マウスの腹部に、がん細胞を移植して、人工的に固形ガンをつくり、その腹部にキノコの煎じ汁を注射すると2〜3センチほどの固形ガンが小さくなったり、消えたりするそうだ。
ガン細胞が小さくなるのは、キノコの成分がガン細胞を直接攻撃しているからかもしれないが、それよりも、キノコの成分が体の免疫力を高め、そのことで、がん細胞の増殖を抑制しているかららしい。
どの種類のキノコにこういう傾向があるかといえば、ある特定のキノコに限ったものではないようだ。アガリスク茸(ヒメマツタケ)、カワラタケ、シイタケ、エノキタケ、ブナシメジ、などにも同様の傾向がある。
信州長野はエノキタケの生産が多いが、キノコを生産していて、日常的にたべている農家の人はガンで死亡する人の割合が大変少ないとのこと。だからキノコはガン予防のためには、日常的に食べることが大事だ。