2022年11月

2022年11月06日

bmp形式とpng形式

 仕事でこの前もぐら君に関西某所で広範囲の市街地のUAV測量をしてもらいました。
で、出来上がったオルソ画像を自作のGISソフトに重ねるのですが・・・
Cartography14




 画像自体の仕上がりは凄いのですが、いかんせん全部で40GB弱のデータ量になります。
これをディスク容量の小さいタブレットで使うにはつらいので、PNG画像(無劣化)に圧縮して使用しようと画策しました。 Pngなら復元が割と速いのではないかと思い実験してみました。
 結果は、やはり圧縮した画像は画面表示に時間が掛かって、即座に見たいような実業務では使えません。 ビットマップ画像が圧倒的に速いです。
<まとめ>
 JPG・Tif・Pngなどファイルサイズを圧縮する形式はいろいろありますが、これらの形式は復元する時に時間が掛かってしまう。 対してビットマップ形式はそもそもネイティブな構造なので、復元の必要が無く、最も早く処理できる。
 結局のところ、どれを選択すべきかは
① 画像のサイズが小さければ(ちょっとしたアイコン)圧縮型ファイル形式で良い
② 処理に時間が掛かっても良いのなら圧縮型のファイル形式で良い
③ この2つが許せない場合はファイルサイズはでかいけど、bmp形式を採用すべき。

 ということで、今回はPng形式でのオルソ画像の採用は、一応プログラム的にはサポートしたけど、実用はやめました・・・

ho_cad at 01:57|PermalinkComments(0)