2015年02月06日
年末調整
年末調整とは勤務先が給与所得者に対して1~12月の1年間に支払った給与につき12月の給与最終支払日にその過不足を調整する仕組みのことです。
前回も述べましたが、本来所得税の納税は原則として確定申告によって行うものです。しかし、会社員や公務員の場合、勤務先が毎月の給与から所得税を天引きする=源泉徴収することで税金を納めていますので、税金の申告は不要となります。
では、なぜ毎月給与から天引きしているのに年末調整する必要があるのでしょうか。それは源泉徴収されている所得税額の合計と本来納める所得税額が必ずしも同じ額にならないからです。給与から天引きによって源泉徴収されている所得税額には、生命保険料控除などが反映されていません。また扶養家族が増えたり、病院で医療費を支払ったりしたようなことも反映されません。つまり源泉徴収は概算による所得税のため、年末調整することで正しい所得税に直す必要があります。
また年末調整したら確定申告する必要がないかといえばそうではありません。以下の場合は給与所得者でも確定申告することで還付を受けられるかもしれません。
・給与年収が2000万円超の人
・2ヶ所以上から給料をもらった人
・副業の収入が20万超の人
・会社をやめて退職金をもらった人
・高額な医療費を支払って医療控除が必要な人
・前年の途中で退職して再就職していない人
・家を購入して初めて住宅ローン控除を受ける人
などです。年末調整は自分で計算しないため、確定申告が面倒に感じるかもしれませんが、もらえるものはしっかり申告してもらいましょう!!
前回も述べましたが、本来所得税の納税は原則として確定申告によって行うものです。しかし、会社員や公務員の場合、勤務先が毎月の給与から所得税を天引きする=源泉徴収することで税金を納めていますので、税金の申告は不要となります。
では、なぜ毎月給与から天引きしているのに年末調整する必要があるのでしょうか。それは源泉徴収されている所得税額の合計と本来納める所得税額が必ずしも同じ額にならないからです。給与から天引きによって源泉徴収されている所得税額には、生命保険料控除などが反映されていません。また扶養家族が増えたり、病院で医療費を支払ったりしたようなことも反映されません。つまり源泉徴収は概算による所得税のため、年末調整することで正しい所得税に直す必要があります。
また年末調整したら確定申告する必要がないかといえばそうではありません。以下の場合は給与所得者でも確定申告することで還付を受けられるかもしれません。
・給与年収が2000万円超の人
・2ヶ所以上から給料をもらった人
・副業の収入が20万超の人
・会社をやめて退職金をもらった人
・高額な医療費を支払って医療控除が必要な人
・前年の途中で退職して再就職していない人
・家を購入して初めて住宅ローン控除を受ける人
などです。年末調整は自分で計算しないため、確定申告が面倒に感じるかもしれませんが、もらえるものはしっかり申告してもらいましょう!!