2023年03月

2023年03月28日

米の選別機の不具合修理その2

 老眼に鞭打ってコネクターのはんだ付けをして換装しましたが、結局不具合の原因は秤本体にあったことが分かりました。
 コネクターを付け替えてテストしたところ、やっぱり同じエラーE1が・・・
でいろいろいじっているうちに、接続不良ではなくて、起動不良だと気付きました。
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 選別機本体と接続するアース線のギボシ端子をわざとグリグリして起動する瞬間にノイズを与えるとうまく起動することに気付き、ためしに秤の内部ボディにノイズを与えてもうまく起動しました。
 つまり、パソコンの起動と同じような仕組みで電源ユニットの緑とかの線がGNDにドンと落ちると起動する。みたいな感じなのでしょう。
 で、これ以上は自分には修理は無理なので「まあ起動のコツは掴んだので、ダマシダマシ使うか―」と・・・

 ダメ元でヤフオクで同型を探したら、なんと秤だけが5,000円で出ていたのです。
 結構なサビサビですが、一か八かで購入! 綺麗なほうの部品を採用して2個1にしました。
IMG20230325145034
IMG20230325145102



 結果は大成功!
見事エラーを解消し、正常に起動! 5,000円で直りましたー!
 これで今年の秋も自前で米に出来そうです。



 
 







ho_cad at 12:44|PermalinkComments(0)

2023年03月20日

米の選別機の不具合修理

 収穫した籾から「もみ殻」を外して、玄米の状態にする作業を「トウスを挽く」と言っています。
昔は唐から伝来した臼でやっていた名残りでしょうか・・・

 我が家は、籾摺り機から出てきた玄米を、良い米とクズ米に分けたうえで、20Kgの袋詰めをしているのですが、その機械が、自動計量機能付きの選別機です。
コスモパック-ERROR











 秤に米袋を乗せておくと、選別された玄米が袋に満たされ、袋の重量+20Kgになったらアラームと伴に自動的に袋詰めを止めてくれます。
 3年くらい前から、起動時にエラーが出始めて、それでも本体と秤のコネクタをグリグリしていたら何とか動いていたのでダマシダマシ使っていました。 そんななか、この前の作業でとうとうニッチモサッチモ状態になり「原因は絶対にコネクタの接触不良!」と決め打ちして、修理に取り掛かりました。
 ばらしてみたら、秤自体はタニタ製で、コネクタ部分は「多治見無線電機」の PRC03シリーズでした。 でテスターを当ててみたら赤線の接触不良が原因と分かりました。
PRC03シリーズ



 それなら同じパーツをネットで買って付け替えればええじゃん。 と思い、ネットでいろいろ探しましたが、どうやら同型パーツは絶版になっているらしく、入手は不可能という結論に達しました。

 諦めつつも「要は電流がちゃんと流れればええんじゃ」と思いネットで類似品を探したら「七星科学研究所」さんが作っておられました。

 で、ミスミの通販サイトで5極のコネクタを買い、代用のコネクタを作りました。
七星科学研究所


 オリジナルの電線は0.2sq位で、めちゃめちゃ細くて、老眼の自分にはもはや手におえないので、0.5sqにしました。 カプラー部分は、加工が面倒臭いのでオリジナルのものをそのまま使い、オリジナルの線と新たな線を圧着端子で結合しました。

 明日はこれを実機体にハメてテストしてみます。 うまく動いてくれたらええんですが・・・

 もちろん、ハンダ付けの極確認にはPaoが役に立ちます。
コスモパック-pao
 こうしておかないと、必ず間違って配線してしまいます。自分の場合・・・





 



ho_cad at 17:11|PermalinkComments(0)

2023年03月18日

法務省フォーマットをダンプ表示するソフトをリリース

 このテーマは用事が無い人には全く興味のない話だと思います。

 法務局の地図情報システムがインポートできる地図データは「地籍フォーマット2000」「地図XML」「法務省フォーマット」の3種類ですが、いずれも一般的にはなっていません。
 地図XMLは最近G空間情報センターから公開が開始されたので、GIS系やWeb系の方々の間でも喧しくなっていますが、法務省フォーマットは陽の目を見ない仕様のままです。
 
 そこで、それでも必要な方のために、法務省フォーマットの中身を直接見るためのソフトをアライアンスでリリースしました。
MojFormatToTxt1





 法務省フォーマットと言うのは早い話、数種類の拡張子を持つテキストファイル群です。 データセットとかの言い方もありますね。
 地図XMLはJPGISを拡張したものに対して、法務省フォーマットの各ファイルは、単純なテキストファイルです。
 しかし、本体部分である.homと.zokファイルは、改行コードを含まない固定長レコードによるテキストなので、メモ帳などで開いても延々数字の羅列で、何のことやら分かりません。
 こういうファイルフォーマットのやり方は、40年以上前にFortranやPL/1やMS-DOS・MS-BASICプログラムとかで使っていたやり方で、自分も若い頃ににはレコードレイアウトのシートに手書きでフォーマット設計をしていました。 まだデータを格納するディスク領域もソフト側から確保していた時代の話です。

 ということで、このソフトで開くと、決められたバイト数で改行し、選択行の実際の意味を画面下部に表示します。
 .zokファイルを読んだ場合は、地番ごとの図郭情報を表形式で表示してくれます。
MojFormatToTxt2





 .homファイルは殆どSIMA形式なので、simaの拡張形式でもええじゃんとも思えますが・・・
MojFormatToTxt3





 仕事上、法務省フォーマットとかかわりのある方は一度試してみてください。

ho_cad at 01:08|PermalinkComments(0)

2023年03月13日

OpenPNE3のメッセージプラグインに添付ファイルの機能を追加

 このカスタマイズはかなり苦労しました。
 この機能が欲しい方は多いと思いますので、以下にカスタマイズの概要を書いておきます。
<基本方針>
・アップロードするファイルの実体は、DBにBLOBで格納するのではなくて、そのままサーバー上の特定のフォルダにアップロードさせる。(DBが肥大化するのが嫌なので)
・同一ファイルがアップされたらサーバー内では上書きする。(サーバー容量の節約)
・そのファイル名をDBのテーブル「message」にフィールド「attach_file」を追加して記録する。
・メッセージ作成のhtmlに添付ファイル用のsfWidgetFormInputFileウィジェットを追加する。
ちなみにOpenPNE3のオリジナルは <input type="file" に size=40 の属性が追加してあるのですが、Chromeではうまく機能しないようなので、'style' => 'width:400px;' の属性も追加しました。 これで、選択したファイル名が少々長くても画面上で見れるようになります。
・このバリデーション用に
sfValidatorFile(array('mime_types' => 'zip_file', 'max_size' => 10485760, 'required' => false))
(zip形式のみで10MBまで)も追加する。
・メッセージの表示には、テーブルに添付ファイル用の行を追加して、前記のattach_fileから読み取ったファイル名でハイパーリンクを貼り付け、これをクリックしてDLさせる。

<実装>
このカスタマイズで書き換えたファイルは次図の15ファイルです。
msgwithfile3




 ちょっとした改変ですが、スクリプト系言語では複雑多岐となります。

で、結果的にうまく実装できました。
メッセージ作成
msgwithfile1






受信メッセージの表示
msgwithfile2






 それなりに中身は深く、ここでは全て説明できないので、このテーマでお困りの方は個別にご相談ください。 お力になれると思います。




ho_cad at 15:11|PermalinkComments(0)

2023年03月12日

春の農作業シーズン到来!

 今年も田ごしらえの季節がやってきました。
 まずは、ギチギチに収めている農業用機械の入替作業。

 とりあえず無事トラクターはエンジンがかかり、出動準備完了。
 先々週に、去年収穫の米の春挽きの籾摺り作業をしたので、スクモ(もみ殻)を
焼いて燻炭にする作業です。

IMG20230311124800IMG20230311124813











できた燻炭は畑にすき込んで肥料にします。

 手前は去年の初冬に植えた白菜とキャベツですが、
白菜は雪の下を越して、めちゃめちゃ大きくおいしくなってくれました。
IMG20230311124843

見た目は悪いかもしれませんが、
表面が枯れているように見えるのは
雪の下で頑張った証拠です。

中はめっちゃ大きくてきれいなのです。





 大雪で裏山の木も倒木し、チェーンソーで切って整理しました。
IMG20230311125029
槇の木なので、マキストーブの燃料には最適です。

 今週にでも知人が取りに来る予定です。



 里山の維持は大変ですが ”季節ごとの喜び” も貰えます。

ho_cad at 14:36|PermalinkComments(0)