮魚などがあるが、熱を加えて調理すると肉汁や脂肪が流れ出してしまい、そのなかには、アミノ酸やビタミン、さらに重要なIPAやDHAも含まれている。つまり、栄養素の流出がもっとも少ないのは、刺身ということになる。
とはいっても、加熱によって損なわれる栄養素はせいぜい2割程度。あまり、気にする必要もないという見方もある。
また、焼き魚にはレモンやポン酢、煮魚には少量の酢を加えて食べるのがおすすめ。さっぱりとして食べやすくなるうえ、カルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルの吸収率がよくなるので、栄養的にもおすすめだ。