2014年04月
2014年04月19日
損害賠償とは?
私たちは日常生活を送る中で、例えば自動車の運転を誤って通行人にケガを負わせたり、自転車走行中に止めてあった車を傷つけてしまったなど、自らの過失によって他人に損害を与えたり、他人の過失によって被害を被ったりすることがあります。
民法では自分の過失により他人に損害を与えた場合、損害が発生しなかったのと同じような状態に戻さなければならないとされています。これを損害賠償といいます。
損害賠償は金銭によることが原則です。また損害賠償の対象となるのは財産的な損害ばかりでなく精神的な損害=慰謝料も含まれます。
例えば停車中の車に後ろから衝突してしまった場合を例にあげてみましょう。
相手の車に乗っていた方の入院や通院の治療費や文書料、休業損害、慰謝料(精神的損害)や逸失利益(事故により身体に障害を残し、労働能力が減少したために将来発生するであろう収入の減少金額)、車の修理費、代車費用などが損害賠償の対象となります。