ほいみのそれから

銀行員→専業トレーダー→再就職→破産から復活へと歩み出すアル中廃人の日記

2012年09月

ユーロ

週末のECBの国債買い入れの報道にはまいりました。

ユーロを売っている身としては、酒を飲みながらもどうなるか注目していましたが、ユーロ円が99円を超えてきた時点で一回降参。もともと98円台でレンジが続いていた時点で「これは下がりにくいな」とは感じていましたが、材料でもチャート的にも不利な状況では一回撤退するしかないです。
幸い平均コストが高かったので傷は浅くて済みましたが。

ぐっちーさんが言うように、今回の国債買い入れについては悪くはないが遅いし実効性にも疑問があると。ということで「何も進まないユーロ問題」という認識は変えず、数か月先の危機を見据えて時期をみながら再び売りを積み上げていくつもりです。
トレードを引退して以来株も為替もロスカットはほとんどなかったんですが、やっぱり小さくても損失は嫌なもんですね。久々に味わう感覚が新鮮です(笑

黒木 亮

トリプルA  小説 格付会社 上 (幻冬舎文庫)
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すでに金融小説の大御所といってもいいくらいの人ですが、先日新刊が出てたので買って読んでみました。
上下で2巻セットです。

格付けというものが世に出て、それが激動の金融史の中でどのように発展し、どんな役割をしてきたか。
登場するのは架空の格付け会社ですが、モデルは明らかにムーディーズとS&Pですね。
この両者のかたや傲慢な、かたや誠実な格付けが世の中を揺らしながら大きく発展していく過程を書いた話です。ストーリー自体はまあまあなんですが、この本は金融小説には珍しく、主要登場人物や企業以外は全て実在する(した)ものが書かれてるんですね。

時代は不動産バブル発生からバブル崩壊、日本の金融危機とつながり、その後CDO市場の膨張からのアメリカの住宅バブル、そしてその崩壊からリーマンショックに至る過程が史実どうり克明に描かれています。ここ20年ほどの金融史の総まとめのようなものでもあるので、相場に関わる人は知っておいたほうがいいことばかりです。巻末の参考文献のすさまじいほどの多さにはビックリです。
自分も記憶がかなり薄れていたサラリーマン時代の出来事がいろいろ思い出せてよかったです。株式初心者であった自分が金融危機に翻弄されていた時代を懐かしくも思いました。

外資系企業や投資銀行などは、銀行員時代の自分には雲の上の世界でしたが、そういった世界をこの人はたくさん見せてくれるのでいいですね。ついついその後もこの人の小説ばかり読んでしまいそうです。
Profile

ほいみ

47歳♂ 会社員
東京都某区在住

資産を全て失いフリーターから人生をやりなおす日々
13年ぶりにサラリーマンに復活

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