2011年07月

2011年07月29日

いよいよ!

お待たせしていましたゴーリー教則&練習ドリルのDVD「GKドリルパック 1」が完成しました!
8月中旬には出荷できる見込みですので本日から予約販売開始しています。

GK_DVD1


ちなみに上のレーベルおよびジャケットデザインは奥さん作です(笑)
予告編も陸トレのクリップを加えて再編集しましたのでご覧ください。



そして早くもDVD第二弾の撮影を開始していますので、できれば秋には発売したいと思います。また、ホッケーの陸上トレーニング全般を網羅したDVDも制作予定です。
どちらも今まで資料が少なく、リクエストが多かった分野でしたので、たくさんのみなさんに役立てていただければと思います。お楽しみに!

それでは。
hockeylabjapan at 04:59|この記事のURLComments(5)TrackBack(0)

2011年07月20日

ミラクル?

まずはコメント返信から、、、

じゅんちさん>
いやー私も早く読みたいです。そろそろヤンジャンのサイトで試し読みできるはずなので楽しみです。
大人の階段(笑)まぁヤンジャンですからグラビアは絶対ありますよね。




さて、アメリカでは主に女性と小学生のスポーツとして人気のサッカー、、、隠れたサッカー大国として膨大な登録人口を誇るのですが、やはりアメリカローカル(といっても差し支えないくらい)の3大スポーツであるアメフト、野球、バスケットボールの人気には到底及ばず、さらに北部で人気があり世界最高峰のプロリーグを擁するアイスホッケーの人気にすらビジネス面では及んでいないのが現状です。

そんなわけですから、多くのアメリカ人と話していても、ペレもジーコもベッケンバウワーも誰も知りませんし、男子のワールドカップ中でも誰も結果を気にかけないように見えます。(もちろん移民の国ですから南米やヨーロッパが近縁の人達はサッカー好きが多いです。)

女子のワールドカップはアメリカが優勝候補の筆頭の一つであっても、大会開催中ということすら知らない人たちがほとんどでした、、、彼女たちが決勝に進出するまでは。(なんといってもナンバーワンが好きな国なので、優勝に絡めると知るととりあえず興味はでるようです。)

私はたまたま飛行機で移動中に日米決勝が行われていたので飛行場のスポーツバーで延長戦から観戦することになりましたが、周りにはけっこうな人垣が出来て一喜一憂していましたし、翌日には何人のホッケー関係者から日本の優勝おめでとうと声をかけられました。

20戦以上対戦して一度も勝つことが出来ていなかった、体格もパワーも格段に勝るアメリカを破っての優勝は、まさに大金星であり奇跡のようです。しかし、日本の近年の国際大会での戦績や世界ランキング(4位)、主要メンバーが強豪国のトップリーグで活躍しているという事実、今大会既にドイツ、スウェーデンなどの強豪国を撃破して決勝に進出している勢いを考えれば、実力を付けてきた国が、大一番で素晴らしいパフォーマンスを披露した結果が優勝だったのだと、私は思います。いやむしろ団体競技では準決勝や決勝で簡単に奇跡が起きるわけもなく、少なくともベスト8以上の舞台に上がる実力があれば、結果は(運も含めて)様々な小さな要素の積み重ねで大きく変わってくるのではないでしょうか。

団体スポーツ史上の奇跡といえば、1980年のレークプラシッドオリンピックで大学生主体のアメリカが当時無敵のソ連を破って優勝したことが有名です。たしかにソ連を破った試合は奇跡の一つかもしれませんが、もっと注目すべきはその前にスウェーデン、チェコという超一流の国を撃破していることであり、さらにソ連戦の後もフィンランドを破って優勝していることです。つまり、ミラクルのチームには本当の実力があり、タレントが揃っていたのです。その証拠にミラクルのチームからはその後13名もの選手がNHL入りを果たし、5人が500試合以上出場を果たしています。そしてその恵まれたタレントを活かすために、最高のコーチを雇い、アメリカホッケー連盟が前例を見ない強化プログラムを敢行したことは後に広く知られることになりました。

親善試合や練習試合ではなく、本当の大会で結果を出すには、奇跡や強運を待ったり、何かがきっかけで都合良くブームが起きるのを期待するのではなく、まずは大舞台に上がることが出来る実力を養う環境とプログラムを開発して地道に取り組むしかないのです。過去にHPのコラムで取り上げましたが、かの川渕三郎がJリーグチェアマンから日本サッカー協会会長会長に就任した際、大きな指針の一つとしたのは、「女子サッカーの強化」でした。それから10年足らずで最高の結果に到達した女子サッカー、、、リーダーとなる人々の理念と実行力こそが(良くも悪くも)組織の結果を導き出すという好例にもなったようですね。

それでは。
hockeylabjapan at 13:15|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)

2011年07月15日

スピナマラダ!

ちょっとご無沙汰していますが、ただいまアメリカ各地のホッケーキャンプで教えています。

その間にいろいろなことがありましたが、、、2018年冬季オリンピックが韓国・平昌で開催されることが決まりましたね、、、アジアでの冬季オリンピック開催は、、、1998年の長野オリンピック以来20年ぶりですか!

今回のオリンピックはアジアのアイスホッケーにとって大きな転機になると思います。

今の所まったく個人的な想像に基づく話ですが、日本のアイスホッケー界はいよいよ危機感を持った方が良いと思います。なぜならばこのオリンピックはアジアのホッケーを大きく発展させる可能性があると共に、おそらく韓国をアジアホッケーの、名実共に盟主にする力があるからです。

私は過去数回しか訪韓したことはありません。しかし、韓国のホッケーはすでにカリフォルニア南部やフェニックス、ダラスなど北米の大都市部でホッケーが盛んになり、NHLにドラフトされる選手を輩出するようになった仕組みと似たホッケー構造を作り始めていると感じています。ホッケーというマイナースポーツを強化するためには、「日本をカナダのような環境にする」のではなく、財力など都市部の特徴を武器に競争力を付けたアメリカの大都市や、逆にローカルに徹して成功しているデンマークなどの国々を参考にすべきだと私は思います。すでに韓国のホッケーはまさにアメリカの都市部型の発展を遂げようとしていると思います。
そして何より、韓国では優秀な指導者を招き、彼らの知識とコネクションを十二分に利用したり、国際的な競争に勝つプロモーションを展開したりするノウハウ、政治力とメンタリティが、日本のスポーツ界の数段先を行っている姿を、すでにゴルフやフィギュアスケート、スピードスケートで目にしています。

全ての競技で開催国に自動的な出場権を与えるかという問題もまだあるようですが、韓国はここにアイスホッケーに大量投資する大義名分を得ました。この先の彼らの動向が非常に注目されますし、また、「これでアジアのホッケーが盛り上がるだろう」と思っているうちに、たしかに盛り上がったけれど、日本は置いて行かれたという状況になる可能性はあると思います。香港などを中心とする中国も、ビジネスとしてホッケーを捉え始めたら、たちまち有能な選手を輩出するプログラムを作る力はあると思います。NHL選手を輩出するために、必ずしもホッケーがメジャーな競技である必要はないことは世界の多くの地域で証明されているのですから。

そんなことを考えていたところ、以前から漫画執筆に協力させていただき、その後も連載に向けて何回か技術監修をさせていただいた漫画家の野田サトル先生が、ついにヤングジャンプで本格的なホッケー漫画を連載開始との一報が!(野田先生には「新世代のホッケー・システム編」の表紙イラストもお願いしました。ありがとうございました。)

MANGAの力はサッカーやバスケットボールで十二分に証明済みです。
ホッケーの魅力をより多くの人達に伝えてもらえるように、野田先生を応援しましょう!
こちらで試し読みもできるみたいですよ!

最後になりましたがコメントへの返信を、、、

ばっしぃさん>
もうすぐ完成してプレスに回す予定ですよ。8月半ばにはみなさんのお手元に届けられるようにしたいと思います。お楽しみに!

Kandai GK 55さん>
いやーデモして欲しかったけど、、、アメリカまでの旅費は出せないので、頑張って来て下さい(笑)

それでは。
hockeylabjapan at 12:35|この記事のURLComments(1)TrackBack(0)