デリーの朝。雷がゴロゴロ、そして大雨。

チェックアウトの時も止まぬ。ホテルには車止めが無く、ガードのオジサンが傘を指してくれるが、Uberは50mも手前で止まって到着しました風を吹かしているから、キレながら電話する。

道は川になっている。こりゃ大変だ。
DSC02536
洪水渋滞もあちこちで発生。時間はかかったが早めに出て正解。
DSC02539
インドの空港に入る時は、チケットのプリントアウトか携帯の画面を執拗にチェックされるので油断できぬ。今回は用意しておいた。
DSC02544
エアインディアはスターアライアンス。ラウンジで少し食べることができた。
DSC02542
ゲートまで果てしなく遠い。早足でも15分といったところか。

フライトは遅れている。何のアナウンスもないから理由なんてもっとわからない。

わらわらとインド人が群がっている。却って非効率だと思う。
DSC02546
更に一時間遅れ、小刻みに遅れるの何なんだ。

5分くらい戻ったところにあるビアバーに。
DSC02547
値段が分からず注文してしまったら、税込1300ルピーもした。
DSC02548
ヤケ飲み。ただし、小麦は本格的だった。

ゲートに戻るとまた1時間遅れ。4時間目だ。

15分歩いて、ラウンジに戻って昼食。カレー各種ヤケ食いだ。
DSC02550
今朝の雨のせいかと思ったが、私のフライトだけ極端に遅れているから単に運が悪いだけだ。
DSC02551
また遅れるだろうとタカをくくっていると、掲示板がBoarding Nowと変わっている。

ゲートに急ぐ。直ぐにLast callに変わった。

こりゃ中国東方航空と一緒だ。まだあの時は「現在開始搭乗了っ」という中国語だけのアナウンスはあった。それでも遅延した飛行機に乗り遅れたという失態をやらかしたのは1度や2度ではない。

ゲートに戻った時は、殆ど搭乗は終わっていたので流石に焦った。少しでも遅れていたらアウトだった。案内放送があったり、名前まで呼んでくれるのは日本だけだろう。

バラナシ空港では、迎えのドライバーが待ちくたびれていた。遅れが判ると直ぐに連絡したのだが、間に合わなかったと。念仏のように、疲れた、何も飲んでない、食ってないと唱えるから、チップくれくれと聞こえるのだが、気のせいか。

近代的な高架道路を走る。イメージと違う。
DSC02552
否、街中は雰囲気出てきた。
DSC02553
牛も通る。この牛はムスリムのもので、食うという。バラナシでさえ、イスラムの影響はあり、特に女性は直ぐにそれと判る。
DSC02554
ボートとの乗りつぎの関係か、チャイタイム。
DSC02557
素焼きのカップいいなぁ。使い捨てだという。

ボート乗り場で、ドライバーさんから船頭さんに引き継ぎ。500ルピーのチップを渡すが妥当だろうか。1000は流石に多すぎるか。

ガンジス川沿いの宿は、殆ど車が辿り着けず、途中から20分程凸凹道を歩くしか無いのだが、今日の宿はボートでの送迎がある。
DSC02560
ガンジスの流れ。夕陽タイムと重なった。
DSC02563
年季の入ったモスク。
DSC02572
もうそこだ、舟は着岸していく。
DSC02573
一瞬イタリアのベニスかと思うような素敵すぎる演出。荷物は運んでくれる。この階段を登らされるのが信じられないとGoogleの書き込みがあったが、無粋極まりないと思う。
DSC02576

DSC02578
部屋からもガンジス川が見える。部屋自体は簡素で三つ星級ではあるが、特に不便はない。

テラスも開放的で眺めがいい。
DSC02579
ロケーションと雰囲気が何よりも上回っている。
DSC02581
価格は1泊15000ルピーだから安くはないが、イタリアだったらいくらするのか、想像もできぬ。