2015年01月30日

年末調整と確定申告

毎年、秋から年末にかけては年末調整、そして、年が明けて原則2月16日から3月15日には確定申告が行われます。そもそも年末調整と確定申告はどう違うのでしょうか。
名前は聞いたことがあるけど、違いは・・・

年末調整も確定申告も所得税に関わる手続きのことをいいます。
基本的には一定額以上の所得のある方はすべて確定申告をする必要があります。会社員などの給与所得のみの方は会社が毎月の給与のたびに、源泉徴収(給与の支払い者=会社が、支払時に一定の所得税を給与から天引きして、給与などを受け取る人に代わって納税する制度)し、12月の最終支払日にその過不足を調整=年末調整することで所得税の清算が終了します。

所得のある全ての方が自分で約1ヶ月間の申告期限のうちに確定申告をすることは非常に大変なことですし、受け付けるほうも大変です。年末調整を行うことで給与所得の方は会社単位でまとめて申告していただくことになり、各人が申告をする必要もないため申告漏れもなくります。しかし、税金に触れる機会がなくなる分、仕組みが理解できない方が多くなっていることも否めません。

確定申告は所得税を納めるためにするだけではなく、申告することでお金が戻ってくる(還付)ためにもすることがあります。
税金はこちらから申請しないと戻ってきませんので仕組みを知ることは非常に大切です。

次回はもう少し詳しく年末調整と確定申告についてご紹介します。


hokengorira at 07:00コメント(0) | 社会制度  

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