2005年10月09日

北陸 〜昼の金沢

リンク一覧はこちらをクリック

2004年10月下旬。
前夜にライトアップされた城門を眺めた石川門から、金沢城へ入る。

石川門

青空の下、平成13年に再建された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が、気持ちよく伸びをしているようにしている。
広い敷地内は、開放的で、すがすがしい。
巨大な菱櫓を見るだけで、かつての金沢城の威容をうかがい知ることが出来る。

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓

菱櫓

かつて、ここは軍司令部が置かれていたり、金沢大学のキャンパスだったりしたが、市が買い取って公園にしたそうだ。
完全に城を復元することはむずかしいだろうが、現在の復元だけでも、充分に価値がある。

武器庫だったという三十間長屋、林の中の辰巳櫓を見た後、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓に入る。中は明るく、既存の城の薄暗いというイメージはない。
また、石垣や城の再建を映像などで説明していて、ハイテクとローテクの融合した再建ということを実感できる。

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓より兼六園方面

石川門から公園を出る。橋を渡ると、兼六園
茶店通りの店を軽く冷やかしながら、中に入る。

徽軫灯籠と霞ヶ池

徽軫灯籠は、上の方の松が少しジャマ。
霞ヶ池に投網のようにかかっている松が、下からの支え木で何とか、池に落ち込まないでいる。
池のほとりに建つ冬支度の準備が始まっていた。

金沢の地名の由来ともいわれる金城霊澤観光協会のサイトによれば、この湧泉は、かつて芋掘藤五郎という男が芋を洗ったところ、砂金がでてきたことから「金洗いの沢」と呼ばれたのだそうだ。

県立美術館脇の美術の小径を降り、しばらく歩いた後、犀川を渡る。

W坂。犀川を渡ったところにある

寺町に着く。思っていたよりも小ぶりな寺が通りを挟んで点在している。
戦のときは砦にすることを考えて建てられたそうだが、役に立つとはなかなか思えない。
それとも、今は広い道路が当時は狭く、また寺ももっと多くて密集していたのだろうか。

寺町

通称「忍者寺」の妙立寺へ。ここはガイド付のため、自由に観覧することが出来ない。本堂脇のインターフォンを押して予約を申し込む。
まず、ガイドの女性が本堂にて寺歴を説明する。本堂にある賽銭箱からして、からくりである。
次いで、寺の中を案内してくれる。驚くような仕掛けが随所にある。一方で、藩主の来訪に備えたからくりもあり、この寺の重要性がよくわかる。
この寺は、かなり面白く、またガイドの女性もプロフェッショナルといっていいくらいの説明振りなので、ぜひ、訪れてほしい。入場料800円以上の価値はある。

忍者寺

夕方、バスで野田山墓地へ。この山は、前田利家とまつをはじめ、多くの人々の墓で埋め尽くされている。
明治時代の軍人の墓や、風化して墓碑が読めなくなった墓も多い。
幽霊よりも、「熊に注意」の看板を気にしつつ、頂上の利家とまつの墓へ急ぐ。手入れが施されているのかと思ったが、木々がうっそうと繁り、誰もいないこともあり、気味が悪くなる。
途中、大雨が降ってきたので、日露戦争時のロシア軍捕虜の墓は見ることが出来なかった。

雨がやんだ頃、大乗寺に到着。 五木寛之「百寺巡礼」でも紹介されている。
山門の重厚感が、隣接する墓地と合っている。

大乗寺

大乗寺を出ると、夕焼けだった。
野田山墓地は、今でも市民の墓地としての役割を担っている。
山の北側、大乗寺伽藍の近くが新たに開発され、真新しい墓が幾重もの列をなしていた。



hodofin at 03:15コメント(0)トラックバック(2)国内旅行 | 北陸 

トラックバックURL

トラックバック一覧

1. 北陸 〜那谷寺  [ 国内ちょこちょこ旅行 ]   2005年10月09日 15:43
2004年10月下旬。小松駅より、バスにて那谷寺へ。本数が少ないので、あらかじめ調べて置いたほうがよい。また、これは普通の路線バスだが、本当は、JR加賀温泉駅前のアビオシティ加賀より、キャンバスを利用した方が便利だ。近くの店で、那谷寺そばを食べる。門前に....
2. 北陸 〜夜の金沢  [ 国内ちょこちょこ旅行 ]   2005年10月09日 15:45
2004年10月下旬。金沢に着く。すでに夜。 ライトアップされた石川城の白壁が美しい。漆黒の闇に、浮かび上がるようだ。橋に登らなかったことは後悔しているが、高くそびえる城門を、下から仰ぎ見ることが出来た。石川城に先立って訪れたのは、ひがし茶屋街だ。喧騒は....

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
ほどほど日記
Amazonライブリンク
QRコード
QRコード
Recent Comments
  • ライブドアブログ