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2007年01月01日
平成19年明の春NO2
門松
門松は、松の枝を組み合わせて作った飾りに竹や梅が添えられたもので、正月の間、家の門前に一対置きます。日本では松竹梅は縁起がよいとされており、特に松は古来、長寿を意味するものとして尊ばれてきました。本来、門松は年神を迎えるためのものでしたが、最近は正月飾りの1つと認識されることが多いようです。
おせち料理
おせち料理は、正月三が日に食べる特別な料理です。漆塗りの重箱には、口取り、焼き物、煮物、酢の物などが色とりどりに盛りつけられます。見た目が豪華である上、長持ちするのが特徴で、三が日くらいは主婦の家事が軽減されるようにという配慮もあって、現在のおせち料理ができあがったようです。地方によって多少の違いはありますが、おせちの中身はだいたい決まっています。そして鯛は「めでたい」、数の子は「子孫繁栄」、昆布巻は「よろこぶ」といったように、おせちの中身にはそれぞれ願いが込められているのです。
初夢
初夢(はつゆめ)とは、新年に初めて見る夢。この夢の内容で、1年の吉凶を占う風習がある。1月1日から1月2日、または1月2日から1月3日にかけての夜に見る夢を初夢とする。
室町時代ごろから、良い夢を見るには、七福神の乗った宝船の絵に「永き世の遠(とお)の眠(ねぶ)りの皆目覚め 波乗り船の音の良きかな」という回文の歌を書いたものを枕の下に入れて眠ると良いとされている。これでも悪い夢を見た時は、翌朝、宝船の絵を川に流して縁起直しをする。
初夢に見ると縁起が良いものを表すことわざに「一富士(ふじ)、二鷹(たか)、三茄子(なすび)」というものがある。この三つの組み合わせは、江戸時代初期にはすでにあったが、その起源については諸説ある。また、「四扇(おうぎ)、五煙草(たばこ)、六座頭(ざとう)」と続くこともある。
- 駿河国での高いものの順。富士山、愛鷹山、初物のなすの値段
- 富士山、鷹狩り、初物のなすを徳川家康が好んだことから
- 富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、なすは事を「成す」
- 富士は「無事」、鷹は「高い」、なすは事を「成す」という掛け言葉
「芝浜の 浮かれて騒ぐ 初寝覚」
遊民
平成19年明の春
各暦の年の数日間の事で、文化的には去年が無事に終わったことと、新しい年を祝う行事である。
「かのまた獅子と申すには、百済国にて普賢文殊のめされたる、猿と獅子とは御使者のもの。
猶千秋や萬歳と俵を重ねてめんめんにヘヘ楽しう成こそ日出たけれ」
狂言 靱猿より
初詣(はつもうで)とは、年が明けてから初めて寺社(神社・寺院)や教会などに参拝し、一年の無事と平安を祈る行事である。初参り(はつまいり)
「押し押され祈ぎこと多し初詣」
「初詣 いかに本殿 遠かりし」
鏡餅
鏡餅は、10〜20センチくらいの大小2つの平たくて丸い餅を、台の上に重ねたものです。正月には床の間に飾り、神仏に供えます。日本には、正月には年神という尊い神が家々を訪れるという古い信仰があり、その年神に鏡餅をお供えしてまつるというのがもともとの意味でした。しかし最近ではそのようなことを意識する人は少なく、鏡餅も正月飾りの1つになってしまっているようです。
「頂上に 朝日輝く 鏡餅」
「めでたさや 二段腹の 鏡餅」
遊民