2015年02月19日
季節到来! 花粉症
毎年この時期になると憂鬱になる方が多いのではないでしょうか
今年もやってきました花粉症
現在日本人の約25%が花粉症だといわれています。
花粉症は、スギなどの花粉(抗原)が原因となって起こるアレルギー疾患の一つです。特にスギ花粉症は冬の終わりから春にかけて、毎年、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状で多くの人を悩ませています。日本では、スギのほかにもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約60種類の植物が花粉症を引き起こすとされています。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりの鼻の三大症状だけでなく、目の症状(かゆみ、涙、充血など)を伴う場合が多く、その他にのどのかゆみ、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽい感じなどの症状が現れることがあります。
花粉症の患者さんは年々増加しています。なかでもスギ花粉症の増加が目立っており、1998年と2008年で比較すると、有病率は16.2%から26.5%へと1.6倍に増加しています。
ではなぜスギ花粉が増えたのでしょうか。
スギは植林後40年ほどで成木になり、花粉を飛散しはじめます。現在植林されたスギの大半が樹齢30~40年となり、活発に花粉が飛散する時期を迎えています。 戦後に植えたスギが、いままさに花粉をまき散らしているのです!