2005年09月20日

北陸 〜平泉寺白山神社

2004年10月下旬。永平寺を訪れた後、えちぜん鉄道勝山永平寺線の終点、勝山へ。
この街に行ってみることに決めたのは、えつぜん鉄道福井駅に置いてあった観光パンフレットがきっかけだ。
パンフレットには、平泉寺白山神社の神秘的な写真が掲載されていた。林の中に静かに佇む古式縁の社。そういう感じを強く抱いた。

勝山駅には、無料のレンタサイクルがある。
まず、駅から、九頭竜川を渡る。大きな勝山橋には、強風が吹き付ける。

越前大仏伽藍遠景

国道157号線を進むと、大きな五重塔が見えてきた。越前大仏のある清大寺だ。
不思議な音楽が聞こえてくる。広い駐車場に停まっている車はほとんどない。
自転車を停め、門前町というか商店街を歩く。ほとんどはシャッターが降りている。中には開いている店もあるが、店員は別の店舗にいるようだ。
次第に、この寺がいわゆる「観光寺」だということがわかってきた。

清大寺「シャッター街」

見物でもしてみたい気もしたが、日本最大という大仏拝観には800円とると聞き、やめる。しかし、後日、見物談を載せたウェブサイトを見ていたらなかなか面白そうで、見なかったことを後悔してしまった。お坊さんたちも何人か見たが、修行とかはしているのだろうか。

越前勝山城

さらに、157号線を進むと、田んぼの中に、大きな城が見えてくる。越前勝山城(博物館)だ。
どうやら、越前大仏とこの城は、同じ人物が建立したとのこと。城の敷地内にあるラブリー牧場直営「みるく茶屋」にて、濃厚なソフトクリームをたしなむ。
時間がないので、城には入らず、その脇を抜けるようにして平泉寺白山神社へ。
途中から、坂道となる。日本の道百選にも選ばれているという石畳の参道は、自転車で登るにはきつそうで、また熊が出没しそうな雰囲気でもあったので、帰りに使うことにし、並行して走る舗装道路をゆくことにする。

白山神社

勝山城から20、30分は坂道を登っていたと思うが、ようやく白山神社第一駐車場に到着。そこに自転車を停め、鳥居の前へ。
山伏姿のおじさんが、ちょうど降りてきた。彼は、停めてあった車に乗り込んで行ってしまった。
白山に登っていたのだろうか。

白山神社

一礼して、鳥居をくぐる。礼をしなければ神域に入れないほどの重苦しさを感じる。
境内は、木々で鬱蒼としている。開祖の泰澄大師に由来する御手洗池もある。
かつて、この神域は、神仏習合の一大拠点となっていたそうだが、広い境内以外には、その跡はない。
もしかしたら、来る途中の道路沿いの田畑のあるところに、堂宇が居並んでいたのだろうか。

白山神社

拝殿近く。周囲は苔で占められている。夏なら、きっと色鮮やかだろう。それにしても、この陰鬱な地は、あまりにも日本的だ。アニミズムの聖地だとシロウトながらに思う。
神仏習合の場ではなく、最初から神道の聖地としてこの地自体をご神体として崇拝すべきだったと思う。

帰り道。石畳の参道を自転車で滑走する。
この道は、その昔、僧たちが九頭竜川の河原から手で運び上げて造り上げたそうだ。
一向一揆の宗徒たちに滅ぼされるまでは、多くの人々が行き来したのだろう。

白山神社石畳の参道

この白山神社の歴史は、勝山市ホームページのこちらで知ることができる。



hodofin at 02:35コメント(0)トラックバック(0)国内旅行 | 北陸 

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