皇位継承は第1子優先 有識者会議 http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051021/K2005102003380.html
小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が、皇位継承順位について、男女を問わない「第1子優先」とし、女性が天皇になることや母方だけに天皇の血筋を引く女系天皇を容認するとの方針を固めた。こうした方針をとれば、皇位継承の資格者が増え、順位の変動が少ないことを考慮した。25日から意見集約に入り、11月末に報告書をまとめ、首相に答申する。政府は世論の動向を見極めながら、皇室典範の改正を目指す。
これはネットから引っ張ってきた朝日の記事だが、同じ日の朝日新聞の朝刊ではこう報道されている。
吉川弘之座長は5日の記者会見で「国民の代表という意識で議論してきた。 改めて国民の意見を聴くことは考えていない。」と発言。政府も改めて 世論調査などは行わない予定だ。
なんか言ってる事が違う。
私は別に女性天皇否定派ではない(かといって女性天皇萌え派でもないが)けれど、なんか一部の識者と呼ばれる専門家(なのか?)集団が、勝手にで決めてしまうのは少し違うと思う。イギリス式の「直系男子優先の女子も可。」くらい取り決めじゃだめなんだろうか(むしろ、その方が男系系統の保持が図れて良いと思うのだが)。
この識者集団、最近の男女平等規範にとらわれて、かえって変な仕組みを作ってしまうんじゃないかと心配だ。大体、一般家庭だって第一子が跡継ぎってあんまり普通じゃないだろうに。
最近、紀宮清子内親王は、この議論を待たず早々に皇籍を離脱を決めてしまわれた。今後の流れ如何では次期天皇の可能性もあったように思うのだが、いらぬ気苦労は避けたかったのだろうか?一時期話題となった秋葉原のITマンションではなく、もっと質素なところに新居を構えるらしい。もし子供が男の子だったりしたら、また復帰なんてことは…ないか。
《参考》
●天皇の価値 http://www.infosnow.ne.jp/~sevas/adult/japan/japan2.html 普段はあまり意識されない皇室ですが。
●皇位継承と和の心−長根英樹http://nagane.kimono.gr.jp/hideki/messages/27_title_msg.html 歴代の女性天皇は神武父系の女子(男系女子)で、皇位は一貫して神武父系(男系)により継承されてきました。 皇統とはまさしくこの神武父系に属した系統であり、一貫した神武父系による継承こそが万世一系の本質的な意味合いになります。時々の都合により、今回は母子間相続、次は父子間相続と不規則な継承を繰り返し、結果として父系とも言えず母系とも言えない、系統としての繋がりのない関係性を歴代の天皇間に生じさせていくことになります。
●紀宮清子内親王http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%AE%AE
1969年(昭和44年)4月18日〜)今上天皇明仁と皇后美智子の長女(第1皇女子)勲等は勲一等、学位は文学士 愛称:サーヤ
一部のオタ系女子(腐女子)の間ではアニメ好きとの噂もあり(クラッシャージョウのサイン会にお忍びでやってきて作者をびびらせたそうな)、腐女子では恐れ多いと貴腐人という称号があるという。
←ちなみにこれは貴腐の最高峰
「シャトー・ディケム」(極甘口)
一度しか飲んだことないが、ナッツと花を漬けたハチミツを飲んでいるような感じ。昭和天皇がこよなく愛したワインとして有名。