2015年01月30日
年末調整と確定申告
名前は聞いたことがあるけど、違いは・・・
年末調整も確定申告も所得税に関わる手続きのことをいいます。
基本的には一定額以上の所得のある方はすべて確定申告をする必要があります。会社員などの給与所得のみの方は会社が毎月の給与のたびに、源泉徴収(給与の支払い者=会社が、支払時に一定の所得税を給与から天引きして、給与などを受け取る人に代わって納税する制度)し、12月の最終支払日にその過不足を調整=年末調整することで所得税の清算が終了します。
所得のある全ての方が自分で約1ヶ月間の申告期限のうちに確定申告をすることは非常に大変なことですし、受け付けるほうも大変です。年末調整を行うことで給与所得の方は会社単位でまとめて申告していただくことになり、各人が申告をする必要もないため申告漏れもなくります。しかし、税金に触れる機会がなくなる分、仕組みが理解できない方が多くなっていることも否めません。
確定申告は所得税を納めるためにするだけではなく、申告することでお金が戻ってくる(還付)ためにもすることがあります。
税金はこちらから申請しないと戻ってきませんので仕組みを知ることは非常に大切です。
次回はもう少し詳しく年末調整と確定申告についてご紹介します。
2015年01月19日
成人式
大変遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます。
今年も保険ゴリラをよろしくお願いいたします!
先週は、成人式でしたね。
成人の日は「大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」として昭和23年から始まり、平成11年まで1月15日を国民の祝日として行われてきました。
現在では平成12年のハッピーマンデー制度導入に伴い、1月の第2月曜日が成人の日となります。1月15日を「成人の日」としていたのには諸説ありますが、元服の儀が行われていたことや、1月15日までは"松の内"(松飾りを付けておく期間)で、めでたいということがあったようです
また日本では憲法に「年齢二十歳をもって成年とする」という規定があり、成年に達する=20歳になることを「成人する」といいます。
成人する(20歳になる)と
・選挙権が与えられます。
・裁判員に選ばれる可能性があります
・お酒が飲めるようになります。
・タバコが吸えるようになります。
・競馬、競輪等公営競技の投票権が買えるようになります。
・親の同意なしでローンが組めます。
・国民年金への加入義務が発生します。
・親の同意なく結婚できます。
等々20歳になると許されることがたくさん増えますが、社会的責任もぐっと増します。
成人式といっても「2分の1成人式」というものがあるのをご存知ですか?
成人の2分の1、つまり10歳の時に行う式で、小学校などで開催されているものです。もちろん全てで開催されているものではないようですが10歳という節目に、これまでの感謝と将来の夢を描く良い機会になりそうですね!
2014年12月22日
マスク
風邪やインフルエンザを予防するためにモマスクを着用することが大切です。大半のウイルスは普通の紙やガーゼでできたマスクを簡単に通り抜けてしまい、こうしたマスクでは感染予防効果が劣る可能性があります。代表的なマスクをウイルスの捕集効率が高い順番に並べると、次のようなものがあります。
N95マスク……ウイルスを95%以上カットすることができる。ウイルスよりも大きな細菌はほとんど阻止できるので、結核病棟などで医療従事者が結核に感染するのを予防するためにも使用されている。 サージカルマスク……ウイルス補修率はN95には及ばないものの、経済的で通常の細菌感染の対策につながるので、外科手術時などにも使用されている。 その他の市販マスク……通常のガーゼや使い捨ての紙を用いたマスク。飛散しているウイルスを吸い込んでしまう可能性があるが、唾液のような水分中に含まれるウイルスをカットする効果は期待できる。 N95マスクのような、風邪の原因となるほとんどのウイルスをカットするマスクもすでに商品化されています。従来の紙でできたマスクでは、空気感染する病原体は通過してしまうことが多いのですが、何もしない状態と比べると飛沫感染(咳やくしゃみ)の予防には効果的です。ただ、どんなに優れたマスクでも、着用方法を誤ってしまっては効果が落ちてしまいます。 正しいマスクの着用法 飛沫感染・空気感染ともに、主に鼻や口の粘膜から病原体は感染します。一般的な風邪の場合には感染した人からのくしゃみや咳による飛沫感染が主ですが、インフルエンザウイルスは飛沫感染だけでなく、床や地面に一度落下した病原体が空気の流れによって再び舞い上がって空気感染を起こす危険性もあります。特に換気の悪い部屋の中には比較的長時間ウイルスが舞い続けるということもありますので、単純に顔の前からマスクをして鼻や口を覆うだけでは、マスクの隙間からウイルスが入り込んでしまうことも十分に考えられます。
少しでもマスクの予防効果を高めるためには、隙間のないように着用することです。特に、マスクを顎(あご)のあたりまですっぽりと覆うように意識してみてください。人間の鼻の穴は下を向いていますから、地面から舞い上がったウイルスをできるだけ直接吸い込まないためです。単純なことのようですが、本来の感染予防策とは、この「ちょっとしたこと」の積み重ねが大切なのです。また、外出時に使用したマスクには、ウイルスが付着している恐れもありますので、家の中に入る前にゴミ箱に捨てるようにしましょう。同様に、室内に入る前には衣服をスプレー式の消毒薬で消毒するのが理想です。
風邪やインフルエンザなどの感染症を100%予防することは、現実的には不可能です。しかし、同じように手洗いやマスクをするのであっても、より適切に用いることで少しでも予防効果を高めることが大切です。また、日本独特の風邪の予防法である水道水によるうがいや部屋の加湿もお忘れなく!